買うならどっち?フラグシップ Xperia 1 IV / Xperia 1 III 徹底比較!

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Xperia フラグシップモデル NEWモデル『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』と 先代『Xperia 1 III(XQ-BC42)』を徹底比較。買うならどっち?

こんにちわ、ソニーショップさとうち の しげ です。

9月26日(金)に発売日を迎えた、フラグシップ SIMフリー対応Xperia『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』。

基本性能やカメラ性能が大きく進化していますが、3度の値下げで随分購入しやすい価格に落ち着いた先代『Xperia 1 III(XQ-BC42)』も気になる存在。

て事で今回は『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』と『Xperia 1 III(XQ-BC42)』を比較レビュー、違いを徹底的に解説したいと思います。

ぜひ購入時の参考にしてください!

Xperia 1 IV(XQ-CT44)/ Xperia 1 III(XQ-BC42) 外見比較

まずはサイズ感の比較。

『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』『Xperia 1 III(XQ-BC42)』共に、縦・幅・厚み 共に同じ。

質量に関しても 1g の違いですので、サイズ感は全く同じといっても差し支えないかと。

ただし手に取ってみると持ち味が全然違います。

『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』は側面のエッジが立ったデザインで(『Xperia 1 III(XQ-BC42)』は丸みを帯びたデザイン)私的には持ちやすくなっていいなぁと感じましたが、どちらがいいのかは個人の好みもあるかと思います。写真ではこのあたりは分からない部分でもありますので、気になる方はぜひ実機を手に持ってご確認ください。

本体デザインで違うのは以下の2点。

1点目は『Xperia 1 III(XQ-BC42)』にあった Google アシスタントキー が『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』ではなくなっていること。

個人的には全く使うことの無かったボタンで電源ボタンと間違って押すことも多かったので、どちらかというと無くなってよかったと感じるところですが、Googleアシスタントキーをよく使っていたよという方にとっては気になる違いなのかもしれません。

もう1点が『Xperia 1 III(XQ-BC42)』は左側面にあった SIMカード / microSDカードスロット が、

『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』本体底面 USB Type-C 端子の横に変更となっていること。

SIMトレイもコンパクトになっていて、表面にSIMカード、裏面に microSDカード が収納出来るようになっています。

注意すべき点として『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』では SIMカード2枚による デュアルSIM には非対応となっている点。デュアルSIM を利用したい場合は、「SIMカード + eSIM」という形で利用することになりますが、デュアルSIM 利用時でも microSD を利用出来るようになりました。
 ⇒ eSIM については UQ mobile サイト内にてご確認いただけます

カラーバリエーションは、『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』が ブラック、アイスホワイト、パープル の3色、『Xperia 1 III(XQ-BC42)』が フロストブラック、フロストグレー、フロストブルー、フロストグリーンの4色展開。いずれもガラスに溶け込む光によって表情を美しく変えるフロスト仕上げ。指紋も付けにくく高級感のあるデザインです。

同じ色合いの「ブラック」「パープル」は少し色味が違いますので、気になる方は展示機などでご確認いただいた方がいいかもしれません。

なお『Xperia 1 III(XQ-BC42)』のフロストグリーンは国内SIMフリーモデル限定カラーとなっています(『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』には残念ながら限定カラーの設定がありません)。

Xperia 1 IV(XQ-CT44)/ Xperia 1 III(XQ-BC42) 性能比較

基本性能

『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』は CPU が最新の「Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform」に刷新、性能が 20% 向上する一方、30%の消費電力削減を達成、GPUについても30%の性能向上と25%の消費電力削減したとのこと。メモリー(RAM)も 16GBに増量しているので、基本性能は大きく向上しているといえそうです。

またバッテリー容量も『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』では大幅に増量。一度の充電で長く使えるようになりました。

急速充電(USB PD)やバッテリーの寿命を延ばす「いたわり充電」や「ワイヤレス充電」、他のスマホやヘッドホンなどにバッテリーのおすそわけが可能な「おすそわけ充電」にも対応しています。

ディスプレイ

ディスプレイは共に、約6.5インチ/有機EL シネマワイドディスプレイで、4Kならではの高精細な画質と画面リフレッシュレート120Hz駆動によるなめらかな動きにも対応しているもの。違いは画面の明るさの違いで、『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』では、50%程輝度が向上しているとのこと。

(『Xperia 1 III』には液晶保護シートを装着しているとはいえ)最大輝度ではこれだけの違いがあります。屋外使用時の見づらさが軽減されそうですね。

カメラ

両機共にレンズ構成は同じで、3つのレンズと暗所でも精度の高い AF を実現する「3D iToFセンサー」を搭載。

ただし『Xperia 1 IV(XQ-CC52)』のリアカメラには、超広角レンズ(16mm / F2.2 )・広角レンズ(24mm / F1.7 )に加え、スマートフォンにおいて世界初となる (85mm / F2.3 〜 125mm / F2.8)の望遠光学ズームレンズを搭載。

85~125mm の画角全域で解像度やAF性能の劣化なく動画や静止画の撮影に対応。デジタルズームを併用すれば 16mm~375mm の画角での撮影に対応。また全てのリアカメラに120fpsの高速読み出しに対応した有効画素数1220万画素のイメージセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載したことで、動画・静止画撮影時の高速・高精度なAF / 被写体追尾が可能になりました。

フロントカメラも前モデルから大型化した有効画素数1220万画素の「Exmor RS for mobile」イメージセンサーを搭載することで、4K HDR 対応の自撮り撮影にも対応。自撮りでもキレイな動画撮影が可能になるなど、静止画、動画ともに大きな機能向上を果たしています。

「Xperia PRO-I」のみに搭載されていた動画撮影アプリ「Videography Pro」も『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』ではプリインストール。

撮影環境に応じて、フォーカスや露出、ホワイトバランスなどの設定を、素早く直感的に、かつ正確に調整できるだけでなく、被写体を追従し続ける「瞳AF」と「オブジェクトトラッキング」にも対応し、背景の移り変わりなどの多い場面でもしっかりと被写体にフォーカスが合った動画撮影が可能に。

ズームに関しても動画撮影を止めることなく超広角カメラから望遠ズームレンズまでシームレスなズーミングが可能になのも大きなポイント。さらに全てのリアカメラでの 4K 120fpsのハイフレームレート撮影と最大5倍のスローモーション撮影が可能になりました。

別売のVlog Monitor『XQZ-IV01』や Bluetooth対応の三脚機能付シューティンググリップ『GP-VPT2BT』の装着にも新たに対応しているので、高画質なメインカメラを使ったVlog撮影もラクラクです。他にも Xperia単体で YouTube ライブ配信が出来たり、外部モニター機能を使って α を使った高画質なライブ配信にも対応しています。

  Xperia 1 IV(XQ-CT44) Xperia 1 III(XQ-BC42)
カメラ 超広角(16mm): 12MP 120fps読み出し
標準(24mm): 12MP 120fps読み出し
望遠(85-125mm光学ズーム):12MP 120fps読み出し
全レンズリアルタイム瞳AF /リアルタイムトラッキング
全レンズ最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写
全レンズ4K120fpsハイフレ/スロモ動画撮影
シームレスズーム
ライブ配信機能
超広角(16mm): 12MP
標準(24mm): 12MP 120fs読み出し
望遠(70, 105mm可変式): 12MP
リアルタイム瞳AF /リアルタイムトラッキング
最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写

サウンド

『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』はサウンド面でも大きく進化。

まず本体スピーカーの最大音圧が『Xperia 1 II』比で約40%向上し低音性能もアップ。さらに筐体振動を抑制することでよりクリアな定位を実現、臨場感や迫力がさらに向上しています。

新たな試みとして、クラウド処理による高音質化でプロレベルの録音を実現する音楽録音機能「Music Pro」を新搭載。

収録した音をクラウドにアップロードすることで、音源分離技術を用いたノイズの除去を行ない、ソニーの高性能な真空管マイクの周波数特性およびスタジオ録音機材がもつ繊細で良質な響きまでを再現。より高音質でプロレベルの録音体験が可能となります。

※初回100MB以上のStudio tuning機能の利用には月々580円(税込)のサービス加入が必要

ゲーム

より本格的なゲームプレイを望まれる方には、『Xperia 1 IV』の性能を最大限まで引き出す多機能ゲーミングギア『Xperia 1 IV Gaming Edition』も新しく登場。スマートフォンに最高クラスの性能を求めるゲームプレーヤーのために、ゲーム実況配信を高品質で行いたいストリーマーのために、冷却機能と配信機能を備えたゲーミングギアとなっています。

詳細については以下のリンク先も参考になさってください。

プレイも配信も快適に ゲーミングギア Xperia Stream(XQZ-GG01)登場!
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その他の機能差

他にも『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』にのみ搭載されている機能は以下の通り。

  • ローカル5G(n41)にも対応
  • 次世代Bluetooth「LE Audio」にも対応予定

Xperia 1 IV(XQ-CT44)/ Xperia 1 III(XQ-BC42) 価格比較

購入時に1番気になるのはやっぱり販売価格ですよね!こちらについてもしっかりと見ていきたいと思います。
 ※ 2022年12月1日(木)、Xperia 1 III(XQ-BC42)が 9,900円の値下げとなりました!

2022年12月03日地点 でのソニーストアでの販売価格は以下の通り。

  Xperia 1 IV(XQ-CT44)
Xperia 1 IV(XQ-CT44)
Xperia 1 III(XQ-BC42)
Xperia 1 III(XQ-BC42)
ソニーストア価格  174,900 円(税込) 119,900 円(税込)
36回分割払 2~36回目:4,800 円(税込)
1回目:6,900 円(税込)
2~36回目:3,300 円(税込)
1回目:4,400 円(税込)
残価設定クレジット 2~24回目:5,400 円(税込)
1回目:7,700 円(税込)
残価:43,000円(税込)
2~24回目:3,700 円(税込)
1回目:5,800 円(税込)
残価:29,000円(税込)

両モデルの差額は 55,000 円(税込)。1回のお支払いを抑えることが出来る「36回分割払」や「残価設定クレジット」もご利用可能、今なら金利手数料無料となるキャンペーンも実施中です。

また2023年1月31日(火)まで『Xperia 1 IV キャッシュバックキャンペーン』実施中!キャッシュバック金額を反映した実質的な差額は約40,000円。

今回紹介させていただいた機能差(「基本性能」「ディスプレイ」「カメラ」など)や手に持った時のフィット感などを考慮しつつ、どちらを購入するべきかご検討いただければと思います。


今回は ソニーストアにて発売中の SIMフリー対応Xperia 『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』『Xperia 1 III(XQ-BC42)』の違いについて記載させていただきました。

購入時の参考にして頂けると嬉しいです。

Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』

あなたのクリエイティビティを解き放つ、フラッグシップXperia

ソニーストア価格:174,900 円 (税込)

 2022/09/22 現在の価格

Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル『Xperia 1 III(XQ-BC42)』

ソニーの最新技術を磨き抜いた5GフラグシップXperia

ソニーストア価格:129,800 円 (税込)

 2022/09/22 現在の価格

 

それぞれの詳しい仕様についてはリンク先も参考になさってください。

Xperia 実施中キャンペーン

 ⇒ 「Xperia 1 IV SIMフリーモデル発売記念キャンペーン」詳細はこちら

 ⇒ 「PUBG MOBILE スペシャルボイスカードプレゼント キャンペーン」詳細はこちら

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この投稿へのコメント

  1. サラダ said on 2023年3月24日 at 3:26 AM

    Xperia 1 IIIがラウンドガラスだからって、全然サイズの合ってないガラスフィルムを貼った状態で本体をアップで撮影したりXperia 1 IVと比較するのは酷すぎる…。

    • 上谷 茂 said on 2023年3月24日 at 3:18 PM

      サラダ 様
      コメントありがとうございます。

      一応「Xperia 1 III」用のガラスフィルムを装着しているのですが、
      確かに見栄えはよくないですね。
      不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。

      この度は貴重なご意見をいただきありがとうございました。

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