効果抜群!ゲーミングギア「Xperia Stream(XQZ-GG01)」実機レビュー

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ガチのスマホゲーマーは買う価値あり!『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』『Xperia 1 V(XQ-DQ44)』で使えるゲーミングギア Xperia Stream をレビュー。

こんにちわ、ソニーショップさとうち の しげ です。

2022年9月12日(月)に『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』とともに発表された、ソニーの多機能ゲーミングギア『Xperia Stream(XQZ-GG01)』。展示機を使った実機レビューをお届けしたいと思います。

【2023年06月28日 更新】

『Xperia 1 V(XQ-DQ44)』 ベンチマーク結果を追加しました。

『Xperia Stream(XQZ-GG01)』実機レビュー

プラスチック素材のない、環境に配慮したパッケージ。付属品は1枚ペラの「スタートガイド」のみ。

センターにあるのがファン(吸気口)。空気を排出するのではなく吸い込むところなので、塞いだり異物を巻き付けるのはNG。

下部にある丸いポッチは「緊急停止ボタン」。押すとファンが停止、長押しでファン再始動。

こちらにスマホ本体を装着します。スマホと物理的に接続するのは右に見えている「USB Type-C端子」のみ。背面から吸い込んだ空気をこちらに排出し本体背面を空冷しつつそのまま本体前面側に空気を排出する仕組みとなっています。

本体天面。SONY ロゴが眩しい。

本体底面。各種インターフェースはこちらに集中して配置。

左から

  • ヘッドセット接続端子(4極ヘッドセット〈CTIA規格準拠〉対応)
  • HDMI出力端子(4極ヘッドセット
  • LAN端子(100 BASE-TX)
  • USB接続端子(給電のみ)

LANポートやUSB Type-C端子、HDMI出力の専用端子を搭載し、有線ネットワーク接続による安定した通信速度とHDMIによる120Hzの高画質出力を保持しながら、給電も同時使用可能で、安定したゲームプレイや高画質な映像配信を実現。

また、3.5mmオーディオジャックの搭載により、仲間とのボイスチャットやYouTubeライブ配信中の掛け合いも低遅延な音や画質で楽しめます。

試しに給電用のUSB Type-C ケーブルとLANケーブルを接続してみました。

ゲームギア 動作中でも、スマホからファンへの電源供給を行いつつもスマホ自体の充電(給電)も可能、使い勝手よし!LAN接続することで Wi-Fi(無線LAN)や電話回線(WAN)よりも安定した通信が可能。ライブ配信時はやっぱり安定した通信環境が有り難いですよね!

スマホ本体の装着は、Xperia Stream 左面を引っ張ってスライドさせ、開いた口からスマホをすっとさしこみスライドさせたフタを元に戻すだけ。

装脱着もカンタン!さすがは純正だけあってフィット感は最高です。何気に自立するので YouTube などを見るときにスタンド代わりに使うのもありかも。

より視聴しやすい少し角度をつけたこの状態でも自立します。

『Xperia Stream (XQZ-GG01)』初期設定

Xperia Stream 初回起動時に初期設定(アクティベーション)画面表示。

ファンの使用有無、

ファン常時回転有無、スリープモード中のファンの回転有無、

シャッターボタンでのファン制御有無などを選択可能。

同様の設定は、Android の 設定 – 接続の設定 – Xperia Stream から設定可能なので、まずは設定してみて使ってみてから設定を見直すという使い方でもOK!

ベンチマークで性能チェック

では実際に『Xperia Stream』を使用することで、本体の温度上昇の抑制、性能がどのくらい変わってくるのかをベンチマークアプリ(AnTuTu V10.0.1-OB1)を使ってチェックしてみました。

【Xperia Stream 設定】
  • ファンを使用:ON
  • ファンの常時回転:ON
  • スリープモード中のファン回転:ON

Xperia 1 IV(XQ-CT44)でのテスト

【Xperia Stream 未装着】

こちらが Xperia Stream を装着していない状態でのテスト結果は以下の通り。

1回目:本体内の温度が31.8度から一気に38度まで上昇しその温度をキープ
スコア:995,459

2回目:37.9度から40.8度まで跳ね上がり最終的に38.9度に
スコア:841,697

【Xperia Stream 装着】

こちらが Xperia Stream 装着時の状態でのテスト結果は以下の通り。

1回目:本体内の温度が33度から一気に35.1度まで上昇しその後徐々にが下がって最終的には32.5度に
スコア:1,111,801

2回目:本体内の温度が31度から一気に35.2度まで上昇しその後徐々に下がって最終的には33.8度に
スコア:1,095,709

Xperia 1 V(XQ-DQ44)でのテスト

【Xperia Stream 未装着】

Xperia Stream 装着時の状態でのテスト結果は以下の通り。

1回目:本体内の温度が30度から一気に40.8度まで上昇しその温度をキープ
スコア:1,384,878

2回目:本体内の温度が40度から一気に43.0度まで上昇しその後徐々に下がって最終的には42.8度に
スコア:1,195,956

【Xperia Stream 装着】

こちらが Xperia Stream 装着時の状態でのテスト結果は以下の通り。

1回目:本体内の温度が34度から一気に38.1度まで上昇しその最終的には36.3度に
スコア:1,484,383

2回目:本体内の温度が36.5度から一気に39.0度まで上昇しその後徐々に下がって最終的には36.5度に
スコア:1,423,083

『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』『Xperia 1 V(XQ-DQ44)』それぞれ連続で2回ベンチマークを取得しています。

Xperia Stream 装着することで本体がしっかり冷却されている事が確認できますね。その結果装着時のスコアも大幅に上昇、『Xperia Stream』有無の差が大きく現れる結果となりました。

気になる冷却時のファンの音ですが、うるさいというほどではないので(私は)あまり気になりませんでしたね。

Game enhancer アプリではさらに、ゲーム毎にファンの制御やブースト設定なども細かく設定することが出来、ファン駆動も制御可能。処理優先で最大火力にするもよし、緩いゲームならファン自体を回転させないといった事も出来ます。

使ってみた感想

実際使って思ったことは、ホールド感がいいのか見た目に反して装着時の重さ(Xperia 本体と合わせて約330g )がそこまで気にならないところ。

長時間のプレイでも Xperia 単体でプレイするよりは快適にプレイできると思います。

さらさらしていて手触りもよく、サイズ感も PS Vita によく似ているので、まるで携帯ゲーム機で遊んでいる、そんな気分にさせてくれます。

あと本体の熱処理が見事なところも特筆すべき点。

スマホを装着した状態でよく見ると、左右に風がすき間がありそこから吸気口から本体背面から空気が送られてくるのですが、ディスプレイ側もしっかり冷却してくれているのが実感できます。ファン制御も(AUTO設定なら)自動なので設定を気にしなくていいのも楽でいいですね。

ただしバッテリー消費もスゴイので、給電無しで外出先で使うというのは難しいかもしれませんね。

Xperia Stream とは関係ない話しですが、Game enhancer アプリの電源供給状況を見る機能が、今どのくらいの電力で本体充電しているのかがひと目で分かって地味に便利。どのケーブル、どのアダプターを使うと一番高速に充電出来るのかひと目で分かります。

ゲームを快適にプレイするという意味では本当によく出来た製品かと思いますが、ひとつ欲をいうなら、この冷却機能を活かしてカメラ撮影がしたいと思いました。スマホ本体が熱を持ってしまったためカメラ機能が使えない・・て事が結構あるので、そういった面もカバーしてくれると他の用途でも活躍できそうなんですけどね。


以上、実機を使った ゲーミングギア『Xperia Stream(XQZ-GG01)』のレビュー記事でした。

私自身、バリバリのゲーマーというわけではないですが、それでも Xperia Stream の素晴らしさは十分実感できました。より快適にスマホでゲームを楽しみたい方にとっての「1つの解」といえる、そんな商品だと感じました。装着時の見た目も「今時のPS Vita」って感じがするのも地味にお気に入りのポイント。

なお当店では SIMフリースマートホン『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』『Xperia 1 V(XQ-DQ44)』、ゲーミングギア『Xperia Stream(XQZ-GG01)』ともに実機で体験することが出来ます。試してみたいという方はぜひ店頭までおこし下さいませ。

ゲーミングギア『Xperia Stream(XQZ-GG01)』

Xperiaで限界を超えていけ

ソニーストア価格:23,100 円 (税込)

 2023/06/28 現在の価格

 

『Xperia Stream (XQZ-GG01)』の詳しい仕様についてはリンク先も参考になさってください。

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