実機で解説! MDR-Z7M2 レビュー 高音質化と装着性が向上した2代目をチェック
このページではソニー ステレオヘッドホン「MDR-Z7M2」の実機を使用したレビューをお届けしています。
先代モデル「MDR-Z7」の後継モデルとして2018年10月に発売された「MDR-Z7M2」は、大口径70mmのドライバーユニットを搭載するプレミアム系のヘッドホン。二代目となりソニー最上位のヘッドホン「MDR-Z1R」と同じ技術を採用するなど高音質化が図られ、装着性の良かった部分をさらにブラッシュアップ。
高音質に加え快適なつけ心地で、音楽をゆっくり楽しみたい方向けのヘッドホンになっていました。
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- 二代目となり進化したプレミアム系ヘッドホン「MDR-Z7M2」の詳細はこちら
MDR-Z7M2 ってどんな商品
「MDR-Z7M2」は大口径70mmドライバーユニットを搭載するプレミアム系のヘッドホン。2014年に発売された先代モデル「MDR-Z7」の後継機種として2018年10月に発売開始となりました。
ソニーがこのヘッドホンで目指したところは「精密に描写する空気感」だけあって、ソニーヘッドホンの最上位モデル「MDR-Z1R」の技術を投入。空気の伝搬を阻害せず、なめらかな超高域再生を実現すると言われているフィボナッチパターングリルなどを搭載しました。
また、ヘッドホンとしては最大級サイズのネオジウムマグネットを採用。これは先代モデル「MDR-Z7」の約1.4倍に相当する大きさで、ハイレゾ音源の入力信号にも高感度で反応してくれます。
装着性の良さはさらに向上。若干の形状変化でフィット感は抜群に。フィット感が良くなったおかげで、このクラスのヘッドホンにしては着け疲れしにくくなっているところも大きな魅力です。
付属するヘッドホンケーブルは、Φ3.5mmのステレオミニプラグに加え、Φ4.4mmバランス標準 プラグを採用したものが付属。本体のヘッドホンジャックには、銅合金の中でも抵抗値が低く強度に優れたコルソン合金を採用するなど、各所に高音質へのこだわりが感じられます。
ステレオヘッドホン「MDR-Z7M2」 | |
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二代目となり進化したプレミアム系ヘッドホン。じっくり音楽を楽しみたい方にオススメです。 ソニーストア価格: 99,000 円(税込) 2023/02/01 現在価格 |
2代目となりさらなる高音質化。そして快適なつけ心地は音楽をゆっくり楽しみたい方向けのヘッドホンと言えそうです。
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MDR-Z7M2 聴いてみた!
さっそく聴いてみることにしました。使用するオーディオプレーヤーは「ウォークマン WM1Z」と「ウォークマン ZX300」。いずれも付属するケーブルを使用してのバランス接続です。
まず聴いて驚いたのが、先代モデル「MDR-Z7」とかなり味付けが違うところ。ドライバーユニットのサイズは70mmと同じながらも、これがフィボナッチパターングリルの効果のあらわれか?はたまたネオジウムマグネットの影響なのか?すっきりしゃっきり、解像感が素晴らしく実にキレイな印象を受けました。
高音域は弦楽器が1弦1弦まで聴こえて来そうだし、パーカッションの余韻なんて実に伸びる。それでいて刺さることはありません。低音域もボヤけてなく引き締まり良くとってもキレイ。そう!とにかくスッキリ聴こえてとってもキレイ。音の広がりもいい感じ。音楽はインナータイプのイヤホンでしか聴いたことがないって方は、この広がりの良さだけでも魅力的に感じるかも知れません。
「精密に描写する空気感」を目指したヘッドホン、まさにその言葉とおりだと思いました。
ただ、このヘッドホンもハイレゾ対応モデルらしく音の分解性能が凄まじい。そのため音源の質が良くないと聴こえ具合もそれなりに・・・このヘッドホンで良い音を愉しみたいのなら音源にもこだわりが必要となりそうです。
MDR-Z7M2 装着感が良くなったことを実感!
先代モデルから評価の高かった肉厚なイヤーパッド。二代目のこのモデルでも見事に継承されました。
イヤーパッドのデザインは少し改良され装着性の良さは格段にアップ。側圧も程よく締め付け感も少なめ。包み込んでくれる感がとにかく良いです。
くせのない音の出方に心地よいフィット感。少し涼しくなった今の季節(執筆は10月上旬)だから、より言えることかも知れませんが、いつまでも聴いてられそうです。
先代モデルでは黒・銀のツートンだったカラーリングも、MDR-Z7M2からはオールブラックに。質感が抜群にイイと言う訳ではありませんが、ソニーらしい先進的な印象です。
デビューした2018年10月時点でのソニーストアでの販売価格は75,000円(+税)と一見それなりの価格に思えますが案外コスパに優れています。音に見た目に装着感、コスパにも優れたプレミアム系のヘッドホンをお探しなら「MDR-Z7M2」は充分オススメ出来るヘッドホンと言えそうです。
リケーブルで最大限に高音質化!ヘッドホンケーブル
ソニーではKIMBER KABLE(R)社と協力開発した、高音質なヘッドホンケーブルが用意されています。
MUC-B20SB2はヘッドバンドのヘッドホンに対応したΦ4.4mmバランス接続端子対応ヘッドホンケーブル。
KIMBER KABLE(R)社との協力によって開発された 8芯Braid(編み)構造を採用したヘッドホンケーブルは、ノイズのレベルを下げるとともにケーブルの持つ電気的特性を最適化することで、原音の持つ音の透明感や音楽性をあますところなく再現します。
ヘッドホンケーブル MUC-M20SB2 | |
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対応モデル:MDR-Z1R, MDR-Z7, MDR-Z7M2 ソニーストア価格:26,400 円(税込) 2023年4月24日 現在の価格 |
バランス接続対応のウォークマンをはじめ、このヘッドホンで音楽をより深く、より良い音で楽しみたい方にオススメです。
このページではソニーステレオヘッドホン「MDR-Z7M2」のレビューをお届けしました。この記事がみなさまの参考になれば幸いです。
ステレオヘッドホン「MDR-Z7M2」 | |
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二代目となり進化したプレミアム系ヘッドホン。じっくり音楽を楽しみたい方にオススメです。 ソニーストア価格: 99,000 円(税込) 2023/02/01 現在価格 |
詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。
※音の聴こえ方や感じ方は好みがあります。装着感も含めご購入前に一度試聴することをオススメします。
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