どこが進化した?スタンダードモデル Xperia 10 VI / Xperia 10 V 徹底比較!
Xperia SIMフリースタンダードモデル最新機種 『Xperia 10 VI(XQ-ES44)』と 先代モデル『Xperia 10 V(XQ-DC44)』を徹底比較!
こんにちわ ソニーショップさとうち の しげ です。
2024年7月上旬以降の発売を予定している、Xperia新スタンダードモデル『Xperia 10 VI(XQ-ES44)』は、2日間使える大容量バッテリーを搭載しながらも、片手でも操作しやすい軽量ボディを実現、より使いやすくブラッシュアップされたスマートフォンに仕上がっています。
では先代モデル『Xperia 10 V(XQ-DC44)』からどのくらい進化したのか、両モデルを徹底比較し違いを明確に解説していきたいと思います。
ぜひ購入時の参考にしてください!
Xperia 10 VI / Xperia 10 V 徹底比較!
ソニーのスマートフォン新モデルである「Xperia 10 VI」は、2024年5月15日(水)に正式に発表されました。一方比較対象となる「Xperia 10 V」は、2023年6月30日(金)に発売された先代モデルに当たります。
「Xperia 10 V」はすでにソニーストアでは販売を終了しているモデルではありますが、両モデルを比較することで本機の進化ポイントを明確にしていきたいと思います。
この記事では「外観・デザイン」「性能」「価格」について比較いたします。
ご購入時の参考にぜひご覧ください。
外観・デザイン比較
まずはサイズ感の比較。
同時期に発表されたフラグシップモデル「Xperia 1 VI」では 画面比率が「19.5:9」に変更となりましたが、「Xperia 10 VI」では従来モデルと同じ「21:9」の画面比率を継続しています。
両モデルはともに 縦(155mm)・横(68mm)・奥行き(8.3mm)と、すべてにおいて全く同じサイズ。どちらも片手でも持ちやすく使いやすい、ハンドフィットサイズが特徴のモデルとなっています。質量は 5g 増の164gとなっていますが、大容量 5000mAh バッテリーを搭載した 5Gスマートフォンではかなり軽量といえます。
軽くて持ちやすいいスマホをお探しの方にオススメのモデルといえるでしょう。
カラーバリエーションは、「Xperia 10 VI」が ブラック、ホワイト、ブルーの3色、「Xperia 10 V」が ブラック、ホワイト、ラベンダー、セージグリーン の4色展開。とちらもシックな「ブラック」「ホワイト」とパステル調カラーを織り交ぜたカラーバリエーションとなっています。
カラーバリエーションについては、別記事でも紹介させていただいています。よろしければこちらもご確認下さい。
Xperia 10 VI カラー紹介! | |
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Xperia 10 VI に用意された、全てのカラーをご案内! |
ぱっと見で分かる違いはカメラユニットが2つになったこと。ボタン配置や入出力端子の位置などに違いはありません。
質感は向上しているように感じました。デザインの違いは無いですがプラスチック感がより薄くなったように感じがました。
性能比較
CPU / メモリ容量 / バッテリー
メモリー関係(RAM:6GB ROM:128GB)に進化はありませんが、プロセッサーが最新の「Snapdragon® 6 Gen 1 Mobile Platform」になり、microSDカードも 最大容量 1.5TB に対応するなどの強化が図られています。
ではどのくらいの性能が向上したのか、性能を数値で可視化できるベンチマークアプリ「AnTuTu(V10.2.8)」を使って比較してみました。
3回連続でベンチマークを測定しました。
Xperia 10 VI
1回目:562936 2回目:557004 3回目:514953
Xperia 10 V
1回目:430154 2回目:413251 3回目:413485
総合スコア比較で約1.3倍、全体的に大きくスコアが向上しています。特に CPU / GPU のスコアが大きく向上しているので、「Xperia 10 V」ではプレイが難しかったゲームでも、もしかしたら遊べるレベルに向上しているのかもしれません。
プロセッサーを「Snapdragon® 6 Gen 1 Mobile Platform」に刷新した恩恵は、ゲームだけでなく様々な場面で感じる事が出来るかもしれませんね。
21:9 の縦長ディスプレイの特徴を活かした 2つのアプリを起動しての「ながら使い」でも、プロセッサーの進化でより快適な操作が出来そうですね。
引き続きバッテリーには5000mAhの大容量バッテリーを搭載。
2日間充電なしで使えるほどのスタミナ設計ですので、長時間使用も安心して使うことができます。また最新プロセッサーの独自省電力技術により動画再生時間が約10%向上しているそうですので、動画をよく見る方にとってもうれしい仕様といえそうです。
防水・防じん機能だけでなく、ディスプレイには耐衝撃性や耐久性にすぐれた「Corning® Gorilla® Glass Victus® 」も搭載。キッチンだけでなくアウトドアなどでの利用でも安心してご使用いただけます。
カメラ性能
「Xperia 10 V」では3つのカメラユニットを搭載していましたが、本機は広角(26mm相当、4800万画素)と超広角(16mm相当、800万画素)の2眼カメラとなっています。
一見撮影できるシーンが減ったかのように感じますが、「Xperia 5 V」で採用されたカメラシステムと同じように、広角 26mm 4800万画素のセンサー中央部分を切り出す(クロップする)ことで、2倍相当となる 52mm 有効画素数1200万画素の画質劣化のない撮影が可能になっています。
カメラアプリも「Xperia 1 VI」と同様に刷新。プロモードは非搭載ながら写真や動画の切り替えなどに対応します。「Xperia 10 V」でも好評だった「手のひらシャッター」「光学式手ブレ補正機能」も搭載(広角レンズのみ)。好きな色味で撮影できる「ルック」も10シリーズで初めて搭載するなど、より簡単に、でも撮影体験が楽しめるような新機能も追加されています。
自動編集機能を搭載したソニーオリジナルの動画編集アプリ「Video Creator」も 10シリーズで初めて搭載。音楽に合わせた動画を簡単に作成できます。
撮影した素材を選んで動画の長さと音楽を選択するだけのかんたん作業で、オリジナル動画を1分ほどで作成可能。使ってみるとわかりますが、出来上がる動画のクオリティーがいいんですよね!もちろんコンテンツの調整やフィルター加工など、こだわり動画を作成することもできます。
かんたんにサクッと見栄えのいい動画を作ってSNSに投稿したい・・そういった方におススメのアプリとなっています。
オーディオ
両モデル共に、高音質コーデック「LDAC」対応でワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質で楽しめるだけでなく、「DSEE Ultimate」を利用することで、Spotify や YouTube などのストリーミングサービスもハイレゾ相当の高音質に変換、高音質で楽しむことも出来ます。3.5mmオーディオジャックも搭載しているので、お持ちの有線ヘッドホンを変換ケーブルなしで使用することも可能。
前面に2つのスピーカーを搭載する、ステレオフロントスピーカーも引き続き搭載。
「Xperia 10 VI」では低音域、高音域の性能が向上したことにより最大音圧レベルも向上。よりクリアなサウンドで音楽や動画をたのしめるようになりました。
ソニーのスマホはスタンダードモデルでも音にこだわっています。
ディスプレイ
ディスプレイは引き続き明るく鮮やかな有機ELディスプレイを搭載。アスペクト比は変わらず 21:9 の縦に長く横が短い、片手で持ちやすいハンドフィットサイズ。
「Xperia 10 VI」では ソニー・ピクチャーズの豊富な映画作品が1年間楽しむことが出来る「SONY PICTURES CORE」に10シリーズで初めて対応。
「ゴーストバスターズ」や「ジュマンジ」といった映画が高画質で楽しめるので、映画好きにはたまらない新機能といえそうです。
サービスの詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。
価格比較
最後は購入時に1番気になる販売価格について。
Xperia 10 V(XQ-ES44) |
Xperia 10 V(XQ-DC44) |
|
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ソニーストア価格 | 69,300 円(税込) | 67,100 円(税込) |
36回分割払 | 2~36回目:1,900 円(税込) 1回目:2,800 円(税込) |
– |
残価設定クレジット | 2~24回目:2,100 円(税込) 1回目:4,000 円(税込) 残価:17,000円(税込) |
– |
既に販売終了している「Xperia 10 V」の 価格は、終了した地点での価格を表記していますが、差額が 2,200円と少なく、ほぼ同額での価格設定となっています。プロセッサーやカメラ、スピーカーなどの進化がありながらも価格上昇は最小限に抑えている点は好感が持てますね。
もちろん他のモデルと同じように、1回のお支払いを抑えることが出来る「36回分割払」や「残価設定クレジット」もご利用可能です。36回払いなら月々1,900円と、かなり支払いを抑えることが出来ます。スマホデビューするおじいちゃんやおばあちゃん、子供に持たせるスマートフォンとしてもおススメ出来る価格設定となっています。
・Xperia 10 VI なら5,000円キャッシュバック 発売記念キャンペーン
「Xperia 10 VI」では更に、開催されているキャンペーンを利用することで、5,000円のキャッシュバックを受けることが出来ます。実質64,300円で購入いただける計算となります。
「Xperia 10 VI」購入を検討されている方はキャンペーン開催中が圧倒的におトク!ぜひご活用ください。
今回はお手頃価格で購入いただける SIMフリー対応 Xperia スタンダードモデル『Xperia 10 VI(XQ-ES44)』と『Xperia 10 V(XQ-DC44)』との違いについて紹介させていただきました。
最大2回のOSバージョンアップ、4年間のセキュリティアップデートに対応するなど明記されており、長期サポートであんしんして使えるのも地味ながら大きな変更点となっています(「Xperia 10 V」は OS2回、セキュリティー3年間)。
「Xperia 10 VI」は “劇的な進化” はないものの、エントリーモデルとして順当な進化を遂げより使いやすくなったという印象を受けました。画面の明るさやバッテリーの持ちなど使い勝手のいいモデルですので、初めてスマートフォンをご使用になられる方や低価格、でも使いやすいスマートフォンをお探しの方にオススメのモデルと言えそうです。
ソニーストアでの先行予約販売は 2024年6月28日(金) 10時からで、2024年7月7日発売を予定しています。
Xperiaスマートフォン SIMフリーモデル『Xperia 10 VI(XQ-ES44)』 | |
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長い1日に、安心感と楽しみを ソニーストア価格:69,300円(税込) 2024/06/28 現在の価格 |
それぞれの詳しい仕様についてはリンク先も参考になさってください。
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