どのモデルがおススメ?ソニーブラビア(BRAVIA) 2024年ラインアップ比較
2024年7月12日に発表された新型ブラビア(BRAVIA)含む「ブラビア 2024年ラインアップ」を徹底比較!
こんにちわ ソニーショップさとうち の しげ です。
ブラビア2024年ラインアップは、新モデルである 有機ELモデル2シリーズと MiniLEDモデル2シリーズだけでなく、「小型モデル」や「エントリーモデル」が旧モデルとして販売を継続。新旧入り乱れるラインアップとなりました。
ではどのモデルが自分にとって最適なモデルなのか、またどのように選べばいいのか、迷っておられる方も多いかと思います。
そこで今回は、新しく登場した新機種だけでなく販売継続となったモデルも含めた「ブラビア 2024年ラインアップ」を徹底比較!違いを特徴ごとに分かりやすく説明させていただきます。
この記事を読んで購入時の判断材料の一つにしていただければと思います。
ブラビア(BRAVIA) 2024年ラインアップを徹底比較!
新しく発売されてた ブラビア(BRAVIA)2024年モデルは、計4シリーズ全12機種のラインアップ。加えて「小型モデル」や「エントリーモデル」といった、ラインアップにない穴を埋める形で旧モデルが販売を継続。
計10シリーズ、全31機種の構成となっています。
【MiniLEDテレビ】(2024年モデル)
- 4K液晶ブラビア BRAVIA 9「XR90シリーズ」
- 4K液晶ブラビア BRAVIA 7「XR70シリーズ」
【有機ELテレビ】(2024年モデル)
- 4K有機ELブラビア「A95Lシリーズ」
- 4K有機ELブラビア BRAVIA 8「XR80シリーズ」
【液晶テレビ】(旧モデル)
- 4K液晶ブラビア X90Lシリーズ
- 4K液晶ブラビア X90Kシリーズ
- 4K液晶ブラビア X85Kシリーズ
- 4K液晶ブラビア X80Lシリーズ
- 4K液晶ブラビア X75WLシリーズ(ソニーストア含めたネット専売モデル)
【有機ELテレビ】(旧モデル)
- 4K有機ELブラビア A90Kシリーズ
機種ごとの比較は後ほど紹介していくとして、まずは共通機能から紹介していきましょう。
ブラビア2024年ラインアップ 共通機能
全モデル共通して利用できるのは9機能。
- 地デジ/BS・CS/BS4K・CS4K トリプルチューナー 搭載
- Google TV 機能
- iPhone / Androidスマートフォン 連携機能
- Bluetooth オーディオ機器 / ドルビーアトモス対応
- Playstation 5 連携機能 / ゲームメニュー
- エコメニュー/ リモートサポート
- BRAVIA CAM 対応
- ブラビアみまもり
- SONY PICTURES CORE
上位モデルでも下位モデルでも共通して使える様々な機能があるというのが、ブラビアのおおきな特徴となっています。以下詳しく紹介していきます。
地デジ/BS・CS/BS4K・CS4K トリプルチューナー 搭載
まずは、地デジ/BS・CS/BS4K・CS4K 全てにおいて3基のチューナーを搭載。テレビを見ながらでも 最大2番組を外付けUSBハードディスク(別売)に録画することができます。年末の特番が重なる時期にとても重宝する機能といえます。
ただしこの録画機能、「見て消し」専用での利用にとどめておくことをオススメします。なぜならテレビが故障したときなど後々困ることが沢山あるからです。
安心確実に録画するならやっぱりレコーダーでの録画が断然オススメ。詳しくは別記事にまとめていますのでこちらをチェックください。
餅は餅屋 TV+ハードディスクでは出来ない BDレコーダー だからできること | |
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TV+外付けハードディスクでは出来ない、ソニー BDレコーダー にしか出来ないことをまとめました。 |
Google TV 機能
ソニーのテレビ ブラビア は、最新の「Google TV」を搭載。
インターネットと接続することでテレビ番組だけでなく「Netflix」や「YouTube」など様々な動画サービスを楽しむことができます。また視聴履歴や趣向を元にユーザー好みのコンテンツをメニュー表示してくれる機能を搭載していたり、アプリをインストールして機能を拡張することも出来ます。
また「アクション映画を探して」「テレビ消して」などの音声によるコンテンツ検索やテレビ操作が可能なのもなにげに便利。マイクに向かって話すだけで、様々な情報にアクセスすることも出来ます。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=gGfiVJskN9Q&w=630&h=355]
2024年モデルでは「Google TV」のバージョンが上がったことで、操作感が大幅に向上。サクサク快適な操作が可能になりました。
iPhone / Androidスマートフォン 連携機能
Androidスマートフォンでも iPhone や iPad でも。
「Chromecast built-in」 や 「Apple AirPlay 2」 に対応しているので、ブラビアとスマートフォンを同じWi-Fiネットワークに接続し、スマートフォンに表示されるアイコンをタップするだけで、Android スマートフォンや iPhone で撮影した写真や動画をテレビの大画面に映し出すことが出来ます。
テレビの大画面で表示すれば、思い出の写真や動画も家族や友だちと一緒に楽しめますので、より盛り上がること間違い無しですね!
詳しくは別記事にまとめていますので、気になる方はこちらもチェックしてください。
かんたん便利 iPhone/iPad の写真や動画をブラビアの大画面で楽しもう! | |
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ソニーのテレビ ブラビア(BRAVIA)は、iPhone / iPad の画面や写真などをワイヤレスで表示させることが出来る機能を標準装備!使い方もかんたん!! |
Bluetooth オーディオ機器 / ドルビーアトモス対応
Bluetooth オーディオ機器への接続も全機種対応。テレビの音声をBluetooth 対応のヘッドホンやスピーカーで楽しめるようになります。深夜での動画視聴 や ゲームプレイでもケーブルのない快適な環境で周りに気を使うことなく迫力あるサウンドで楽しむことができます。
詳しくは別記事にまとめていますので、気になる方はこちらもチェックしてください。
Bluetoothヘッドホンでブラビアの音声を楽しもう! 接続の仕方もご案内 | |
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ソニーのブラビアはBluetooth音声出力対応!カンタン設定で快適ワイヤレスリスニングを実現!! |
ソニー ブラビアと使いたい Bluetoothヘッドホン おすすめ5選 2023年度版 | |
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当店オススメ!ブラビアと一緒に使いたいBluetooth対応ヘッドホン 5選を紹介! |
また 前後左右に加え、高さ方向の音表現も可能にする立体音響技術「ドルビーアトモス」に対応。最新の音声処理システムにより、テレビ本体のスピーカーだけでも3次元の立体音響を体感できます。
Playstation 5 連携機能 / ゲームメニュー
2023年モデルより PlayStation 5 との連携機能を大幅に強化。様々な機能が搭載されました。
「オートHDRトーンマッピング」
PS5が接続されているブラビアの機種を認識し、各テレビに最適なHDRの設定値を自動的に行う機能。これにより、白飛びしてしまいがちな明るい部分や潰れてしまいがちな暗部の階調も、豊かな色彩のまま描き出す事が可能となります。
「コンテンツ連動画質モード」
PS5でゲームや映画などさまざまなコンテンツを楽しむ際に、そのコンテンツに応じて操作の応答速度が優先されるゲームプレイ時には「ゲームモード」に、映画などの視聴時には「スタンダードモード」に、画質モードが自動で切り替わる機能。
※ 「オート画質モード」がオンの時のみ有効
ゲームモード搭載
HDMIケーブルを接続するだけで自動的に「ゲームモード」に切り替える機能。BRAVIA XRのモデルなら、4K/120fps入力時に最短8.5msまで入力遅延を短縮。
ゲームメニュー
ブラビアの画質設定をゲームに合わせてカスタマイズできる「ゲームメニュー」を搭載。ゲームモード時にリモコンの「操作/録画」ボタンを押すことで、画面下部に設定画面が表示され、
- VRR(可変リフレッシュレート)
画面のちらつき軽減(「X80Lシリーズ」「X75WLシリーズ」は使用不可) - 残像低減
残像を低減(VRRとの同時使用不可) - ブラックイコライザー(「2023年モデル」のみ使用可能)
白飛びは抑えたまま、暗所の視認性をあげる機能(切、弱、中、強 の4段階から選択可能) - クロスヘア / クロスヘアタイプ
照準器の標準表示(6種類から選択可能) - 画面サイズ / 画面サイズのカスタム設定
画面を好きなサイズに変更可能
等の調整可能。ゲームのステータスや設定などのアシスト機能をまとめられているので、環境に合った設定を手軽にいじれるのはありがたいです。
詳しくは別記事にまとめていますので、気になる方はこちらもチェックしてください。
ブラビア アップデートでゲームメニュー新機能「画面サイズ調整」実装! | |
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リモコン操作でカンタンにゲームをより快適に楽しめる機能を集約した「ゲームメニュー」を紹介。 |
2024年モデルでは、鮮やかな色や明暗のリアルなコントラスト、鮮烈な明るさでより没入したゲーム体験が可能な「Dolby Vision Gaming」や「PS リモートプレイ」にも対応。PlayStationゲームを本体からストリーミングして、別の場所にあるブラビアに映しプレイすることができるようになりました。
エコメニュー / リモートサポート
エコメニュー
省電力関連の機能を1カ所に集約。ホーム画面からかんたんにアクセスできるようになり、省電力設定がより手軽に。より省電力な設定にすると、画面上の木の葉っぱが大きくなるといった、見た目にも楽しい機能となっています。
2024年モデルでは従来の機能に加え、消費電力をリアルタイムで可視化できるようになっていたり、年次・月次・週次・日次で消費電力を可視化できる機能も追加されました。
リモートサポート
オペレーターが遠隔操作で面倒な設定やお困りごとを解決に導く「ブラビアリモートサポート」にも対応。家電に詳しくない方でもお困りごとはオペレーターに相談できるので、安心して使うことができます。
詳しくは別記事にまとめていますので、気になる方はこちらもチェックしてください。
遠隔リモートで不慣れな方でも安心!ブラビアリモートサポート のご案内 | |
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テレビがおかしい・・そんな時は安心の「ブラビアリモートサポート」におまかせ! |
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=W2Goq6-bQxk&w=630&h=355]
BRAVIA CAM(ブラビアカム) 対応
※ 写真は「A95Kシリーズ」に同梱されているブラビアカム
快適な視聴体験をサポートする「BRAVIA CAM(ブラビアカム)」も全機種対応。ただしテレビ本体に同梱されているのは 「A95Lシリーズ」のみ。
できることは以下の5機能。
- 視聴位置に合わせて画音質を最適化(対応機種:XR90/XR80/XR70/A95L/X90L)
テレビを見る人の位置や距離を検知し、画面の明るさ、音のバランス、声の大きさを最適化 - ビデオチャット対応
Zoom や Google Meetを使ったビデオチャットに対応。大画面で家族や友人とビデオチャットを楽しめるだけでなく、オンラインレッスンを受けたりオンライン会議をしたりと、テレビの楽しみ方が更に広がります。 - ジェスチャーでテレビをかんたん操作
ブラビアカムに向かってジェスチャーをすると、音量調整や電源オフなどの操作が可能に - 近テレビに近付き過ぎるのを防ぐ「近すぎアラート」
設定距離より近い位置での視聴を検知すると画面上にアラートを表示し、適切な距離での視聴をサポート - 自動省電力モード
テレビの前に人がいない間は、画面の明るさを落として消費電力を自動抑制
「近すぎアラート」機能は、小さなお子様がおられるご家庭にはいいかもしれませんね。「ブラビアカム」については以下の動画、またはリンク先も参考になさってください。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=vWS-Mqp89oE&w=630&h=355]
ブラビアみまもり
LINEと連携することで、留守番中のお子さんのテレビの見過ぎや離れて暮らす大切な人などを見守る機能。
以下の3つの機能を実装。
- 使用状況の確認
ブラビアの使用状況をグラフで表示してくれる機能 - メッセージの送信
メッセージをスマホからテレビへ送信・表示する機能 - 視聴制限/解除
外出先より視聴制限を掛けることで強制的にテレビを視聴できない状態にする機能
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=BsD6CBrjZDs&w=630&h=355]
詳しくは別記事にまとめていますので、気になる方はこちらもぜひチェックしてください。
ブラビアアップデート 視聴状況をチェックできる ブラビアみまもり 実装! | |
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ソニーのブラビア アップデートでネットワーク越しにテレビの使用状況を監視できる新機能「ブラビアみまもり」実装! |
ソニー独自のコンテンツサービス SONY PICTURES CORE
ソニーが持つ映画会社「ソニー・ピクチャーズ」と連携して誕生した、ソニーのテレビ ブラビア で楽しめる、ソニーの高画質コンテンツサービス。2023年モデルでは(制限はあるものの)全機種でご利用いただけるようになりました。
ただし使える機能はモデル毎に違いがあります。
認知特性プロセッサー「XR」を搭載する上位モデル(XR90/XR80/XR70/A95L/A90K / X90L / X90K)は、2年間の見放題サービスと最新映画を10作品選んで楽しめるなどフル機能をサポートしていますが、エントリーモデル(X80L)では、見放題サービスが1年、最新映画も5作品と制限される上に、画面一杯の映像で映画を楽しめる「IMAXEnhanced版」の利用もいただけません。
旧モデルエントリー機「X85K」や通販専用の格安モデル「X75WL」では更に機能が制限されます。
2024年モデル4シリーズでは加えて、映画の制作者の意図通りの画質で楽しめるブラビア スタジオ画質モードにも対応。ブラビアの圧倒的映像美だけでなく映画製作者の意図を忠実に再現した画質モードで映画を楽しめます。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=KTNjfZsLrfA&w=630&h=355]
「SONY PICTURES CORE」の詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。
ブラビア2024年モデル 画面サイズの違いをチェック
ブラビア 2024年モデル(赤文字)は全4シリーズ。85型の超大型モデルから55型モデルまで、幅広い画面サイズが用意されています。全シリーズで65型モデルが投入されている点からも、メインストリームはこのラインということになりそうです。ただし 50型以下のモデルは新機種の投入はなく、販売継続となった旧モデルから選択する形となります。
注目は 有機ELのような黒の表現と眩しいくらいの高輝度な表現が可能なMiniLEDモデルに55型タイプが追加されたこと。設置上の問題で購入を断念された方にとっては、小型の「MiniLED」の登場は吉報といえるでしょう。比較的導入しやすい価格設定も相まって、人気になりそうなモデルですね。
有機ELモデルでは今回も80型以上のサイズが用意されておらず 大型の有機ELモデルの登場を心待ちにしていたという方にはちょっと残念なラインアップとなってしまいました。海外で発表された「A95Lシリーズ」では80V型オーバーの有機ELモデルが登場していただけに尚更そう感じてしまいます。
後悔しないテレビサイズの選び方
ところで4Kテレビの時代になって以前よりも大型モデルが設置しやすい環境になっているのをご存じでしょうか?4Kテレビは今までのフルHD液晶テレビの4倍細かく精細な表示が可能ですので、最短視聴距離も随分と短くなっています。加えてテレビの縁が極端に薄くなったことで、小さいお部屋でも意外と大きなテレビを設置することも出来るようになっています。
今のテレビが40型くらいなら55型でも十分設置できると思いますので、久しぶりにテレビの購入を検討されている方は、インチアップ前提で検討されることをオススメします。テレビは購入すれば10年はリビングの主役になる家電ですので、サイズの大きいモデルを選ぶほうが後悔が少ない買い物となるかと思います。
ソニー公式ページでは、画面サイズ別でリビングのイメージをシミュレーションすることが出来たり、「AR」を使って自宅でテレビ設置シミュレーションが行えるアプリを紹介しています。
詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。
- ソニー公式サイト
- 後悔しないテレビサイズの選び方 詳細はこちら|ソニー公式サイト
ブラビア・サウンドバー 実寸サイズ用紙送付サービス
シミュレーションではなく実際のサイズ感で、どのサイズが1番しっくりくるのか確認したい・・そんな方におススメなのが、実寸サイズの用紙でしっかりサイズ選びをすることが出来る、ソニーストアのサービス「ブラビア・サウンドバー 実寸サイズ用紙 送付サービス」。しかも今なら無料クーポン贈呈中ですので、テレビの購入を検討されている方は積極的に利用していきましょう!
サービスの利用をお勧めしている理由はもう一つ。このサービスをご利用いただいた方向けに、ブラビア購入時におトクしかない、2つの特典が用意されているからです。
1つ目の特典は、通常 5,500円(税込)する設置設定サービス「プレミアム設置設定サービス」「おまかせ設置設定サービス」が無料になること。
2つ目の特典は、サウンドバー購入者限定ではありますが、無料で「長期保証 5年ベーシック」をつけることが出来ること。
設置サービスが無料になるだけでも嬉しいのに、サウンドバーの5年保証が無料で付くなんておトクすぎます!しかもしかも、この「ブラビア・サウンドバー 実寸サイズ用紙 送付サービス」自体が今現在(2024年7月19日)クーポン利用で無料で利用することも出来るので、これは使わないともったいないサービスであること間違いなしです。
ブラビア購入をご検討中の方は是非とも、いえ必ずご利用くださいね!
詳しくは別記事にまとめていますので、気になる方はこちらもチェックしてください。
トクしかない! サイズを自宅で確認 実寸送付サービスにサウンドバー追加! | |
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テレビやサウンドバーを自宅にいながら確認できる、実寸サイズ用紙送付サービス。クーポン利用で無料なだけでなくおトクな特典も!! |
「ブラビア実寸サイズ用紙 送付サービス」の詳細につきましては、リンク先も参考になさってください。
- ソニー公式サイト
- 自宅でサイズ選び「ブラビア実寸サイズ用紙 送付サービス」 詳細はこちら
ブラビア2024年ラインアップ 画質の違いをチェック
こちらは ブラビア2024年モデル と販売継続となった旧モデルの「画質に関する機能とパネルの違い」をまとめた表になります。
画質の違いを語る上でまず理解しておきたいのが「有機ELテレビ」「液晶テレビ」など採用されているパネルにより、得意・不得意があること。
一般的にいわれている「有機ELテレビ」と「液晶テレビ(MiniLED / LED)」との違いをまとめるとこのようになります。
「有機ELテレビ」は有機物が自ら発光する現象を利用して画面の明るさを調整しています。バックライトが無く完全な黒を実現できることから、液晶では表現できないような色鮮やかで高コントラストな映像を描き出すことができます。
一方「液晶テレビ」はバックライトから放たれる光で画面の明るさを調整する仕組みになっているため、自発光の有機ELテレビに比べると黒の沈みでは差が出てしまいます。がその分、高輝度な映像を映し出すのに長けているといえます。
ただ次世代パネルである「MiniLED」では、従来からある LED の 1/100 サイズの Mini LED を敷き詰めることにで、通常の液晶テレビよりも明るく表示できるだけでなく有機ELテレビのような引き締まった黒の表現にも対応するなど、明暗差のある映像を楽しむことができるようになりました。まさにいいとこどりのデバイスといったところ。
上位モデルではさらに、これらパネルの性能を最大限に引き出す事が出来るプロセッサー「XR」を搭載。より緻密なバックライト(有機ELでは自発行している有機素子)のON/OFF制御ができるだけでなく、輝度(明るさ)も細かくコントロールすることで、明暗差や立体感のある映像の表示を可能にしています。
特に2024年フラグシップモデルである「BRAVIA 9(XR90)」では大幅に黒の表現が向上していますので、実機を見る機会がある方はぜひ見比べてください。有機ELテレビと見間違う程の黒の表現は要チェックです。
また後ほど紹介しますが、2024年モデルでは有機ELモデル / MiniLEDモデル 共に大幅な消費電力の改善が見られます。カタログ上のスペックでは、MiniLEDモデルが最もエコなテレビで、画質だけでなく消費電力についても優秀なモデルとなっている点も、大きなポイントといえそうです。
横から見ても明るさや色味が減退しない視野角の広さも気にしておきたいポイント。横からのぞき込むなんて事はあまりないという方でも、リビングなどでは寝転がってテレビを楽しむというシチュエーションは十分考えられます。
「有機EL」「MiniLED(BRAVIA 9)」なら視野角が広いので色の減退などがあまりない状態での視聴が可能。視聴環境を気にすることなく色鮮やかな映像を楽しむことが出来るかと思います。
非「XR」でおススメなのは倍速パネルを搭載「X85Kシリーズ」。動きの速い映像もくっきりと描き出す事が出来るので、PS5 との相性も抜群。PS5をするテレビを購入するなら、最低でもこのライン以上のモデルがおすすめです。
ブラビア2024年ラインアップ 音質の違いをチェック
薄型テレビは「音」がよくない・・そんな話を聞いたことがあるかもしれませんがそれは一昔前の話し。ソニーのデレビは音にもしっかりこだわっています。
フラグシップモデル『BRAVIA 9(XR90シリーズ)』は、2024年モデルの中でも最も音質に注力したモデル。
先代モデルで実装されたテレビサイド面にあるフレームを震わせることで高音域を表現する「フレームトゥイーター」にプラスして、壁と天井に反射させて音を届ける「ビームトゥイーター」を新たに搭載。音の定位感や広がりがさらに向上したことで、テレビ単体でも包み込まれるような迫力のある高音質で映画やゲームなどを楽しむことが出来ます。
実際に試聴してみましたが、他の2024年液晶モデルと比較するとダントツに高音質なテレビに進化していました。ライブ映像を見せていただいたのですが、ボーカルの音と楽器の音が混ざることなくそれぞれ別の音として出力されているだけでも驚きなのに、加えてビームトゥイーターによる音の広がりですからね。「音に包まれ感」が先代モデルとはまるで違います。
液晶テレビ単体でも臨場感のある音質で楽しみたいという方にこそ選んでいただきたいモデルといえます。
有機ELモデル「A95Lシリーズ」も音にこだわったモデル。
今やソニーの有機ELモデルの代名詞ともなった、画面そのものから音を出すことで映画館で感じるようなリアルな臨場感を演出する「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を引き続き採用。
画面から直接音が出る構造なので人の声などの音声が聞き取りやすく、誰が話しているのか分かるほどの定位感も感じる事が出来るので、テレビの音声とは思えないほどの臨場感を感じる事が出来ます。
人の声が聞きやすい と好評だった「ボイスズーム」が 2024年モデルで更に進化。AIを活用し人の声だけを抽出し声の明瞭感を向上、更に音量の調整も可能に。
例えばスポーツ中継視聴時に全体の音量はそのままで「実況の音だけ」音量を下げて実況に惑わされずに試合を集中して観戦するって事が可能になりました。ライブ映像でボーカルの音だけ・・、演奏だけ・・、なんて使い方も面白そうです。
「XR」搭載ブラビアでは音質をアップグレードできる機能「アコースティック センター シンク」にも対応。
別売のホームシアターシステム『BRAVIA TheaterQuad(HT-A9M2)』や サンドバー『BRAVIA Bar 9(HT-A9000)』『BRAVIA Bar 8(HT-A8000)』いずれかと接続することで、ブラビア自体をセンタースピーカーとして利用することができる機能ですが、「2024年モデル」ではテレビとサウンドバーの連携を強化。
今まではテレビとサウンドバー、それぞれでセンターの音を調整して出力していたところ、テレビとサウンドバーが1つのスピーカーとして動作するよう連携することで、音響特性のばらつきを改善。映画館と同じ音響構造を実現することで、テレビやネット動画、ゲームがさらに臨場感ある迫力の音質で楽しむことができるようになりました。
BRAVIA Theatre Quad(HT-A9M2) | |
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リビングに溶け込むデザインで360立体音響を楽しめる進化した新スタイルサラウンドシステム ソニーストア価格:330,000 円(税込) 2024/07/23 現在の価格 |
BRAVIA Theatre Bar 9(HT-A9000) | |
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360立体音響による臨場感のあるサウンドと洗練されたデザインを両立したフラグシップサウンドバー ソニーストア価格:209,000 円(税込) 2024/07/23 現在の価格 |
BRAVIA Theatre Bar 8(HT-A8000) | |
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360立体音響による臨場感のあるサウンドと洗練されたデザインを両立したプレミアムサウンドバー ソニーストア価格:143,000 円(税込) 2024/07/23 現在の価格 |
テレビ単体でも「いい音」なのがソニーのテレビの特徴ではありますが、音に徹底的にこだわったシステムを簡単に実現できるというのもソニーならではの大きな特徴。今後このようなシステムを構築するかも・・という方は、「アコースティックセンタシンク」対応の認知特性プロセッサー「XR」搭載の上位モデルをご選択下さい。
「アコースティック センター シンク」に対応した サウンドバーにつきましては、別記事でも紹介させていただいております。詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。
サウンドバー 関連記事
全方位で進化した ソニーサウンドバー HT-A9000/HT-A8000 実機レポート | |
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ソニーのサラウンドバー HT-A9000 / HT-A8000 レビュー。 |
ブラビア2024年ラインナップ 消費電力比較
電気代の値上げで、可能な限り電気代を節約したいとお考えの方も多いかと思います。しかし昨今のテレビはネットに接続することで、テレビ番組だけでなく「YouTube」や「Netflix」などのネットコンテンツも楽しむことが出来るようになり、テレビの稼働時間は増加傾向にあります。そこで気になってくるのが、各モデルの「消費電力量」。
ブラビア2024年ラインアップの「消費電力」と「年間消費電力量」を機種毎にまとめたのが以下の表。
テレビのカタログでは「消費電力」「年間消費電力量」の記載がありますが、実使用での電気代の目安となるのは赤字で記載している「年間消費電力量(単位は kWh)」の方。
消費電力量が少ない順(エコな順)に並べてみました。
XR70(177) < X90L(188) < A95L(191) < X75WL(192) < XR80(195) < XR90(208) < X80L(210)
ちなみにこちらが2023年モデルの消費電力比較。
2024年モデルとして登場した 4モデル全てにおいて、大幅な消費電力改善が見られます。特に miniLED搭載モデルの進化が著しく、通常の液晶モデルよりも低電力でよりエコなテレビへと進化しています。おそらく効率的なLED発光制御により低電力を実現しているものと思われます。
消費電力が大きいとされている「有機EL」ですが、ソニーのブラビアの場合は認知特性プロセッサー「XR」による光制御の賜物か、液晶とほぼ同程度の「消費電力量」に抑えていることもみてとれます。
「有機ELだから電気代が高くなりがち」というイメージはあまり持たなくてもいいのかもしれませんね。
ブラビア2024年ラインアップ 販売価格比較
最後は販売価格。2024年7月20日現在の販売価格をグラフにまとめました。
価格は当然ながら高性能なほど、さらに同じシリーズでも大画面になるほど「高額」になります。また「液晶モデル」と比較すると、やはり「有機ELモデル」は割高感を感じてしまう価格設定になっているようです。
輝度な表現が可能になっただけでなく有機ELテレビにより近くなった黒の表現が可能になった「MiniLED」対応の『BRAVIA 9(XR90シリーズ)』。画質面の向上だけでなく音質面も大幅に強化、消費電力の改善も目覚ましいものがありフラグシップブラビアに相応しいモデルとなっています。
「MiniLED」対応の下位モデル『BRAVIA 7(XR70シリーズ)』は、基本的な性能は昨年フラグシップ液晶モデル『X95Lシリーズ』そのままにほぼ価格は据え置きとなった意欲的なモデル。高視野角を実現する「エックスワイドアングル」がドロップしたのは残念ですが、新世代の認知特性プロセッサーにより通常の液晶テレビ並みの消費電力を実現。待望のMiniLED 55型モデルが登場するなど、話題に事欠かないテレビに仕上がっています。
有機EL2モデルも正常進化。苦手とされているピーク輝度向上しより、高コントラストな映像表現が可能になりました。特に上位機種「X95Lシリーズ」の色はQD-OLED搭載モデルだからこそできる色表現が魅力のモデルです。
テレビはリビングの真ん中に鎮座する家電の王様で、購入すれば10年は買い換えることは無いといわれる家電でもあります。毎日使うものでもありますし、いまや「YouTube」だけでなく「Netflix」などのネット動画もテレビで見る事が出来る時代。10年に一度の大きな買い物、どうせなら少しでも「いい画質、いい音質」で楽しめるモデルを・・っと私は考えますが、皆様はいかがですか?
なおこちらの価格表は今後更新はしませんので、最新価格や価格推移を確認されたい方は、以下のリンク先も参考になさってください。
ソニー テレビ ブラビアの価格調査 ソニーストアでの値下げ情報をご案内 | |
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ソニーブラビアのソニーストア販売価格を随時更新。 |
今回は新しく登場した最新モデル含む、ソニーのテレビ ブラビア2024年ラインアップ機能比較をお届けしました。
ご購入時の参考になれば幸いです。
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