トランスミッター WLA-NS7 昔のテレビでも無線でテレビ音声を楽しもう!

テレビの音声をBluetooth対応ヘッドホンで楽しもう!

こんにちわ ソニーショップさとうち の しげ です。

ソニーのテレビ ブラビア もそうなのですが、最近のテレビは Bluetooth ヘッドホンと接続してテレビの音をワイヤレスで楽しむことが出来るようになっています。深夜に映画やゲームを1人でひっそりと、周りに迷惑をかけずに楽しめるので、あると便利な機能であることは間違いないかと思います。

ただ全てのテレビが Bluetooth 接続に対応しているかというとそうでは無く、少し前のテレビでは対応していないのが一般的でした。

て事で今回は、Bluetooth 接続非対応のテレビでも Bluetooth によるワイヤレスリスニングが可能なる、ソニーのアクセサリーを紹介したいと思います。

Bluetoothヘッドホンでテレビの音声を楽しもう!

Bluetooth 音声出力に対応しているテレビとは?

テレビとBluetoothヘッドホンなどのオーディオ機器をつなぐためには、テレビ自身がBluetooth音声出力機能(A2DPプロファイル)に対応している必要があります。
 ※ A2DPプロファイル・・Bluetooth信号で、音声を送るための規格のひとつ

最近のテレビはこの機能があるからこそ、Bluetooth 対応ヘッドホンやスピーカーを使ってテレビの音声をワイヤレスで楽しめるというわけです。

ちなみにソニーのテレビ ブラビアでのBluetooth音声出力機能(A2DPプロファイル)に対応している機種は以下の通りです。

  • 2022年モデル(A95K/A80K/A90K/X95K/X90K/X85K/X80K/X80WK シリーズ)全モデル対応
  • 2021年モデル(A90J/A80J/X95J/X90J/X85J/X80J シリーズ)全モデル対応
  • 2020年モデル(A9S、Z9H、A8H/X9500H/X8550H/X8500H シリーズ)一部対象外モデルあり
  • 2019年モデル(A9G/A8G/X9500G/X8550G/X8500G シリーズ)一部対象外モデルあり
  • 2018年モデル(A9F/Z9F/A8F/X9000F/X8500F シリーズ)一部対象外モデルあり
  • 2017年モデル(A1/X9500E/X9000E/X8500E シリーズ)一部対象外モデルあり

ここ2年以内に発売されたブラビアに関しては標準機能として搭載されていますので全機種対応していますが、それ以前のモデルに関しては対応モデル / 非対応モデル が混在しています。

ではテレビが Bluetooth音声出力機能(A2DPプロファイル)非対応の場合、Bluetooth によるワイヤレスリスニングを楽しみたい方はテレビを買い換えないといけないのか・・というと、もちろんそうではありません。

ワイヤレストランスミッターといわれる機器を使えば、テレビを買い換えることなく Bluetoothヘッドホンなどでテレビの音声を楽しむことが出来ます。ソニー製では ワイヤレストランスミッタ―『WLA-NS7』がそれにあたります。

ワイヤレストランスミッター『WLA-NS7』

BRAVIA XRと組み合わせ、ソニー製の対応ヘッドホンでも臨場感あふれる立体音響を楽しめる

ソニーストア価格:8,800円(税込)

 2023/03/25 現在の価格

ワイヤレストランスミッタ―をテレビと接続する

では実際に、ワイヤレストランスミッタ―『WLA-NS7』をテレビに接続してみます。

接続はとってもかんたん。

充電用のUSBケーブルと光デジタルケーブルを、それぞれテレビとトランスミッターに接続するだけ。

【注意】 ご利用には 光デジタル音声出力端子がテレビ側に搭載されている必要があります

充電用のUSBケーブルは、テレビに搭載されている USB端子に接続してもOK。

今時のテレビは写真のように複数のUSB端子が本体にあるのでそこに接続すればいいのですが、少し古いテレビやほかの機器が接続されていてすでに接続先がない場合があります。

そういう時は、別途ACアダプターをご用意ください。

USB AC アダプター

2つのUSB充電ポートを搭載しており、2ポートの充電(給電)が可能。

ワイヤレストランスミッタ―とBluetooth機器を接続する

続けてワイヤレストランスミッターと Bluetoothヘッドホン をペアリングします。

まずはトランスミッターの Bluetooth ボタンを約 5秒間押し続けて、ランプ(青)が2回ずつ点滅していることを確認します(ペアリングモードに移行)。

その後、お手持ちのヘッドホンをペアリングモードにして、トランスミッターとBluetooth接続します。うまく接続できていれば、トランスミッターのランプは点滅から点灯に変わります。

ヘッドホンでのペアリングモードの仕方については各機種で設定方法が異なりますので、ここでは代表的なソニー製ヘッドホンをペアリングモードに設定する方法で説明します。

※ その他の機種については ヘッドホンの取扱説明書などでご確認ください。

完全ワイヤレスタイプ(WF-1000XM4)の場合

  • 充電ケースを開けてヘッドホン(L側/R側)を取り出すと自動的に電源がオンに
  • 装着して左右のタッチセンサーに同時に約5秒間触れたままに
  • 両側から「ブルートゥース、ペアリングモード」の音声ガイダンスが聞こえ、ペアリングモードになる
インイヤー ネックバンド ワイヤレスタイプ(WI-1000X)の場合

  • ヘッドホンの「電源」ボタンを約7秒押し続ける
  • 青と赤のランプが交互に点滅し、「Bluetooth Pairing」の音声ガイダンスが流れ、ぺアリングモードになる
オーバーヘッドバンドモデル(WH-1000XM4)の場合

  • ヘッドホンの「電源」ボタン、もしくは「PAIRING」ボタンを約7秒押し続ける
  • ランプが点滅状態になり、ペアリングモードになる

ブラビア + Bluetoothヘッドホン でワイヤレスリスニングを体験!

実際にブラビアに Bluetoothヘッドホン を接続して、ワイヤレスリスニングを体験してみました。

【テスト環境】
 テレビ:XRJ-65X95K ワイヤレスヘッドホン:WH-1000XM4

4K液晶テレビ「X95Kシリーズ」

認知特性プロセッサー「XR」が、Mini LEDバックライトを自在に制御。眩いほどの輝きと漆黒を実現した、次世代のフラッグシップ4K液晶テレビ

ソニーストア価格:65v型 396,000円(税込)~

 2023/03/25 現在の価格

ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『WH-1000XM4』

静寂を求めたノイズキャンセリング機能と研ぎ澄まされた高音質を実現

ソニーストア価格:48,400 円(税込)

 2023/03/25 現在の価格

Bluetooth接続で一番気になるポイントはやっぱり「音声の遅延があるかどうか」になりますが、結論からいうと遅延に関しては個人的にはあまり気にならないレベルだと感じました。ゲームなどタイミングが命取りになるような使用用途では厳しいかと思いますが、バラエティ番組を見るなどの通常使用では違和感はあまり感じませんでした。

音質についてもかなり優秀で高音質な音声でテレビを楽しむことが出来ました。もちろん接続するヘッドホンの性能にもよるとは思いますが、ワイヤレスだからといって音質が極端に悪くなるといった心配はいらないようです。

細かいところでは、ヘッドホンの電源を切るとテレビ内蔵のスピーカーに自動的に切り替わり、ヘッドホンの電源を入れるとヘッドホン接続に自動で切り替わるといったことにも対応していました。

音量調整については、ハウジング部のタッチセンサーコントロールパネルによる操作に対応していますが、他の操作については反応はありませんでした。

【おまけ】BRAVIA XR + 対応ヘッドホン で圧倒的臨場感のあるサウンドに

ワイヤレストランスミッター『WLA-NS7」と認知特性プロセッサー「BRAVIA XR」搭載のブラビア、対応のソニー製ヘッドホンを組み合わせることで、テレビの音を個人最適化された360立体音響で楽しむことができる、そんな機能も併せ持ちます。

 ⇒ WLA-NS7 対応ヘッドホンはこちら

試しにノイキャンワイヤレスヘッドホン『WH-1000XM4』で試聴してみました。

想像以上に臨場感のある音質で、映画やゲームの音声が一気に迫力のあるサウンドに生まれ変わります。

テレビのクイック設定から「3Dサウンド(立体音響)」の ON/OFF の選択も可能なので、違いを体感してみましたがやっぱり全然違います。ホントにスゴイ迫力です。

ちなみに「3Dサウンド」を ON にするとテレビ側からの音は出力されなくなるので、テレビとネックバンドスピーカー 両方で音声を流したい場合は、「3Dサウンド」を OFF にする必要あり。臨場感のある音で楽しむことは出来ませんが、こういった使い方にも対応しているのは有り難いですよね。

価格も 8,800円(税込)と導入しやすいというのも大きなメリット。深夜の映画鑑賞やゲームできっと活躍するはず、対応ブラビア、対応ヘッドホンをお持ちの方は、持っておいて損のない製品と思いますよ。


今回は、Bluetooth 音声出力のないテレビでも Bluetooth 対応ヘッドホン でワイヤレスリスニングが可能になる、ワイヤレストランスミッタ―『WLA-NS7』を紹介させて頂きました。

既に Bluetoothヘッドホンをお持ちならば、少ない投資で テレビの音声をワイヤレスリスニングで楽しむことが出来ます。ぜひ参考になさってください。

ワイヤレストランスミッター『WLA-NS7』

BRAVIA XRと組み合わせ、ソニー製の対応ヘッドホンでも臨場感あふれる立体音響を楽しめる

ソニーストア価格:8,800円(税込)

 2023/03/25 現在の価格

 

ワイヤレストランスミッター『WLA-NS7』の詳細につきましては、リンク先も参考になさってください。

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