ソニー WH-1000XM6 レビュー 実機を使って紹介
ソニーショップさとうち の 中村泰之 です。
ソニー ワイヤレスヘッドホン WH-1000XM6 のレビューをお届けします。
このレビューでは WH-1000XM6 の音質をはじめ、世界最強クラスと言われるノイキャン性能に、装着感などなど、実機を使った感想をお届していきます。WH-1000XM6 に興味のある方のお役に立てれば幸いです。(^^)
WH-1000XM6 レビュー
ソニー WH-1000XM6 は、2025年5月30日に発売を予定しているワイヤレスタイプのヘッドホン。
今回で第6世代となったソニーのフラッグシップモデルは「サウンドエンジニアとの共創」をテーマに、さらなる高音質化と、もともと高いレベルにあったノイズキャンセリング性能をさらに強化するなど、最新世代のフラッグシップモデルを語るにふさわしいものとなっていました。
デザインは従来モデルをベースに改善がほどこされ、ヘッドバンドは少しワイドになって頭頂部への負担も低減。従来モデルでは不満点だった「折りたたみ機構」が復活し、持ち運ぶ用のケースにも工夫がなされました。
それでは手持ちのスマートフォンと接続して、さっそく聴いていくことにします。
磨きがかかった高音質
粒立つ解像感、伸びやかなボーカル、そして豊かな低音。言葉になおすと今までのハイレゾヘッドホンの感想と、何ら変わらないように思われるかも知れませんが、聴き慣れた楽曲だからこそ耳から感じるこの音は、すぐに「シリーズ最高の音質」であることを実感しました。
ソニーがうたうとおり・・・バランスが非常に良い。
何もしない「ニュートラルポジション」で十分心地良い。
WH-1000XM6 は音楽制作の最終工程「マスタリング」を担当する音響技術者(マスタリングエンジニア)と、開発段階から意見交換を行いながら、チューニングを施してきたのだとか。もちろんドライバーユニットも新規の専用設計。
いいヘッドホンを体験すると、お気に入りの楽曲を再生するのが、また楽しみになります。あのとき聴いたあの音って、こんなのだったんだ!って、それでまた感動できたりするんですよね(^^)
個人的には「ニュートラルポジション」のままでも大満足ですが、アプリを使うことによって、低音を強調してみたり、ボーカルの輪郭などを、よりすっきりさせることも。従来モデルより「倍」となる10段階のイコライザーが用意されているので、いままで以上に自分好みの音も作れそうです。
・アーティストの意図した音をありのままに届ける高音質|ソニー公式
世界最高は伊達じゃない ノイキャン性能
WH-1000XM6 には新しい世代のプロセッサー「QN3プロセッサー」が搭載されました。
このプロセッサー、音質面に寄与しているだけでなく、ノイズキャンセリング機能にも大きく寄与。初代のQN1プロセッサーに比べて処理速度はなんと7倍と言われ、合計12個も用意されたマイクとの組み合わせで、非常に高いノイキャン性能を実現しています。
装着した瞬間から、ハッっとするような静寂さはたまらないです。
この高いノイキャン性能があるからこそ、WH-1000XM6 がもつ音の良さも存分に味わえる感じ。これをもって新幹線とか飛行機に乗ったら最高でしょうね。装着して音楽を再生して、目を瞑れば・・・ゆりかごに揺られているかのような感覚かも。
側圧高めの装着感
WH-1000XM6 は外出時の装着安定性、またノイキャン効果をより高めるように設計されたようで、側圧は従来モデルより高め。パッドはもちっとしていてコシはやや強め?そんな感じ。装着感は、ひょっとすると好みの分かれるところかも知れませんが、移動のときに使うことを考えたら、従来モデルより高い安定感が得られます。
個人的には頭頂部のパッドが従来モデルよりワイドになったのが嬉しくて、長時間の装着でも負担になりにくい印象をもちました。たとえばデスクワークのときにも使いたいので、着け疲れの減少はとても嬉しいものです。
映画視聴にも使える立体音響
新しい立体音響の機能「360 Upmix for Cinema」を使えば、ステレオ音源を立体的で臨場感のある音源へアップグレード。
これはアプリからの操作でリスニングモードから「シネマ」に設定することで効果を得られのですが、これがめちゃめちゃスゴい!特に立体音響にこだわった映画やドラマ作品での効果が高く、ステレオヘッドホンが「ホームシアター」に早変わり!それほどの臨場感のあるサウンドが楽しめます。
この機能は、ぜひBluetooth搭載テレビと接続して使いたい。大きな音が出しづらい環境や、深夜の時間帯など、映画をはじめゲームなどでも活躍してくれそうです。
・360 Upmix for Cinemaでシネマコンテンツを映画館体験へ|ソニー公式
さらなる進化の通話性能
通話性能の高さも WH-1000XM6の大きな魅力のひとつです。
WH-1000XM6 は6つのマイクを使った「AIビフォーミングアルゴリズム」と「ノイズリダクションAI」、2つのAI技術で相手に自分の声を様々なシーンでもクリアに届け、広い帯域で通話相手の声も自然でクリアな音質で耳元に届けてくれます。
折りたたみ機構が復活だ!
従来モデル(WH-1000XM5)の大きな不満点が「折りたたみができないこと」。さすがにソニーもわかっていたのか、WH-1000XM6では折りたたみ機能を復活させてきました。これも新しくなって大きなポイントだと思います。
嬉しいひと工夫 付属ケース
付属ケースもひと工夫。開け締めが簡単に行えるマグネット方式を採用しました。慣れたら片手で開閉可能。チャック式と違ってさっと取り出せるところはストレスフリーです。
またケースそのものも、本体折りたたみ機構と相まってコンパクトになりました。完全ワイヤレスとかと比べると、携帯性の良さは無縁なのですが、持ち運びの際は、少しでも小さいほうがありがたいですよね。
有線接続にも対応します
こちらは初代WH-1000Xシリーズからずっと対応してきました有線接続。今モデルでもケーブルと共に、ちゃんと用意されました。
ソニーのスマートフォン Xperia 1 シリーズのヘッドホンジャックからの音質は、非常にレベルが高いので、せっかくなら有線でも楽しみたいところですね。
今回は ソニー ワイヤレスヘッドホン WH-1000XM6 のレビューをお届けさせていただきました。今モデルで第6世代となった同シリーズの最新モデルは音がまた良くなり、ノイキャン性能も向上、折りたたみ機構も復活で、ケースもよく考えられたものとなっていました。
まさにフラッグシップを語るにふさわしいものと言えるのではないでしょうか?
個人的には「音は好み」「ノイキャンの効果もその人次第」と思っています、このレビューは筆者目線で書いていますので、お人によっては個人さあを感じるところもあるかも知れません。
ヘッドホンとして考えると、決して安価なものでもありません。
購入前にぜひ視聴していただき、可能であれば自分がよく聴く音楽を入れて取扱店に足を運んでみてくださいね。
WH-1000XM6 | |
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アーティストの意図した音をありのままに届ける高音質 ソニーストア価格:59,400円 税込 2025年5月16日 現在の価格 |
詳細につきましてはリンク先も参考になさってください、最後までお読みくださって誠にありがとうございました、参考にして頂けると幸いです(^^)
- ソニーストア (ソニーのweb直販サイト)
- WH-1000XM6 詳細・販売情報はこちら
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