RM-P1BT レビュー 便利で多機能 Bluetooth接続のワイヤレスリモコン
このページではソニー ワイヤレスリモートコマンダー RMT-P1BT のレビューをお届けしています。
RM-P1BT は最大約5mの離れた距離から操作ができるBluetooth接続のワイヤレスリモートコマンダー。カメラのAF-ONやレリーズをはじめ、動画記録の開始、AFレンズのMF操作などが可能。スリムな外観、シンプルなボタン配置ながらも多機能かつ本格派のアクセサリーです。
RMT-P1BT 対応カメラ
- α7R III/α7 III/α6400:ソフトウェアアップデートで対応(こちら)
- α9:2019年夏以降のソフトウェアアップデートで対応
対象機種は現時点で4月11日公開のアップデートを適用した「α7R III」と「α7 III」のみですが(α9・α6400:2019年夏以降)、防塵防滴性もあって、さまざまな撮影シーンにおいて活躍してくれることでしょう。
特に寒い冬の撮影とかなら絶対重宝しそう!さすがBluetooth接続、ポッケの中からでも操作が可能なのです。
- ソニーストア (ソニーのweb直販サイト)
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RM-P1BT レビュー 便利で多機能 Bluetooth接続のワイヤレスリモコン
RM-P1BT は縦が116.5mm。質量は35g。手の中やポッケの中にらくらく収まるサイズ感。
シンプルな見た目ながらも、実際に使ってみるとよく考えられたボタン配置にボタン数。リモコンの下部分にはストラップを通すことができるストラップホールも用意され、デザインの良さと使い勝手の実用性が両立していました。
リモコンに使用する電池は汎用性の高いボタン電池「CR2032」。電池蓋にはシーリングが施されていて、防塵・防滴に配慮した設計という言葉にも納得です。
裏面にあたるこの部分。ちょうど指がまわりこむところには、へこみが用意され、そこにはラバーが貼られていて持ちやすさ=落とさない安心感がありました。
側面には切り替えスイッチが用意され、この手のカメラを使う人には、もはや説明は不要かも。
反対側は誤動作を防ぐためのロックスイッチが用意。LOCK側にしておけば、全てボタンやスイッチ操作が無効になります。
Bluetooth接続 使うための設定をしてみました!
ざっと見回したところで次はセットアップをしていきましょう。カメラとはBluetooth方式のワイヤレスでつながるリモコンなので、まずは「ペアリング」と作業が必要となります。メニュー画面から「Bluetooth設定画面」を開き、Bluetooth機能をオンにします。
続いてはペアリングを選択し、リモコンのレリーズボタンと「-」ボタンを7秒間、同時押しで待機。
しばらくすると「ペアリングしました」と表示されればペアリングは完了です。
最後はBluetoothリモコンの項目で「入」を選択すれば、使う準備が整いました!
これは便利!!使ってみました!!
さっそく使ってみました!ワイヤレスリモコンらしく、ちょっと離れたところから、ポッケの中から、いろいろ動作確認をしてみましたが全く問題なし!感想一言、これは便利だ!!
寒い時期ならポッケの中にリモコンを入れたままレリーズ。カメラを屋外に設置して窓越しでレリーズ。カメラが外で我が身は車中でレリーズ。そんな横着な撮り方も、このリモコンがあれば出来てしまいます。
ボタンのサイズ感もちょうど良くブラインド操作もなんら問題なし。分厚い手袋するとちょっと難しいかな程度(分厚い手袋はそもそもカメラの操作もしにくいけど)。
動作確認もリモコン上部にあるLEDをみればすぐわかります。唯一長秒撮影する時のロックスイッチがないのが残念な気もしますが、押す時間だけのレリーズにはもちろん対応しています。
レリーズボタンは半押しでAF作動、さらに押し込んでレリーズ。と、カメラの本体同様。わたしのように親指AF設定にしていて「シャッター半押しAF・切」にしている場合は、カメラの設定内容がそのまま反映されるのは嬉しいところ。
この場合、AF作動はAF-ONボタン、レリーズボタンは押し込んだ時のみレリーズとなっていました。
また、側面のスライドスイッチを「FOCUS」にセットしてからDMFのときに使えば、リモコンのAF-ONボタンを押しながら「+/-」ボタンを押すことで、DMFならでは「AFからのマニュアルフォーカス機能」が作動します。
さらにMF設定のときは「+/-」ボタンを押すことでマニュアルフォーカス機能の作動します。
カメラを三脚に固定してもフォーカスリングを操作するだけで、像って揺れて見え難くなりますが、このリモコンを使えば像が揺れることはほぼありません。そういった意味でもこのリモコン、緻密にピント合わせしたいマクロ撮影シーンではかなり使えそうです。
見た目シンプルなんだけど結構多機能、そして思っていたとおりケーブルの煩わしさから解放されたワイヤレスってやっぱり便利です!
使い終わったら「切」にするクセをつけましょう
αには電源をONにしていても、一定時間が経過すると自動で電源をオフにしてくれるパワーセーブ機能が用意されています。しかし、Bluetoothリモコンが「入」になっていると、どうやらパワーセーブは無効化されてしまうみたい。
例えば撮影後、電源切れ忘れでバッグになおしてしまうことってありますよね。そんなときBluetoothリモコンが「入」になっていると、カメラはずっと作動したまま。気がついたときカメラは暖かくなっていてバッテリーも消費しています。
実際にわたしはやらかしたのですが、2時間放置してたら α7R IIIのバッテリー残量は95%から65%になっていました。そんなわけでリモコンを使わないときはBluetoothリモコンの設定を必ず「切」にしておきましょう。でも、本当は本体側でなにか改善策があったら良いのですが。
今回は ソニー Bluetooth接続 ワイヤレスリモコン「RM-P1BT」のレビューをお届けしました。対象機種オーナーならズバリ「買い」のワイヤレスリモコン。このレビュー、ぜひ参考になさってください。
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