ソニー SEL400800G 野鳥撮影 素人がチャレンジしてみました!!

ソニー SEL400800G 野鳥撮影 素人がチャレンジしてみました!!

ソニーショップさとうち の 中村泰之 です。

ソニー FE 400-800mm F6.3-8 G OSS (SEL400800G)、このレンズが気になる方の多くは「野鳥」を撮影したい方ではないでしょうか? 先日、ある程度撮影慣れした被写体「飛行機」を撮影した様子を紹介しましたが、今回は野鳥にチャレンジです。

とは言え、まったくの野鳥素人なわたし(汗)。白鳥さんを撮影しに遠方に出かけたりもしますが、枝に留まっている野鳥なんて…偶然以外に撮影したことがありません。

まずは大阪市内で野鳥がいてそうなところを検索すると…おぉ意外にもお店から近い「鶴見緑地公園」には多くの野鳥が生息してるらしい。さっそくFE 400-800mm F6.3-8 G OSS (SEL400800G) をリュックに入れて、行ってみましたよ(^^)

ソニー SEL400800G 野鳥撮影

前回、FE 400-800mm F6.3-8 G OSS (SEL400800G)を使った飛行機撮影では、がっちりとした三脚を使ったのですが、今回は歩き回る前提に手持ち撮影にチャンレンジ。一応保険で一脚を持っていったのですが、全くの出番なし。意外や意外、持ち疲れはしましたが、振り回すことが出来ました。

昔の望遠系レンズは、とにかく前方が重たくて何かの支えが必要だったのですが、このレンズはバランスが良く、それが手持ちでもいけた要素なのかも。

この日、カメラは「α7R V」をセットしました。

設定は、常時鳥瞳AFをONにしてMモードに。シャッター速度を1/1000以上にキープ出来るように心がけてまずは池に向かいました。

距離が近い!大きく写せて感動

まず目についた野鳥は「コサギ」さん。

遠くの池の中心部に立っていたコサギさん。なんだかものすごく大きく写せてこれだけでも思わず感動!こ、これが800mmの世界なんだっ!!って感じ。先日、飛行機の撮影でも感動したのですが、その感動がふたたび蘇ります(^^)

 

そんな池には、餌(パン)をあげる通称・パンおじさんが。鳥さんたちも絶対に食べたいらしく、鳩・スズメ・カラス諸々、いろいろな種類の鳥さんたちが集まってきました。

そんなところを撮影したのが上の写真。

で、デカイ!瞳にピントがバッチリ!毛なみ!羽根!描写力がとりあえずスゴい!なにげにボケも美しいではありませんか?!

 

コサギに続いてカモさんも、たくさん集まってきましたよ。なんとも言えないウルウル目をしたヒドリガモさん?。これまた羽根の質感描写スゴいですね・・・

 

さぁ、餌(パン)の争奪戦も激しくなってきました。羽根を広げてバサバサしております。「おらおらーパン食わさんかいっ!」と言ってるかどうかわかりませんが、カモさんの背中ってこんな風になってたのね。

 

今度は巻き上がる飛沫(しぶき)に注目して、鳥瞳AFは一旦解除して、水玉にピンチとあわせてみましたよ(^^)

 

たくさん撮影していると、一羽のヒドリガモさんから「なに撮ってんのヨ?!」って怒られちゃいました。池での撮影はこれくらいにして、いよいよ野鳥撮影の本番、森へと向かうのでした。

野鳥探しに森へ…撮れた!

どこからか聞こえてくる鳴き声を頼りに野鳥さんを探すところから始まります・・・そして発見しました!くちばしが特長のモズさんです…姿勢を低くして邪魔にならないようパチリ! やったっ!!

 

上の写真は拡大したところ。

瞳に光もあたってバッチシではありませんかぁ!!!思わず感動です!あんな小さな鳥さんをこんなに大きく写せるだなんて…これは、めちゃめちゃ楽しい♪

 

今度はシジュウカラさんを発見しました。ちなみに鳥さんのお名前はあとで調べて知りました(笑)。日陰の枝で佇んでいるところを撮影したのですが、鳥瞳AFは本当に素晴らしい機能ですね。バッチリです。

 

今度はヤマガラさんを玉ぼけを背景に。またまた、かなり大きく写せて感動です、野鳥撮影めちゃめちゃ楽しいですね(^^)

 

真上にいたシジュウカラさん。枝をぎゅっと握ってる姿がカワイイです♪

鳥瞳AF + フルタイムDMFは最強コンビ

このレンズを使っていて便利だなぁ~と思った機能が「フルタイムDMF」。

レンズ SEL400800G に搭載されているこの機能は、AF-Cで撮影中、フォーカスリングを回しているときだけでマニュアルフォーカスに自動的に切り替わってくれるのですが、これが「鳥瞳AF」と組み合わせることで、野鳥撮影の成功率がかなり上がると思いました。

例えば上の写真をよく見ると、鳥さんの手前に枝がたくさんありますよね。こういったロケーションの場合、いくら鳥瞳AFが優秀になっているとは言え、瞳を捕捉するのが難しかったりします。

そんなときは フルタイムDMFの出番。

枝の奥にいる鳥さんを発見したらリングを回して、なんとなくピントを鳥さんに合わせておいて、カメラのオートフォーカスを作動(このとき 鳥瞳AF オンになっていることが前提)。すると鳥さんの瞳に高確率でピントが合ってくれるんです。

枝が遮ってなかなピントが合わないなぁ。ってときは、フルタイムDMFを上手に使うことをおすすめします(^^)

改めて関心 鳥瞳AF

続いて紹介するのがカワラヒラという鳥さん。トゲトゲの枝に留まっているところを真下から撮影してみたのですが、こんな角度でも鳥瞳AFってちゃんと作動するんですね。

レンズだけでも感動しちゃうのに、カメラの機能についても改めて感動しちゃいました。

手前の枝がぼけていることからもわかるとおり、この角度からでもバッチリ瞳をロックオンしていますね。鳥瞳AFってスゴいです。

瞬時にあわせてくれる高速AF

このレンズを使っていて思ったのが、やはりAFの速さです。遠くを飛ぶサギさんを、たまたま発見して撮影したのですが、瞬時にピントを合わせてくれるところは撮影しててめちゃめちゃ気持ちよくなりました。

今度、ハードルは高そうですが、飛んでる鳥さんの撮影にもチャレンジしてみたいなぁ。と、思うのでした。


いかがでしたでしょうか?野鳥撮素人がチャレンジした割にはとても良く写せたのではないでしょうか?わたしは森にいる、小さな鳥さんたちを、とても大きく写せたことにめちゃめちゃ感動をしてしまいました。

このレンズを片手に公園を歩けば2~3時間なんてあっと言う間。日頃の運動不足の解消、老後の筋力低下予防(笑)にもこのレンズがあれば….と考えると思わず欲しくなっちゃいましたよ。

FE 400-800mm F6.3-8 G OSS

αレンズ初、焦点距離800mmをカバー。ズーム全域で高い解像性能と高速AFを実現しつつ、インナーズーム方式を採用し安定したフレーミングを可能にした超望遠ズームGレンズ

ソニーストア価格:409,200円 税込

 2025年4月11日 現在の価格

詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き

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