小さいだけど高画質!有機ELブラビア2022モデル A90Kシリーズ 徹底解説!
認知特性プロセッサー「XR」搭載となった、小型4K有機ELブラビア「A90Kシリーズ」を徹底解説。
こんにちわ ソニーショップさとうち の しげ です。
今回は、8月13日(土)から発売となった 4K有機ELブラビア「A90Kシリーズ」(2022年モデル)を、同じ2022年モデルの最新機種比較も交えてレビュー解説させていただきます。
小型有機ELブラビア「A90Kシリーズ」のご購入を検討されている方はぜひ参考になさってください。
※商品の撮影はソニーストア大阪さんの許可を得て行っています。撮影日:2022年7月30日
4K有機EL BRAVIA A90Kシリーズ
まずは「A90Kシリーズ」の基本的な製品情報からお伝えします。
4K有機EL BRAVIA A90Kシリーズ ラインアップ
- 48V型 XRJ-48A90K 発売日 2022年8月13日(土) ソニーストア販売価格:319,000 円(税込)
- 42V型 XRJ-42A90K 発売日 2022年8月13日(土) ソニーストア販売価格:308,000 円(税込)
ポイント
- BRAVIA A9Sシリーズの後継モデル
- 有機EL小型モデル 認知特性プロセッサー「XR」を搭載
主な特長・機能
日本で特に発売が待たれていた、小型の4K有機EL BRAVIA。
画質は A80Kシリーズ とほぼ同様で 認知特性プロセッサー「XR」を搭載した 4K有機ELテレビ。
自然な美しさを表現する「XR Picture(エックスアール ピクチャー)」、有機ELパネル特性と入力された映像信号を横断的に分析/処理し、鮮烈な輝きから漆黒まで高コントラストな映像を実現する「XR OLED(エックスアール オーレッド)コントラスト プロ」を搭載するなど高画質化を実現。
音質面でも、有機ELパネル自体を振動させて音を出す「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を搭載、左右の広域をカバーするアクチュエーターやサブウーファーにより包み込まれるような音での映像体験を実現します。
- 映像と音の信号処理をつかさどる認知特性プロセッサー「XR」
- 人が目で感じる自然な美しさを描き出す「XR Picture」搭載
- 認知特性プロセッサー「XR」との組み合わせで人の目にとって自然な色を再現する「XR トリルミナス Pro」
- 鮮烈な輝きから漆黒まで、高コントラストな映像を実現する「XR OLED コントラスト プロ」
- 倍速駆動パネル(120Hz)の搭載
- 画面そのものから高音質を創出するソニー独自の音響技術「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」
- ソニーのサウンドバーとの接続時に、センタースピーカーとして出力できる「アコースティック センター シンク」対応
- あらゆる音源を3次元の立体音響にアップスケールする「3D サラウンド アップスケーリング」搭載
- テレビ本体のスピーカーで3次元のリアルな立体音響を実現「ドルビーアトモス」対応
- 最新のGoogle TVを搭載、視聴履歴や趣向から個人に最適化されたレコメンドコンテンツを表示
- 音声での操作が可能なハンズフリー対応
- 最大80Mbpsの高画質ストリーミングで新旧さまざまな名作を楽しめる、ソニー独自のコンテンツサービス「SONY PICTURES CORE」対応
- ブラビアカムに対応、ジェスチャー操作や最適な視聴環境を自動補正
- HDR調整を自動で最適化する「オートHDRトーンマッピング」などPS5連携機能を搭載。4K/120fps, VRR(可変リフレッシュレート), ALLM(自動低遅延モード切替)にも対応
- 3チューナーを搭載、2K/4K放送を問わず、2番組同時録画と1番組の視聴が可能に
- 極限まで狭額化・平坦化したベゼル「Metal Flush Surface」を採用し、映像への没入感を高めるデザイン
- 設置環境に合わせて変更可能な2-Wayスタンドを採用
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=Uvzd9gRs1rk&w=630&h=355]
4K有機EL A90Kシリーズは 2022年8月13日 より順次発売を予定しています。
認知特性プロセッサー「XR」搭載 小型ながらハイクオリティーな画質
ソニーストア大阪では2022年モデルブラビアを先行展示!有機ELコンパクトモデル「A90Kシリーズ」の実力をチェックしてきました。
ソニーストア大阪では、48型・42型すべてのモデルの実機がブラビア展示エリアにて実機をお試しいただけます。
「A90Kシリーズ」では、奥行き表現と色の表示が進化した2世代目となる認知特性プロセッサー「XR」を搭載したことで、48型・42型というコンパクトモデルながら高画質を実現。
先代「A9Sシリーズ」には搭載されていなかった認知特性プロセッサー「XR」を搭載することで、「高精細」「豊かな色域」「高コントラスト」あらゆる面で大きな進化を果たしています。
更に「A80Kシリーズ」にも搭載されている、パネル表面の温度分布を検知する温度センサーで緻密に温度予測し発光制御、映像の明るい部分のピクセルを全色同時点灯することで従来の有機ELパネルよりも明るく、高コントラストな映像を描き出す「XR OLED Contrast Pro」にも対応。
この機能は昨年の有機ELフラグシップモデルである「A90Jシリーズ」に搭載されていた目玉といえる機能だったのですが、今年は「A80Kシリーズ」だけでなく小型モデルである「A90Kシリーズ」にも搭載されています。
小型モデルながら画質は昨年のフラグシップ級を実現、妥協のない高画質モデルに生まれ変わりました。
有機ELモデルは音もスゴイ!ホームシアターシステムとの連携でおうちが映画館に!
まるで映像から音が出ているかのような臨場感のあるサウンドが特徴の「画面から音が出る」ソニーの有機ELモデルの特徴はそのままに、「A90Kシリーズ」では、認知特性プロセッサー「XR」を新たに搭載したことで、音質という面においても大きく進化。
あらゆるコンテンツを左右方向に加え、高さ方向も加えた3次元の立体音響に変換して楽しむ事が出来る「3D サラウンドアップスケーリング」や体感人の声をより聴きやすくコントロールする「ボイスズーム」、『SRS-NS7』や対応ヘッドホンと組み合わせることで臨場感あふれる立体的な音場をワイヤレスヘッドホンで体感することも出来ます。
一般的な液晶テレビでは体験出来ないような臨場感のある音で映像を堪能できます。
更に音響を強化したい場合は、対応のホームシアターシステム『HT-A9』 / サウンドバー『HT-A7000』 を追加することで、「A90Kシリーズ」をセンタースピーカーとしても使える「アコースティック センター シンク」にも対応しています。
サウンドバー『HT-A7000』の詳細につきましてはblog記事でも紹介させていただきました。よろしければリンク先も参考になさってください。
ケーブル一本でも圧倒的臨場感!ソニー サウンドバー HT-A7000 レビュー! | |
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ソニーのサラウンドバー HT-A7000 レビュー。単体でも圧倒的サラウンド感、システムを構築すれば更なる臨場感を体感可能! |
「BRAVIA CAM(ブラビアカム)」で最適な視聴環境を実現
※ 写真は「A95Kシリーズ」に同梱されているブラビアカム
「A90Kシリーズ」は残念ながら新デバイス「ブラビアカム」は付属していませんが、単体で購入して使用することは可能。
「ブラビアカム」で出来ることは以下の5つ。
- 自動画音質調整機能(A95K/A80K/A90K/X95K/X90K)
テレビを見る人の位置や距離を検知し、画面の明るさ、音のバランス、声の大きさを最適化 - ビデオチャット機能(A95K/A80K/A90K/X95K/X90K/X85K/X80K/X80WK)
ビデオチャットアプリ「Google Duo」に対応。遠方の家族や友人と大画面でビデオチャットが可能に - ジェスチャーコントロール(A95K/A80K/A90K/X95K/X90K/X85K/X80K/X80WK)
ブラビアカムに向かってジェスチャーをすると、音量調整や電源オフなどの操作が可能に - 近すぎアラート(A95K/A80K/A90K/X95K/X90K/X85K/X80K/X80WK)
設定距離より近い位置での視聴を検知すると画面上にアラートを表示し、適切な距離での視聴をサポート - 自動省電力モード(A95K/A80K/A90K/X95K/X90K/X85K/X80K/X80WK)
テレビの前に人がいない間は、画面の明るさを落として消費電力を自動抑制
認知特性プロセッサー「XR」搭載モデルと「ブラビアカム」との組み合わせでのみ使える「自動画音質調整機能」にも対応。座る位置をカメラで検出し画質や音質を自動で調整してくれます。
「ブラビアカム」については以下の動画、またははリンク先も参考になさってください。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=vWS-Mqp89oE&w=630&h=355]
2年間無料!ソニー独自のコンテンツサービス「SONY PICTURES CORE」
認知特性プロセッサー「XR」搭載モデル 5シリーズ(A95Kシリーズ・A90Kシリーズ・A80Kシリーズ・X95Kシリーズ・X90Kシリーズ)のみに搭載された、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの最新映画から過去の名作までを視聴することができる超高画質な配信サービス「SONY PICTURES CORE」。
大きな特徴は以下の2点。
最新映画や大ヒット映画より 10作品選んで楽しめる
- 引き換え可能数:10 作品(映画クレジット1枚につき、1作品と引き換え可能)
- 引き換え期限:SONY PICTURES CORE アカウント登録後、1年以内
- 視聴期限:2028年2月23日 まで視聴可能(期限内に引き換えた作品)
- クレジット使用後は、コンテンツごとの購入・レンタルが可能です (SONY PICTURES CORE アプリのアップデートが必要)
最大4K HDRの高画質で楽しめる豊富な映画作品の中から、お好きな映画10作品まで引き換え可能。
選べる映画はつい最近まで映画館で上映されていた作品も可能で、「アンチャーテッド」「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」などの話題の映画も引き換え可能。
ソニー・ピクチャーズの豊富な映画作品が 2年間見放題!
- 試聴期限:SONY PICTURES CORE アカウント登録後、2 年間
ソニー・ピクチャーズの色褪せない名作から話題作まで、最大4K HDRの高画質で期間内ならいつでも好きなだけ楽しめます。
「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」「スパイダーマン:ホームカミング」「ゴーストバスターズ」など話題作も見放題コンテンツとして解放されているのもうれしいところ。
そんな特徴を持つ「SONY PICTURES CORE」が2年間無料で楽しめます。安く見積もって 月々 1,000 円の動画サービスと仮定しても、2年間で 24,000円。そのサービスが無料なんですからおトク以外の何ものでも無いですよね。
詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。
有機EL小型モデル は48型と42型を用意 2-Wayスタンド採用
「A90Kシリーズ」の画面サイズは全部で2種類。48型とさらに小さい42型モデルも新登場!待ちに待った有機EL小型モデルの登場です。
上が42型モデル、下が48型モデル。やはり42型はかなり小さく感じますね。
「A90Kシリーズ」は設置環境に合わせて変更可能な 2-way スタンド を採用。机の上に置く際に出来るだけ高さを抑えた設置が可能な「標準ポジション」と、サウンドバー利用でも画面に被らないよう配慮された「ハイポジション」。
42型、48型という有機EL小型モデルの特長を活かした設置環境に合わせた設置が可能です。
写真は48型モデル『XRJ-48A90K』、「ハイポジション」で設置されていました。横にある「PS5」で大体のサイズ感を想像いただければと思います。
設置時の違いを上の画像にまとめました。ぜひ参考になさってください。
- 48V型 XRJ-48A90K 発売日 2022年8月13日(土) ソニーストア販売価格:319,000 円(税込)
- 42V型 XRJ-42A90K 発売日 2022年8月13日(土) ソニーストア販売価格:308,000 円(税込)
販売価格は 48型モデルが 308,000円(税込) 、42型モデルが 319,000円(税込)。差額は11,000円(税込)。
先代の『KJ-48A9S』発売当初の価格が 242,000 円(税込)ですので、どうしてもお値段がグッと上がった印象を受けますが、認知特性プロセッサー「XR」を搭載することで音質が向上しているだけでなく、画質でも昨年の有機EL フラグシップモデル『A90Jシリーズ』相当であることを考えると概ね妥当な値段では無いかなぁと思いました。
なおこちらの価格表は今後更新はしませんので、最新価格や価格推移を確認されたい方は、以下のリンク先も参考になさってください。
ソニー テレビ ブラビアの価格調査 ソニーストアでの値下げ情報をご案内 | |
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ソニーブラビアのソニーストア販売価格を随時更新。 |
先代「A9Sシリーズ」 VS 「A90Kシリーズ」 進化点まとめ
最後に先代「A9Sシリーズ」から進化した点をまとめておきます。
20年モデル A9S | 22年モデル A90K | |
ラインアップ | 48型モデル 242,000円(税込) | 48型モデル 319,000円(税込) 42型モデル 308,000円(税込) |
ブラビアコア | 対応 | |
Perfect for PlayStation 5 | 対応 | |
次世代ゲーム機対応 4K/120fps , VRR , ALLM |
対応 | |
ブラビアカム |
後付けで対応 | |
アコースティック センター シンク | 対応 | |
ハンズフリー音声検索 | 対応 | |
プロセッサー |
X1 アルティメット |
XR 高画音質プロセッサー |
搭載チューナー | 各2チューナー | 各3チューナー 4K放送 2番組同時録画対応 |
OS |
androidTV | Google TV |
スタンドによる設置方法 | 1通り | 2通り |
ドルビーアトモス | 対応 | あらゆる音源が立体音響に ワイヤレスヘッドホンでも立体音響に |
認知特性プロセッサー「XR」搭載で、画質・音質の向上だけでなく、立体音響やブラビアコア対応など様々な点で進化を果たしてます。画質に関しても同世代の有機ELモデル「A80Kシリーズ」と同等の機能を有していますので、小さいからといって画質がおろそかにされているということもありません。
小さい有機ELの購入を検討されている方には胸をはっておススメ出来るモデルといえそうです。
今回は2022年モデルの4K有機ELブラビア「A90Kシリーズ」について解説をさせていただきました。今回の記事が購入時の参考になれば幸いです。
4K有機ELテレビ「A90Kシリーズ」 | |
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映像と音が一体となる独自技術と、認知特性プロセッサー「XR」搭載のコンパクトな4K有機ELテレビ ソニーストア価格:42型 308,000円(税込)~ 2022/08/18 現在の価格 |
商品の詳細につきましては、リンク先も参考になさってください。
最新ブラビア情報はここでチェック
当店のホームページではソニーのテレビ「ブラビア」最新モデルを徹底解説!シリーズごとに違いや液晶・有機などわかりやすく解説しています。ぜひ参考になさってください。
ソニーブラビア 最新モデル 徹底解説&レビュー! | |
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ソニー テレビ ブラビア(BRAVIA)を徹底解説&レビュー! このページではソニーのテレビ ブラビア(BRAVIA)最新モデルについて、なるべくわかりやすく解説します! |
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