SIMフリー Xperia 徹底比較!サイズ・性能・予算で選ぶ最適モデルとは?

ソニーのSIMフリーXperiaを徹底解析!特長別におススメモデルを紹介します!

【2024年7月4日 情報更新】

  • Xperia 10 VI を比較対象に追加しました
  • ソニーストアでの販売終了に伴い Xperia 1 IV を比較対象から除外しました

こんにちわ、ソニーショップさとうち の しげ です。

ソニーストアでは現在、全5機種の SIMフリー対応 Xperia スマートフォンが販売されていますが、それぞれ価格や特徴が違う事もあり、どの機種を選択すればいいのか分かりにくい、そんな方も多くおられるかと思います。

そこで今回は各モデル を徹底比較。サイズや性能など特長別にオススメのモデルをご紹介させていただきます。

ぜひ購入時のご参考に一読いただければと思います。

SIMフリー Xperia 徹底比較!オススメモデルを特長別にご紹介!

現在ソニーストアにて取扱のある、SIMフリー対応 Xperia を徹底比較。以下4つの特長毎にオススメのモデルを紹介させていただきます。

  • 本体サイズ・重さ で選ぶ
  • 基本性能 で選ぶ
  • カメラ性能 で選ぶ
  • 予算(販売価格) で選ぶ

本体サイズ・重さ で選ぶ

高性能になればなるほどサイズは大きく重くなる事が多いのがスマートフォン。上位機種ではディスプレイサイズが大きかったり、写真・動画・音楽を目一杯楽しむ為の機能がたくさん搭載されているわけですから、ある意味当然の結果ともいえます。

単純に本体のサイズ感を重視して選ぶのであれば、高性能ながらコンパクトサイズを実現した「Xperia 5 シリーズ」がおススメ!

サイズ感を抑えながらも充実のカメラ機能や美しい高精細ディスプレイを搭載しているので、様々なコンテンツをストレスなく楽しむことが出来ます。特に「Xperia 5 IV」はスタンダードモデルよりも小型なんですよね。

基本性能 で選ぶ

「CPU」「搭載メモリ」「バッテリー性能」「防水性能」「ディスプレイ性能」といった基本的な性能を見極めることで、自分にとって最適なモデルを探します。

CPU(SoC)

現行モデルで搭載されている CPU は以下の4種類。

  • Snapdragon 8 Gen3 Mobile Platform 搭載モデル:Xperia 1 VI
  • Snapdragon 8 Gen2 Mobile Platform 搭載モデル:Xperia 1 V / Xperia 5 V
  • Snapdragon 8 Gen1 Mobile Platform 搭載モデル:Xperia 5 IV
  • Snapdragon 6 Gen1 Mobile Platform 搭載モデル:Xperia 10 VI

「Snapdragon」はクアルコム(Qualcomm)社が開発したモバイル向けCPU(SoC(System on a Chip))のブランドの一種で、主にAndroidスマホやタブレットに採用されています。パソコンでいうところの、インテル「Core i シリーズ」のようなものですね。

「Snapdragon 8 シリーズ」は処理性能が高く、4K動画の撮影や3Dゲームのプレイなどの高負荷な処理を含む用途でも快適に使用できるのが特長。ハイエンドスマートフォンに搭載されることが多いCPUです。

特に最新の「Snapdragon 8 Gen3」では、処理速度が向上しているだけでなく電力効率が改善したことで、高いパフォーマンス性能だけでなく安定性も大きく向上している点もポイントが高いですね。

「Snapdragon 6 シリーズ」は主にミドルレンジ帯のスマートフォンで採用されることが多い「実用として十分な性能」と評されているもの。インターネットをみたり処理の軽いゲームならば問題なく楽しめます。

搭載メモリ

RAM(Random Access Memory)

スマートフォンをスムーズに動作させるための一時的な記憶領域のこと。容量が大きければ沢山のアプリを同時に使え処理速度も高速に。

SIMフリー対応 Xpeira は搭載されている RAMメモリーが大きいのが特長。複数のアプリを同時に使用するといった場合でも安定した動作でご使用いただけます。「Xperia 1 シリーズ」では 大容量RAM 16GB を搭載しているモデルもありますので、ゲームを頻繁にプレイする方やアプリを沢山起動する方には特におススメといえそうです。

ROM(Read Only Memory)

画像やアプリといったデータを保存しておく場所。ストレージとも呼ばれ、SDカードなどの記録メディアもこちらに分類される。

SIMフリー対応 Xpeira では 256GB / 512GB と比較的大きめなストレージ容量を搭載しているモデルが多いのが特長。写真や動画を沢山撮影する方は大きいストレージ容量を持つ『Xperia 1 シリーズ』がおススメです。

また全機種共通で、microSDカードによる容量拡張にも対応しているのも Xperia の大きな特徴となっています。「Xperia 10 シリーズ」のように、本体容量が比較的少ないモデルでも、microSDカードに写真や動画、音楽などを保存することで、容量不足をカバーすることが出来ます。

バッテリー性能

全モデル 5000mAh の大容量バッテリーを搭載しているだけでなく、ワイヤレス充電やいたわり充電にも対応(『Xperia 10 VI』はワイヤレス充電非対応)。

更に『Xperia 1 VI』では、使っても劣化しにくいバッテリーが3年から4年に延長。消費電力を抑えた新ディスプレイや充電の最適化、新素材の採用などで、通常使用を想定したテストで丸2日(48時間)使い続けることが出来るほど、バッテリー性能は大幅に進化しました。

防水性能

全モデル 「IPX5」「IPX8」の防水性能、「IP6X」の防塵性能を有しているので水回りでも音楽や動画を楽しむことが出来ます。またタッチ精度が高いので、手が濡れた状態でも快適に操作が可能です。

IPX5

内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、スマートフォンとしての機能を有することを意味する

IPX8

常温で水道水、かつ静水の水深1.5mのところに静かに沈め、約30分間放置後に取り出したときにスマートフォンとしての機能を有することを意味する

IP6X

直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置にスマートフォンを8時間入れてかくはんさせ、取り出したときにスマートフォンの内部に塵挨が侵入しない機能を有することを意味する

ディスプレイ性能

全モデル有機ELディスプレイを搭載。ただし画面サイズや画面の精細感、リフレッシュレートなどは異なります。

『Xperia 1 VI』では画面輝度(明るさ)が更に向上、新搭載の「サンライトビジョン」で直射日光下での視認性も大きく改善しています。

さらにAIを駆使して画質調整を行う事で、最新ブラビアの画質(彩度・コントラスト・質感・立体感)で写真や動画・写真など様々なコンテンツを高画質で楽しむことが出来る「Powered by BRAVIA」にも対応。

ディスプレイの性能で選ぶのであれば『Xperia 1 VI』が頭1つ飛び抜けている、そんな印象です。

カメラ性能 で選ぶ

ソニーのスマホ Xperia の魅力の1つが、カメラメーカーが作った優れたカメラ機能が搭載されている点。モデル毎に違いが出るところでもありますので、分かりやすいようカンタンにまとめました。

Xperia 10 VI

Xperia スタンダードモデル『Xperia 10 VI』は、超広角(16mm相当、800万画素)と広角(26mm相当、4800万画素)と2つのカメラユニット構成。「Xperia 5 V」で採用されたカメラシステムと同じように、広角 26mm 4800万画素のセンサー中央部分を切り出す(クロップする)ことで、2倍相当となる 52mm 有効画素数1200万画素の画質劣化のない撮影が可能になっています。

「Xperia 1 シリーズ」や「Xperia 5 シリーズ」のような多彩な撮影機能は搭載していませんが、カメラアプリを刷新したことで、より手軽に写真と動画の切り替えが出来たり、最新機種にも搭載されている好きな色味で撮影できる「ルック」を搭載するなど、「撮影を楽しむ」機能を初めて搭載しました。

Xperia 5 IV

第4世代 Xperia となる『Xperia 5 IV』は、1.7型センサーの裏面照射CMOSセンサー Exmor RS を搭載することで、全てのリアカメラに120fps高速読み出しに対応したイメージセンサー搭載し高精度なAF/トラッキング性能や4K 120fps撮影を楽しめます。最新モデルには画質・耐ノイズ耐性ともに劣るものの、瞳AFやリアルタイムトラッキングなど高精度なオートフォーカス機能もしっかり搭載されています。

Xperia 1 V / Xperia 5 V

第5世代Xperia となる両モデル(Xperia 1 V  / Xperia 5 V)最大の特長は、新開発となる 2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載していること。

イメージセンサーの大判化に加え、積層技術により耐ノイズ性能、低照度性能も大きく向上。加えて高速な重ね合わせ処理により、暗所でも白とび・黒つぶれのない、フルサイズセンサーを搭載したデジタルカメラ並みの撮影が可能になっています。

表現豊かな色のプリセット「クリエイティブルック」や人物の肌の質感をきれいに表現が可能な「S-Cinetone for mobile」なども搭載されているので、写真や動画をキレイに撮りたい方にこそ手にしてもらいたいモデルとなっています。

両機種の違いは望遠レンズの有無。少し離れた被写体を撮影することが多い方は「Xperia 1 V」のほうがおススメです。

Xperia 1 VI

最新モデルとなる「Xperia 1 VI」では、光学ズーム領域が更に拡大、170mmまでの光学望遠ズームが可能となったことで、今まで撮るのが難しかった遠くの風景や人物も画質劣化なしに大きく切り取ることが出来るようになりました。

24mm広角レンズには引き続き 新世代センサー「ExmorT for mobile」を搭載。様々な撮影シーンにおいてノイズを抑えた高画質な撮影に対応しています。本機は更に中央部だけをクロップすることで、画素劣化なしの光学2倍相当の48mmでの撮影にも対応。「Xperia 5 V」で採用されていたクロップズーム機能が利用することが出来るようになりました。

これにより「Xperia 1 VI」では、16mm / 24mm / 48mm / 85-170mm で画素劣化ない、精細な写真や動画を撮影出来る事が可能となりました。これなら様々なシーン撮影にも対応できますね!

最大撮影倍率約2倍の「テレマクロ撮影」にも新しく対応。

120mm固定でかつマニュアルフォーカスでの撮影となりますが、望遠レンズならではの大きなぼけ感で歪みのない写真を撮影することが出来ます。マニュアルフォーカスではピントの合っている箇所の色を変えて表示してくれる(ピーキング機能)ので、写真撮影になれていない方でも比較的簡単に撮影することが出来ます。

α譲りの高精度AFも更に進化、AIを使った被写体を骨格レベルで認識・追捕可能な「姿勢推定技術」を新たに搭載したことで、例えば子供が動き回る運動会などでもより被写体に追従した写真や動画を撮影出来ます。

カメラアプリも刷新。

3つのアプリで展開されていたソニーのカメラ系アプリが1つに集約。Xperiaのこだわり機能は残しながらも、誰でも簡単に使えるアプリへと進化しています。

カメラ性能を重視するのであれば、総じて上位モデルを選んだ方が満足度が高く、特に「Xperia 1 VI」はもはや一眼カメラと言ってもいいほどのAF性能や画質を実現しています。撮影時でも見やすいディスプレイと相まって、よりカメラ撮影を快適で楽しいものにしてくれるでしょう。

予算(販売価格) で選ぶ

予算を考えなければ当然ながらフラグシップモデル「Xperia 1 VI」がおススメ。カメラ性能だけでなくディスプレイ性能や電池持ちなど各機能で優れています。メモリー容量で価格が選択出来るようになり選択肢も広がりました。

「Xperia 1 V」も1世代前のフラグシップモデルとはいえ、スマホ離れしたカメラ性能は健在。Xperia 最大の欠点といわれていた「発熱問題」も大きく改善されていて、使い勝手も大きく向上。大容量メモリー搭載でこの性能、この価格はなかなかお買得と言えるのかもしれません。

ただそこまでの予算は出せない・・という方も多いと思いますので、予算別におススメの機種を3モデル紹介いたします。

予算:15万円まで

Xperia 5 V(XQ-DE44):ソニーストア販売価格:129,800 円(税込)

「Xperia 5 V」は Xperia 5 シリーズ 最新モデルで、上位モデルである「Xperia 1 V」と同じCPU、カメラセンサーを搭載しながらも片手でも扱いやすいサイズ感に落とし込んだプレミアムモデル。予算を抑えたいけどカメラ機能には妥協したくないという方にオススメです。

「Xperia 1 V」と「Xperia 5 V」との比較については別記事にまとめていますので、気になる方はこちらもチェックしてください。

最新モデル 第5世代対決 Xperia 1 V / Xperia 5 V 徹底比較!
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Xperia 1 V / Xperia 5 V 比較レビュー、違いを徹底的に解説。ご購入時の参考にしてください。

予算:10万円まで

Xperia 5 IV(XQ-CQ42):ソニーストア販売価格:89,100 円(税込)

「Xperia 5 IV」は 「5シリーズ」の4世代目にあたるモデル。

当時のフラグシップモデルで搭載されていたCPU「Snapdragon® 8 Gen 1 Mobile Platform」を搭載しながらも、度重なる値下げで 89,000円という低価格を実現。もちろん基本性能やカメラ性能などはプレミアムモデル級。手に収まる丁度いいサイズ感の小型軽量スマホなので、手のちいさな方や女性などでも扱いやすいです。

「5シリーズ」最新モデルである「Xperia 5 V」との比較については別記事にまとめていますので、気になる方はこちらもチェックしてください。

コンパクトプレミアム 新旧対決 Xperia 5 V / Xperia 5 IV 徹底比較!
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Xperia 5 V / Xperia 5 V 比較レビュー、違いを徹底的に解説。

Xperia 10 VI(XQ-ES44):ソニーストア販売価格:69,300 円(税込)

「Xperia 10 VI」は 「10シリーズ」の6世代目にあたるモデル。

日常使いに十分な機能を備えたモデルで、インターネットを見たりパズルゲームなどはもたつくことなく快適に操作することが出来ます。164gの軽量ボディながら2日間持つスタミナバッテリーも搭載しており、長時間のコンテンツ視聴も可能です。低価格ながらソニーのスマートフォンらしく、音や映像のキレイさにもこだわってるモデルでもあります。

高性能ななスマホは必要ない方や、とにかく安くて使いやすいスマホをお求めの方、子供用のスマホをお探しの方にピッタリのモデル化と思います。

価格帯の近い『Xperia 5 IV』との比較については別記事にまとめていますので、気になる方はこちらもチェックしてください。

お手頃モデル対決 Xperia 10 VI / Xperia 5 IV 徹底比較!
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Xperia 10 VI / Xperia 5 IV 比較レビュー、違いを徹底的に解説。


今回は おススメのXperia を特長別にご紹介させていただきました。

ご購入時の参考になれば幸いです。

 

詳細につきましてはリンク先も参考になさってくださいね。

Xperia スマートフォン レビュー

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