ケーブル一本でも圧倒的臨場感!ソニー サウンドバー HT-A7000 レビュー!

サウンドバー一本でこの臨場感・・ HT-A7000 ヤバすぎます。

こんにちわ、ソニーショップさとうち の しげ です。

先週実施した店頭イベント『サウンドバー体験会』にてソニーさんよりお借りしたサウンドバー『HT-A7000』は、単体でも今までとはけた違いの臨場感あるサウンドが楽しめる、ソニーのサウンドバーフラグシップモデル。

映画や音楽、ゲームをもっといい音で楽しみたいという方にはささりまくる製品でした!

本体だけで 7.1.2ch サラウンドシステム を実現、接続もカンタン!ただしサイズは要注意!

サウンドバー『HT-A7000』はこの1本のサウンドバーに

  • フロントスピーカー × 5
  • サブウーファー × 2
  • ビームトゥイーター × 2
  • 上向きスピーカー(イネーブルドスピーカー) × 2

と9基のスピーカーユニットとサブウーファーまでも内蔵。サウンドバー本体だけで 7.1.2ch サラウンドシステム を実現しています。

通常AVアンプなどで 7.1.2 ch システムを構築しようものなら、アンプやらウーファーやらリア含めたスピーカーだけでなく、接続するケーブルの配線にも気を使いながら設置することになるので設置するだけでも一苦労なのですが、『HT-A7000』ならテレビの前にポンとおくだけでOK!

このシンプルさは素晴らしいの一言。

入出力端子も充実。

  • HDMI出力(eARC対応)
  • HDMI入力 × 2
  • AV周辺機器用のUSB端子
  • Sセンター出力端子
  • TV入力(OPT) 光デジタル入力端子
  • アナログ入力
  • 電源端子

HDMI入力が2系統搭載されているだけでなく、共に 8K HDR / 4K 120 / 4K HDRパススルーにも対応する「HDMI2.1」仕様。レコーダーとPS5 など、テレビ本体のHDMI入力端子を使わずとも サウンドバーに2台の機器を接続することが出来ます。

しかもHDMI出力は高品位な音声フォーマット( 「ドルビーアトモス」や「DTS:X」など)の伝送も可能な「eARC」に対応するので、テレビ側が「eRAC」に対応していればそこをハブとして様々な機器を接続し高音質な音声を楽しむことも可能です。

接続もめちゃくちゃカンタン。(最小構成での)接続は HDMIコード 1本と 電源コード を接続するだけ。

サウンドバー本体をテレビの前に置いて電源とHDMIを接続するだけで 7.1.2ch の臨場感のあるサウンドがかんたんに楽しめる、なんという画期的な商品なんでしょう!

ただし本体サイズには注意が必要です。

体験会で使用したのは65型の有機ELモデル『XRJ-65A90J』との組み合わせだったのですが、『HT-A7000』は見ての通り65型モデルと同じくらいの幅とかなり大きめ(外寸サイズは 幅 1300mm X 高さ 80mm X 奥行き 142mm)で質量も 8.7 kg とかなりのヘビー級。

音がいいサウンドバー、というだけで購入すると大変なことになるかと思いますので、自分の環境に合ったサイズ感の製品かの確認は必ずしておきましょう。

本格的なサウンドシステムに拡張可能

『HT-A7000』本体だけでも サブウーファー2基を含めた 7.1.2ch 音声出力で臨場感のある高音質で楽しめますが、別売のサブウーファーやリアスピーカーを追加することで、より深く迫力のある低音や臨場感豊かなにサラウンドサウンドに拡張することも可能。

サブウーファー、リアスピーカーともにワイヤレス接続対応モデルとなっているので、比較的自由なレイアウトで配置が可能です。

追加出来るサブウーファー
商品名 サブウーファー『SA-SW5』 サブウーファー『SA-SW3』
ソニーストア販売価格 93,500 円(税込) 52,800 円(税込)
ウーファー 180mm パッシブラジエーター 160mm バスレフレックス
実力最大出力 300W 200W
外形寸法(幅x高さx奥行き) 277mm×409mm×422mm 201mm×382.5mm×402mm
質量 13kg 9kg

『HT-A7000』 だけでも2基のサブウーファーを搭載しているので十分な低音を再生することはできますが、別売のサブウーファーを接続すると映画や音楽などのコンテンツをよりパワフルな低音でお楽しみいただけます。

本体との接続はワイヤレスなので、面倒なケーブルの取り回しなどは必要なし。迫力の低音を最大限味わいたいという方は『SA-SW5』、限られたスペースで手軽に低音を楽しみたいという方にはコンパクトな『SA-SW3』がおススメです。

サブウーファー「SA-SW5」

深みのある圧倒的な重低音を楽しめるサブウーファー

ソニーストア価格:93,500 円(税込)

 2022/07/05 現在の価格

サブウーファー「SA-SW3」

より深みのある豊かな低音を楽しめるサブウーファー

ソニーストア価格:52,800 円(税込)

 2022/07/05 現在の価格

追加出来るリアスピーカー
商品名 リアスピーカー『SA-RS5』 リアスピーカー『SA-RS3S』
ソニーストア販売価格 74,800 円(税込) 52,800 円(税込)
ツイーター 搭載(14mm ソフトドーム) 搭載(16mm ソフトドーム)
ウーファー 搭載(パッシブラジエーター) 搭載(バスレフレックス)
イネーブルドスピーカー 搭載 非搭載
内蔵バッテリー 対応 非対応
チャンネル数 6ch(L:3ch+R:3ch) 2ch(L:1ch+R:1ch)
外形寸法(幅x高さx奥行き) 145mm×250mm×134mm 100mm×187mm×100mm
質量 2.4kg/個 1.1kg/個

後方からの音がはっきり、くっきり聞こえるようになるリアスピーカーは、より立体音響を楽しみたい方向けにおすすめ。本体との接続はワイヤレス。

『SA-RS3S』はトゥイーターとウーファーの2Way構成で、低域から高域まで自然で広がりあるサラウンド感を作り出します。

『SA-RS5』はフロントにトゥイーターとウーファーを、両サイドにはパッシブラジエーターを搭載しています。上部にはイネーブルドスピーカーを搭載することでより立体感のある音場を生み出します。バッテリー内蔵なので、コンセントの位置を気にすることなく設置できたり使いたいときだけ使用するといった使い方も可能(フル充電で最大10時間の使用が可能)。

取り出した際、本体上面にある「オプティマイズボタン」を一押しするだけで音場空間を自動で生成。

別途測距用のマイクやアプリなどを使用することなく出来るってのがまたカンタンでいいんですよね!

大きな部屋ではないので少しでも安くサウンド感を向上させたいという方は『SA-RS3S』、普段は押し入れなどに収納しておいて使いたいときだけリアスピーカー込みでのサウンドを楽しみたい、圧倒的臨場感をいつでも楽しみたいという方は『SA-RS5』がオススメです。

リアスピーカー「SA-RS5」

バッテリー内蔵により電源に接続せず、自由度の高いレイアウトを可能にするリアスピーカー

ソニーストア価格:74,800 円(税込)

 2022/07/05 現在の価格

リアスピーカー「SA-RS3S」

リアルサラウンドを楽しめるリアスピーカー

ソニーストア価格:52,800 円(税込)

 2022/07/05 現在の価格

セットはもちろんサウンドバー単体でも圧倒的臨場感!

体験会で使用した サウンドバー本体、サブウーファー『SA-SW5』、リアスピーカー『SA-RS5』、センタースピーカーとして有機ELブラビア『XRJ-65A90J』の環境で、実際に聞いてみました。

左右から、前後から、上下からあらゆる所から音が迫ってくる圧倒的臨場感は、以前『HT-A9』体験会で感じた感覚と勝るとも劣らないものでした、これはスゴイ!まさに「映画のワンシーンの中に自分がいるような圧倒的な臨場感」というフレーズがぴったり。

試しにウーファーやリアスピーカーを外し『HT-A7000』だけで聞いてみました。

さすがにズンと来る低音も包まれるような臨場感も効果が薄まり、ちょっと物足りないかなと感じてしまいますが、それでもサウンドバー単体でこれだけのレベルのサウンド感を楽しめるということに驚きです。すごいの一言。

特にセリフなど人の声に関しては、ブラビアのセンタースピーカーモードなしでも十分いけるのではないかと感じるほど。音質もいいので音楽を楽しむスピーカーとしても使えそうですね。

これだけ高性能ならばまずはサウンドバー『HT-A7000』を単体で購入し包まれるようなサラウンド感を満喫、徐々にウーファーやリアスピーカーをそろえていって音のグレードアップを楽しむ・・1粒で3度おいしい購入の仕方もありなのではないかと思いました。


今回は、ソニー フラグシップサウンドバー『HT-A7000』のレビューをお届けさせていただきました。

本体の大きさは注意する必要はありますが、ものとしては今までで聞いてきた中では間違いなく最上位に入るサウンドバーだと感じました。設置や音場設定がカンタンなのも大きなポイントですね!

サウンドバー「HT-A7000」

リビングに圧倒的な音の広がりと臨場感を創出。ソニーが実現するサラウンドシステムの新スタイル

ソニーストア価格:176,000 円(税込)

 2022/07/05 現在の価格

製品につきましてのより詳細はリンク先も参考になさってください。

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