Xperia 1V と Xperia 1IV 比較 外観やキャリアモデルとの違いをチェック!

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カメラ性能が大幅に進化した Xperia 1 V SIMフリーモデルを実機で紹介!

こんにちわ ソニーショップさとうち の しげ です。

7月14日(金)発売予定の 新型 Xperia フラグシップ SIMフリーモデル『Xperia 1 V(XQ-DQ44)』。既に発売されている ドコモ や au などのキャリアモデルの発売から1ヶ月遅れることになるものの、キャリアモデルと比較して メモリー容量増量、ストレージ容量倍増と基本スペックが高くお値段も安いという特徴もあるため、SIMフリーモデルの発売を今か今かと待っている方も多いのでは無いでしょうか?

そんな SIMフリーモデル『Xperia 1 V(XQ-DQ44)』をいち早く実機を触る機会がありましたので、早速紹介していきたいと思います。それでいってみましょう!

Xperia 1 V(XQ-DQ44)

パッケージは先代「1 IV」に引き続き、竹、さとうきび、市場で回収したリサイクル紙を由来とするソニー独自開発の「オリジナルブレンドマテリアル」を採用。液晶を保護しているのもプラスティックレスな紙製の保護シート。

付属品は取説代わりの「スタートガイド」のみ。USBケーブル も ACアダプター もありませんので、はじめてAndroidスマートフォンをお使いの方はなど 充電するアクセサリーをお持ちでないという方は、別途購入が必要になりますのでご注意ください。
(ソニーストアでは急速充電に対応したACアダプター(ケーブ付き)もご購入いただけます)

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USB PD対応の急速充電 コンパクトサイズで持ち運びに便利なACアダプター

ソニーストア価格:5,480 円(税込)

 2023/06/22 現在の価格

お借りしたのはSIMフリーモデル限定カラーとなる「カーキグリーン」。

他にも「ブラック」「プラチナシルバー」と3色の中から選択することが出来ます。

独自開発のきめ細かなテクスチャーを施した、フロスト強化ガラスを採用。タフさと先進さを感じるデザインだけでなく、より滑りにくく持ちやすい形状になったことで、撮影時や視聴時も快適に使用することができますね!

Xperia 1 V(XQ-DQ44)Xperia 1 IV(XQ-CT44)との外見の違いをチェック

では実機をじっくりチェックしていきましょう。せっかくなので先代『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』と比較しながら外見の違いをチェックしていきます。

  Xperia 1 V(XQ-DQ44) Xperia 1 IV(XQ-CT44)
サイズ/重量  約71mm×約165mm×約8.3mm
187g
約71mm×約165mm×約8.2mm
186g
ディスプレイ 約6.5インチ/有機EL シネマワイドディスプレイ/
4K/HDR対応/120Hz駆動
約6.5インチ/有機EL シネマワイドディスプレイ/
4K/HDR対応/120Hz駆動

仕様表を見るかぎり、若干厚く、重くくなっているようですが、サイズ感はほぼ同じ。

1mm 厚くなったようですが、「1 IV」に装着している液晶保護シート分くらいの違い。気になる違いではないかと思います。「1 V」に新しく施された フレーム部分にある小さな溝は、見た目もクールでカッコイイだけでなく背面に施されたきめ細かなテクスチャーと相まって、持ちやすさ、落としにくさにも直結する実用性のあるデザインとなっています。

画面輝度は「1 IV」と同等。日差しの強い日などでもしっかりディスプレイを視認することが出来ます。

本体背面

  Xperia 1 V(XQ-DQ44) Xperia 1 IV(XQ-CT44)
カメラ
(リア)
 16mm(超広角)
有効画素数約1200万画素/F値2.2
24mm(広角)
有効画素数約4800万画素
(記録画素数約1200万画素)/F値1.9
85-125mm(望遠)
有効画素数約1200万画素/F値2.3-2.8
ZEISS T*コーティング

16mm(超広角)
有効画素数約1220万画素/F値2.2
24mm(広角)
有効画素数約1220万画素/F値1.7

85-125mm(望遠)
有効画素数約1220万画素/F値2.3-2.8
ZEISS T*コーティング

搭載されているリアカメラも刷新。

リア側には3つのレンズを搭載。

  • 16mm(超広角):有効画素数約 1200万画素/F値2.2
  • 24mm(広角):有効画素数約4800万画素(記録画素数約1200万画素)/F値1.9
  • 85mm-125mm(望遠):有効画素数約 1200万画素/F値2.3-2.8

超広角レンズ、画質の劣化のない光学ズーム対応の望遠レンズは「1 IV」と同等ながら、

24mm広角レンズ については 1 IV 比で約1.7倍に大判化した、2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載。センサーの大型化 + 積層技術により耐ノイズ性能、低照度性能も大きく向上しています。

加えて高速な重ね合わせ処理により、暗所でも白とび・黒つぶれのない、フルサイズセンサーを搭載したデジタルカメラ並みの撮影が可能になったとのこと。夜の人物撮影や情景の色、質感をより美しく再現してくれそうですね。

カメラらしさを強調するメタルフレームを新しく採用。3つのレンズだけでなくフラッシュと前方マイクなどもメタルフレーム内に集約することで、見た目だけでなく

専用ケースを装着した際の一体感も演出しています。

ちなみに「1 IV」に搭載されていた「3D iToFセンサー」は今回搭載されていません。AI技術により同等の働きをしつつも、苦手としていた遠くの被写体などもしっかりカバーしてくれるとのことで不採用となったようです。

本体天面

3.5mmステレオミニジャックのヘッドホン端子を引き続き搭載。有線ヘッドホンでいい音で音楽を楽しみたい方にとっては、あれば嬉しい端子となっています。

本体右側面

上から、音量キー(上下)、電源/指紋センサーボタン、カメラシャッターキー 。ボタンの種類、並び共に変更はありません。

カメラシャッターキーのエンボス加工ももちろん継承されています。滑りにくく押しやすいのはもちろん、写真が撮りたいって時に長押しでカメラアプリが高速起動するので使い勝手がいいんですよね!Xperia 下位モデルでもぜひ実装してほしいです。

本体左側面

ボタンも端子もありません。

本体底面

本体底面には USB Type-C 端子とマイク、SIMカード / microSDカードスロット 。

SIMトレイは「1 IV」と同じくコンパクトタイプ。表面にSIMカード、裏面に microSDカード が収納出来るようになっています。

注意すべき点として「1 V」でも SIMカード2枚による デュアルSIM には非対応となっている点。デュアルSIM を利用したい場合は、「SIMカード + eSIM」という形で利用することになります。ただし デュアルSIM 利用時でも microSD も利用することが出来るので、写真や動画をたくさん保存されたい方にとっては有り難い仕様となっています。
 ⇒ eSIM については UQ mobile サイト内にてご確認いただけます

充電に使う端子はもちろん USB Type-C。

「1 V」は 大容量 5000mAh バッテリーを搭載しているだけでなく、いたわり充電 や 充電最適化技術急速充電など、バッテリーに優しいのも大きな特徴、「3年使っても劣化しにくいバッテリー」というわけです。他にもQi規格のワイヤレス充電やおすそわけ充電にも対応しています。

チップセットは最新の「Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform」を採用、処理速度が向上しているだけでなく電力効率が40%改善、さらにXperia 自体の作りも熱拡散シートの体積を約60%拡大したことで、高いパフォーマンス性能だけでなく安定性も向上しています。

試しに 4K 動画を「1 IV」「1 V」それぞれで長時間撮影してみたのですが、「1 IV」は1時間も経たずして撮影出来なくなりましたが、「1 V」は1時間半以上録画していても落ちることなく動画撮影することが出来ました。

本格的なテストでは無いものの、熱問題への対応はかなり効果があるといっていいのではないでしょうか。

SIMフリーモデル『Xperia 1 V』『Xperia 1 IV』新旧比較

ソニーストアから発売されている同じSIMフリーモデル『Xperia 1 V(XQ-DQ44)』『Xperia 1 IV(XQ-CT44)』の違いは以下通りです。

  Xperia 1 V Xperia 1 IV
サイズ/重量  約71mm×約165mm×約8.3mm
187g
約71mm×約165mm×約8.2mm
186g
CPU Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform
RAM/ROM 16GB RAM / 512GB ROM 16GB RAM / 512GB ROM
カメラ 16mm(超広角)
有効画素数約1200万画素/F値2.2
24mm(広角)
有効画素数約4800万画素
(記録画素数約1200万画素)/F値1.9
85-125mm(望遠)
有効画素数約1200万画素/F値2.3-2.8
ZEISS T*コーティング

16mm(超広角)
有効画素数約1220万画素/F値2.2
24mm(広角)
有効画素数約1220万画素/F値1.7

85-125mm(望遠)
有効画素数約1220万画素/F値2.3-2.8
ZEISS T*コーティング

ディスプレイ 約6.5インチ/有機EL シネマワイドディスプレイ/
4K/HDR対応/120Hz駆動
約6.5インチ/有機EL シネマワイドディスプレイ/
4K/HDR対応/120Hz駆動
オーディオ ステレオスピーカー
(スピーカーアンプ進化)
ステレオスピーカー
バッテリー 5000mAh 5000mAh
SIM Dual SIM (nano SIM + eSIM) Dual SIM (nano SIM + eSIM)

外観の違い以外にも、新世代センサー搭載でカメラ機能が劇的に進化を果たしているだけでなく最新のチップセットを搭載することで、Xperia 史上最も高速な処理性能を実現していると同時に、長年の課題であった熱対策も強化することで安定性も向上。

加えてアンプを刷新することでスピーカー音質も改善するなど、さらに完成度の高いモデルになったといえます。

SIMフリーモデル Xperia 1 V(XQ-DQ44) と キャリアモデルとの違い

ドコモなどキャリアから発売されている『Xperia 1 V』と、今回ソニーストアで発売された SIMフリーモデル『Xpeira 1 V(XQ-DQ44)』との違いは以下の6点。

1.国内携帯電話各社で使用している 電波の種類(バンド)に幅広く対応

SIMフリーモデル『Xpeira 1 V(XQ-DQ44)』では、様々な電波の種類(バンド)に対応しているのが大きな特徴。

上記表はSIMフリーモデル含む、各社から発売されている『Xperia 1 V』にて国内で使用できるバンドをまとめた表。

電波とかバンドとかいわれてもちょっと難しい・・と感じる方もおられるかと思いますが、要は上記表に 「○」 が 付いていないところは、電波を受信できない(スマホで電話やネット接続が出来ない)可能性があるという事。

例えばドコモで購入した『Xperia 1 V』を au の契約で使いたいと思ったとしても、ドコモモデルでは au のメインバンドの一つである「26」が受信できないので、使えない可能性があります、逆もまたしかり。

それに対して ソニーストアで購入する『Xperia 1 V』では幅広い電波の種類(バンド)に対応しているので、(ドコモ でも au でも ソフトバンクでも)安心してお使いいただけることが出来ます。

対応する 電波(バンド)のことを考えないで好きなプランを選べるってのは、間違い無く大きなメリットといえますよね。

2.Xperia SIMフリーモデルは大容量メモリー搭載

メモリー容量も キャリアモデルが 12GB に対し 16GB もの大容量を搭載。アプリを複数起動してもより安定した動作が可能になります。

3.Xperia SIMフリーモデルは大容量ストレージ搭載

写真や動画を保存する容量(ストレージ)が、キャリアモデルから倍増の 512GB となっているのも大きな違い(キャリアモデルは ストレージ容量は 256GB)。写真や動画をよく撮影する方にとってはこの違いは大きいですよね。

4.キャリア独自のアプリがインストールされていない

ドコモなどでで販売されているキャリアモデルの「Xperia 1 V」は、これでもかというくらい自社アプリがインストールされています。単にデータ容量を無駄に食い潰しているだけでなく動作が不安定になる要因ともなり得ますので、必要でないアプリはインストールしない方がイイに決まっています。

対して SIMフリーモデル は写真の通り、必要最低限のアプリしかインストールされていないんですよね。スッキリしていて非常にイイ感じ!!

5.SIMフリー限定のカラバリ「カーキグリーン」

SIMフリーモデルにしかないカラバリ「カーキグリーン」を選択出来ます。専用カラーというだけあって注文が「カーキグリーン」に集中。人気すぎて発売日に手に入れることが出来ない状況に陥っています。

6.キャリアモデルにあってSIMフリーモデルには無いもの

反対にSIMフリーモデルにはない、キャリアモデルにのみあるメリットは、

  • FMラジオが非対応
  • ミリ波非対応

などがあります。

FMラジオに関してはアプリ「radiko(ラジコ)」で代用できるとして、ミリ波も対応してほしいという方は、キャリアモデルからの選択となります。ただしこれらが気にならないのであれば、スペック的に考えてもSIMフリーモデルの購入が正しい選択になるかと思います。

【参考】キャリアモデルとの価格差は?

2023年6月21日(水)地点の各社の一括払いの価格は以下の通りです。

  SIMフリーモデル ドコモ au ソフトバンク
一括払い価格 194,700円(税込) 218,680円(税込) 210,240円(税込) 198,000円(税込)

価格的にはSIMフリーモデルが一番安く購入出来ますが、ソフトバンクの価格は、ゲーミングギア「Xperia Stream」込みの価格となります。ゲーミングギア込みで購入を考えている方は、ソフトバンクモデルが一番おトクといえそうです。

各キャリアが実施しているキャンペーンなどもありますので、その点も考慮に入れて選択いただければと思いますが、個人的には、幅広い電波の種類(バンド)に対応している点やストレージ容量など基本スペックが高く価格も安い SIMフリーモデル『Xperia 1 V(XQ-DQ44)』を購入するのが最善の選択といえるかと思います。


今回は ソニーストアにて7月14日(金)から発売される『Xperia 1 V(XQ-DQ44)』SIMフリーモデルをお届けいたしました。購入時の参考にして頂けると嬉しいです。

Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル『Xperia 1 V(XQ-DQ44)』

本物のエクスペリエンスを、ありのままを描写する
革新のスマホ画質 フラグシップモデル Xperia 1 V

ソニーストア価格:194,700 円(税込)

 2023/06/22 現在の価格

 

『Xperia 1 V』の詳しい仕様についてはリンク先も参考になさってください。

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