LinkBudsシリーズ マルチポイント接続に対応 さっそく使ってみました
LinkBudsシリーズ 2機種が、アップデートで待望のマルチポイント接続に対応!
こんにちわ、ソニーショップさとうち の しげ です。
個人的にすっごく楽しみにしていたアップデート、それが LinkBuds シリーズ『LinkBuds』『LinkBuds S』に告知されていた、2台の機器と同時に接続できるようになる「マルチポイント接続」対応。一部ソニー製品ではすでに実装されている機能ですが、完全ワイヤレスでは初めての搭載となります。
複数のスマホ、スマホとウォークマン など、Bluetooth接続する端末を複数台持ち歩いている方にとっては本当に便利なこの機能、知っておいて損はありません。
てことで早速マルチポイント接続を試してみました。
2台の機器と同時接続可能な「マルチポイント接続」
「マルチポイント接続」とは、1つのヘッドホンに音楽用と通話用、2つの機器をBluetoothで同時接続できるという機能。通常のBluetooth接続では「ヘッドホンと同時に接続できる機器は1台」ということを考えると、使い方によっては相当便利になる機能です。
例えば既にマルチポイント接続が実装されている ワイヤレスノイキャンヘッドセット『WH-1000XM3』では、「音楽用に設定したウォークマンで音楽を聴きながら、通話用に設定したスマートフォンにかかってきた電話を受ける」といったことが可能でした。
『WH-1000XM5』『WH-1000XM4』では、2台のBluetooth機器を音楽用、通話用というかたちに分ける必要がなく「同時接続可能である」という具合に進化しました。LinkBudsシリーズに実装される マルチポイント接続は、「同時接続可能」な後者のタイプにあたります。
例えば PCでの音楽再生時にスマートフォンで着信した場合、自動でスマートフォンの通話に切り替わり、ハンズフリー通話を開始する・・・そんなことが可能になります。
まずはアップデート
て事でまずは LinkBuds / LinkBuds S のアップデートから。
アップデートには、Android・iOSアプリの「Sony | Headphones Connect」から行うのですが、これがまた時間がかかるんです。公式では60分ほどかかるとの案内がありますので、実行される際は時間のあるときに行うのが吉です。
※ ちなみに私の場合は40分ほどでした・・
アップデート手順や詳細については、こちらのヘッドホン 本体アップデート情報 サイト にてご確認下さい。
マルチポイント接続 を使えるよう設定しよう
アップデートが完了したら、スマホと LinkBuds を接続し「Headphones Connect」アプリを使ってマルチポイント接続を使えるように設定します。
「Headphones Connect」を起動後、システムタブをタップ。「2台の機器と同時に接続」という項目が追加されていますので これをオンにします(画像 左)。ステータスタブをタップし表示を確認。接続中の機器として、2台表示できるようになっていれば「マルチポイント接続」の設定は完了(画像 右)。
はじめての接続では、今接続しているスマホ 1台のみの接続表示になっていますが、
「>」(上記赤丸部分)をタップし、「接続機器の管理」画面から、
2台目の機器をペアリング済みリストの中から選択することで、カンタンに「マルチポイント」環境が完成します。
※ ペアリング済みリストにない場合は、2台目の機種を個別にペアリングする必要あり
マルチポイント接続 使ってみた
マルチポイント接続時の音楽再生
※ 『Xperia 1 IV』 で「AmazonMusic」を再生中
上記写真は マルチポイント接続でスマホ2台(ここでは「Xperia 1 II」と「Xperia 1 IV」)が接続されていて、『Xperia 1 IV』で「AmazonMusic」を再生しているところ。
例えばこの時、もう一方の端末(『Xperia 1 II』)に入っている楽曲が聴きたくなったとします。
通常のBluetooth接続の場合、『Xperia 1 II』 Bluetooth 再接続 という一手間があったのですが、マルチポイント接続時ではその必要は無く、
※ 『Xperia 1 II』端末内の楽曲を再生
今再生中の音楽を止めて『Xperia 1 II』の音楽を再生するだけでOK。
切り替える際に「1台目の機器の音楽再生を一時停止しないと切り替わってくれない」というちょっとした手間はありますが、「Bluetooth再接続」をする必要は無いのでスムーズな切替が可能です。
ちなみに「Headphones Connect」アプリでは、マルチポイント接続したスマホの楽曲操作(再生・停止・曲飛ばし・音量調整)も手元で行えます。これは便利!
マルチポイント接続時の通話
マルチポイント接続をすることで、設定したスマホ 2台とも着信待ち受け状態にすることが可能。音楽再生中でも電話を着信すると、ヘッドセットから着信音がなり電話があることを知らせしてくれます。
ダブル待受で着信待ち、着信後そのままハンズフリー通話・・実にスマートな運用が可能になります。
マルチポイント接続時でも LDAC が使える!
個人的に一番嬉しいポイントがここ。
マルチポイント接続でも ハイレゾ級ワイヤレスを実現する高音質コーデック「LDAC」が使えるという点。これ実は、ソニーのワイヤレスヘッドホン最上位機種『WH-1000XM5』でも対応していない機能だったりします。
「LDAC」に対応しているだけでなく、LinkBuds 再利用時でもマルチポイント接続を維持している点など含め、使い勝手が大きく向上していると感じたポイントでした。
今回は LinkBuds に新しく搭載された、「マルチポイント接続」について紹介させていただきました。使い勝手の良い機能ですので、LinkBuds ユーザーの方は積極的にご活用いただければと思います。
そして次はいよいよ、完全ワイヤレス最上位機種『WF-1000XM4』の番。この機種も マルチポイント接続が実装されます。時期的には「今冬にアップデート実施予定」とのことですのでもう少し先の未来。今から実装が待ち遠しいですね!
LinkBuds S『WF-LS900N』 | |
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ながら聴きも、ハマり聴きも、思うがまま。 ソニーストア価格:26,400円(税込) 2022年11月19日 現在の価格 |
LinkBuds『WF-L900』 | |
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着けていることを忘れる、完全ワイヤレス 軽い、耳をふさがない、聴きながら聞こえる。 ソニーストア価格:23,100 円(税込) 2022年11月19日 現在の価格 |
完全ワイヤレスホン『WF-1000XM4』 | |
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静寂は、圧倒的な音質を求めた。業界最高クラスノイキャンに、ハイレゾ音質完全ワイヤレス ソニーストア価格:33,000 円(税込) 2022/11月19 現在の価格 |
アップデートの詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。
LinkBuds シリーズ 徹底解説
当店のホームページでは LinkBuds シリーズの紹介ページを公開しています。
ながら聴きとちゃんと聴きを両立 LinkBuds S | |
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LinkBuds S(リンクバッズS)WF-LS900N はとても軽い本体に優れた外音取り込み機能を搭載、「ながら聴き」と「しっかり聴き」を両立したソニーの完全ワイヤレスヘッドホン。 |
新感覚の完全ワイヤレスをLinkBuds徹底解説! | |
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LinkBuds(リンクバッズ)WF-L900 は振動板の中心部に穴が開いたリング型ドライバーユニット採用の完全ワイヤレス型ヘッドホン。常に自然な外音が取り込める構造で「聴きながら聞ける」を実現、そしてとても軽快感のある装着性を実現しました。 |
こちらも参考になさってくださいね。
スピーカー・ヘッドホン レビュー
ショップ店員による『スピーカー・ヘッドホン・アンプ』レビュー | |
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目的に合わせて選ぼう!スピーカー・ヘッドホンなど、音源やプレーヤーを活かせるソニー商品を紹介します。 |
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