操作性のクセが強い。けど画質は満足。RX0(DSC-RX0) 試し撮りしてきました!

念願かなって購入した、とても小さなデジタルカメラ サイバーショット「RX0」。

RXOが手元に届いてから初めての週末となった先日の日曜日、RX0とサイフとスマホ、そしてハンカチに予備バッテリーと、必要最低限のものだけを身に着けて、京都・嵐山方面にぷらっと行ってきました。

24mm単焦点で、絞りがF4固定、普段一眼カメラを楽しむ私にとっては、なかなか制限されたスペックながらも、もともと割り切って使うものと思って買いましたので、これはこれで十分楽しめるものでした。

作例レベルには、ほど遠いものばかりですが、せっかくなので写したものを紹介したいと思います。

 

阪急の嵐山駅に到着しました。午後から訪れたのですが、天気予報では曇りが良い方向に裏切られ青空の快晴に!気温は低く風は冷たい。そんな撮影日和となりました。

嵐山の景観と言えば、やっぱり渡月橋。松の木抜きでパチリ。

渡月橋を渡って、今度は逆光でパチリ。

水面がキラキラ光っていましたが・・・

こちらはプレミアムオートで撮影したもの。逆光ではHDR効きすぎなのか、なんだか絵のようになってしまいました・・・自然に写すにはプログラムオートがイイみたい。

ここで地元の観光協会の方から写真撮りましょうか?の一言。しかし、その動作が身振り手振りな感じ。いえいえ、わたしバリバリの日本人ですよ(汗)。

お心使いありがとうございます!え?すぴーく、イングリッシュ?だ、大丈夫です!

・・・って、どこの国の人に見えたんだろ(汗)

さてカメラの話。RX0はRX100と同じサイズの1.0型センサー搭載。有効画素数は1530万ながらも普通に写す分には必要十分。レンズもさすが専用設計、周辺も悪くなることなく描写してくれます。

それと使っていて嬉しいのが、起動がとっても速いところ。

↑こちらもプレミアムオート。やっぱりHDR効果が高すぎる・・・

パワーオンしてすぐに撮影できるので、1分でパワーオフの省エネ設定をしておきました。

でも、使いやすいカメラ?と、聞かれたら答えはもちろんNO。

少し老眼の入ってきた私にはメニューの文字が「鬼」のように見づらいし、なによりも1.5型モニターはやっぱり極小すぎるサイズ。撮影する時、このモニターで構図を練ろうだなんて、ちょっと無理。

しかし、グリッドラインの対角+方眼を表示が出来るのは救い。あとは感覚で写してました。

また、撮影後の画像確認は、ほぼ出来ないと思っていただいても結構かと。

扱い始めはこれがすごくストレスだったのですが、だんだん慣れてきて「まぁ撮れているでしょ。」的な感じに変化。実際、時々スマホとWi-Fi接続して確認したところ、思った通りに写せてました。

今回は嵐電(京福電気鉄道嵐山本線)に乗車して、いくつかの駅で乗り降りをしたのですが、途中で良さげな場所を発見。ちょうど陽が傾いて来たところうぃ撮影しました。

やっぱりというか、強い光源を画面上に入れるとこうなってしまいます。

というのも、RX0の初期装備である前面にはレンズプロテクターが装着されており、強い光源を画面上にいれるとフレアが出そうな気がしていました。

きちんと撮影するなら、フィルターアダプターキット、やっぱり必要になりそうです。

陽も暮れてきた嵐電・嵐山駅には、透明のアクリル製の筒の中に「京友禅」 を貼ったモニュメント(キモノフォレスト)がライトアップ。幽玄な世界感が広がっていました。

水が入ったモニュメントもあったので、せっかくなので水の中にカメラ半分ほどジャポンと入れて撮影。

つ、冷たすぎる・・・指が千切れそうなくらい冷たかった・・・

と、いうこともあり、見事に手ブレをしちゃいましたが、このように手軽に水の中にちゃぽん出来るのも「RX0」ならでは。暖かい季節になったら、清流の中に入れて写してみたいなぁ。

そんなことを思いながら、阪急・嵐山駅に着く頃には、周囲はすっかり真っ暗。

こんな感じでRX0をスチルメインで、おおよそ半日、撮影を楽しみました。

いやはやホントお手軽。重い機材とは真逆の世界。体へのダメージは一切ありませんね。超コンパクトなカメラなだけに、特に操作面での扱いにはクセがあるものの、画質はまさにRX100クオリティ。これは気に入りました。

バッテリーの持ちも、カタログスペック以上。まぁ、これは「撮影後の画像確認をほぼしなくなる。」と、いうことがプラスに働いているみたいです。

RX0はスーパースロー撮影なんかも出来るのですが、それがまた楽しい。

そのお話はまた後日お伝えしたいと思います。

デジタルスチルカメラ DSC-RX0

新たな映像世界へ。表現の無限の可能性とともに

ソニーストア価格:79,880円+税

 2017/09/06 現在の価格

今年のCP+はこのカメラだけで行こうかな・・・あぁ、でも寄れないんだよなぁ。

そして、やっぱりジンバル欲しい・・・

 

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き

この投稿へのコメント

  1. あおたけ said on 2018年2月25日 at 3:51 PM

    新たに導入した小さなサイバーショット、
    ポケットサイズとは思えないほど、
    鮮明な画質のお写真ですね!
    阪急マルーンの再現もバッチリ!
    試し撮りのロケ地に嵐電を選ぶあたりも、
    いろいろな趣のあるシーンが満載で、
    さすがのチョイスです♪
    鳥居の向こうをゆく嵐電、いい情景だなぁ。。。
    ただ、やっぱり小さな画面や操作性などは、
    ちょっと難ありですか。。。
    (カメラの性能というより、老眼のせい!?^^;)