SONY FE 24-50mm F2.8 G (SEL2450G) レビュー 実機を使って紹介
SONY FE 24-50mm F2.8 G (SEL2450G) レビュー 実機を使って紹介
ソニーショップさとうち の 中村泰之 です。
ソニーEマウント 標準ズームレンズ FE 24-50mm F2.8 G (SEL2450G)のレビューをお届けします。レビューの前半はこのレンズの特長を、後半では実際に撮影してみた作例を元に感想をお届けしたいと思います。
興味のある方の参考になると幸いです(^^)
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- FE 24-50mm F2.8 G(SEL2450G)価格・納期 詳細はこちら
ソニー SEL2450G レビュー
FE 24-50mm F2.8 G (SEL2450G)は 2024年4月19日 ソニーより発売されたデジタル一眼カメラ α Eマウント用の交換レンズ。焦点距離24mmから50mmまでをカバーする標準ズームレンズで、ポイントをカンタンにまとめてみると次のとおり。
推しのポイントは、なんと言っても小さく・軽く・扱いやすいそんなサイズ感。それでいてズーム全域 F2.8の明るさを備えています。F2.8の明るい標準ズームって聞くと、最高画質のG MASTERレンズを思い浮かべますが、こちらはGレンズ。お値段も控えめとなっています。
少し気になるポイントはズーム域の狭さかも。特に望遠側がもうちょっと欲しいかもと言ったところ。もちろんこれは使う人、狙う被写体次第だと思います。
実機を手にして思うこと。
やはりそれは小型かつ軽量。
約440g でF2.8通しの明るさって考えると本当に嬉しくなります。
こういったレンズを使い出すと、重たいレンズ持ちたくなくなってしまうのもある意味問題点(笑)。軽さは正義であり、あま~いあま~い蜜ようなものです。
このサイズ故にコンパクトのカメラ α7C系との相性は抜群です。
※写真はα7CRとの組み合わせ。
旅行や日常、携帯するのにこれ以上ないサイズ感。
また、扱いやすさに加え、見た目の印象もかなりいい。ソニーのレンズデザインってカッコ良いんですよねぇ。
付加機能として「絞りリング」の搭載はもちろん、AF/MFの切り替えスイッチ、カメラ側で様々な機能を登録できる「フォーカスホールドボタン」も用意されました。
付属するレンズフードも小さくコンパクト。
実は同時期に発表された「SEL1625G」と共通のものだったりします。
ちなみにこのレンズ、ズームを使うと前玉が繰り出すのですが、望遠側の50mmが引っ込んだ状態です。広角側に向かって繰り出すタイプのコンパクトなレンズにありがちな設計です。操作も慣れると問題ないでしょう。
ズームレンズ(FE 24-50mm F2.8 G) | |
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F2.8の表現力と高い描写性能を備えた小型・軽量デザインの標準ズームGレンズ ソニーストア価格:180,400円(税込) 2024年9月5日 現在の価格 |
なお当店では「ソニー直販サイト・ソニーストア」でレンズを購入されることをおすすめしています。まずは保証内容がしっかりしているところ。3年間の保証が無料でついてきたり、ソニーIDを作れば、実質「10%OFF ~」で購入することができるからです。
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作例紹介
α7CR + SEL2450G 1/2000 F8 ISO 200 太陽光
レビューの作例トップバッターをどれにするか相当悩んだのですが、このレンズを使って写したいものってなんだ?って考えたとき、思い浮かんだのが「スナップフォト」でした。
実際、このレンズでのファストカットがこの1枚。ふと目に入った景色をみて、衝動的に写したくなりました。
まさにスナップです。
鉄道好きの私にとって、下を走っている列車に陽がまったく当ってないのが残念でしたが、さっとカバンから取り出してぱっと写せるこのシステム、まさにスナップやお写んぽにピッタリです。
α7CR + SEL2450G 1/500 F2.8 ISO 800 太陽光
ソニー公式サイトによると、このレンズは「ぼけ味」もウリらしいということで、絞りは開放、手前・奥の両方がぼけるようなロケーションで撮影をしてみました。
さすがに単焦点レンズやGMレンズのような、あの美しいぼけ味ではありませんが、標準ズームレンズであることを考えると全然悪くありません。開放で撮影しても、ピントあっているところは解像感高く、実にシャープでした。
α7CR + SEL2450G 1/250 F4.0 ISO 800 太陽光
今度は背景に木漏れ日を入れての1枚。11枚絞り羽根の効果もあって、不規則な点光源の一部は美しい玉ぼけとなって表現されました。今度機会があったら、きらきら光る水辺で写してみよう…
またこのレンズ、最短撮影距離も50mm側なら30cm。24mm側なら19cm。かなる寄れるのも大きな特長。被写体に積極的に近づいて、フルサイズカメラならではの大きなぼけを楽しみたくなります。
α7CR + SEL2450G 1/15 F4.0 ISO 800 太陽光
画質的にあまり文句のないレンズなのですが、絞り開放で風景的な写し方をすると、わずかに周辺が甘いところがあるように感じました。一段絞って、すっかり陽が落ちた観覧車のある街の景色を撮影してみました。
ブログの画像サイズではわかりにくいと思うのですが、この写真をみて全体的にスカッとしてる印象をうけませんか?
そう!そうなんです!
4枚の非球面レンズと2枚のEDガラスによるレンズ構成に、最新の光学設計。色にじみなどはほとんど感じるがないので、全体的にすっきりした描写が得られているのだと思いました。
ゴースト・フレアも抑えられ、夜の撮影も向いています。
α7C II + SEL2450G 1/3200 F2.8 ISO 125 太陽光
今度は大好きな鉄道風景です。
秋に向かって成長中のイネを前ぼけに、ニョキニョキ成長中の白い雲を背景に。そして東京からやってきた「E353系 あずさ号」を真ん中に配置してみました。
まるで自分がバッタになったような目線です。
三脚が使えないロケーション、真夏の暑さと相まって、姿勢をキープするのはキツかったけど、軽いレンズ・カメラの組み合わせは、自分が想い描いた通りの写真を写すことが出来ました。
α7CR + SEL2450G 1/15 F4.0 ISO 100 太陽光
姿勢を活かした構図と言えば、こんな写真も写していました。
歩いていたら偶然発見した水たまりと「15」の数の壁。水たまりにはリフレクションも出来ていて、水面ギリギリに構えてパチリ。なんだかとってもカッコ良く写せました♪
やっぱりこのレンズ1段絞るとカリッカリに描写してくれます。
α7CR + SEL2450G 1/5 F4.0 ISO 800 太陽光
この作例は「自分が近寄る」ということで解決した1枚。
個人的に70mmや105mmまで使える焦点距離のレンズを所有していることもあって、やはりいくつかのシーンで50mmでは望遠端がちょっと足りないなぁ。と、思うところも。
ただし、「寄れないなら仕方なし」。
割り切って使うことも多かったのも事実。
50mm以上の望遠側をどれだけ使うかは撮影者や被写体の内容しだいだと思いますが、わたし的には小さく・軽く・明るい、そのうえに優れた描写力で、このレンズが好きになりました。
こういったレンズを片手に、お写んぽにぷらっと出かける、そんな休日を過ごしてみたいものです。
今回は、ソニー FE 24-50mm F2.8 G (SEL2450G) のレビューをお届けしました。
標準ズームレンズをお探しの方、散歩や旅行用などに、軽くて・小さい・写り良いズームレンズを探している方には、まさにピッタリなレンズ。このレビューが参考になれば幸いです。
ズームレンズ(FE 24-50mm F2.8 G) | |
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F2.8の表現力と高い描写性能を備えた小型・軽量デザインの標準ズームGレンズ ソニーストア価格:180,400円(税込) 2024年9月5日 現在の価格 |
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ソニーのカメラとレンズを徹底レビュー
当店でのホームページではソニー αのカメラ・レンズのレビューを掲載しています。
ショップ店員による『デジタル一眼 α』徹底レビュー | |
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当店ではソニーのデジタル一眼カメラ 「α」 の実機を使用したレビュー記事を掲載しています。 |
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