α(カメラ)のお手入れをしよう! カンタンお手入れでいつもピカピカ♪

外出自粛により、α(カメラ)をもって外にお出掛け出来ない日々が続いてますね。そんな使用機会がめっきり減っているカメラですが、いまどんな状態で保管されてますでしょうか?

本日のブログは、カンタンお手入れでいつもピカピカ!α(カメラ)のお手入れ方法について紹介します。

こんにちわ、ソニーショップさとうち ストアD の やすです。

カメラのお手入れは日頃からされてますでしょうか?撮影から帰ってきたら次回までそのまんま・・・なんてことはないでしょうか?ホコリや汚れなどが付いたまま、特に長い期間ほったらかすと、カビやサビが発生するなどの事態に発展、良いことがありません。

そういったことにならないようにしましょう!と、言うのが今回のお話。

カメラをキレイにしておけば撮影に行くたびに楽しいキモチになりますし、誰かと一緒に出掛けるなら、キレイなカメラを持っているほうが圧倒的に好印象。もちろん、もっと大切なことは、日頃からお手入れで故障率もグンと下げられるということ。そう、カメラは精密機器なんです。

それではお手入れの方法、わたしのお気入りお手入れ道具の紹介も兼ねて、ご案内していきます。

 

α(カメラ)のお手入れをしよう!

今回、α(カメラ)のお手入れに用意した道具は以下の4点です。

ハクバ レンズペン3 マイクロプロ 以外は代替可能。今はネット通販で購入できるものばかり。Amazonやソニーストアのリンクも一応参考のために貼っておきます。こちらも参考になさってください。

ブロワーでホコリ飛ばし

カメラのお手入れ、まずはブロワーを使っていきます。カメラに付着したホコリをシュポシュポしながら飛ばしていきましょう。とくにスイッチやダイヤルなど、狭い場所にホコリは溜まりやすいので重点的に吹き飛ばしていきます。

私が愛用するブロワーは スイスの時計工具メーカーBERGEON製の「BERGEON-5733」。デスクの上で転がらない自立する形状で、嵩張らないコンパクトサイズ。それでありながら、十分な風量を吐き出してくれます。

そんなブロワーで大まかにホコリを飛ばしたら、2番手「ハケ」にバトンタッチです。

ハケでさらにホコリ飛ばし

ブロワーで大まかにホコリを飛ばしたら、次はハケを使用します。

かれこれ使って、もう20年にもなる「大塚刷毛 ラスター刷毛 #356 平 黒 2インチ 」は、カメラのお手入れの時に欠かせない存在。ブロワーで飛ばしきれない、狭いところにあるチリやホコリを、コシがある毛で一気に飛ばしてくれます。

今回は α7III で使用していますが、ニコンユーザーだった頃からの愛用品。モードダイヤルとファインダーの隙間とか、すいすい入って、ホコリを飛ばしてくれますよ。

難しい端子部分の隙間にもすっと入り込んでくれます。このハケを使えば短時間で済むのもありがたい。

細かい溝を含め、カメラ全体にホコリが目立たなくなったら、お手入れの工程は90%終了です。

ボディキャップもお手入れしよう!

カメラ全体のホコリを飛ばしたら、続いてはボディキャップもクリーニング。お手入れはカメラばかりに気が入ってしまいがちですが、ボディキャップ内側は特にホコリがたまりやすい場所だったりします。

カメラ本体同様、ブロワーとハケでホコリを飛ばすことによって、カメラ内部、特にセンサーにホコリが付着する確率がグンと下がります。ぜひボディキャップもカメラと一緒にお手入れをしましょうね。

必要であればイメージセンサーのお手入れも

続いてはカメラの中にある、イメージセンサーのお手入れです。

虹の中に航空機。イイ写真撮れたと思ったのに画像には複数の黒い点がぁ・・・(>_<;

この黒い点は、センサー面に付着したホコリが写り込んでしまったもの。

撮影中に気がつけばベストだったのですが、私は家に帰ってパソコンで見てから気が付きました。しかし写ってしまったものは仕方なし、もう過去には戻れないのです。こうなったら画像編集ソフトで見えなくするしかないのですが、次回の撮影に向けセンサー面についたホコリをブロワーで飛ばしておきます。

コツはセンサーのある方を下に向けて(液晶モニター側を上にする)、ブロワーを少し離した位置から2~3回吹きつけます。(離した位置から吹くのはセンサーにブロワーの先端が当たらないようにするため)

それでホコリが取れたらOK。なんども吹き付けるものではありません。

吹けば吹くほど、まわりのホコリを起こす可能性もあるので、最悪の場合、付着するホコリの数を増やしてしまう可能性もあることも頭に置いておきましょう。

2~3回吹きつけて取れないようだと、ホコリそのものに水分もしくは油分が含まれていて、センサー面にくっついている可能性大。こうなったら諦めてサービスセンターに持ち込むしかありません。

センサー面のクリーニングはWEBで検索すれば方法等いろいろ紹介されていますが、それは素人レベルではかなり難しい作業です。最悪の場合、破損行為にもなるので莫大な修理代が発生する可能性も。

清掃代と思うならかかる費用はそれほどでもありません。

ブロワーで吹いてもホコリが取り除けないのであれば、さっぱりと諦めてサービスに任せることをオススメします。

ファインダーをピカピカに仕上げる魔法のアイテム

カメラ用品メーカー ハクバ写真産業から販売されている「ハクバ レンズペン3 マイクロプロ」は入り組んだところにあるファインダーの掃除にめちゃめちゃ便利なアイテムです。

ファインダーって奥まっていてホコリは溜まりやすいし、瞬きした時の飛沫が付着するなど、思いの外汚れているもの。

そんなとき、ハクバ レンズペン3 マイクロプロがあればカンタンにファインダーをクリーニング。何度かなぞるだけで汚れていたファインダーがみるみるうちに、ピカピカになっていきます。

ペンのような形状のため、携帯性も収まり具合もバツグン。まさにスグレモノアクセサリー。このアクセサリーを知ってから、ファインダー清掃は完全に「ハクバ レンズペン3 マイクロプロ」にお任せ状態です。

クロスでモニターの汚れを拭き取れば完成

最後はクロスでモニターをフキフキすればお手入れは終了です。

なお、モニターの汚れをとるために「アルコール」の入ったシート、例えばウエットティッシュなどは絶対に使わないでください。ウエットティッシュに含まれる成分により、モニターの表面に施されたコーテングが剥がれて、醜い姿になってしまうことも実際にあります。

モニターの清掃は乾いたクロスで、ササッと吹くだけで充分です。


今回はα(カメラ)のお手入れ方法について紹介させていただきました、この記事がみなさまの参考になれば幸いです。

カメラのお手入れをするタイミングは、使ってきたその日のうちにするのが本当はベスト。カメラって屋外で使用する機会が多いため、見た目以上に汚れているものです。

マメにお手入れをしておけば、うたびにキモチイイ。そして故障のリスクも減らせますよ。

 

今回使用した α(カメラ)のお手入れ用品

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き