ソニー初のフルサイズ対応GレンズのFE 70-200mm F4 G 販売終了
ソニーショップさとうち の 中村泰之 です。
ソニーα用交換レンズ、FE 70-200mm F4 G OSS「SEL70200G」のソニーストアでの販売が終了となりました。同レンズは、2013年10月16日 α7やα7Rと同時に発表された「ソニー初のGレンズ(35mmフルサイズ対応) 」。
いまでは大世帯となっている フルサイズ対応のGレンズですが、このレンズあってこそ、今のソニーレンズがあると言っても過言ではないでしょう。ただ、販売終了はけっこう残念。いま売れているか?と、言われたら言い返す言葉はありませんが…(汗)
FE 70-200mm F4 G OSS 販売終了
同レンズの発売当初、ソニーではフルサイズセンサー搭載ミラーレス一眼カメラを、立ち上げたばかりということもあり、とにかくレンズの種類が少なく、しばらくの間「望遠系」と言えば、これしかない状態。そんなこともあり、販売もたくさんしてきたし、体験会も、作例もいっぱい写してきました。
レンズコーナーを見ればいつでもそこにいる。そんなレンズも今日で展示からさげることにしました。10年以上もありがとうございました、けっこう淋しいものです。
第2世代登場も…
同レンズの第2世代モデルとして登場した「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」は、最新の光学性能に、高速・高性能AF、加えてハーフマクロ撮影も可能。さらにテレコンまで装着可能と「スーパーいたれり尽くせり」なレンズなのですが、販売価格が10万円近くも高くなるなど、性能・拡張性の高さに比例して価格も高くなってしまいました。
型番こそ第2世代と意味する「II」が入っていますが、ここまで性能アップされると、個人的にはもう別レンズでは?と思っています。
お求めやすい価格帯の登場に期待
FE 70-200mm F4 G OSS は設計こそ古いものの、比較的選びやすい価格の望遠ズームとして、つい最近まで、一眼カメラをはじめる方の選択肢の1本としてオススメすることもありました。
なにせこれから始める方は、カメラ本体を購入するためのお金がいる訳ですからね。追加レンズって考えると、少しでも価格は低いほうが、こちらもオススメしやすい訳です。
そう考えると、いまのソニーのレンズのラインナップはとても高価で、セット販売はなかなか難しい。これを機会にリーズナブルなフルサイズ対応の望遠ズームでないかなぁ。別にGでなくてもいいので。最新の光学性能はマストとして、付加価値はそれほど要らないので15万円くらいで。なんとかならないですかね、ソニーさん(笑)
作例紹介
せっかくなので作例も紹介させていただきました(^^)
カメラの型番に時代を感じます(笑)
でも、なかなか写りは良いですね!
当時のレンズラインナップはとにかく少なく、新しいレンズが出るまではマウントアダプター使って、Aマウントレンズでなんとかする。と、いうのが当時の撮影の仕方でした。私の撮影ジャンルは鉄道ですので、望遠系が200mmまでしかなかったこの時代は相当キツかった(笑)
そう言えば 70-400mm(Aマウント)が大活躍してましたよ、いまはもうレンズ選び放題ですね。高いけど(苦笑)


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