ズームとマクロの二刀流!ソニー新レンズ FE 70-200 F4GII めちゃ楽しい!

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このレンズめちゃめちゃ楽しいですよ!これからの常用レンズになりそうな予感…

ソニーショップさとうち の 中村泰之 です。

2023年7月28日に発売を開始したソニーの新しいEマウントレンズ「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」、ブログでお伝えするのが大変遅くなってしまいましたが、数日間持ち出して試し撮りをしてきました。

先に感想を申し上げますと・・・とってもイイです!!

ぐんぐん寄れて、大きく写せる。AFは速くて正確、さすがXDモーターを4基搭載。フルタイムDMFスイッチのおかげで、マクロ撮影時など、ピントそこじゃない案件も手軽に修正。手ぶれ補正もよく効いて、従来モデル比、約50g程度でも軽量化の恩恵は確かにありました。

光学性能も良好で、なによりも「撮影してて楽しい」そんなレンズです♪

それでは撮影してきたものを紹介させていただきますね。

FE 70-200mm F4 Macro G OSS II 試し撮り!

α1 SEL70200G2 F4 1/1250 200mm ST コントラスト+1 彩度 +1

まず最初に訪れたのは京都鉄道博物館。

真夏の昼間、たいへん酷暑の中、SLを整備する方の姿がありました。熱気と蒸気、気温まで体感できる1枚が写せたのではないでしょうか?

 

α1 SEL70200G2  F4 1/1250 156mm ST コントラスト+1 彩度 +1

望遠ズームレンズってシーンの切り取りがしやすくて好きなんです。

この日は珍しく多くのSLたちが外に出ていました。C62 2号機(左)ほどの巨体となると建築限界ギリギリのようですが、その代わりいつも違った構図で迫力あるシーンを写すことが出来ました。

ちなみに右側のSLは C56 160号機。C62 2と比べるとコンパクトサイズなSLです。

 

α1 SEL70200G2 F4 1/400 161mm ST コントラスト+1 彩度 +1

500系新幹線のお顔をパチリ。画面いっぱいに迫力ある顔を撮影してみました。

一見なにげない1枚ですが、高さ・被写体までの距離・焦点距離をきちんとしないと、このように画面いっぱいに写すのは、実はなかなか難しかったりします。

カメラを構えた高さは、お腹と胸の間、いわゆる”みぞおち”あたり。

これが重たいレンズなら、構えるのが難しいポジションのため、腕がプルプルしたり、途中で挫折してしまいそうですが、やはりこのレンズは軽いを実感。手ぶれ補正も良く効いて、納得のいく撮影が出来ました。

 

α1 SEL70200G2  F4 1/60 200mm ST コントラスト+1 彩度 +1

今度は現役の車両を撮影してみました。

薄暮の時間、特急はるか(右側停車中)に乗車する前、撮影した1枚です。

従来型は「後ろぼけ」があまり綺麗でなかったため、このような写し方は避けていました。でも、これから撮り方はあまり気にせず撮影に集中出来そうです。

 

α1 SEL70200G2  F4 1/320 200mm ST コントラスト+1 彩度 +1

鉄道博物館の前に、とても小さなひまわりが咲いていました。望遠側の最短撮影距離で撮影、つまりハーフマクロ (0.5倍)での撮影状況となります。

どうですか?とっても綺麗に写せているのではないでしょうか?

ボケも美しく、質感描写や解像感も高い。「G」にしとくの勿体ないかも??

 

α1 SEL70200G2  F8 1/80 200mm ST コントラスト+1 彩度 +1

続いて2.0倍テレコンバーターを使用しての撮影です。

つまりは等倍撮影という状況での1枚です。

2.0倍テレコンを装着することで、開放 絞り値 F8となってしまいますが、400mmマクロが手持ちで使えるってなかなか凄いことではないでしょうか?しかも、従来のマクロレンズのAFスピードと比べると雲泥の差。テレコン付けても断然こちらのほうが合焦まで速いのです。

そして望遠レンズに見せかけて、実はマクロ撮影!これは楽しいですよ♪

 

α1 SEL70200G2  F4 1/25 154mm ST コントラスト+1 彩度 +1

今度は夜のひまわりです。

LEDスポットライトをサイドから受けたひまわりを、後ろ側から透過光で撮影してみました。こちらも最短撮影距離からの撮影です。寄れるって偉大、やっぱり楽しいこのレンズ。

 

α1 SEL70200G2  F4 1/40 70mm ST コントラスト+1 彩度 +1

お料理を写してみたらどうなるだろう?と思ったのがこの1枚。

お寿司屋さんで白いレンズを取り出して撮影するのは少々緊張しました(笑)が、お寿司がこんなにも大きく、しかもこんなにも美味しそうに写せます。お寿司屋さんこのレンズ買いません?(笑)

ちなみにお寿司写真、蒸しエビにするか、甘エビにするか悩んだのはここだけの話です。

 

α1 SEL70200G2  F4 1/1000 200mm ST コントラスト+1 彩度 +1

動物たちのお写真も何枚か紹介していきましょう。

「かゆいの~!」そんな表情が伝わってくる1枚ではないでしょうか?こちらはカメラの機能「鳥瞳AF」を使い、連写した中の1枚から選んでみましたよ、カワイイですよね~

 

α1 SEL70200G2  F4 1/100 200mm ST コントラスト+1 彩度 +1

こっちをじーっと見てくれた瞬間をパチリ♪

やっぱり光学性能が随分良くなったなぁと感じる1枚。植物の葉っぱのボケがめっちゃ綺麗。毛並みの質感描写も素晴らしいものがあります。ワンちゃんとか写したいなぁ。

 

α1 SEL70200G2  F4 1/100 200mm ST コントラスト+1 彩度 +1

すばしっこいリスさんもこのレンズがもつAF性能なら追うのも楽勝です。動物撮影は、カメラ機能「動物 瞳AF」を使用して撮影しました。

エサの向日葵のタネをポリポリしているところを狙い撃ち…カワユス♪

 

α1 SEL70200G2  F4 1/100 200mm ST コントラスト+1 彩度 +1

すぐそこにハシビロコウさんがっ!

動かない鳥で有名なハシビロコウ、まさかの至近距離(汗)、遠慮なく大きく写させていただきました。

 

α1 SEL70200G2  F8 1/100 93mm ST コントラスト+1 彩度 +1

最後は列車の窓とシンクロさせたナツゾラの1枚。

そう言えばここまで紹介してきた作例って、絞って撮影したものがありませんでした。結論から言うと、このレンズはF4からバンバン使えるっていうことでしょう。

もちろん被写体に応じてだと思いますが「基本開放」。で、よろしそうです。


今回はソニーの新しいEマウントレンズ「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」での試し撮り、作例をご紹介させていただきました。

冒頭でも書きましたが、このレンズ使っていて本当に楽しいレンズです。

ぐんぐん寄れるし、AF速いし、軽くてコンパクトだからストレスがほとんどないんです。

望遠ズームに見せかけてマクロも写せる!!

まさに二刀流な使い勝手!!

これは、これからの常用レンズになりそうな予感。旅に出たくなり・・・ますが、お外での撮影は、もう少し涼しくなってからの方が体には優しいですねぇ。今年の夏は暑すぎます(汗)

α[Eマウント]用レンズ SEL70200G2

Gレンズならではの高い描写性能とAF性能、操作性を小型・軽量デザインで実現し、さらにハーフマクロ撮影、テレコンバーターに対応した第2世代望遠ズームGレンズ

ソニーストア価格:249,700円(税込)

 2023年7月18日 現在の価格

商品(レンズ)の詳細につきましてはリンク先も参考になさってくださいね。

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き

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