体積が小さくなった分、重いように感じてしまう…人間（ひと）とはそういうものですね。

ソニーショップさとうち の 中村泰之 です。

2023年7月28日の本日発売を迎えた、ソニーのEマウントズームレンズ「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II（SEL70200G2）」が到着。人気のF4通しの望遠ズームに、軽量・小型化、Macro機能まで搭載されただけあって、初期ロット完売！！もう何ヶ月待ち！！とか…と、思ったら意外な在庫はあるようで、ソニーストアの納期は最短出荷のステータス。

実際問題、従来モデルから機能や性能、付加価値が上がったとは言え、お値段がお高い目ということで、やはり多くの方が、実機に触ってからと・・・と、言ったところなのかも。

今回はそんな到着したばかりのこのレンズを開梱。外観を中心にレポートしたいと思います。

興味のある方はぜひお目通しください^^

FE 70-200mm F4 Macro G OSS II 到着！開梱！

おなじみのオレンジの箱を開けてレンズを取り出しました！

おぉー…お？！

あれ？

そ、そんなに軽くないような。。。

従来モデル（SEL70200G）よりも46gの軽量化程度では、そんな軽くなったとは感じないみたい。

…いやむしろ。

体積的に小さくなったことで、従来型よりも凝縮感アップ。

従来モデルよりも、重くなったようにも感じてしまいました（汗）。

フードを付けた見た目はこんな感じ。

ソニーの白レンズはデザインがいいですね、カッコいい。

ただチューリップ状のフードは賛否の別れるところかも。

撮影中、ちょっと縦に置きたいってあるんですよね。特にスタジアムなど座席に座った場合。

おそらく光学的にこうせざるを得なかったのでしょう。

なんだかネガティブな入り方をしてしまってますが、機能スイッチはかなり充実。

なかでもフルタイムDMFが使えるようになったのは嬉しいことですし、オンオフの操作が素早く出来るのは良き。しかも、手ぶれ補正切り替えに「MODE3」がついていて、機能はもう上級機。

これはフレーミングを重視した手ブレ補正機能で、例えばお子さんや、ペットなど動き回る被写体に最適。これらの機能が即時に使え切り替えられるのは、とっても便利だと思います。

レンズは繰り出し式となりました。

ご覧のように案外伸びます。ただ全長としてはそれほど長く感じないので不格好ではありません。

ズームリングはスムーズでしたが、開梱したてなのでまずまず「並」と言ったところでしょう。

レンズが繰り出し式で悩ましいのが、歩いてるうちに「びよーん」と伸びちゃう現象。

しかしロックスイッチが付いてるので、そのあたりは安心。

欲を言えば、GMレンズのように「クイック＆タイト」切り替えがあれば最良でしたが・・・

そのあたりは、GとGMの、差別化なのかも知れませんね。

三脚座はこのように取り外し可能。

感覚的には驚くほど軽くなったを実感します（個人差あり）。

三脚を使わない撮影なら、外しっぱで良いと思います。

広角端（70mm）なら0.26m。

望遠端（200mm）なら0.46m。

このレンズはかなり寄って撮影することができます。

アヒルちゃんの瞳あたりにピントを合わせると、ここまで近づいて撮影が可能です。

もうフードに入ってしまいそうです。

そしてフードに入ってしまうのはアヒルちゃんだけではなく、フードが作る影も入りこんでしまいます。

なので最短での撮影時にはフードを外して撮影するのがオススメです。

そんなフードを外した状態で、ちいさなクマちゃんにモデルになってもらいました。

これがハーフマクロの世界だっ！！

と、言わんばかりの寄り具合で、小さなクマちゃんを、ものスゴく大きく写すことができました。

※70mm側 最短撮影距離で撮影（カメラ α7IV）

こ、これは・・・楽しいっ！！

等倍まで使うには2.0倍テレコンを装着する必要がありますが、ハーフマクロくらいまで寄れたらわたくし的には御の字。小さなお花とか、大きく写せるって良いですよねー ^^

しかも、このレンズをマクロレンズって考えるとAFが爆速レベル！！！

さすが 70-200mmF2.8 GMIIと同じモーター構成。

音もなくスンっ！ってピントが合うのは、今までのマクロレンズの世界にはなかったものですね。

トラッキングAFを使ったら前後に動いてしまってもピント合わせは問題なし。

これは・・・外に出ての撮影が楽しみになりました！！

数日間このレンズは持ち歩きます。興味のある方は、またこのブログを覗きにきてくださいね。

近日中にはさらに詳しい感想を書けると思いますし、作例もお見せできると思います。

どうぞよろしくお願いします ^^

今回はソニー Eマウントズームレンズ「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II（SEL70200G2）」到着直後のレポートを書かせていただきました。

開梱直後は、小さくなったことで重たく感じたこのレンズ、ややネガティブな入り方をしましたが、白いレンズはやっぱりカッコいいのと、スイッチ類をみて便利さを知り、最短距離撮影でさらに魅力を感じることができました。

また色々紹介していきたいと思います。

α[Eマウント]用レンズ SEL70200G2
	Gレンズならではの高い描写性能とAF性能、操作性を小型・軽量デザインで実現し、さらにハーフマクロ撮影、テレコンバーターに対応した第2世代望遠ズームGレンズ ソニーストア価格：249,700円（税込） 　2023年7月18日 現在の価格

商品（レンズ）の詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

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世界初ズーム全域 ハーフマクロ SEL70200G2 発表
	2023年7月12日の本日23時過ぎ、ソニーはレンズ交換式デジタル一眼カメラ「α6700（ILCE-6700）」を発表しました。また、同時にEマウントの望遠ズームレンズ「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II（SEL70200G2）」も発表。

ソニーのカメラとレンズを徹底レビュー

当店でのホームページではソニー αのカメラ・レンズのレビューを掲載しています。

ショップ店員による『デジタル一眼 α』徹底レビュー
	当店ではソニーのデジタル一眼カメラ 「α」 の実機を使用したレビュー記事を掲載しています。

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中村　泰之（さとうち社長）

ソニーショップさとうち 代表　鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル（You tube）にてライブ配信も。フォトマスター準１級＆レトロゲーム好き

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