シンサンニッパ SEL300F28GM 片手に飛行機撮影２つのテレコン大活躍!

シンサンニッパ SEL300F28GM 片手に飛行機撮影２つのテレコンが大活躍!

ソニーショップさとうちの中村泰之です。

今回もまた2月2日に発売されたソニーEマウントレンズのシンサンニッパこと「SEL300F28GM」を片手に撮影に行ってきました！と、いうお話。競走馬からはじまって動物・鳥と来たら…次はやっぱり飛行機でしょう？(笑)。

サンニッパのマストアクセサリーとも言える、テレコン２つも一緒に携えて大阪国際空港（伊丹空港）にやってきましたよ♪

ソニーサンニッパ片手に飛行機撮影

α7CR + 1.4倍テレコン　1/4000　F5.6　ISO-500

伊丹空港の反対側に伊丹スカイパークという施設があります。

そこから管制塔のある建物を背景に撮影してみました。

300mmという焦点距離は、普段遣いでは十分すぎるほど望遠域なのですが、今回のように飛行機を写すという意味では、やや届かないことが多いんです。

そこで登場するのが「テレコンバーター」。

上の１枚は1.4倍テレコンバーターを装着して 420mm相当で撮影したもの。望遠レンズでの撮影効果、「圧縮効果」と相まって、滑走路へと向かう飛行機の存在を強く写し止めてることが出来ました。

α7CR + 2.0倍テレコン　1/2000　F5.6　ISO-400

今度はテレコンバーターを「2.0倍」に変更して滑走路に入ってくる飛行機の姿を大迫力で撮影をしてみました。さすがに600mmもの望遠ともなると迫力は増し増しですね。

画質も「さすがサンニッパ」と言ったところ。

ブログの都合上、横630でしかご覧いただけないのが残念ですが操縦席のパイロットの表情をはじめ、リベット打ちされた飛行機の表面がハッキリクッキリと表現されていました。

α1 + 1.4倍テレコン　1/320　F4.0　ISO-400

今度は観光スポットでも有名な「千里川の土手」にやってきました。

飛行機を撮影する場合、ソニーから用意されているテレコンバーター２種類を買い揃えるのがベターと思っているのですが、もし１つだけを選ぶとしたら、やはり1.4倍テレコンの方でしょう。

サイズも小さく、AFの合焦速度も2倍テレコンと比べるとかなり速く、感覚的には「サンニッパを素で使っている」のと、さほど変わりはない感覚で扱えます。

基本的に高速で動いている被写体ですから、開放絞り F4.0　で撮影できるところも心強いですね。

α1 + 1.4倍テレコン　1/320　F4.0　ISO-400

夕暮れ時、着陸態勢に入ったプロペラ機を撮影した１枚では、機体に映り込んだ滑走路をみて思わずゾクゾク。やはりディテールの表現力やぼけ量の大きさは秀逸です。

こちらも300mmでは少々届かない構図、こんな感じで２つのテレコンが大活躍です。

α1　1/320　F4.0　ISO-100

ここからはサンニッパ単体での撮影を行います。

西日を受けた機体がキラリと光る一瞬をパチリ♪

正面の空が焼けてくれら最高だったのですが、この日は真冬の天候でしたので仕方なし・・・陽が傾いてからは、風もピューピュー吹いてめちゃ寒でした。

そんなお寒い中でも粘り強く撮影できたのはシンサンニッパが軽いからなのか？

それとも期待以上の画質がシンサンニッパにあるからなのか？

・・・

そんなの、両方に決まっています！！(なんだそりゃ)

ココロの中で「シン・サンニッパ最高ぉ！！！」と、叫んでいたのはこの時でした！

α1　1/50　F8.0　ISO-400

ふたたび伊丹スカイパークに移動してきました。

すっかり陽も落ちて、ここからは流し撮りをしてみます。

流し撮り成功の秘訣は「わたしの技術」もあると思いますが、シン・サンニッパに用意された「通称：流し撮り用手ぶれ補正 MODE2」が、実に良い仕事をしてくれるんです。

本当は操縦席辺りを拡大したほうが良いのでしょうが、あまりにもクッキリハッキリ写せてしまったので、前輪のあたりを拡大してみました。

ご覧のとおりキレイに流し撮りできているのが良くわかると思います。

この手の望遠レンズって、レンズやフードそのものが大きいため、振るという動作だけで空気抵抗が発生。それも原因でブレてしまうことも多いのですが、手ぶれ補正 MODE2 が、強力にサポートしてくれている印象も受けました。

まぁ、わたしの技術の高さもあると思いますが（なんども書くな）

α1　1/80　F2.8　ISO-1600

いよいよ夜の時間帯に入ってきました。

夜なると機体に光が部分的にしか当たらなくなるので、撮影もそろそろ限界です。

ただ…このレンズ、本当に軽いので体力の限界はまだまだ先。ず～っと手持ちで撮影してきましたが、昔のサンニッパなら間違いなく「腕がぁー」とか「肘がぁー」とか、ヒーヒー言ってたことでしょう。

α1　1/30　F2.8　ISO-1600

飛行機を撮影するという意味では限界が近づいてきましたが、明るいレンズならではの恩恵、夜の撮影ではたくさん受けることができます。

例えば上の1枚が開放 F4.0 のレンズでしたら ISO-3200にセットするか、シャッター速度は1/15にしないといけません。やはり F2.8で撮影できるというのは、夜、撮影に行く機会が多いワタシにとって、とても大きな魅力だったりします。

α1　1/80　F2.8　ISO-3200

最後に紹介するのがファイナル・カット in 千里川の土手。

プロペラ機のプロペラが前照灯の光を反射して「光のぐるぐる」を作ってくれましたよ。F2.8での撮影は大きなぼけも作ってくれるので、よりプロペラ機が強調されているのもわかりますね。

冬の飛行機撮影は寒さとの戦いでもありますが、基本的に空気が澄んでて良いですね！これから暖かくなって、撮影そのものはしやすくなると思いますが、花粉、黄砂にPM2.5などなど、撮影に支障が・・・。考えるだけで鼻が痒くなってきました(笑)。

今回はシンサンニッパ SEL300F28GM 片手に、飛行機撮影してきたお話を書かせていただきました。また被写体を変えて、サンニッパの作例を紹介していきたいと思います。興味のある方はまた見に来てくださいね！

FE 300mm F2.8 GM OSS
	決定的瞬間をとらえる。妥協なき描写力、スピード、機動力を備えた大口径望遠単焦点レンズソニーストア価格：935,000 円(税込) 　2024年1月26日現在の価格

FE 300mm F2.8 GM OSS

決定的瞬間をとらえる。妥協なき描写力、スピード、機動力を備えた大口径望遠単焦点レンズ

ソニーストア価格：935,000 円(税込)

　2024年1月26日現在の価格

使用したレンズの詳細につきましてはリンク先も参考になさってくださいませ(^^)

ソニーストア（ソニーのweb直販サイト）: FE 300mm F2.8 GM OSS 価格・納期などの詳細はこちら

FE 300mm F2.8 GM OSS レビュー作例付き・実機で解説！
	G Masterならでは圧倒的な解像性能に加え、約1,470gの世界最軽量の軽さは機動性バツグン。手にしたときのバランスも良く、扱いやすさを感じさせてくれるものとなっていました。

シンサンニッパ SEL300F28GM 片手に鉄道撮影
	シンサンニッパを使用してからおおよそ２週間経ちました。さまざまな被写体を撮影して、このブログで紹介してきましたが、最後に私のライフワークでもある「鉄道写真」で、ひとまずの締めくくりをしたいと思います。

シンサンニッパ SEL300F28GM 片手に飛行機撮影
	サンニッパのマストアクセサリーとも言える、テレコン２つも一緒に携えて大阪国際空港（伊丹空港）にやってきましたよ♪

シンサンニッパ SEL300F28GM 片手に動物撮影
	毎日持ち出しても苦にならないソニーのシン・サンニッパこと SEL300F28GM 。この日は動物園に持ち込んで撮影を楽しんできましたよ。

シンサンニッパ SEL300F28GM 片手に愛馬観戦!
	一口所有する競走馬「ナイトキャッスル（シルクレーシング）」が京都競馬場で出走することになりました！これはシン・サンニッパの写りを試す絶好のチャ～ンス！ということで行ってきましたよ♪

シンサンニッパ SEL300F28GM 片手に愛馬観戦!

一口所有する競走馬「ナイトキャッスル（シルクレーシング）」が京都競馬場で出走することになりました！

これはシン・サンニッパの写りを試す絶好のチャ～ンス！ということで行ってきましたよ♪

SEL300F28GM 発売日到着! 開梱レポ!
	なんとか発売日に手に入れることができましたよ！（パチパチパチ）

FE300mmF2.8GM とはどんなレンズ？おさらい
	今回は改めて「どんなレンズ？」をテーマに発売を目前に控えた復習をしたいと思います。興味のある方は参考になさってくださいませ^^