これは便利で多機能だ!Bluetooth接続ワイヤレスリモコン「RM-P1BT」使ってみました!

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本日は注目を集めている4月26日発売のカメラアクセサリー、カメラ用リモコン「RMT-P1BT」のレビューをお届けします。

ワイヤレスリモートコマンダー「RMT-P1BT」の対象カメラ

  • α7R III/α7 III:ソフトウェアアップデートVer.3.0以降で対応
  • α9/α6400:2019年夏以降のソフトウェアアップデートで対応

「RM-P1BT」は最大約5mの離れた距離から操作ができるBluetooth接続のワイヤレスリモートコマンダー。

カメラのAF-ONやレリーズをはじめ、動画記録の開始、AFレンズのMF操作などが可能。スリムな外観、シンプルなボタン配置ながらも多機能かつ本格派のアクセサリーです。

対象機種は現時点で4月11日公開のアップデートを適用した「α7R III」と「α7 III」のみですが(α9・α6400:2019年夏以降)、防塵防滴性もあって、さまざまな撮影シーンにおいて活躍してくれることでしょう。

対象機種のオーナーで三脚を使う撮影をする方はズバリ「買い」。特に寒い冬の撮影とかなら絶対重宝しそう!さすがBluetooth接続、ポッケの中からでも操作が可能です。

コンパクトかつ扱いやすいボタン数 「RM-P1BT」

「RM-P1BT」は縦が116.5mm。質量は35g。手の中やポッケの中にらくらく収まるサイズ感。

シンプルな見た目ながらも、実際に使ってみるとよく考えられたボタン配置にボタン数。リモコンの下部分にはストラップを通すことができるストラップホールも用意され、デザインの良さと使い勝手の実用性が両立していました。

リモコンに使用する電池は汎用性の高いボタン電池「CR2032」。電池蓋にはシーリングが施されていて、防塵・防滴に配慮した設計という言葉にも納得です。

裏面にあたるこの部分。ちょうど指がまわりこむところには、へこみが用意され、そこにはラバーが貼られていて持ちやすさ=落とさない安心感がありました。

側面には切り替えスイッチが用意され、この手のカメラを使う人には、もはや説明は不要かも。

反対側は誤動作を防ぐためのロックスイッチが用意。LOCK側にしておけば、全てボタンやスイッチ操作が無効になります。

Bluetooth接続 使うための設定をしてみました!

本体をざっと見回したところで次はセットアップ。カメラとはBluetooth方式のワイヤレスでつながるリモコンですので、まずはペアリング作業が必要。

と、その前にカメラ本体がこのリモコンに対応してないといけません。

ワイヤレスリモートコマンダー「RMT-P1BT」の対象カメラ

  • α7R III/α7 III:ソフトウェアアップデートVer.3.0以降で対応
  • α9/α6400:2019年夏以降のソフトウェアアップデートで対応

対応するカメラは全部で4機種。しかも、現時点で絞り込んだら、たったの2機種です。

今回ペアリングするカメラは愛機「α7R III」。上の画像のバージョン確認で「Ver.3.0以降」になっていればOKです。まだ「Ver.3.0以降」になってない方は、アップデートをサクっと済ましちゃいましょう。

「Ver.3.0」では動物瞳AFに対応し、動きも軽快になったような気がします。

α7RIII アップデートプログラムについてはこちら

α7III アップデートプログラムについてはこちら

さてペアリング。手順はメニュー画面から「Bluetooth設定画面」を開きBluetooth機能をオンにします。

続いてはペアリングを選択し、リモコンのレリーズボタンと「-」ボタンを7秒間、同時押しで待機。

するとペアリングは完了です。

最後はBluetoothリモコンの項目で「入」を選択すれば、使う準備が整いました!カンタンですね!

これは便利!!使ってみました!!

さっそく使ってみました!ワイヤレスリモコンらしく、ちょっと離れたところから、ポッケの中から、いろいろ動作確認をしてみましたが全く問題なし!これは便利だ!!

寒い時期ならポッケの中にリモコンを入れたままレリーズ。カメラを屋外に設置して窓越しでレリーズ。カメラが外で我が身は車中でレリーズ。そんな横着な撮り方も、このリモコンがあれば出来てしまいます。

ボタンのサイズ感もちょうど良くブラインド操作もなんら問題なし。分厚い手袋するとちょっと難しいかな程度(分厚い手袋はそもそもカメラの操作もしにくいけど)。

動作確認もリモコン上部にあるLEDをみればすぐわかります。唯一長秒撮影する時のロックスイッチがないのが残念な気もしますが、押す時間だけのレリーズにはもちろん対応してくれました。

ちなみにレリーズボタンは半押しでAF作動、さらに押し込んでレリーズ。と、カメラ本体同様になっていますが、わたしのように親指AF設定で「シャッター半押しAF・切」にしている場合は、カメラの設定内容がそのまま反映。AF作動はAF-ONボタン、レリーズボタンは押し込んだ時のみレリーズとなっていました。

また、側面のスライドスイッチを「FOCUS」にセットしてからDMFのときに使えば、リモコンのAF-ONボタンを押しながら「+/-」ボタンを押すことで、DMFならでは「AFからのマニュアルフォーカス機能」が作動します。

さらにMF設定のときは「+/-」ボタンを押すことでマニュアルフォーカス機能の作動します。

カメラを三脚に固定してもフォーカスリングを操作するだけで、像って揺れて見え難くなりますが、このリモコンを使えば像が揺れることはほぼありません。そういった意味でもこのリモコン、緻密にピント合わせしたいマクロ撮影シーンではかなり使えそうです。

見た目シンプルなんだけど結構多機能、そして思っていたとおりケーブルの煩わしさから解放されたワイヤレスってやっぱり便利!そう思いました。

使い終わったら「切」にしましょう

αには電源をONにしていても、一定時間が経過すると自動で電源をオフにしてくれるパワーセーブ機能が用意されています。しかし、Bluetoothリモコンが「入」になっていると、どうやらパワーセーブは無効化されてしまうみたい。

実はこれ、たまたま長時間来店された方がおられたので気づくことが出来たのですが、例えば撮影後、電源切れ忘れでバッグになおしてしまうことってありますよね。

そんなときBluetoothリモコンが「入」になっていると、カメラはずっと作動したまま。

気がついたときカメラは暖かくバッテリーも消費。今回起こった事象は、そんなことに気がつかず2時間放置したらα7R IIIはバッテリーが95%から65%になっていました。

そんなわけでリモコンを使わないときはBluetoothリモコンの設定を必ず「切」にしておきましょう。でも、なにか改善策があったらイイなぁ。


今回はこれは便利で多機能だ!Bluetooth接続ワイヤレスリモコン「RM-P1BT」使ってみました!をお届けしました。対象機種オーナーならズバリ「買い」のワイヤレスリモコン。ぜひ参考になさってください。

ワイヤレスリモートコマンダー「RMT-P1BT」

高い信頼性と操作性によるワイヤレスリモート撮影を実現

ソニーストア価格:6,750円+税

 2019/04/27 現在の価格

詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

α わかりやすく徹底解説

当店のホームページでは、最新αのカメラ・レンズを徹底レビューを掲載しています。

作例付きで紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

ショップ店員による『デジタル一眼 α』徹底レビュー

当店ではソニーのデジタル一眼カメラ 「α」 の実機を使用したレビュー記事を掲載しています。Eマウントを始め、Aマウントのカメラボディ、それぞれに使用出来るレンズ、ソニー純正アクセサリーなどを紹介しています。

α6400 徹底レビュー

当店のホームページにて α6400徹底レビューを公開しました。実際に撮影してきた感想を作例付きで紹介しています。こちらもぜひ参考になさってください。

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α6400はピントを合せる性能がすごい!』エントリークラスながらも世界最速0.02秒の高速AFに加え、瞳を追い続けるリアルタイム瞳AFや、狙いたい被写体を指定すればカメラが自動追随するリアルタイムトラッキング機能などを搭載しました。

α6400 レビュー 作例付きでわかりやすく徹底解説しております。

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き

この投稿へのコメント

  1. 向井正明 said on 2019年5月1日 at 6:30 AM

    私も購入しましたが、α9なので夏のアップデートまでお預けです。
    今まで赤外線リモコンを使っていて、受光部にリモコンを向けていないといけないので、リモコンが写ってしまいます。
    これだと身体の後ろからでも撮れそうなので便利に使えそうです。
    レビューありがとうございました。

    • やす said on 2019年5月7日 at 12:25 PM

      向井正明さん こんにちわ♪
      コメントありがとうございます!
      GW休みのため返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
      α9でお使いとのことで、アップデートが待たれますね!
      私もα9はよく使うので出来たらリモコン発売日のタイミングでアップデートしてくれたら良いのに・・・なんて思ってしまいました。
      このリモコンは赤外線と違ってカメラが見えてる場所なら大抵届きます。
      ガラス越し、木越し、体越し、様々なシーンで活躍してくれます。ぜひ活用なさってくださいね!
      >レビューありがとうございました。
      こちらこそ、ご丁寧にありがとうございました!!

  2. 向井正明 said on 2019年5月19日 at 7:11 PM

    こんにちは。ご丁寧にありがとうございます。
    5月6日にα7RIIIを購入したので使えるようになったのですが、使うチャンスがなく、まだ電池を入れていません。
    これから使うチャンスをまっています。

    • やす said on 2019年5月21日 at 9:30 AM

      向井正明さん こんにちわ♪
      α7RIIIを購入されたのですね、おめでとうございます。
      α9との棲み分けがきっちりできるカメラですので、撮影シーンに幅が広がりそうですね^^
      これからホタル・花火の季節でもありますので、リモコンは大活躍するのではないでしょうか?

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