徹底比較 ソニー完全ワイヤレスイヤホン2021モデル 5機種を比べてみた!

2021年6月現在販売中のソニー 完全ワイヤレスイヤホン5機種の機能比較をしてみました!

こんにちわ ソニーショップさとうち の やす です。

2021年6月25日、ソニーより完全ワイヤレスイヤホンの新製品として「WF-1000XM4」が発売開始。これにより現在販売中のソニー完全ワイヤレスイヤホンのラインアップは全部で5機種となりました。

この記事では、それら機種ごとによる特長・機能・性能の違いなど、比較材料にしたいところを「見える化」してみました。ご購入の参考になさってください。

2021.6 ソニー完全ワイヤレスイヤホンを徹底比較!

2020年6月現在の現行機種は上の5機種。ソニーの直販サイト・ソニーストアでの販売価格は33,000円~14,300円(税込)と、おおよそ18,700円の価格の差があります。

価格が高いから高性能&高付加価値っていうのは一般論。実際それも間違ってはないのですが、ソニーの完全ワイヤレスイヤホンにはそれぞれの機種に特長があります。

それではまず音質面から比べていきましょう。

高音質比較

【ポイント】 1000XM4は最上位の音質体験が可能

高音質という意味では1000XM4が他を大きくリード。なんと言っても完全ワイヤレスで初となるソニーの高音質技術LDACコーデックに対応しました。従来の約3倍の伝送量でハイレゾクラスの音質を実現してくれます。

また「DSEE Extreme」を新搭載。AI(人工知能)技術によって、リアルタイムに楽曲の情景を分析、最適にハイレゾ級の高音質にアップスケーリングしてくれます。

1000XM3とH800はLDACコーデックに対応してないものの、ハイレゾ級の音質が楽しめ、SP800NとXB700は深い低音再生が楽しめる EXTRA BASS を搭載。聴き比べると、1000XM4が設計も一番新しくて圧倒的に高音質・・・とは言え、どの機種にもなんらかの機能が用意されているというのは音質にこだわるソニーらしさと言ったところでしょう。

ノイズキャンセリング機能比較

【ポイント】 1000XM4は 六つ星のノイキャン性能

ノイズキャンセリング機能を搭載した機種は1000XM4,1000XM3,SP800Nの3機種。なかでも、もっとも効果の高いノイズキャンセリング性能を搭載するのが新発売となった1000XM4。六つ星のノイキャン性能となっています。

実際に体験してみると本当に効き具合がよく、例えば掃除機をかけてても気にならないレベルまで使用音を消してくれるそんなレベル。五つ星と六つ星の間にそれなりの溝を感じてしまいます。ノイキャン性能が高いと音楽の音量も小さく聴けますから耳に優しい。しかも1000XM4はノイキャンが来る瞬間ツンと来ないのも良いところ。

ノイキャン性能だけでソニーの完全ワイヤレスが欲しいなら、1000XM4を強く推したいと思います。

なお、ノイキャン機能とセットになっているのが「外音取り込み機能」。この機能はノイキャン機能を使用するときに使うマイクを利用して、周囲の音を取り込むと言うもの。聞いている音楽と周囲の音がミックスされて耳元に届くので、まわりの状況を把握しながら音楽も楽しめます。

ちなみにこの「外音取り込み機能」についても、1000XM4は大きくリードしています。マイクの性能がよくなったこともあって、自然な音で外音を取り込めます。やっぱり新しい機器って、なにかと進化を感じるところです。

防水(防滴)・防じん 機能比較

【ポイント】 防水機能は3機種に用意

コードがない完全ワイヤレスヘッドホンなだけにアクティブな用途で使用したい方も多いのでは?ソニーの完全ワイヤレスでは3つの機種で防水(防滴)機能を搭載しました。

1000XM4とXB700に搭載した防水機能は、いわば生活防水レベルの性能。突然の雨や、スポーツやダンスで汗をかいても安心して使えると言ったものです。それに比べるとSP800Nの防水性能は運動後に軽く水洗いも可能としている完全にスポーツ向きモデル。

防水(防滴)性能 SP800N >>> 1000XM4,XB700 と、こんな感じ。汗をかきやすい夏場やアクティブに使いたい方には、防水機能付きをおすすめします。

おもさ 比較

【ポイント】 軽い方が絶対に快適

こうやって表にして比べていくと、いかに新しい1000XM4が優秀なのかがわかります。おもさ比較の部門でも本体の軽さNO1、しかもケース軽さもNO1。軽さの2冠達成となりました。

完全ワイヤレスイヤホンは軽いほうが絶対に快適。たった僅かな重量さでも疲れ具合はまったく異なります。

フラッグシップモデルの印象ってどちらかと言えば音質にこだわるあまり、内部パーツが増えたり重くなったりして全体的に重たくなりがち。その点からも1000XM4の軽さは本当に素晴らしいと思います。

もっとも重たいのはSP800N。おそらくこちらの機種はもっとも優れた防水性能に加え、ノイズキャンセリングと9時間のスタミナバッテリー、スポーツシーンでも安定して使えるアークサポーター、これらが重くしてる要因なのではないでしょうか?

スタミナ性能 比較

【ポイント】 ここでも1000XM4が首位タイ

2021年6月現在販売中のソニー完全ワイヤレスヘッドホンのスタミナ性能は1000XM4と1000XM3が同時間。ただし、本体のみという括りでみると1000XM4の方が2時間ほどスタミナ性能に優れています。

先ほど「おもさ比較」でも書きましたが、軽いのは圧倒的に1000XM4。そう、軽くてもスタミナ性能が一緒とは一体どういうこと?という感じです。改めて1000XM4 強し!の印象を受けるところでもあります。

まとめ

最後にカンタンではありますが一言でまとめてみました。そこにも書いてますが1000XM4はまさに「新フラッグシップ 全方位で進化を感じる最新機種」。販売価格はソニーの完全ワイヤレス史上もっとも高価なわけですが、それも納得の出来る部分です。

それぞれの詳細につきましては、お店のホームページでレビューを公開しています。そちらもぜひ参考にしていただければと思います。

WF-1000XM4 レビュー

フラッグシップモデルも第四世代に突入!業界最高クラスのノイズキャンセリング性能に加え、完全ワイヤレスでのハイレゾ再生、IPX4の防滴性能を用意するなど、高付加価値も追求した完全ワイヤレスイヤホンとなっていました。

WF-1000XM3 レビュー

WF-1000XM3 は左右独立タイプの完全ワイヤレスヘッドセットとして業界最高クラスのノイズキャンセリング性能、ハイレゾ相当の高音質化技術 DSEE HXを搭載しました。

WF-H800 レビュー

ソニーの高音質技術を採用しワイヤレスながらもハイレゾ級の高音質を実現。ファッショナブルで小型・軽量設計、着け疲れの少ない「軽快」な装着感も魅力です。

WF-SP800N レビュー

アークサポーターに防水性能などスポーツ向けに特化している印象を受けますが、迫力のある重低音が楽しめる「EXTRA BASS」にノイズキャンセリング機能搭載など実は多機能モデル。シーンを選ばない使い方ができる完全ワイヤレスとなっていました。

WF-XB700 レビュー

エントリーモデルらしくお求めやすい価格設定ながらも迫力の重低音とクリアな高音を両立。雨や汗にも対応する防滴機能も用意され完全ワイヤレスをこれから始めたい方にもオススメです。


今回は2021年6月現在のソニー 完全ワイヤレスイヤホン5機種記事を書かせて頂きました。この記事が購入を検討されている方のヒントになれば幸いです。

各商品の詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

スピーカー・ヘッドホン レビュー

当店のホームページではソニーのスピーカーやヘッドホンのレビューを公開中です。

他の機種もたくさん紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

ショップ店員による『スピーカー・ヘッドホン・アンプ』レビュー

目的に合わせて選ぼう!スピーカー・ヘッドホンなど、音源やプレーヤーを活かせるソニー商品を紹介します。

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き