SONY 新レンズ体験レポート FE 50-150mm F2 GM SEL50150GM

SONY 新レンズ体験レポート FE 50-150mm F2 GM SEL50150GM

ソニーショップさとうち の 中村泰之 です。

2025年5月23日に発売をむかえる、ソニーの新レンズ「FE 50-150mm F2 GM (SEL50150GM)」をソニーストア大阪さんで体験してきました!今回は新レンズ体験レポートとして FE 50-150mm F2 GM(SEL50150GM)をご案内します。

興味のある方の参考になれば幸いです(*^^)/

※商品撮影はソニーストア大阪さんの許可を得て行っています。

体験レポート FE 50-150mm F2 GM

手にした最初の感想は「ふとっ!!(笑)」

このレンズを手にした最初の感想は「ふとっ!!(笑)」。

ソニーのF2ズームレンズと言えば、2024年12月に発売した標準ズーム「FE 28-70mm F2 GM」がありますが、それに近しい印象。実際、当レンズの最大経は102.8mmもあるので当然かも。

また、ずっしりとした手応えも。

ただ F2通しの中望遠ズームって考えると結構軽い部類かも?!

70-200mmF2.8GM シリーズ と比較

見た目が似てる 70-200mmF2.8GM シリーズ と比較してみました。

実はこの3本全て、20センチと長さは一緒!

重さは 70-200mmF2.8GM の II型が圧倒的に軽量なのですが、初代 70-200mm F2.8 よりも軽いのが「FE 50-150mm F2 GM」。これってF2スペックって考えると「めちゃ軽」なのでは?!

70-200mmF2.8GM シリーズ を持ってる方は、手元にもってきてイメージしてみると良いかも知れませんね(^^)

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このレンズ、バランスがイイんです

今度は α7R V に装着して手に持ってみました。

とても振り回しやすい! なんでだろ??この持ちやすさは?!と、思ってカメラから外してみるとなるほど納得!なんと自立するではありませんか?!

そうこのレンズ、バランスがイイんです(^^)

またインナーズームであることからズームの操作がスルスル快適。見た目は太マッチョな印象ですが、なんと扱いやすいことか。70-200mmF2.8GMの初代を難なく扱える方なら、このレンズも楽勝かも?!

FE 50-150mm F2 GM で写してみた

FE 50-150mm F2 GM で写してみた

続いてはお楽しみの試し撮りです。

焦点距離68mm

近くにあった猫ちゃんの置物を写してみました。

おっとファーストカットは焦点距離68mm。早速ズームレンズの恩恵を得ているようです。と、言うのも50mmから150mmの焦点距離をもつ、ソニー単焦点レンズラインナップは50mm、85mm、135mm(STFとマクロ除く)。

この場合、50mmなら被写体に近寄らないといけないし、85mmなら引かないといけません。やっぱりズームレンズは便利です♪

画質も「単焦点に迫る」とソニーがうたうだけあって高画質。ご覧のとおり、開放F値での撮影ですが、周辺がボワボワすることなく、ピントが合っているところは、とてもシャープに描写してくれました。

50mmその1

50mmと150mm、両端で撮影はご覧のとおり。

150mmその1

個人的には他のレンズにはない「150mm F2」が使えるって凄くイイなぁ。と思っています。

50mmその2

こんどは別の構図で撮影してみました。

やはり F2 レンズ。ぼけがイイですね(^^)

50-150mmの焦点距離のため、ポトレ向きのレンズとも言われていますが、ポトレをされる方は、これでイメージも出来るのではないでしょうか?風景込みならこんな感じの50mm。

150mmその2

そしてぐっと寄れる150mm、やっぱり「150mm F2」凄くイイなぁ。

FE 50-150mm F2 GM 口径食は?

口径食 F2

続いては重箱の角を突くようなお話(笑)。

画像の周辺の玉ぼけが、レンズの構造によってレモンのカタチになってしまう口径食と言われる現象のチェックです。意地悪な角度に、絞り開放値のF2ではレモンが出現しました。まぁこの程度なら「味」としても扱えるので全く問題なそうです。

それでも気になるなら、撮影者が立ち位置を考えて写せば良いだけかも。

口径食 F4

2段絞ってF4での撮影では、ほとんど気にならなくなりました(^^)

FE 50-150mm F2 GM 付属品

フードはロック機構とフィルター操作窓がついた丸型タイプ

最後は付属品をチェックしていきましょう。フードはロック機構とフィルター操作窓がついた丸型タイプ。全体的に骨太でガシッとした造り、剛性の高さを感じるものとなっていました。

三脚座は取り外しが可能

三脚座は取り外しが可能なタイプ。三脚を使わないとき外して使えば、それだけでもシステム全体が軽くなります。

付属するケースはソフトタイプ

付属するケースはソフトタイプ。

GMレンズに付属するケースの多くはしっかりした造りのものが多いのですが、このケースは悪く言えば安っぽい(笑)。良く言えば軽くて柔らかいから扱い易い。

個人的にはこのケースは好みで実用的。いままでGMのケースは300mmF2.8以外、ゴツくて使った試しがありません。長さ的に 70-200mmF2.8もちょうど収まりそうなので、願わくば商品としても販売して欲しいなぁと思いました。


 FE 50-150mm F2 GM (SEL50150GM)の体験レポートをお届けしました

今回は 2025年5月23日に発売をむかえる FE 50-150mm F2 GM (SEL50150GM)の体験レポートをお届けしました。このレポートがFE 50-150mm F2 GM の興味ある方の参考になれば幸いです(^^)

FE 50-150mm F2 GM
FE 50-150mm F2 GM

世界初 50mmから150mmまでのズーム全域で開放F値2を実現。単焦点レンズに迫る高い解像性能と自然なぼけを両立した小型・軽量設計の大口径望遠ズームG Master

ソニーストア価格:597,300円 税込

 2025年5月1日 現在の価格

詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き

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