裸眼で立体映像表示 27型 4K広色域空間再現ディスプレイ ELF-SR2 発表!

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高精細の立体映像を裸眼で見ることが出来る、大画面化した空間再現ディスプレイ『ELF-SR2』がソニーより発表されました。

こんにちわ ソニーショップさとうち の しげ です。

2023年5月12日、ソニーは高精細の立体映像を裸眼で見ることが出来る、27型の空間再現ディスプレイ『ELF-SR2』を発表しました。

2020年に発表された初代機『ELF-SR1』より大きな27型の空間再現ディスプレイを採用することで、細部の確認が容易になりまたアプリ拡充により実用性が向上したとのこと。

建築・設計や医療教育・ヘルスケア、インダストリアルデザインでのデザインレビュー、ショールームや店頭での展示用など、多様な業務用途での空間再現ディスプレイの活用を推進していくということですので、今後なんらかの展示会場で見る機会があるかもしれませんね!

発売日は2023年6月12日、ソニーの直販サイト ソニーストアにて先行予約を受付中です。

27型 4K広色域空間再現ディスプレイ ELF-SR2 発表!

まるでそこに実物があるかのようなかつて無いほどのリアルな3D映像を裸眼のままで映像を確認できる、Spatial Reality(スペシャル・リアリティ)なディスプレイ。

2020年に発表された『ELF-SR1』よりも大きな27型の空間再現ディスプレイを採用することで、3DCGデータの細部の確認がしっかり出来るようになりました。また原寸大での表示が可能になる場面も増えることで実用性も大きく高めているとのこと。

ブラビアで培った知見とデータを応用した超解像エンジン搭載により、大画面においても高精細な立体映像再現を可能に。4K映像を高精細に表示するだけでなく、2K映像も4K映像にアップコンバートして再生することも可能。

さらに水面や細い木の枝といった自然物を含む様々な被写体に発生する色モアレ(偽色)補正や裸眼立体視でおきるクロストークを低減する処理も追加していて、細部や線をよりはっきりと正確に表示できるようになったとのこと。

Adobe RGBの色域を約100%カバーする高い色再現を実現する高色域ディスプレイを採用。3DCGコンテンツのクリエイターが使用する2D用モニターと併用しても違和感のない色再現が可能に。デザイン現場のニーズにしっかり対応しています。

新開発の第2世代高速ビジョンセンサー搭載。視線認識精度および追従性能が向上し、薄暗い環境でも画面を見る人の視線を正確にとらえ続けることができるようになりました。前機種が苦手だったマスクを着けた状態での認識も本機では問題ないようですね。

空間再現(SR)ディスプレイ ELF-SR1発表!

ユーザーの目の位置情報をもとに、実際にディスプレイパネルから出す光源映像をリアルタイムに生成、常に左右の目の位置を検出し最適な映像を映し出すことが可能。また広い視野角をとらえるセンサー設計により、様々な角度から映像を確認することもできます。

インダストリアルデザインや建築設計業界、医療教育など、3DCGを扱うクリエイター向けのアプリを提供。空間再現ディスプレイ用のアプリを簡単に検索できるサイト「空間再現ディスプレイ アプリセレクト」も開設するとか。

対応予定アプリ(『ELF-SR2』発売時点)

  • 3DCGデータ表示アプリ
    「空間再現ディスプレイ プレーヤー」 ソニー株式会社
    「STYLY」 Psychic VR Lab LTD.
    「SR viewer」 神奈川歯科大学大学院XR研究所

  • 点群データ表示アプリ

    「InfiPoints®」 株式会社エリジオン
    「Clear points®」 株式会社シュルード設計

  • DICOMデータ表示アプリ、医療教育用アプリ
    「Viewtify®」 株式会社サイアメント
    「DSR viewer」「SR anatomy」「SR movie player」 神奈川歯科大学大学院XR研究所
    「Cancer Reality」 帝京大学冲永総合研究所Innovation Lab/技術協力Holoeyes株式会社

空間再現ディスプレイ用のコンテンツ制作を容易に行える専用SDK(ソフトウェアディベロップメントキット)を開発者向けサイトにて提供。

ゲームやVR、建築、自動車のデザインといった様々な業界のアプリ開発に利用されているゲームエンジン、Unity(ユニティ)とUnreal Engine(アンリアルエンジン)に対応しており、OpenGL、Direct X11/12、OpenXR(2023年内に対応予定)を使用した開発もできるので、コンテンツ制作が効率的に行えるとのこと。

設置性と可搬性も向上。

スタンド部分が着脱でき、展示用什器などへのはめ込みができるだけでなく、VESAマウント規格にも対応しているので、一般的なモニターアームに取り付けも可能。さらに、従来PC側で行っていた視線認識処理をディスプレイ側で行うため、PCのCPUへの負荷を低減しており、ゲーミングノートPCなどと接続して本機を駆動させることもできるようになっています。


今回は2023年5月12日(金)に発表された、ソニー 空間再現ディスプレイ『ELF-SR2』についてご紹介させていただきました。個人で購入するといった商品ではありませんが、思っているよりも遙かにスゴイ 3D 感のある映像が裸眼で楽しむことができます。

発売日は2023年6月12日、ソニーの直販サイト ソニーストアにて先行予約を受付中です。またソニー直営店であるソニーストア6店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)では本日5月13日(土)より先行展示中ですので、気になる方は見に行かれてはいかがでしょうか。

空間再現ディスプレイ『ELF-SR2』

進化した大画面であなたの想像がよりリアルに目の前に広がる、4K広色域空間再現ディスプレイ

ソニーストア価格: 550,000 円 (税込)

 2023/05/13 現在の価格

 

商品の詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

ソニーショップさとうち ホームページへ

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