αで写そう!2024 F1 日本グランプリ 26cm以下 望遠ズームの組み合わせ
αで写そう!2024 F1 日本グランプリ 26cm以下 望遠ズームの組み合わせ
ソニーショップさとうち の 中村泰之 です。
昨日、告知させていただいたとおり本日のブログ記事は来週金曜日より、三重県鈴鹿サーキットで開催される 2024 F1 日本グランプリをαで写そう!と言った内容でお届けします。
カメラ+レンズで全長26cm以下という制約がある 一般客席エリアのαユーザーの方は必見かも?!ぜひ参考になさってください(^^)
αで写そう!2024 F1 日本グランプリ
2024 F1 日本グランプリは 全長26cm以上(レンズ、レンズフード、カメラ本体など全てを含む)のカメラ 及び ビデオカメラ等は、カメラマンエリアと言われる場所を除き、全ての観客席、エリア席での使用が禁止。
しかも、ズームすると26cm以上となる場合もダメとなっています。これは鈴鹿サーキットのオフィシャルサイトに掲載されています。
でもレンズの仕様表って、ズームを使っていない状態の最短のものでしか表記されてません。例えば今からF1のためにレンズを買ったとしても最悪の場合、現地で全く使えない…なんてことも(´;ω;`)ブワァ
そこで役に立てて欲しいのが今回のブログ記事。ただ、こういった気の利いたヒラメキが、今の今まで浮かんで来なかったのは大いに反省すべき点、もっと早くに気付ばよかった~
7本の望遠ズームレンズでチェック
今回上の7本のレンズでチェックをしてみました。もっと望遠の効くズームレンズもありましたが、カメラに装着してだけで26cm以上となったので今回の場合は却下。
内訳はフルサイズ対応レンズが4本。APS-C対応レンズが3本。すでにお持ちの方はお持ちのカメラにセットして一緒にチェックしてみてくださいね。
3台のαを使ってチェック
次にαも3台を用意しました。
用意したα 3台
- α7 IV
- α7C II
- α6400
該当しない αをお使いの方はこれからお見せする「長さチェックの場所」を参考に物差し等で、実寸を測ってみてください。調べる基準としてレンズ側は「マウントと呼ばれるレンズ接合部分」、背面側はもっとも出っ張りがある部分(主にファインダー目当てゴムあたり)です。
α7IV は 約56mm
α7C II は 約50mm
α6400 は 約48mm
ほとんどのα(ミラーレスタイプ)は おおよそ45mm~60mmで収まることが多く、おおざっぱにまとめれば5cm~6cmと言ったところ。
と、まぁここまで書いたのですが、それほどこのことは重要ではありません(汗)。知識として知っておいた方が良いというか・・・
最終的にはレンズとの組み合わせで、合計26センチ以内でおさまるか?です。
α+レンズの組み合わせ 26cm以下を計測してみた
それではいよいよ本番。
実機を使って調べていきましょう!
2024 F1 日本グランプリ 26cm以下で使用できるαと望遠ズームレンズの組み合わせは?!
FE 70-200mm F4 Macro G OSS II
α7 IV+ FE 70-200mm F4 Macro G OSS II
- 使用可能
- フードなしならズーム全域 使用可能
- フードありなら70mm側のみ使用可能
α7C II +FE 70-200mm F4 Macro G OSS II
- 使用可能
- フードなしならズーム全域 使用可能
- フードありなら70mm側のみ使用可能
FE 70-200mm F4 Macro G OSS II はフードを装着しなければズーム全域使用可能。フードを装着しても70mm相当(α7C IIは73mm程度だったので70mmにしています)となるため、実質フード付きでは「ズーム」できない結果となっています。
・FE 70-200mm F4 Macro G OSS II |詳細 納期 価格 ソニー公式
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS
α7 IV + FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS
- 使用可能
- フードなしならズーム全域 使用可能
- フードありなら90mm側のみ使用可能
α7C II + FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS
- 使用可能
- フードなしならズーム全域 使用可能
- フードありなら100mm側のみ使用可能
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS はフードを装着しなければズーム全域使用可能。フードを装着すると90mm~100相当までしかズームを使うことができないため実質ズームできないと言っても良いかも知れませんね。
ただ、フードなしだからと言って、300mmまで大きく撮れるのは大きな魅力です。
・FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS |詳細 納期 価格 ソニー公式
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
α7 IV + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
- 使用可能
- フードなしなら約125mm付近まで使用可能
- フードあり使用不可
α7C II + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
- 使用可能
- フードなしなら約135mm付近まで使用可能
- フードあり使用不可
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS はフードを装着すれば使用不可。フードを装着しなくても125~135mm相当までしかズームすることができません。400mmまでの望遠は魅力なのですが、使えないものは仕方がありません。
・FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS |詳細 納期 価格 ソニー公式
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
α7 IV + FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
- 使用可能
- フードなしで 使用可能
- フードあり 使用不可
α7C II + FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
- 使用可能
- フードなしで 使用可能
- フードあり 使用不可
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II はフードを装着しなければズーム全域使用可能、というのもこのレンズ、インナーズームを採用していてレンズが繰り出さない設計になっています。
フードを装着すると26cmを大きく超えてしまうので、使うときはフードなしで行きましょう。
あとこのレンズの魅力はF2.8の明るさ。200mmまでとF1を撮影するには大きく写せないのですが、ほかのレンズと比べて高速にシャッター切れるのは唯一の魅力です。
・FE 70-200mm F2.8 GM OSS II |詳細 納期 価格 ソニー公式
E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS
α6400 + E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS
- 使用可能
- フードなし 全域使用可能
- フードあり 約190mm付近まで使用可能
E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS はフードを装着しなければズーム全域使用可能。フードを装着すると190mm相当までしかズームするが出来ません。
ただAPS-C対応レンズのため フルサイズ換算350mmでもAPS-Cになおせば 525mm もの「超」望遠撮影が可能です。被写体が大きくなると動いているものではあれば捉えることが難しくなりますが、メインスタンドからドライバーやグリッドに止まっているマシンを大きく撮影することができます。
もちろんフルサイズαでもAPS-Cモードで使用ができます。軽くて携帯性も良いのでF1向きと言えそうです。
・E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS |詳細 納期 価格 ソニー公式
E 55-210mm F4.5-6.3 OSS
α6400 + E 55-210mm F4.5-6.3 OSS
- 使用可能
- フードありで 全域使用可能
とってもコンパクトな E 55-210mm F4.5-6.3 OSS はフードを装着してもズーム全域使用可能です。ただ設計が古いのでオートフォーカスに弱みがあるのがネックです。画質も「G」ではなく「無印」。
お値段もそれなりなので、それで選ぶというのはありかも知れませんが・・・
・E 55-210mm F4.5-6.3 OSS |詳細 納期 価格 ソニー公式
E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE
α6400 + E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE
- 使用可能
- フードありで 全域使用可能
最後に紹介する E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE 望遠ズームというよりは便利な高倍率ズームレンズ。フードを装着してもズーム全域使用することが可能です。
こちらも E 55-210mm F4.5-6.3 OSS と同じく設計が古めなのと、便利ズームならではのオートフォーカス性能がいまひとつ。広角撮影ができるので、全体の雰囲気を記録できるのは良いところなのですが・・・
・E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE |詳細 納期 価格 ソニー公式
F1 日本GP 持込可 おすすめレンズ
今回は「αで写そう!2024 F1 日本グランプリ 26cm以下 望遠ズームの組み合わせ」をテーマに書かせていただきました。最後にまとめるとこんな感じになりました!
- 望遠が効くフルサイズなら FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS
- 明るい フルサイズなら FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
- 望遠が効くAPS-Cなら E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS
以上の3本が個人的にはオススメです。ぜひ参考になさってくださいね。
ちなみにフード外しての撮影となりますが、個人的にはサーキット等スポーツ観戦を兼ねた撮影はフードを外して撮影するほうがマナー的にも他の方の迷惑にならずに良いと思っています。
フードを外すことで逆光はに弱くなりますが、全長が短くなる分撮影もしやすくなりますよ。
それでは良い 2024 F1 日本グランプリを♪
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