α9がアップグレード!動物対応 瞳AF α7R III、α7IIIのアップデートもアナウンス!

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2019年1月16日の本日、α6400の新商品発表に加え、α9のソフトウエアアップグレード情報と、瞳AFが動物にも対応するα7R III、α7IIIのアップデートのアナウンスがありました。

2019年1月16日に発表されたアップグレード&アップデート情報

  • 『α9』ボディのソフトウェアアップデート(Ver.5.0) →3月頃予定
  • 『α9』ボディのソフトウェアアップデート(Ver.6.0) →夏頃予定
  • 『α7R III』、『α7 III』ボディのソフトウェアアップデート(Ver.3.0) →4月頃予定
  • モバイルアプリケーション「Imaging Edge Mobile」(Ver.7.0) →3月頃予定
  • モバイルアプリケーション「Transfer & Tagging add-on」(Ver.1.0) →3月頃予定
  • PCアプリケーション 「Remote」「Viewer」「Edit」アップデート(Ver.1.4) →1月頃予定
  • 提供時期の詳細は、決定次第ソニー商品情報サイトにてご案内予定。

α9は「アップグレード」と言うだけあってバージョンも大きく変化。来年東京五輪が開催され、なんとなくα9は終息してα9IIがそろそろ発表か?!とも思っていたのですが、このアップデートによってわからなくなってきましたね。

それでは詳しく紹介していきましょう。

α9 ソフトウェアアップグレードの主な特長

.新開発リアルタイムトラッキングの搭載など被写体を瞬時に捉えるAF性能が進化

α9を使ったことがある人ならご存知だと思うのですが、α9のAF性能は本当に素晴らしいものがあります。多くの人が横切る混雑した撮影中、ロストしても再び食いつくAF性能には心底驚かされたものがありましたが、さらに進化を遂げるようです。

新開発リアルタイムトラッキングの搭載など、被写体を瞬時に捉えるAF性能が進化

  • 狙った被写体を自動検出・追尾し続ける、新開発リアルタイムトラッキング搭載
  • AIによる瞳検出をさらに強化したリアルタイム瞳AFの進化
  • 動物瞳AFに対応
  • 像面位相差AFの精度向上と活用領域の拡大
  • 精度・速度・追従の安定性が向上した動画撮影時のAF
  • タッチ操作によるフォーカス操作の進化

階調表現の向上とホワイトバランスの安定性強化による画質の向上

  • カメラ内のJPEG生成アルゴリズムを最適化し、より滑らかな階調表現を実現。空のグラデーションなど、少しずつ変化する明暗差や彩度をより自然に再現
  • 連続撮影モード時に短い間隔の連写を繰り返す場合などに、オートホワイトバランスの正確性・安定性が向上。全体的な色再現性が向上し、撮影後の色合わせの負担を軽減

確実な記録と迅速な管理をサポートする機能群を強化

  • 前後ダイヤルや背面コントロールホイールの柔軟なカスタマイズに対応する「マイダイヤル」機能の追加
  • メモリーカードの容量オーバー時に、もう一方のメモリーカードに記録先を自動で切り替えるリレー記録
  • デュアルスロット記録メニューの静止画振り分け記録設定の選択方法を詳細化
  • 撮影した静止画に5段階で設定できるレーティング機能と再生時の一覧性が向上する連写グループ表示を追加
  • カスタムキーの設定に対応し、再生画面上で迅速に誤消去を防止できるようプロテクト機能を強化
  • インターバル撮影機能に対応(Ver.6.0)し、タイムラプス用の画像撮影をカメラだけで撮影可能

スポーツや報道の撮影現場において、転送や納品のプロのワークフローをサポートする機能群を強化

  • FTPバックグラウンド転送を使用したモバイル機器への画像転送
  • 画像の転送後にモバイル機器上でIPTCメタデータを付与可能

さすがアップグレードと言うだけあります。

ものスゴい内容!!!

フツーならα9IIとして出してしまいそうな感じもしますが、アップデートプログラムでここまでするとは・・・まさに出し惜しみしないソニーはアップデートでも出し惜しみなし。と、言ったところでしょうか?

α7R III、α7 III ソフトウェアアップデートの主な特長

続いてはα7R III、α7 III ソフトウェアアップデート情報です。

あまりにもα9の内容がスゴイので霞んでしまいそうですが、ついに動物瞳AF対応の発表がありました!何度も書きますが、フツー儲けたいなら次期モデルで投入してきそうな内容をα7IIIやα7RIII惜しみなくアップデートで神対応!

太っ腹です!!

リアルタイム瞳AFの進化

AIを活用した新技術により、リアルタイム瞳AF機能がさらに進化。

AF-C時もシャッターボタンを半押しするだけで、リアルタイムに被写体の瞳を検出し続け、高精度に追従します。さらに、一部の動物にも対応予定です。これにより野生動物やペットの瞳も高速・高精度に検出し、追従可能です。

撮影をサポートする機能の強化

インターバル撮影機能を追加。タイムラプス用の画像撮影をカメラだけで撮影できるようになります。

以上、α7R III、α7 III ソフトウェアアップデートは4月頃を予定しているとのこと。

アップデートプログラムが配信されたら動物園にめちゃめちゃ行きたくなりそうですね!

ソフトウェアソリューション「Imaging Edge」の進化点

最後はソフトウエアの情報です。

ソフトウェアソリューション「Imaging Edge」にプロ向けモバイルアプリケーション「Transfer & Tagging add-on」と「Imaging Edge Mobile」が追加されました。

「Transfer & Tagging add-on」はカメラのFTPバックグラウンド転送を使用して、静止画の全画像または選択した画像を撮影中でもモバイル機器に転送可能にするプロ向けモバイルアプリ。

転送した画像に音声やショートカットを用いてタグやキャプションを入力したり、ショートカット用の用語をパソコンで作成しモバイル機器に同期することも可能。これにより現場で画像と共にサクッとキャプションつけて納品が可能です。

「Imaging Edge Mobile」は、モバイル機器によるリモート撮影や静止画・動画の転送などを行うアプリケーション。

撮影しながら静止画の全画像をモバイル機器に転送するスマートフォンへの自動バックグラウンド転送機能により、手軽にSNSへ共有。

新たに対応した4K動画の転送や、PlayMemories Mobileと同様に映像をモバイル機器で確認しながら撮影できるリモートコントロール機能、撮影画像への位置情報付与が可能とのこと。

「Imaging Edge」の基本的な3本のPCアプリケーション「Remote」「Viewer」「Edit」はアップデートが行われます。新ユーザーインターフェイスを採用するなど見た目も大きく変わりそう。こちらも注目ですね。


今回のブログエントリーでは、α9のアップグレード情報をはじめα7R III、α7IIIのアップデート、ソフトウエアの追加等のご案内をさせていただきました。

個人的に気になるのは、やっぱり動物の瞳AF対応です。

対応する動物は未定とのことですが、動物園に持っていき確かめるだけでも、めちゃめちゃ楽しそう。配信はまだ先ですが、今からすごく楽しみにその日を待ちたいと思います。

詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

α わかりやすく徹底解説

当店のホームページにて、最新αのカメラ・レンズを徹底レビューを掲載

作例付きで紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

ショップ店員による『デジタル一眼 α』徹底レビュー
当店ではソニーのデジタル一眼カメラ 「α」 の実機を使用したレビュー記事を掲載しています。Eマウントを始め、Aマウントのカメラボディ、それぞれに使用出来るレンズ、ソニー純正アクセサリーなどを紹介しています。

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き

この投稿へのコメント

  1. たいへー said on 2019年1月17日 at 8:07 AM

    まだカメラが壊れないので・・・^^;