Xperia 1 VI 発表望遠ズームをはじめ魅力たっぷりフラッグシップモデル

ソニーショップさとうちの中村泰之です。

2024年5月15日の水曜日、ソニーはスマートフォン「Xperia 1 VI（エクスペリアワンマークシックス）」を発表しました。

縦長の画面比率が変更され、ディスプレイは４ＫからフルＨＤ＋になるなど、Xperiaのフラグシップモデルの伝統的なところは廃止となったものの、望遠カメラの焦点距離が従来の125mmから170mmまで延長され、テレマクロモードにα7RVやα9IIIなどのAI技術を搭載。また36時間以上の連続動画再生のスタミナ性能を実現しました。

新しいフラッグシップモデルにふさわしい、とても魅力的なものとなっています。

また、通信事業者モデルに比べ、SIMフリーモデルのほうがメモリーやストレージ容量の選択ができたり、カラーバリエーションも４色展開と、圧倒的にSIMフリーモデルが優先されたところも注目です。

ソニーストア（ソニー直販サイト）: Xperia 1 VI（エクスペリアワンマークシックス）

Xperia 1 VI 発表

画面比率 21:9 の４Ｋディスプレイをずっと搭載してきた Xperia 1シリーズ。

Xperia 1 VI（エクスペリアワンマークシックス）は6.5型と従来モデルより同じ大きさながらも、画面比率は 19.5：9に変更、解像度はフルHD+に変更するなど、ぱっとみのスペックダウンな印象は拭えないものの、バッテリー保ちが大幅に改善、36時間以上の連続動画再生を実現しました。

また画面の輝度も従来モデルよりも50％向上するなど「伝統」と「解像感」は捨ててしまったものの、そのかわり優れた「スタミナ性能」と「屋外でも見やすい」ディスプレイを手に入れました。

170mmの望遠ズームが光学で！

カメラは超広角が16mmのF2.2。広角が24mmのF1.9。望遠側が光学ズームを搭載した85mm〜170mm・F2.3〜F3.5の構成。メインの広角カメラは従来モデルに採用した、2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T」を搭載し、クロップによる光学2倍相当の48mmでの撮影も可能です。

Xperia 1 VIで注目すべきは望遠側のカメラ。

焦点距離は85mm〜170mmとスマートフォンではあまりない望遠撮影が可能。しかも光学ズームというのですから画質劣化も少なく、望遠側が使えるスマートフォンと言えそうです。

またテレマクロモードというものを搭載。作例を見る限り、豊かなボケ感も実現。これは使ってみたい！

ちなみに写真や動画など、従来機では3種類あった静止画・動画撮影アプリも1つに集約。いままでのカメラアプリが気に入っていた方にとっては残念な印象も、一般的にはこちら方がわかりやすいでしょう。

操作感は一般的なスマホに搭載するノーマルモードに加え、Photo Proなどでの細かい調整が行なえるプロモードを備えているとのこと。アプリの使い勝手はいかがなものか？今から触るのが楽しみです。

なお、α7R Vやα9 IIIに搭載されているAI姿勢推定もXperiaで初搭載。従来モデルから搭載された被写体認識や、深度推定によるオートフォーカスなどの機能は引き続き搭載されています。

ブラビアの画質にハイレゾ装備

映像面ではソニー独自のAI画質調整技術「Powered by BRAVIA」を搭載。オーディオ面では、従来通りソニー・ミュージックエンタテインメントと協業した音作りによる新規開発したスピーカーユニットを採用。3.5mmヘッドフォンジャックも引き続き用意されました。

ベイパーチャンバー初搭載！

ゲームにたいする機能も強化され、プレイ環境に応じてフレームレートを最適化するFPS Optimizerに加え、3タイプのタッチ設定を用意。もちろん配信機能も従来どおり用意されました。

またXperia 1シリーズでは初の放熱技術「ベイパーチャンバー」を搭載。負荷の高いゲームも長時間楽しめるところはゲームをXperiaで楽しみたい方にとっては朗報と言えそうです。

高性能・多機能で192g

外形寸法は162×74×8.2mm(縦×横×厚さ)。重量は192gと高性能・多機能なわりには200g以下になっているところは大きな魅力。IP65/68相当の防塵防水に対応しました。

SIMフリーモデルが魅力たっぷり

メモリ/ストレージ容量は圧倒的にSIMフリーモデルが優位で、通信事業者モデルが12GB/256GBのみにたいし、SIMフリーモデルでは12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GBの3種類が用意されました。

ただし、通信事業者モデルのみミリ波対応で、SIMフリーモデルはSub6のみ。SoCは共にQualcomm社の「Snapdragon 8 Gen 3 mobile Platform」が採用されました。

さらにSIMフリーモデルが魅力たっぷり

カラーバリエーションは全４色展開。緑の「カーキグリーン」と赤の「スカーレット」は、SIMフリーモデルのみの限定色となっています。赤！カッコいい！！

SIMフリーモデル５月24日予約開始

※2024年5月22日販売価格が発表されたので追記

ソニーストアでは2024年5月24日の午前10時より先行予約販売が開始。SIMフリー対応モデルの販売価格も判明しました。

『Xperia 1 VI』 (XQ-EC44) SIMフリーモデル

RAM16GB/ROM512GB　218,900円（税込み）
RAM12GB/ROM512GB　204,600円（税込み）
RAM12GB/ROM256GB　189,200円（税込み）

Xperia 1 VI SIMフリー対応モデル圧倒的優遇
	Xperia 1 VI（エクスペリアワンマークシックス）は、ソニーストアで取り扱う SIMフリー対応モデルのほうが選択肢が多く、優遇されているということはご存知でしょうか？