ULT WEAR レビュー ソニー史上最高重低音にいつわりなし!ULT2は暴力的

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ULT WEAR レビュー ソニー史上最高重低音にいつわりなし!ULT2は暴力的 w

ソニーショップさとうち の 中村泰之 です。

2024年4月16日の本日発表された、ソニー「ULT POWER SOUND(アルトパワーサウンド)シリーズ」のヘッドバンド式ワイヤレスヘッドホン「ULT WEAR(アルトウェア)」を試聴することが出来ました。

早速レビューをお届けしたいと思います。

快感ブーストボタンと呼ばれる「ULTボタン」を2回押して再生…すると。

ぬぅおぉーーーーーーっ!なんという重低音だっ!!

よく効いている!レベルなんてものではなく、それはもう暴力的にも思えるほど(汗)。50を過ぎたおじさんには正直言ってキツイぃ効き具合なのですが、これハマる人は「どハマり」しちゃうかも?!

ULT WEAR(アルトウェア)レビュー

ULT POWER SOUND(アルトパワーサウンド)シリーズとして発表された唯一のワイヤレスヘッドホン「ULT WEAR(アルト ウエア)」はヘッドバンド方式のワイヤレスヘッドホン。

専用に設計された40mm系のドライバーユニットを搭載し、ULT POWER SOUNDシリーズがもつ、圧倒的な量感の重低音を耳元で体感できることに加えて「ノイズキャンセリング機能」も搭載され、より深く音楽に没入できるものとなっています。

ULT WEAR(WH-ULT900N)

快感ブーストボタンで、重低音が暴れだす。ソニー史上最高の重低音体感

ソニーストア価格:33,000円 税込

 2024年4月16日 現在の価格

販売価格はソニーの直販サイト・ソニーストアでは33,000円(税込)。2024年4月26日金曜日の発売を予定しています。

3段階のサウンドモードを用意

スマートフォンとBluetooth接続して、聞き慣れた楽曲等を再生してみましょう。

ULT POWER SOUND(アルトパワーサウンド)シリーズの共通機能として用意されている「ULTボタン」。「ULT WEAR(アルトウェア)」ではULT1、ULT2、OFF、押すごとに効果が変わる3段階のサウンドモードを用意しました。

OFFはヘッドホンのハードがもっている性能を素のままに感じることができて、ULT1は低域が強調、ULT2はさらにパワフルな重低音を体感できるものとなっており、ソニー公式サイトいわく「ソニー史上最高の重低音体感」ができるとのこと。

いままでソニー重低音タイプのノイキャン搭載ワイヤレスヘッドホンといえば、Extra Bassシリーズ「WH-XB910N」が思い浮かびますが、いま思い出してもワタクシ的にはちょっと苦手なヘッドホンでした。

そう、わたしは思いっきり「バランス」派(笑)。

「WH-XB910N」でも再生して数分…聴き疲れしちゃった苦い記憶があります。そしてあの時より年齢を重ねてしまい「耳」も「舌」も中央寄り(笑)。まずは「OFFモード」からスタートすることにしました。

OFFモードでも感じる低域強めの素性

この手の低域重視なヘッドホンのイメージと言えば低域重視すぎてほかの帯域の表現が苦手な印象。でもULT WEAR(アルトウェア)は、専用設計の直径40mmドライバーユニットが用意されたり、フラッグシップモデル「WH-1000XM5」と同様の統合プロセッサーV1等々を採用されているなどのこともあって、とってもクリアーで高音質な印象を受けました。

ただOFFモードでも低域は結構強め。

ベースを効かせた楽曲が再生されると「素でも結構…強いなぁ」と感じるほど。個人的にはもうOFFモードで十分やん。と、思うのですが、これでは「ソニー史上最高の重低音体感」には到底及びません。

続いて、ULTボタンをまずは1段階..どーなっちゃうの?ドキドキしながら押し込むのでした。

ULT 1モード 低域強しながらもバランスキープ!

ボタンを押すと「ビュイーン」と言った効果音と共に明らかに量感がました低域再生がはじまりました。「ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドゥーーンン!!」こ、これはものすごい迫力だ!!

ただ素晴らしいことに、高域の解像感やボーカルなど、ほぼ他の帯域が失われることもありません。

いままでのヘッドホンになかったタイプのキャラクターと言って良いでしょう。

低域好きな方でも、ボーカルが沈んじゃうくらいなら…そう言ってバランスタイプを購入、アプリでグライコをイジるなど、苦労をされた方もおられたと思いますが、これならいかがでしょうか?と言いたくなるほどいい感じですよ。

まぁ、もちろんワタクシ的には、これで聴き疲れちゃいそうなのですが(笑)。

繰り返しになりますが、低域がこれだけ強く量感があっても上や中を失ってないところ、さすが新しいシリーズとして出してきただけあるなぁ。と思った次第です。

ULT 2モード 史上最高!いつわりなし…だけど

もう一度 ULTボタンを押していよいよULT 2モードにチャレンジです。

めっちゃドキドキしました。

またまたド派手な効果音が響くと、その次の瞬間、ワタクシ的には「暴力的」とも言える。“ソニー史上最高の重低音体感”が始まりました。

カレーで言うところの中辛から1辛が「ULT 1」。「ULT 2」は1辛から5辛になった感じ。ボタンは2度押しなのですが、ギアを2段階入れたレベルではない…これは凄まじいレベルだ。

もちろん、そもそも低域弱者の私が聴いた素直な感想なので、感じ方には個人差があると思うのですが、ちょっと辛いレベルの量感と強さ。

ただ….好きな人にとっては「快感」すら得られるのかも(汗)。

たしかに思う出だすのは若かりし頃…ライブハウスの最前列、でっかいスピーカーの前で聴いてたことあったよなぁ。そんな思い出…あのころは若かった…なんちゃって。

しかし「ULT 1」モードの低域で感じた、ドンとくるんだけどシュッと引くあのタイトさは失われ、そのほかの帯域も沈んでしまうような印象が。純粋に低域強めで楽しむなら「ULT 1」モードかも。

でもライブハウスの最前列ってこんな感じだったよねぇ。なんてどこか協調できるところも。そう、これらの感じ方ってまさしく「ULT POWER SOUND(アルトパワーサウンド)シリーズ」のコンセプトだよねぇと、思ってしまうのでした、納得です!

まとめるなら・・・

OFF、ULT1、ULT2、押すごとに効果が変わる3段階のサウンドモード

たとえ話でまとめるならこんな感じとなりました。

  • OFF まじめな優等生が時折見せる やんちゃな姿。
  • ULT1 やんちゃでも、実は根は真面目。
  • ULT2 やんちゃ(笑)

※音ものの聴こえ方は個人差があります、購入前にまずはご試聴お願いします。

そのほか気になったところもレビュー

ULT WEAR(アルトウェア)そのほかに気になったところもレビューしていきましょう。

搭載されたノイズキャンセリング機能は、さすがWH-1000Xシリーズのような静寂までには至りませんが、周囲の騒音は大きくカットしてくれます。再生する楽曲や音量にもよると思いますが、音楽に「より没入」できるほどの効果を感じることが出来ました。

また装着性も良く、イヤーパッドは耳全体をすっぽりと覆ってくれるタイプ。側面や頭頂部のパッドも柔らかでモチッとしていて、長時間による着け疲れも少なそう。ただ、これから日本は暑くなるのでそこだけが唯一の心配点。(まぁ仕方なし)

タッチ式と物理ボタンによる操作性も良く、特にタッチ式はソニーの同操作性のヘッドホンをお使いの方ならすぐに使い慣れることができることでしょう。物理ボタンも慣れでしょうね。


今回は ULT POWER SOUND(アルトパワーサウンド)シリーズとして発表された唯一のワイヤレスヘッドホン「ULT WEAR(アルト ウエア)」の レビューお届け致しました。

ソニー史上最高の重低音。その言葉に偽りはありませんでした。

ドンドン響くすごい量感の重低音・・・得意、苦手、音のことなので感じ方は人それぞれと思いますが、一度は聴いて感じて欲しいヘッドホンだと思いました。

ULT WEAR(WH-ULT900N)

快感ブーストボタンで、重低音が暴れだす。ソニー史上最高の重低音体感

ソニーストア価格:33,000円 税込

 2024年4月16日 現在の価格

詳細につきましてはリンク先も参考になさってくださいね。

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き

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