CP＋2016でのハンズオンでは物足りず、展示が開始されたソニーストア大阪さんにて、G-MASTERレンズ「FE 85mm F1.4 GM （SEL85F14GM）」を触ってきました。

※ソニーストア大阪さんでの商品撮影は許可を取って行っております。

SEL85F14GMはα7R IIに装着された状態でスタンバイ。CP＋2016同様、撮影した画像のお持ち帰りはOKということだったので、商品撮影と共に実機を使用した撮影もガッツリさせていただきました。

美しいボケ味と、解像感の高さの両立とはカタログの謳い文句ですが、やっぱりこのレンズはスゴかった！

 

描写力に圧倒！Gマスターレンズ「SEL85F14GM」

まずは、ダンボーちゃんを持ち込んでポートレート風？にパチリ。

α7R II ＋FE 85mm F1.4 GM（SEL85F14GM）　絞り優先オート　F1.4

「最短撮影距離」でかつ「絞り開放」で写してみました。

並のレンズの場合、絞り開放は写せますよレベルの「眠たい絵」になったりしますが、このレンズは期待通りの解像感の高さとボケの美しさ。これなら開放からでも積極的に使っていける。確信しました。

 

α7R II ＋FE 85mm F1.4 GM（SEL85F14GM）　絞り優先オート　F2.0

今度は開放から１段絞った「F2.0」で、枝に止まっている「ちいさな鳥さん（模型）」をパチリ。１段絞って、さらにこのレンズの持ち味がより発揮された感じです。

前ボケも後ろボケもキレイ・・・「たまらん」描写力です。

画像右側に見られる玉ぼけ（光源ぼけ）の美しさも「超高度非球面XA（extreme aspherical）レンズ」と言われる新開発レンズによるものでしょう。

やっぱりこのレンズは凄い！

CP＋2016で初めて写したあの時の感動が蘇りました。今から発売が本当に楽しみです。

１日でも早く発売してほしいなぁ。

なおAFの速さも同時にチェック。いままでのソニーの85mm（SAL85F14Zなど）とは比較にならないほど速くて、静かにスッと合ってくれます。同時に発表されたSEL2470GMのAFが「爆速」なので、それと比べると負けてはしまいますが、すこぶるスムーズです。

被写体の一瞬を逃さないのはAFスピードの速さに左右されます。大事なことですね。

 

SELF85F14GMレビュー　外装をチェックしてみよう！

ここからは、SEL85F14GMの外装をチェックしていきましょう。

サイドビューをご覧頂いてわかるとおり、文字通りの「大口径」なレンズです。上の写真はこのレンズに付属する長めのフードを装着しているので、より迫力を感じます。

いつもお世話になっている方にポージングをしてもらいました。

写される側から見ても、なかなかの迫力感じるのではなでしょうか？よく対人相手などのお仕事で使うカメラは、見た目も大事とか言われますがこれならOKでしょう。

ポートレート撮影会でモデルさんが振り向いてくれる確率もあがりそうですね。

フォーカスリングは幅があって滑らかに回転。DMFやMF撮影時にとても扱いやすそうです。

左側面にはフォーカスホールドボタンに、AF・MF切り替えスイッチが用意。その上には「Gマスターレンズ」であることを証明する「G」のオレンジ色のエンブレムが輝いていました。

ボディ側近くには「絞り用リング」が用意。

このリングは同じEマウント単焦点レンズ「SEL35F14Z」と同様で、直感的な絞り操作を可能にしているのですが、特に動画を映す方にはとても便利なものとなっています。

というのも、左側面部分には「カチ・カチ」といった絞りリングのクリック感をオフにするスイッチが用意。

少しでも振動を抑えたいのが動画撮りの基本なのですが、この機能があることで、録画しながら絞り値をスムーズに変更可能。作品作りに幅も出るし、大いに役立つ機能になるのではないでしょうか？

ちなみに絞りリングにある「Ａ」のポジションにすれば、カメラ側のダイヤルで絞り操作が可能となります。従来の使い方となるわけですが、ほかのレンズとの操作性を合わせたいのであれば「A」で使うことをオススメします。

付属のフードを外すと見た目はこんな感じになります。

口径は77mmと大口径ながらも、フードを外すと長さはそれほどでもありません。このフードはレンズに逆さ付けも出来ますので、持ち運びの時、長さで困るものではなさそうです。

 

SEL85F14GMレビュー　絞りの変化をチェックしてみよう！

続いては、開放からF5.6まで、絞りによる変化をご覧ください。１段ごとに大きく変化しますよ。

なお、手持ち撮影ですので、各コマ若干のフレーミングに違いが生じています。勘弁ください。カメラは全てα7R IIで行い、最短撮影距離85cmからの撮影となっています。

α7R II ＋FE 85mm F1.4 GM（SEL85F14GM）　絞り優先オート　F1.4

 

α7R II ＋FE 85mm F1.4 GM（SEL85F14GM）　絞り優先オート　F2.0

 

α7R II ＋FE 85mm F1.4 GM（SEL85F14GM）　絞り優先オート　F2.8

 

α7R II ＋FE 85mm F1.4 GM（SEL85F14GM）　絞り優先オート　F4.0

 

α7R II ＋FE 85mm F1.4 GM（SEL85F14GM）　絞り優先オート　F5.6

玉ボケの大きさ、深度の深さ、浅さなどを確認していただけたらと思います。個人的には１段絞ったF2くらいが使いやすいなぁ。と思いました。解像感も高くて、ボケも美しい。本当に素晴らしいです。

あぁ、いろんなシーンでいろんな被写体を写してみたい！！

 

SEL85F14GMレビュー　等倍画像をチェックしてみよう！

このレビューで最初に紹介した画像を等倍サイズでご確認していただけるようにしました。

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

なお、このページで紹介してる全ての画像に著作権はありませんが放棄もしておりません。転載などの二次利用はお控えくださいますよう、ご協力をお願いしますm(__)m

 

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今回は2016年4月に発売を予定している、SEL85F14GMの紹介をさせていただきました。ご覧頂いた皆様はどのような感想をお持ちになられましたでしょうか？とにかく私はこの描写力に感動しました。

今から発売日が本当に楽しみでなりません。

単焦点レンズ（FE 85mm F1.4 GM）
	ソニーの最先端技術を惜しみなく投入し、従来よりも高い設計基準で作られたG Masterとして、圧倒的な解像性能と、αレンズならではのぼけ味をさらに進化させたポートレートレンズ。 ソニーストア価格： 204,630円＋税 2016/02/19 現在価格 「αフォトライフサポート」会員ならクーポン併用＋5% OFFで買える！

商品の詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

※SEL85F14GMは発売前商品のため、このレビューで紹介した画像は参考程度でご覧ください。

 

Eマウントフラッグシップモデル『α7R II』レビュー

当店のホームページでは「α7R II 徹底 レビュー」を公開しています。

実機を使用し、こと細かに体験したことを書いています。ぜひ参考になさってくださいね。

α7R II（ILCE-7RM2） 徹底レビュー
	コンパクトな本体にソニーの最先端技術を惜しみなく投入！！ α7R IIは歴代最高スペックを搭載し登場。数えきれないほどの魅力が、α7R IIには詰まっています。

 

SEL35F14Z（Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA）のレビュー

EL35F14Z（Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA）のレビュー記事を、当店のホームページにて公開しました。

開放からシャープで美しいぼけ味と、少し絞れば抜群の解像感が味わえるこのレンズ、一度その描写力を知ってしまえば、もう手放せなくなるそんなレンズとも言えるでしょう。

作例付き 実機を使ったレンズレビュー「SEL35F14Z」
	開放から美しいボケ味に、絞れば抜群の解像度。一度その描写力を知ってしまえば、もう手放せない。「SEL35F14Z」は広い記録面積をもつ35mmフルサイズセンサーの良さを最大限に引き出してくれるそんなレンズのレビューをお届けします。

 

αフォトライフサポート　加入しやすくなりました！

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内容は詳しく記事にしましたので、そちらの方もご確認ください。

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