話題の超望遠ズーム SEL200600G 体験してきました!
おととい(2019.6.12)発表されたばかりの新しいEマウントレンズ、 FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS (SEL200600G)をソニーストア大阪さんで体験してきました!
※商品撮影はソニーストア大阪さん許可のもと行っております。(通常は撮影不可です)
鉄道撮影を中心に、競走馬もサッカーも写す私。超望遠域までの撮影が可能なこのレンズに興味を示さない訳がありません!!ほかのお客様がおられない隙きを見計らいなら、じっくりと手にとって確認をしてきましたよ!
FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS 見てきました!
FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS を初めてみた印象はWEBサイトの印象そのまま。やっぱり長かった~!
なんといってもあのソニーヨンニッパ(SEL400F28GM) 359mmに次ぐ長さ。全長318mmもありますから、そう思うのは当たり前。真っ先に思いついたことは持ってるカメラバッグに入るかな?でした。
付属フードを装着するとさらに長さが加わり迫力も増しました。
でも、ここで思ったのは、このレンズはデザインがとっても「カッコイイ」ということ。
そもそもマウント部が太いEマウントレンズです、妙にヒョロ長くなることもなくスタイル良し。ズームリングやフォーカスリングの黒いラバー部分とレンズ本体のホワイト色のバランスも、とってもイイ感じ。
遠目から眺めても、近くから眺めてもカッコイイ。撮影者をその気にさせてくれるそんなデザインです。
重いけど条件付きなら手持ちでイケそう!
手にとって構えてみます。
レンズの近くにいつもお世話になっているαアカデミーのIK講師がおられましたので、持ち手タレントになって頂きました!(笑)このサイズ感・・・伝わりますかね?!
手にすると、やはり重い。
ただ三脚が絶対にいるか?と、言われたらハンディでも十分扱えます。(個人差あり)
「 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)」というEマウントレンズがあるのですが、このレンズで重たい!と感じるのなら、ぶっちゃけ手持ちでの撮影は厳しいと思われます。
ただレンズ構成の図面をみてもわかるとおり空洞部分が多く、実際手にとっても、重心が偏ってなくバランスは良好。α7III系の優れた手ブレ補正もよく効いて、シャッター半押し状態ではピターと像が落ち着きます。
ただ、じーっと同じ構図で構えてるような状況だと手持ちではかなりキツイ。
支えている手首が徐々に揺れだしてしまいます。
撮影シーンで例えれば、鳥が飛び立つ瞬間を待っているようなときはかなり厳しい。あと動く被写体を追いかけるときでも、長時間の撮影ともなると手首への負担は大きそうです。
あくまでも個人的な結論ですが、構図関係なしに動き物を瞬間的に短時間だけ写すなら手持ちでも十分対応可能。でもそれ以外なら三脚もしくは一脚は必要になってきそう。と言ったところでしょうか?
超望遠のズームレンズなので当たり前かも知れませんが、今回体験させて頂いてそんな印象を受けました。
インナーズームだからこそ実現!快適な操作性
感触を確かめたあとは各部のチェック。側面には様々なスイッチが用意されました。中でも注目は一番下にある「MODE」と書かれたスイッチ。
このスイッチは手ブレ補正効果の変更スイッチで、MODE1は通常の手ブレ補正効果、MODE2は横方向のブレ、例えば流し撮りなどで有効、そしてMODE 3は不規則で激しい動体撮影時に安定したフレーミングが得られるモードとなっています。
MODE 1、MODE 2は採用しているレンズが多いのですが、MODE 3が採用されているのは、いまのところプロカメラマン向けの単焦点レンズ「SEL400F28GM」と「SEL600F40GM」の2本。このレンズ、やはり動体撮影を中心に設計されているレンズであるということがわかります。
フォーカスリング、ズームリングとも、実になめらかに回転してくれます。
とくにズームリングはインナーズーム機構のおかげで、ものすごく軽い力でスルスルと回すことができます。これはインナーズームでなければ叶わったことでしょう。動画カメラマンにも良いでしょうね。
歩いている途中に、ビローンってなることもないですし、見た目の変化がないのもカッコイイです。
また焦点距離変更(ズーム機能)も少ない回転幅で調整可能なのはかなりイイ。例えば600mmから引いて200mmまで近づいてくる被写体を同じ大きさで写したいって時、非常に便利だと思いました。
Eマウントズームではマスト? 三脚座取り外し可能で軽量化
付属品はフード逆さ付けしたレンズを収納できるソフトケースと、フード、三脚座。写真には写ってませんがレンズストラップとレンズフロントキャンプ、レンズリアキャップが付属します。
フードは樹脂で内側には、内面反射を防ぐマットブラック加工が施されています。
三脚座は取り外し可能です。ズームレンズのなかでも最大級のサイズ、重さは調べていませんが、非装着時は随分軽く感じました。この三脚座、重さはそれなりにありそうです。
SEL70400GMと比べてみたよ!
SEL100400GMとのサイズ比較もしてみました。写真上がFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSことSEL100400GMです。
FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS と比べると圧倒的にSEL100400GMはコンパクト。
しかし・・・FE200-600mm F5.6-6.3 G OSSはインナーズーム。普通に比べたらあまりにも不利。ということでSEL100400GMのズーム機能をテレ端まで伸ばして比較してみました。
すると、どうしたことでしょう。ほとんど差はなくなりました!
携帯性では優れているSEL100400GM 。使用時 400mm側を多様される方なら、FE200-600mm F5.6-6.3 G OSSと見た目では大差がないってことになりますね。
参考になりましたか?
「G」ならでは!期待できる描写力!
最後は撮影画像です。
すべて絞り開放値、ソニーストア大阪さんで撮れるだけ撮ってきたものを紹介したいと思います。
焦点距離比較
200mm (カメラ:α7 III)
600mm (カメラ:α7 III)
AFは想像していたよりも速く感じました。SEL70200G以上、SEL70200GM以下。
精度はこういった場所だけに現場とは異なるためになんとも言えません。
この場所限定ならば、迷うことはほとんどなかっです。
もちろん動作は静か、そのものです。
前ぼけ
200mm (カメラ:α7 III)
600mm (カメラ:α7 III)
いい感じではないでしょうか?
前後ぼけ
600mm (カメラ:α7 III)
こちらもいい感じではないでしょうか?
最短撮影距離
600mm (カメラ:α7 III) 最短撮影距離近くで撮影
最短撮影距離近く、2.4m程度離れた場所から撮影してみました。手のひらサイズのひまわりの造花ですが、かなり大きく写すことが出来ました。
今回はソニーストア大阪さん、αアカデミー IK講師のご協力もと、たっぷりと実機を手にすることができました。ありがとうございました!この記事がみなさまの参考になれば幸いです。
こんな感じで紹介してきました「FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS」ですが、先行予約の受付開始は2019年6月18日の火曜午前10時からとなっています。
毎度のことですが、初期ロットを逃すと次発ロットまで時間が掛かりそうです。購入を検討される方は、当日の早い時間にお手続きを済ませられるよう段取りのほう、よろしくお願いします。
SEL200600G 焦点距離200mmから600mmまでをカバーする超望遠ズームレンズGレンズ | |
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FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS ソニーストア価格: 252,500 円+税 2019/06/18 現在の価格 |
レンズのより詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。
αあんしんプログラムへの加入がおすすめです
ソニーの直販サイトでお買い求めなら、α安心プログラムへのご加入がおすすめです。
αあんしんプログラムは 年間6,000円(税別)で加入できるソニーストア限定、有料のプログラム。
レンズを落下して壊してしまった場合でも保証してくれる「レンズ長期保証3年〈ワイド〉」が なんと無料!または「5年〈ワイド〉」が 通常の半額 になるサービスが加入後に受けられます。高価なレンズの場合、保証を手厚くしたいと思うのですが、SEL200600Gの場合、1年間の年会費のほうが長期保証サービス加入料よりも安いんです!!
つまりは、年間6,000円(税別)払って加入するほうが絶対にオトクという訳なんです!!
そのほかにもセンサークリーニングが半額になったりαアカデミーがオフ価格、そのほかにも特典があってSEL200600Gをソニーストアで購入するなら「αあんしんプログラム」へ加入しないと損な感じです!まずはご加入をご検討くださいませ!
※SEL600F40GMは対象外です
・ソニーストア αオーナー向けのサポートプログラム『αあんしんプログラム』詳細はこちら
作例付き 実機を使ったレンズレビュー SEL200600G
当店のホームページにて「作例付き 実機を使ったレンズレビュー SEL200600G」を公開しました。
作例付き 実機を使ったレンズレビュー SEL200600G | |
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200mmから600mmまでの焦点距離をカバーし遠くの被写体を大きく写すことができるこのレンズは、例えば野鳥のような野生動物、航空機、鉄道、スポーツなど撮影シーンにおいてとても有効。AFも早くインナーズームなので操作性も良好です。 |
使用感をはじめ超望遠レンズで撮影した迫力のある作例を紹介しています。ぜひ参考になさってください。
α わかりやすく徹底解説
当店のホームページでは、最新αのカメラ・レンズを徹底レビューを掲載しています。
掲載している全てのレンズにおいて作例付きで紹介しています。
どうぞ参考になさってくださいませ。
ショップ店員による『デジタル一眼 α』徹底レビュー | |
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当店ではソニーのデジタル一眼カメラ 「α」 の実機を使用したレビュー記事を掲載しています。Eマウントを始め、Aマウントのカメラボディ、それぞれに使用出来るレンズ、ソニー純正アクセサリーなどを紹介しています。 |
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