2月22日に発売を迎える、注目のソニーミラーレス一眼カメラ「α6400」。

すでにソニーのショールームなどで体験された方の中には、エントリークラスらしからぬ、凄まじいオートフォーカス性能に驚き注目されている方も、おられるのではないでしょうか？

そんなα6400にソニーのミラーレス一眼カメラでデビューという方向けのレンズセットをはじめ、既存ユーザーに向けた買い増しや買い替えなどに「ボディ単体」が用意されるなど全４種類がラインアップ。

今回はα6400にセットで販売するレンズの紹介に加え、セットになってないレンズでおすすめなものを紹介していきたいと思います。

電動ズーム式の小型標準ズームレンズが付属『ILCE-6400L』

ILCE-6400Lにはコンパクトなズームレンズ「SELP1650」がセットされました。

お手軽サイズ同士なだけにα6400との相性は良く、ささっとバッグに入れて、サクッと使えるサイズ感は女性の方にも最適です。

画角はワイドからやや標準域、ちょっと望遠が効くかな？程度までをカバー。動画を撮影にも向いていて電動ズームらしい滑らかな操作性も魅力のひとつと言えるでしょう。

画質はというと、大きなボケを作るのは少々苦手。

一眼カメラを買ったら大きなボケのある写真が撮れると思っていたら、思わずアレレ？と思うかも。ふんわり、大きなボケ味を期待して一眼カメラを購入するなら、後ほど紹介するα6400本体＋別売りの単焦点レンズをおすすめしたいところです。

α6400　（パワーズームレンズキット）
	電動ズーム式の小型標準ズームレンズが付属『ILCE-6400L』 ソニーストア価格：119,880円+税 　2019/02/06 現在の価格

広角から望遠撮影までこなす２本のレンズがセット『ILCE-6400Y』

ILCE-6400Yは、先程紹介した ILCE-6400L付属の小型標準ズームレンズ「SELP1650」と、スポーツや遠くの被写体を大きく写すことができる望遠ズームレンズ「SEL55210」が２本用意されたセットです。

このセットの特長は２本のレンズを一度に手に入れることによって、おおよそのものを写せてしまうと言うところ。

例えば写真散歩するときは小型標準ズームレンズ、運動会などのスポーツ撮影では望遠ズームレンズと言った具合に、使い分けが出来て様々な被写体に対応します。

またどちらのレンズも軽量のため、２本セットで持っていきやすい。

ただ、カメラに興味を持っていくと、これら２本のレンズでは先ほどのセットのところでも書いたとおり、ボケ味を含め画質的に物足りなくなってしまうことがあります。

このレンズセットは、あくまでもα6400で一眼デビューって方に最適なものと言えるでしょう。

大きく写せるスリムで軽量　望遠ズームレンズ E 55-210mm F4.5-6.3 OSS
	望遠ズームレンズと聞けば、大きくてゴツイものをどうしても想像しがち。しかし、このレンズはスリムでコンパクト。いわゆる標準域を写せるズームレンズといっしょに持ち歩いても、それほど嵩張らないのが特長です。

なお望遠ズームレンズ「SEL55210」のみですがホームページでレビュー記事を掲載しています。参考になさってください。

α6400（ダブルズームレンズキット）
	広角から望遠撮影までこなす２本のレンズがセット『ILCE-6400Y』 ソニーストア価格：139,880円+税 　2019/02/06 現在の価格

１本で光学7.5倍のズーム倍率！高倍率標準ズームレンズセット『ILCE-6400M』

ILCE-6400Mは18mm～135mm（カメラに装着すると約27mm～202mm）をたった１本でカバーする「SEL18135」レンズが付属したセットです。

レンズの設計そのものも新しく、広角から望遠まで撮影できる高倍率ズームレンズとしては画質も良好。そしてなんと言っても軽くてコンパクト。

ILCE-6400Yの望遠レンズと比べると望遠側が足りませんが、１本で様々なシーンに対応してくれますので、個人的にもα6400を購入するなら、このセットが一番オススメです。

約7.5倍のズームレンズ E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
	テ手荷物を多くしたくない海外旅行や、レンズ交換をなるべくしたくない運動会など、一度使いうと手放せない便利なズームレンズが登場！軽くてコンパクト、約7.5倍のズームレンズ「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS（SEL18135）」のレビューをお届けします！

あとあと高画質タイプのレンズを購入したとしても、携帯性の良さや便利さでは今のところ唯一無二の存在。「きょうは重たい機材持ちたくないなぁ、でもスマホやコンデジではちょっと」なんてとき重宝しそうです。

α6400　（高倍率ズームレンズキット）
	１本で光学7.5倍のズーム倍率！高倍率標準ズームレンズセット『ILCE-6400M』色はブラックのみ ソニーストア価格：149,880円+税 　2019/02/06 現在の価格

特定のレンズに縛られないカメラ単体モデル、買い替えユーザーにも『ILCE-6400』

最後に紹介するILCE-6400はカメラ単体モデル。レンズセット以外のレンズの組み合わせで購入を検討していたり、すでにEマウントを持っていて、カメラの買い替えや買い増しの方向けのモデルとなっています。

α6400
	特定のレンズに縛られないカメラ単体モデル、買い替えユーザーにも『ILCE-6400』 ソニーストア価格：109,880円+税 　2019/02/06 現在の価格

ここからはセットレンズにはラインアップされてない、店員おすすめレンズを紹介していきます。

おすすめレンズ その１ 「SEL1670Z」

SEL1670Zは扱い勝手の良い標準域のEマウント高画質ズームレンズ。セットのレンズと比べると価格はグーンとあがってしまいますが、画質を求めた結果、後々このレンズに買い換える方が多いので紹介させていただきました。

このレンズはコンパクトで持ち運びがしやすいサイズながらも、ツアイスレンズらしい抜けの良い、高い描写力が手に入る標準ズームレンズ、なめらかな操作感と素材からくる質感の高さも特長です。

高画質な標準域のズームレンズ Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS
	扱い勝手の良い標準域のEマウント高画質ズームレンズの決定版！Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS「SEL1670Z」の実写レビューをお届けします。

詳細につきましては当店のホームページ記事を参考になさってください。

Eマウント交換レンズ 「SEL1670Z」
	高コントラストで抜けの良い優れた描写性能を維持しながら小型化を実現した、待望のカールツァイス標準ズームレンズ ソニーストア価格：89,333 円＋税 　2019/02/06 現在の価格

おすすめレンズ その3 「SEL18200LE」

SEL18200LEは広角27mmから望遠域は300mm相当までの焦点距離を１本でカバーする便利なズームレンズ。サイズは長くなってしまいますが１本で済むのが魅力的。

例えば旅行などのなるべく荷物を減らしたい、運動会などの屋外行事でレンズ交換をしたくない、そんな時にとても役に立つレンズです。

標準域から望遠域までこれ１本！ズームレンズ E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE
	レンズ交換タイプのカメラではすっかりお馴染みになった「これ１本でこと足りるズームレンズ」がスリムなデザインで登場しました。ズーム倍率に直すと約11倍。このレンズがあれば、ほとんどの被写体に対応出来ます。

こちらも当店のホームページ記事を参考になさってください。

Eマウント交換レンズ 「SEL18200LE」
	Eマウント交換レンズ 「SEL18200LE」 ソニーストア価格：71,238 円＋税 　2019/02/06 現在の価格

おすすめレンズ その3 「SEL24F18Z」

SEL24F18Zは高い描写力と解像感を堪能できる、明るい開放F値1.8の単焦点レンズ。軽さを活かした街撮りスナップから、風景、美しいぼけ味で人物撮影。さらに最短撮影距離が16センチと短く近接撮影も結構得意。多彩な撮影シーンで使えるレンズです。

日常使いから作品撮りまで　高画質単焦点レンズ Sonnar T＊ E 24mm F1.8 ZA
	標準レンズとして扱いやすい焦点距離、風景・人物・スナップ撮影などに幅広い被写体で使えます。描写力も素晴らしく、近寄っても写せる便利なところもありで、一度使い始めると手放せません。

このレンズも当店のホームページ記事を参考になさってください。

Sonnar T＊ E 24mm F1.8 ZA(SEL24F18Z)
	カールツァイスレンズの描写力を存分に堪能できる開放F値1.8の大口径広角単焦点レンズ ソニーストア価格：89,100円＋税 　2019/02/06 現在の価格

おすすめレンズ その4 「SEL50F18」

SEL50F18は大きく美しいぼけ表現が楽しめる単焦点レンズ。価格的にもお求めやすく、レンズセットのレンズと被らずに使えるところも魅力です。当店で「おおきなボケ表現が出来るレンズはどれですか？」と、聞かれたら、まず真っ先におすすめするレンズで、なんと言ってもお求めやすい価格も魅力です。

ポートレート撮影に最適！ 中望遠単焦点レンズ E 50mmF1.8 OSS
	ポートレートからスナップまで「抜き」で写すには丁度良い「中望遠域」の焦点距離が魅力のこのレンズ。単焦点レンズならではの高画質な描写力に加え、ピタリと止まる手ブレ補正機能によって暗所での撮影も可能です

開放絞り値がF1.8と明るく手ぶれ補正も搭載。室内などの暗いシーンでの撮影にも便利ですよ。

SEL50F18 [E 50mm F1.8 OSS]
	ポートレートに適した75mm相当の中望遠レンズです。開放F値1.8の明るさと新光学系による美しいぼけ味を生かした撮影が可能です。 ソニーストア価格：28,000円＋税 　2019/02/06 現在の価格

今回は注目のソニーミラーレス一眼カメラ「α6400」発売近し！ということで、レンズセットのレンズの特長や、カメラとレンズ単体で買うときにおすすめのレンズ数本を紹介させていただきました。

ぜひ参考になさってくださいね。

α6400 見てきました！これでエントリークラス？進化したスゴすぎるAF性能！
	2018年1月16日発表されたばかり、新しいソニーのミラーレスデジタル一眼カメラ「α6400」をソニーストア大阪さんで見てきました！

次はどれがイイ？α入門者向け・２本目のレンズ選び

当店のホームページにて「２本目のレンズ選び」を公開しています。標準レンズは買ったけど、せっかく持っている一眼カメラをもっと活かしたい、イイのを写したい！って方向けの記事です。

標準ズームの次はどれがイイ？α入門者向け・２本目のレンズ選び
	せっかくのミラーレス一眼カメラαを買っても、標準ズームレンズだけではもったいない！レンズを交換することで、標準レンズでは写せなかった、さらなる楽しい写真の世界がきっと待っています！

こちらもぜひ参考になさってください。

α6400 徹底レビュー

当店のホームページにて α6400徹底レビューを公開しました。実際に撮影してきた感想を作例付きで紹介しています。こちらもぜひ参考になさってください。

α6400 レビュー 作例付き・わかりやすく実機を使って徹底解説！
	α6400はピントを合せる性能がすごい！』エントリークラスながらも世界最速0.02秒の高速AFに加え、瞳を追い続けるリアルタイム瞳ＡＦや、狙いたい被写体を指定すればカメラが自動追随するリアルタイムトラッキング機能などを搭載しました。

α6400 レビュー 作例付きでわかりやすく徹底解説しております。

店員shigeのつぶやき日記

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中村　泰之（さとうち社長）

ソニーショップさとうち 代表　鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル（You tube）にてライブ配信も。フォトマスター準１級＆レトロゲーム好き

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