お求めになりやすい Xperia スタンダードモデル『Xperia 10 V（XQ-DC44）』と『Xperia 10 IV（XQ-CC44）』を徹底比較！買うならどっち？

※2024年1月20日 情報更新 カラーバリエーション販売終了情報を追記しました

こんにちわ　ソニーショップさとうち の しげ です。

新しいXperia スタンダードモデルとして充実の基本性能を搭載している SIMフリー対応スマートフォン 『Xperia 10 V』。67,100円（税込）と購入しやすい価格なのもうれしいポイント。

一方併売されている先代モデル『Xperia 10 IV』は、性能自体は劣るものの販売価格が 53,900円（税込）と価格的な魅力が光るモデルとなっています。

ということで今回は、SIMフリーモデル スタンダードモデル2機種『Xperia 10 V（XQ-DC44）』と『Xperia 10 IV（XQ-CC44）』を徹底的に比較レビュー。両モデルの違いを明確にして自分にとってどちらの機種を購入すればいいのか、判断材料のひとつにしていただければと思います。

 外見比較

まずはサイズ感の比較。

どちらも片手でも使いやすいハンドフィットサイズが特徴のモデル。

『Xperia 10 V』は縦幅、横幅共に若干大きいものの重量は2g 軽量化。大容量 5000mAh バッテリーを搭載している5Gスマートフォンでは世界最軽量とのこと。出来るだけ軽いスマホをお探しの方にオススメのモデルとなっています。

カラーバリエーションは、『Xperia 10 V』が ラベンダー、セージグリーン、ホワイト、ブラック の 4色、『Xperia 10 IV』が ブラック、ホワイト の2色展開。

『Xperia 10 V』はポップなカラーも用意されていて、万人受けしそうなカラーバリエーションとなっています。

【2024年1月20日 追記】
　Xperia 10 V ・・・セージグリーン・ラベンダー 販売終了
　Xperia 10 IV ・・・ホワイト 販売終了

両機の外観の違いはほぼありません。電源ボタンや音量キーなどのボタン類だけでなく、ヘッドホンジャックなどの端子類の位置もほぼ同じ。

背面デザインはどちらもマット仕上げとなっていますが、『Xperia 10 V』はさらさらした仕上がりとなっていて指紋や皮脂汚れが付着しにくいだけでなく、デザイン的にも『Xperia 10 IV』にあったチープさを少しだけ払拭しているように感じました。

 性能比較

チップセット / メモリ容量

両モデルともにチップセット・メモリー容量は全く同じ。

• チップセット：Snapdragon 695 5G Mobile Platform
• ROM：128GB
• RAM：6GB

搭載するチップセット「Snapdragon 695 5G Mobile Platform」は主に、ミドルレンジ帯のスマートフォンで採用されることが多い「実用として十分な性能」と評されているもの。

チップセットもメモリーも同じなので性能的な違いは無いかと思いますが、念のため性能を数値で可視化できるベンチマークアプリ「AnTuTu（Ver.9.5.7－OB1）」で比較してみました。

こちらがその結果（左『Xperia 10 V』　右『Xperia 10 IV』）。

総合スコアだけ見ても分かるとおりほぼ違いはありません。

カメラ

両機共に3つのレンズを搭載、レンズ構成や機能の違いは以下のおとり。

	Xperia 10 V（XQ-DC44）	Xperia 10 IV（XQ-CC44）
カメラ（リア）	16mm（超広角） 　有効画素数約800万画素/F値2.2 26mm（広角） 　有効画素数約4800万画素 (記録画素数約1200万画素)/F値1.8 54mm（望遠） 　有効画素数約800万画素/F値2.2	16mm（超広角） 　有効画素数約800万画素/F値2.2 24mm（広角） 　有効画素数約1200万画素/F値1.8 54mm（望遠） 　有効画素数約800万画素/F値2.2
フロントカメラ	有効画素数約800万画素/F値2.0	有効画素数約800万画素/F値2.0
センサー（広角）	1/2.0型センサー Exmor RS for mobile	1/2.8型センサーExmor R for mobile
主な機能	シーンの自動認識 光学式手振れ補正 ※広角のみ 最高10コマ/秒のAE追従高速連写	シーンの自動認識 光学式手振れ補正 ※広角のみ 最高10コマ/秒のAE追従高速連写

『Xperia 10 IV』は、26mm 広角レンズのイメージセンサーを刷新することで大幅進化！『Xperia 10 IV』よりも1.6倍大型化したイメージセンサーを搭載しているので、低照度環境（暗い場面）だけでなく日中での撮影においても、より鮮明でキレイな写真を撮影出来るようになりました。

「光学式手ブレ補正機能」も搭載（広角レンズのみ）しているので、夜景や暗い場所でもブレの少ない鮮やかな写真を撮影することが出来ます。動画では電子手ブレ補正を組み合わせた「ハイブリッド手ブレ補正」にも対応、更にブレの少ない動画を撮影することも出来ます。

UIも進化。

被写体や撮影環境などを自動で判断し、最適な設定を賢く選択し撮影してくれるオート撮影機能に「ナイト撮影」も対応。今までは「ナイト撮影」を選択してから撮影する必要がありましたが、本モデルではシャッターを押すだけの かんたん操作で、明るく美しい夜景などを撮影する事ができます。

フロントカメラも進化していて、手のひらを検知してシャッターボタンを押す事無く写真を撮影できる「ハンドシャッター」機能を新しく搭載。

スマホでよく写真を撮るという方は『Xperia 10 V』を選択されることを強くオススメいたします。

ディスプレイ

	Xperia 10 V（XQ-DC44）	Xperia 10 IV（XQ-CC44）
ディスプレイ	約6.1インチ/有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile/FHD+ 輝度 約1.5 倍 向上	約6.0インチ/有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile/FHD+

ぱっと見は判別できないほどではありますが、ディスプレイサイズは若干大きくなっていて、明るさも約1.5倍向上。『Xperia 10 IV』でもかなり明るいディスプレイを採用していたのですが、『Xperia 10 V』ではそこからさらに明るくなっています。

並べて見比べると確かに若干明るくなっているのが分かるかと思います。とはいえ「Xperia 10 IV」でも十分明るかったので劇的に変わったという感じではありません。個人的には明るさよりもより黄ばみの少ない白色をうまく表示できるディスプレイに仕上がっているなぁという印象。

いずれにせよ、一番お買い求めになりやすい価格帯の機種でこれだけ明るく表現できるのはかなり価値があるかと思います。これくらい明るいと直射日光下での視認性もかなり良さそうです。

バッテリー

バッテリー容量は両モデル共に、フラグシップ機『Xperia 1 IV』と同じ 5000 mAh の大容量バッテリーを搭載。YouTubeなどのストリーミング動画（Wi-Fi）視聴でも、長時間再生可能なスタミナ性能は大きな魅力。さらにXperia独自の「充電最適化技術」とバッテリー負荷を軽減する「いたわり充電」により、3年たっても劣化しにくいバッテリーの長寿命化も実現しています。

3年間はバッテリーの劣化の心配なく過ごせそうなので、長く愛用したいという方にもオススメです。

サウンド

両モデルともに、高音質コーデック「LDAC」対応でワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質で楽しめるだけでなく、「DSEE Ultimate」を利用することで、Spotify や YouTube などのストリーミングサービスもハイレゾ相当の高音質に変換、高音質で楽しむことも出来ます。3.5ｍｍオーディオジャックも搭載しているので、お持ちの有線ヘッドホンを変換ケーブルなしで使用することも可能。

音を追求するソニーらしく『Xperia 10 V』では、フロントステレオスピーカーを「Xperia 10シリーズ」として初搭載。前面に配置した2つのスピーカーにより、話題のドラマや映画、音楽ライブ映像などを臨場感あふれるサウンドで楽しめます。スマホで音楽や動画を楽しむなら、ステレオスピーカー搭載モデルにしておくことをオススメいたします。

新旧比較まとめ

『Xperia 10 V』『Xperia 10 IV』の違いをまとめます。

	Xperia 10 V	Xperia 10 IV
サイズ／重量	約68mm×約155mm×約8.3mm 159g	約67mm×約153mm×約8.3mm 161g
CPU	Snapdragon 695 5G Mobile Platform	Snapdragon 695 5G Mobile Platform
RAM/ROM	6GB RAM / 128GB ROM	6GB RAM / 128GB ROM
カメラ	16mm（超広角） 有効画素数約800万画素/F値2.2 24mm（広角） 有効画素数約4800万画素 (記録画素数約1200万画素)/F値1.8 54mm（望遠） 有効画素数約 800万画素/F値2.2 ソフトウェアアルゴリズム進化 UI進化	16mm（超広角） 有効画素数約800万画素/F値2.2 24mm（広角） 有効画素数約1200万画素/F値1.8 85-125mm（望遠） 有効画素数約800万画素/F値2.2
ディスプレイ	約6.1インチ/有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile/FHD+ 輝度 約1.5 倍 向上	約6.0インチ/有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile/FHD+
オーディオ	ステレオスピーカー	モノラルスピーカー
バッテリー	5000mAh	5000mAh
SIM	Dual SIM (nano SIM + eSIM)	Dual SIM (nano SIM + eSIM)

広角レンズのイメージセンサー刷新とソフトウェアアルゴリズムの進化で、よりキレイな写真や動画を撮影出来るようになっただけでなく、ディスプレイも輝度が1.5倍向上した事で炎天下での視認性も大きく向上、搭載スピーカーもステレオタイプになり軽量化も実現。

Xperia スタンダードスマートフォンとして、さらに完成度の高いモデルになったといえます。

価格比較

最後に購入時に1番気になる販売価格について。

2023年9月8日地点 でのソニーストアでの販売価格は以下の通り。

	Xperia 10 V（XQ-DC44）	Xperia 10 IV（XQ-CC44）
ソニーストア価格	67,100 円（税込）	53,900 円（税込）
36回分割払	2～36回目：1,800 円（税込） 1回目：4,100 円（税込）	2～36回目：1,400 円（税込） 1回目：4,900 円（税込）
残価設定クレジット	2～24回目：2,100 円（税込） 1回目：2,800 円（税込） 残価：16,000円（税込）	2～24回目：1,900 円（税込） 1回目：2,200 円（税込） 残価：8,000円（税込）

両モデルの差額は 13,200 円（税込）。1回のお支払いを抑えることが出来る「36回分割払」や「残価設定クレジット」もご利用可能です。

この価格差なら多くの機能で高性能な『Xperia 10 V』の方を個人的にはオススメします。

豊富なカラバリやボディの質感だけでなく、暗所撮影に強いカメラ性能やステレオスピーカー、画面の明るさなど、実用面で使いやすいのもポイントが高いです。「使い勝手のいいスマートフォンを出来るだけお安い価格で」という方にピッタリのモデルといえます。

初めてのスマートフォンをお使いになる方や、電話以外の機能を使わない方、価格に一番魅力を感じるという方は、先代モデル『Xperia 10 IV』という選択もありかと思います。バッテリー持ちがよく液晶も明るくキレイですので、コスパのいいスマートフォンといえます。

使い方などを考えつつ、最適なモデルをご選択いただければと思います。

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今回は 比較的お手頃な価格で購入いただける、Xperia スタンダードモデル『Xperia 10 V（XQ-DC44）』と『Xperia 10 IV（XQ-CC44）』の違いについて紹介させていただきました。

ご購入時の参考にして頂けると嬉しいです。

Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル『Xperia 10 V（XQ-DC44）』
	Xperia の新スタンダードは大容量バッテリー搭載なのに軽い！ 67,100円(税込) 2023/09/08 現在の価格

Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル『Xperia 10 IV（XQ-CC44）』
	Xperia の新スタンダードは大容量バッテリー搭載なのに軽い！ 53,900円(税込) 2023/09/08 現在の価格