期待通りの楽しさ!超短焦点ポータブルプロジェクター「LSPX-P1」レビュー

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壁際に置くだけで22インチ、30センチ離せば最大80インチまで投写が可能。ソニー ポータブルプロジェクター「LSPX-P1」のレビューをお届けします。

自宅の廊下にある、白い壁面に向かって投写してみたところ、こんな感じになりました!床にヒョイと置いただけ。壁面からわずか数センチ離せば、そこには大画面が出現しました!

こっ・・・これは、すごく楽しい!!

 

LSPX-P1レビュー 楽しい!新感覚のプロジェクター

ソニー 超単焦点ポータブルプロジェクター「LSPX-P1」。それは実に『楽しいもの』でした!!

バッテリー内蔵で電源不要、ワイヤレスだから配線も不要です。

そんなお手軽さもあって、プロジェクターとスマホ片手に、どこに投写しようかと家の中をウロウロと・・・投写出来そうな場所を発見しては楽しんでみるのでした。

例えば上の写真は玄関なのですが、シューズラックの上に置くと、こののように投写できるんですよね。

照明が付いた状態でもこんな感じ。そう!このプロジェクター小さいんですけど、結構、明るいんです。

今度はプロジェクター本体をグルっと90度回転させて、シューズラックの上にアプリ内のポスター機能から「はり時計」を投写。このプロジェクターを知らない人が訪問したら、結構ビックリするかも。なんだかオシャレです!

次に照明を落として、HDDレコーダーの中に保存されていた映像を通路のフローリングに投写してみました。色表現は、かなりいい感じ!

ライブ映像(コンサート)とかを、部屋を暗くしてみるのがめちゃくちゃ楽しくなりそうです。本体内蔵スピーカーも思ったよりも悪くありません。

と、こんな感じで、「LSPX-P1」は、配線や電源に縛られず、やや暗い場所と投写出来るスペースがあれば、好き場所で投写が可能。まさに新感覚のプロジェクター。これは本当に楽しいです!!

 

LSPX-P1 ってどんな商品?

本格的なレビューに入るその前に、まずは「LSPX-P1」ってどんな商品?ってところから説明させていただきます。「知ってるよ。」って方は、すっ飛ばして頂いても構いません。

「LSPX-P1」は、独自開発に小型化されたレンズや光学ユニットにより壁際に置くだけで最大80インチ、バッテリー搭載で好きな場所で投写できるポータブルタイプのプロジェクターです。

操作するためにはスマートフォンが必要になりますが、専用アプリには操作するだけのためでなくコンテンツも収録。また、スマホ内にある写真や動画再生をはじめ、スクリーンミラーリングなども可能です。

また、同梱のワイヤレスHDMIユニットのHDMI経由でBDレコーダーなどともつながり、好きな場所でレコーダー内のコンテンツやテレビ放送などのライブ映像も楽しめます。

以上、駆け足でしたが、ざっくりと紹介させていただきました。

さらに詳しくは、以前発表直後に記事化したので、そちらのリンク先でもご確認くださいね。

投写場所は壁・机・床!?コンパクトなプロジェクター「LSPX-P1」発表!

 

LSPX-P1レビュー 同梱物とサイズ感の確認。

「LSPX-P1レビュー 本編はここからです。

ここからはLSPX-P1の大きさから、設置、セッティング、使用までを紹介していきたいと思います。かなり長いですが、2016年2月現在納期も実に長いです。

長いついでの長いレビュー。ぜひご覧頂ければと思います。

Life Space UXシリーズの特長的な白い外箱からプロジェクター本体はじめ、ACアダプターなど一式を並べてみました。同梱品は至ってシンプルです。

そんな「LSPX-P1」のメインとなるのが、この2つの機器。左がプロジェクター本体で、右が ワイヤレスユニットです。

「LSPX-P1」はプロジェクター本体とスマートフォンの組み合わせだけでも使うことは出来ますが、機能をフルに使うならワイヤレスユニットは必需品とも言える存在。このペアでの使い方が基本になるでしょう。

ではまず、身近なもので大きさの比較をしてみます。

プロジェクター本体と、5mm厚のBD-R、10枚パックを比べるとこんなサイズ感。

続いて、ワイヤレスユニットとの比較はこんな感じです。

このようにプロジェクター本体も、ワイヤレスユニットもとってもにコンパクト。ワイヤレスユニットは固定して使うことになると思うのですが、この大きさなら設置難になることはないでしょう。

続いてスタートガイドに従いつつ、セッティングをしていきます。

 

LSPX-P1レビュー ワイヤレスユニットを設置する

設置するにあたり、「LSPX-P1」を自宅に持ってきました。

商品の楽しさを伝えるには、まずは自らが使ってから!なのです。

それでは設置していきましょう。

無線LANなどの環境は後でするとして、まずはワイヤレスユニットにHDMIケーブルを接続するところから私はセッティングを始めました。

私がこのプロジェクターで一番したかったこと・・・それはレコーダーの映像を投写することでした。特にコンサートなどのライブ映像を大画面みたい!が目的。逆に言えば、ほかの機能はおまけみたいなものです。

ちなみに、現在の我が家のテレビ周りはこんな感じになっています。

下の黒い枠がスピーカーが入ったホームシアタータイプのシステムラック。

ここに様々なレコーダーや、ゲーム機などが収まっていて、それらがシステムラックのHDMI入力に集約され、そこからHDMIケーブル1本で、テレビへとつながっています。

言わばこのラックがセレクターの代わりのような役割も担っていると言うわけです。

一見、ここにワイヤレスユニットを接続しようものなら、複雑そうに思えますが、実はとてもカンタンです。

テレビにつながっていたHDMIケーブルをワイヤレスユニットの入力にいれ、ワイヤレスユニットの出力からテレビへHDMIケーブルをつなげるだけで完成。

HDMIケーブルを1本追加するだけの極めてカンタン配線。これで基本的な作業は終了です。

上の図のように、ラックにつながっている全ての機器がプロジェクターで出力可能(素晴らしい!)。それでいて、プロジェクターを使用しない時も、ワイヤレスユニットのHDMIスルーにより、いままでどおり全ての機器の映像をテレビで見ることができます。

配線を終えたワイヤレスユニットの設置場所はラックの上に決めました。ワイヤレスの品質をなるべく落としたくないのなら、見通しの良い場所に置くのがベストでしょう。

あとは付属品のAVマウスを、メインのレコーダーのリモコン感知部分近くにセットし配線は完了です。

 

LSPX-P1レビュー 専用スマートフォンアプリでセットアップ

配線が終わったら、次はスマートフォンアプリをインストールし、セットアップです。

スタートガイドにあるQRコードを読み取るのが最も便利で早い。インストールが出来たら、下のようなアイコンがスマートフォン上に出現します。

タップするとアプリが起動。

それでは「はじめる」をタップし、はじめていきましょう。

アプリのセッティングの内容は、プロジェクターを認識させ、ホームネットワーク内にプロジェクターを紐付けさせていく感じ。こうやって書くと何やら難しい感じもしますが、ガイドどおりやれば特に問題ないでしょう。

ただ、アプリが時々反応しないような時があります。

でも、それはプロジェクターとスマホの機器間セッティングをしている時の可能性が高いので、レスポンスが悪いように思えても、そっと待っておくのが良さそうです。

あれ?って、頭をひねった瞬間に、接続出来ました。とか表示されることが多かったですよ。

設定が完了したら、いよいよ使い出しです!

 

操作カンタン! スマートフォンアプリ

LSPX-P1の操作は先ほどインストールした、スマートフォンのアプリで行います。

アプリを起動すると、上のような画面が出てきますが、とってもシンプルな使い勝手です。

赤い枠が「目的」で、セレクターのボタンのようなものだと思えば想像しやすいかも。オレンジの枠がプロジェクターの電源、バッテリーの残量などもチェックできます。そして、緑の枠と、黄色い丸が設定関係です。

 

LSPX-P1レビュー ゲームとレコーダーの映像を投写!

それでは「ワイヤレスHDMI」をタップしてみましょう。

プロジェクターから、HDMI接続したものが投写されました!

スーパーマリオメーカー・・・って。

・・・って、ことは置いておいて、このように投写してくれました!初めて映った時は結構感動しましたよ。こうみえても50インチ近くもありますから、かなりの迫力です。

部屋の明かりをつけた状況でも結構よく見えていますよね。

注視してみるような映像でなければ、この明るさでも十分かも・・・でも、ゲームともなれば、鮮明さがほしいものです。

で、てっとり早く、鮮明にするには部屋を暗くするのが一番だと思いました。

別の場所に移動して・・投写!!

おおお!!パチパチパチ~!!

このプロジェクターが持っている発色の良さが暗くすることにより、よくわかりました。

実はソニーストア大阪さんとかですでにこのプロジェクターは下見済みなのですが、やっぱり自分の使う場所に置かないとよくわからないものですね。暗くしてなお感動しました!

続いてはレコーダーに記録されているライブの模様がこちら。こちらも美しく投写してくれました!!写真よりも実際はより鮮明・キレイに見えます!!

結論・・・最高です!!

これがしたかったんやー!!と、思わず見入ってしまいました。

ちなみにこの場所では、壁面からプロジェクターの距離は、20センチ程度離して投写。おおよそ60インチ以上くだと思いますが、壁面いっぱいに写しだしてくれました。

本当ならもっと大きく映し出したかったのですが、これ以上となると上辺が天井にかかるから駄目。他の場所にて、頑張って最大の80インチを試みたのですが・・・

ものすごい迫力ですが、映像の左側が残念なことなってしまいました・・・

そう、我が家ではスペースの都合上、残念ながら最大サイズでは楽しめないようです。こうなったら広い壁面を持っているお家が羨ましい!!

想像している以上に80インチは「大きい」ということですね!

 

LSPX-P1レビュー ポスター機能を試す

続いては「ポスター」と書かれている部分にタップしてみましょう。

すると、そこには下のようなものが投写されました。

ポスターというのは、あらかじめアプリやプロジェクターに用意されているもので、上の写真は現在の天気(位置情報機能等を利用した現在地)をイメージして、映像にしているというものらしいです。

晴れて穏やかな日。と、言ったところでしょう?外をみるとまさにそんな感じでした。ただリアル世界の窓の外はリゾート地ではなく、ただのマンションが広がっているだけですが・・・

そんなポスターは数種類用意されています。

時計やスマトーフォン内にある写真で作れるスライドショーなどを収録。

プロジェクターというのはどうしても映像を大画面で楽しむイメージが強いのですが、このポスター機能のように、時計などのポスターを使えば、日常から利用することも出来るんです。

まさに新感覚なプロジェクターですね!

 

LSPX-P1レビュー 音量・明るさなど 細かな調整も可能

画面の明るさやフォーカス、台形補正など、オートで問題なさそうですが、音量の調整などの細かな設定は右下から行います。

 

LSPX-P1レビュー 当社する壁面は「白でフラット」がベスト

今回のレビューは自宅よりお届けしておりますが、当社する壁面はフラットなのがベストだと思いました。

自宅の壁紙は、わりとおうとつがしっかりしたものを使用しています。そのため、投写すると写真では、どうしてもわかりづらいレベルの影が発生していました。

部屋を暗くした時などはあまり気になりませんが、やはり当社するのにベストは白くてフラットな状態。

発色がかなり良いので、このプロジェクターが気に入られたら、思い切ってプロジェクター用のスクリーンを購入するのもありかと思いました。

ちなみにベージュや明るいブラウンならフローリングでも結構見れますよ。本当に色の表現が良いと思います、このプロジェクター。

 


以上、使って楽しいプロジェクター「LSPX-P1」のレビューをお届けしました。

期待通りの使い方が出来て、期待通りの使い勝手の良さと、予想を上回る色表現は、使ってみて本当に楽しく感動しました。実はあまりにも長くなりそうなので、今回の記事では省略したのですが、スマホの画面をプロジェクターから投写する、スクリーンミラーリングなどを始めとした、様々な使い方が出来るのも、このプロジェクターの醍醐味です。

到着したら、まずは色々使ってみてください!と声を大にして言いたいところです。

バッテリー内蔵でコンパクト。省スペースで大画面の醍醐味が味わえる、「LSPX-P1」は本当に楽しい商品でした!

ポータブル超短焦点プロジェクター LSPX-P1

壁やテーブルを使った新しい映像体験を提案する、ポータブル超短焦点プロジェクター。

ソニーストア価格: 92,500 円+税

2016/01/20 現在の価格

商品のより詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

なお大ヒット商品につき、「LSPX-P1」は現在納期を大変要しております。

残念ながら当店でも在庫なし(レビュー記事に使用した分はお客様の了承のもと、すでに販売済み)、入ってきても4月~5月以降の見込みで、ソニーストアでも入荷次第の出荷のステータスとなっております。現在多くのオーダーを抱えておりますが、注文しないと納期はどんどん先になる見込みです。興味のある方はぜひお早めのご注文をお願いします。 (2016.2.14現在の状況です。)

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き