進化を感じた新世代ソニー VLOGCAM ブイログカム ZV-E10II レビュー

ZV-E10 II レビュー進化を感じた新世代ソニー VLOGCAM ブイログカム

ソニーショップさとうちの中村泰之です。

2024年8月2日に発売を予定しているソニーの新しいデジタルカメラ VLOGCAM(ブイログカム) ZV-E10 II を展示に始まったばかりのソニーストア大阪さんで見てきました！

ショールーム展示のため、作例とかはありませんが、新しい世代になって進化したところなどを、しっかりがっつり見てきました。内容濃いめでお届けします(^^)

※ソニーストア大阪さんでの撮影は許可を得て行っています。

ソニーストア（ソニーのweb直販サイト）: デジタル一眼カメラ VLOGCAM ZV-E10 II

ZV-E10 II レビュー

VLOGCAM ZV-E10 II は VLOGCAM ZV-E10シリーズの第2世代モデル。

型名からもわかるとおり「イーテンマークツー」と名付けられました。

日常を動画で撮影するという意味の「ブイログカム」なだけに、主には動画重視のカメラ設計。写真向けカメラにあるファインダー等が用意されてなく、その代わりコンパクトかつ軽量となっています。

センサーには、APS-Cサイズ有効約2600万画素の裏面照射型CMOSセンサーExmor R（エクスモアアール）、画像処理エンジンも最新の画像処理エンジンBIONZ XR（ビオンズエックスアール）が搭載され、初代 ZV-E10 よりも高画質に写せて、様々な機能も用意されました。

たとえば「4K 60p 記録」に対応していていたり、様々なフィルター効果が楽しめる「クリエイティブルック」を搭載。また 5GHz帯のWi-Fiも用意され、ソニーのスマホ用アプリ「クリエイターズ」を使えば、その場で即配信、ダイレクトライブストリーミングをすることも可能です。

とても軽くてビックリ

まず実機に触れた感想は「とても軽い！」でした。

思わずバッテリー入っているのか？と疑ってしまうほど(笑)

質感はお世辞にも高いとは言えませんが、本体だけで約377g、ズームレンズキットの組み合わせならバッテリー込みでも 500g以内に納まる軽さです。

いつでもどこでもさっと撮影。

まさにカバンの中にスッと忍ばせておけるサイズ感です。

シンプルな操作性がイイ

ボタンやスイッチも少なめのため、操作性はとてもシンプル。またタッチ操作で、ほとんどのことが出来たりします。機能設定もスワイプ操作でスッと呼び出せるのはとっても便利。

それと縦持ちをしたときの画面表示も縦対応になりました。

実はこの機能、この ZV-E10II で初めて採用されました。使ってみて便利なのとストレスがない。ぜひ他のブイログカムにも、ソフトウエアアップーデートかなにかで搭載して欲しいなぁと思った次第です。

また初代 ZV-E10 と比べてグリップが大きくなりました。

見比べてもその差は歴然ですね！

重さはそれほど変わらない両モデルですから、グリップが大きくなったことで安心した操作が出来るようになります。

めちゃめちゃ手にしっくりきますよ。

ピント合わせが速くて正確

今回はショールーム展示ということで作例などをお見せすることが出来ないのですが、搭載されたセンサーと画像処理エンジンBIONZ XR の組み合わせは、ピント合わせがとても速くて正確。

特に人物なんてピントを外す気配がありません！

ZV-E10II が認識してトラッキングするものは人物・動物・鳥の３種類。残念ながらAIプロセッシングユニット搭載カメラと比べると少ないわけですが、明らかに初代 ZV-E10とは違うに追従性を感じることができました。

動画に特化した機能満載！

さすが動画用に特化したカメラ。

動画に便利な機能がたくさん用意されています。

ソニーのブイログカメラ。と言えば、お馴染みの「背景ぼけ切り換え」や「商品レビュー用」などに加えて、映画館で見るような「シネマスコープアスペクト 2.35：1」で撮影することもできます。

上の画像は、シネマスコープアスペクトで記録できる「ZV-E1」の「シネマティックVlog設定」で撮影したものを切り出したのですが、このように映画のワンシーンのような雰囲気のある映像が ZV-E10 II でもカンタンに記録することができます。

ちょっとした旅行でもこの機能を使えばシネマティックに。作品作りを目的に旅行をしてみるのも楽しいかも？

写真用カメラとしても

ここまで動画用カメラの目線でお話を進めてきましたが、もちろん ZV-E10M2 は写真用のカメラとしても使えます。しかも１秒間に11コマの連写ができる性能の持ち主！

ピント合わせも動画撮影時同様。認識する被写体も一緒です。

ただし…

シャッターが電子シャッター方式なため、スポーツなどの動きものを撮影するときは「ローリング現象」という「被写体が歪んで記録」されてしまうことも・・・

あくまで動画撮り用のサブ機能として写真機能を使うのであれば多くのシーンで問題なし。ただ写真用として購入となると、ファインダーのある写真向けのカメラをオススメしたくなるのでした。

ZV-E10II を買うなら

VLOGCAM ZV-E10II はボディのみ、レンズがセットになったもの、計３モデルのラインアップ。

VLOGCAM ZV-E10 II
VLOGCAM ZV-E10 II＋E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II（K kit）
VLOGCAM ZV-E10 II＋E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II＋E 55-210mm F4.5-6.3 OSS（X kit）

中でもパワーズームレンズキットが非常にお求めやすい印象でソニーストア価格 35,300 円の「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II」が+11,000円でついてくると考えるとレンズもってるもってない関わらず、パワーズームレンズキットを選ぶほうがオトクなのかなぁと思っています。

ちなみにレンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II のシルバーは本体ホワイトでのセットだけでしか、手に入れることができないある意味レア？な存在です(笑)。これも知っておきたいポイントです。

ZV-E10II にオススメのレンズも紹介

オススメのレンズも紹介させていただきます。

それが E PZ 10-20mm F4 G「SELP1020G」。見た目に反して非常に軽量ながら、超広角領域の15mmから広角30mm相当までをカバーしてくれる電動ズーム搭載の広角ズームレンズです。

手にしたときの軽さ。

撮影したときの画角の広さ。

ズームレンズ(E PZ 10-20mm F4 G)
	ズーム全域開放F値4の世界最小・最軽量デザイン APS-C超広角パワーズームGレンズソニーストア価格：99,000円(税込　2024年7月13日現在の価格

ズームレンズ(E PZ 10-20mm F4 G)

ズーム全域開放F値4の世界最小・最軽量デザイン APS-C超広角パワーズームGレンズ

ソニーストア価格：99,000円(税込

　2024年7月13日現在の価格

Ｇレンズなので画質もキットレンズとは異なる高画質。ちょっとお値段は張ってしまうけど、せっかくなら E PZ 10-20mm F4 G「SELP1020G」おすすめです。

今回はソニーの新しいデジタルカメラ VLOGCAM(ブイログカム) ZV-E10M2 について書かせていただきました。興味がある方の参考になると幸いです。

VLOGCAM ZV-E10M2 は2024年8月2日の発売日よりも先に実機体験ができる先行展示をソニーストア銀座、ソニーストア名古屋、ソニーストア大阪、ソニーストア福岡天神、ソニーストア札幌にて、7月12日（金）より行います。

ZV-E10M2
	本格的で多彩な映像表現を簡単操作で実現するAPS-Cミラーレス一眼カメラ　※画像はパワーズームレンズキットソニーストア価格：152,900円税込から　2024年7月17日現在の価格

ZV-E10M2

本格的で多彩な映像表現を簡単操作で実現するAPS-Cミラーレス一眼カメラ　※画像はパワーズームレンズキット

ソニーストア価格：152,900円税込から

　2024年7月17日現在の価格

詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

ソニーストア（ソニーのweb直販サイト）: デジタル一眼カメラ VLOGCAM ZV-E10M2

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