α6400 見てきました!これでエントリークラス?進化したスゴすぎるAF性能!

2018年1月16日発表されたばかり、新しいソニーのミラーレスデジタル一眼カメラ「α6400」をソニーストア大阪さんで見てきました!

開口1番に語りたいのはやはりオートフォーカスの凄さ。

「確実に進化を遂げてました!」って、強く語りたくなるほどの進化っぷりです!!

合焦速度はもちろん、ロックオンAF改め、トラッキングAFは面白いように被写体に対して食いついてくれるし、シャッターボタンを半押ししただけ作動する瞳AFも、食いついたらずっと瞳を追従!緑の枠が瞳が見えなくなるまで離さない!!

とてもエントリークラスとは思えないカメラに仕上がっていました!

今回は作例を写せていないので、触った&見た印象くらいしかお伝えできませんが、オートフォーカス以外にも短い時間でわかったことをご案内したいと思います。

※撮影はソニーストア大阪さん許可のもと行っております。通常は撮影禁止です。

α6400 見てきました!

ソニーストア大阪さんで展示されていたα6400はシルバー色。エントリークラスとはいえ、中級機に限りなく近い価格帯のカメラ。ブラック色も見たかったなぁというのが正直な想いです。

α6300と比較してみました

隣に展示されていたα6300と並べて外観の比較をしてみました。

デザインは「ほとんど」と言っていいほど一緒。グリップの感じがキモチ変わったのかな?・・・いやα6300のグリップ部分の素材感が経年劣化によって変化だけのような気がする。

ただボタン等の出っ張り具合は上位機種のα6500寄りに変更。操作している感が明瞭です。

モードダイヤルが若干変更されていました。α6300では「MR1」「MR2」が別々に用意されていたのですがα6400では1本化。代わりに「S&Q」(スロー&クイックモーション)が用意されていました。

ちなみにMR機能はメニュー内に2つ用意。安心くださいと言ったところ。

ロックオンAF改めトラッキングAF

被写体をロックして追い続けてくれる「ロックオンAF」という名称はα6400では消滅。トラッキングAFと呼ぶようになりました。すでにαを持っていてα6400を追加で購入する場合とか、このように名称が異なるっていうのは、少々ややこしいかも。

複数のα使いには精神的にもキモチ悪いので、UIとかもそうですが、そろそろ呼び方とか統一化して欲しいところです。

自撮りもできるタッチ機能搭載液晶モニターをチェック

α6400の背面モニターは、α6000シリーズでは「初」となる自撮りも可能なタッチ対応液晶モニター。ファインダーがあるので手前に引っ張ってから、距離をおいて垂直に立てる式となっていました。

右下が若干アイピースカップと被っていますが、実際に使ってみるとそれほど気になるものではありません。タッチパネル対応でセルフ撮影もスマートフォン感覚。

ちなみにタッチ操作時の機能は以下の画像のとおり。

タッチシャッターにタッチフォーカス、タッチトラッキングの3種類。ファインダーを覗いたときにフレキシブルスポットを動かせるタッチパッド機能は、別の項目で設定します。

タッチトラッキングで被写体をロックしたときは白い枠が追従してくれました。

瞳AF 左・右・オートから選択可能

瞳AFは右・左・オートの3種類から選択できるようになりました。

普段使いはオートで十分。ただ、モデルさんを用意して、構図をかっちり決めてから写したいときは任意で選べるのは良いことかも。ここではお見せ出来ませんが、左・右バッチリ認識していましたよ。

後々アップデートで対応となる動物の瞳AFが今から楽しみになるレベルです。

インターバル撮影機能は細かな設定が可能

インターバル撮影機能、結構細かく設定することができます。

サイレント撮影にも対応しているので、動物を撮影するときでも使えそうです。

マイダイヤル設定ができるようになりました

操作カスタム項目の8/9にマイダイヤル設定が用意されました。この機能は複数のダイヤル設定をお好みの組み合わせで登録できると言ったもの。

最大3つまで登録できるので、もしかするとツボにハマる設定ができるかも!?

エントリークラスらしからぬ設定項目の豊富さ

α6400はあくまでもエントリークラスの価格帯のカメラ。なんですが、設定できる項目がめちゃめちゃ多いんです。もしかして、ここでは把握できないものがあるかも知れませんが、わかった範囲内で紹介したいと思います。

まずは露出基準調整。

α99II、α7RIIIとかにある調整機能で測光モードごとに適正露出の基準を調整するというもの。

基本さわらなくても良い調整機能なのですが、まさかα6400につけるとか・・・びっくり!

シャッターAWBロックは、オートホワイトバランスを選択しているときのみ使える機能。

シャッターボタンを押したときに、オートホワイトバランスの追従を停止。ホワイトバランスを固定することができる機能です。様々な光源があるシーンで連続撮影すると微妙に色が異なるってことありますよね。この機能を使えば、そういうことを防いでくれるみたい。

この機能は使えそうです。

そのほかにもフォーカス位置の循環設定ができたりと、何度も書きますがエントリークラスのメニュー内容とは思えないほど設定が豊富に出来ます。

正直言って、豊富過ぎてちょっと混乱しそう。

初めての本格的カメラデビューって人には頭の中がハテナマークでいっぱいになりそうです(汗)。


α6400を駆け足で紹介させていただきました。参考にしていただければ幸いと思います。

いろいろ書きましたが、やっぱり冒頭に書いたオートフォーカスの進化が凄かったです。

いつもお世話になってもらってる人に歩いてもらったのですが、食いつきが本当にスゴい!!

画像処理エンジンの性能もあがっているらしいので、写りにも当然期待できますし、タッチパネル搭載で撮影スタイルにも幅が出ます。発売日は2019年2月22日ですが、今からα6400片手に撮影に行くのが楽しみになりました。

エントリークラスで、この濃さのカメラを出すソニーってホント出し惜しみなしですねぇ。

ただ一つだけ要望を言わせてもらうとしたらデザイン・・・既存ユーザーからしたら新鮮味は欲しかったかも。もちろん優れたデザインで替えようがないのかも知れないし、買い替えや買い増し組も違和感なく扱えるかも知れませんが、新しいものが欲しいときってデザインって結構大事だと思っています。

出てしまったものに言うのもアレですが、ホント素晴らしいカメラに仕上がっているだけに、そこだけがやっぱり残念かなぁ。と、思いました。(あくまでも個人の感想です。)

受注開始日は2019年1月22日AM10:00。詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

α わかりやすく徹底解説

当店のホームページにて、最新αのカメラ・レンズを徹底レビューを掲載

作例付きで紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

ショップ店員による『デジタル一眼 α』徹底レビュー
当店ではソニーのデジタル一眼カメラ 「α」 の実機を使用したレビュー記事を掲載しています。Eマウントを始め、Aマウントのカメラボディ、それぞれに使用出来るレンズ、ソニー純正アクセサリーなどを紹介しています。

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き