ソニーゲーミングヘッドセットの最安価モデル INZONE H3 実機レビュー

ソニーが作ったゲーミングヘッドセット INZONE(インゾーン) H3をレビュー！

こんにちわソニーショップさとうちのやすです。

2022年6月29日、ソニーより発表されたゲーミング用ヘッドセットは全部で3モデル。以前当ブログでは「最上位モデル INZONE H9」のレビューを公開しましたが、今回はもっとも安価な「INZONE H3」のレビューをお届けします。

3モデルあるヘッドセットの中で唯一の有線仕様のヘッドセット。それではレビューをお届けします！

INZONE H3 レビュー

まずはデザインから。

ホワイトとブラックのツートンカラーはINZONE ヘッドセットの共通カラー。

INZONE H9、INZONE H7のワイヤレスモデルと異なる主なところはマイク部分がブラック仕上げ。そしてコードは直接付けられてるタイプで抜き差し出来ない仕様となっていました。

サイズもワイヤレスモデルとほとんど変わらないものの、持ち比べて見ると結構軽い。あくまでINZONE同士の比較になりますが、これはつけ心地も軽そうです。

軽い装着感はなかなか快適です。

INZONE H3 は見た目のゴツさからは想像しにいほど軽く作られており、当然ながらつけ心地も軽くてなかなか快適。最上位モデルのINZONE H9と比べると質量は31gの差。全体の割合にして１割も軽いんだから「軽い！」と感じて当然です。

側圧は低め。メガネな私が装着した場合、外音の侵入が気になるもののゲーム音楽が始まったらあまり関係なし。もちろん敵の場所を360度耳で探したいなら適切とは言えないかも知れませんが、私レベルでは必要充分です。

イヤーパッドはジャージのようなナイロン素材でサラサラ系。最近、革や合皮等ばっかり使っていたこともあってなんだか新鮮です。軽いし耳周りはサラサラ系、これなら長時間プレイはもちろん、シーズン通して使えそうです。

音量調整はやや後ろに配置されたボリュームコントローラーで。

マイクは下げるとオンになり、上げるとオフになる仕組み。

オン／オフが切り替わるときに「カチッ」と音がなるので使っていても安心です。

音質は「高音」重視のバランス型のような気がしました。

例えば足音のザッザとか、草むらのガサゴソとか、ライフルを構えた時ときとか良く聞こえる感じ。ただ音楽をこのヘッドセットでも楽しもうと思ったら、少し固い音の印象を受けるかも。

低音もバランス型らしくゲーム音楽を楽しむ用ではなく、あくまでゲーミング用。ドンとは響かずコクもなく。仕様を考えたらまっとうで、これなら長時間でも聴き疲れは少なそうです。

パソコンとの接続はヘッドホン端子でもつながりますが、INZONE H3の場合、やはりUSBオーディオインターフェースを使って接続をしたいところ。とくにINZONE Hubが使えるのが大きいです。

INZONE HubはUSBオーディオインターフェースに内蔵（収録）されているもので、音質やらを自分好みに設定できるアプリケーション。もう少し低音欲しいなぁってときはソフト的に増強できます。

ただし、USBオーディオインターフェースが使えるのはパソコンとの接続の場合のみ。PS5との接続はワイヤレスコントローラーとヘッドホン端子を使っての接続となりますので、ちょっとがっかり、そう思う方もおられるのでは。そう思うのは筆者も同じです（笑）。

今回はソニーゲーミングヘッドセット INZONE H3 のレビューをお届けしました。

INZONE M9を使ってからのレビューとなりますので、コードあり、ナイロン素材等々、なんとなく劣ってる印象があったのですが価格差を考えるとINZONEヘッドセットシリーズの本命はむしろこちらのような気がしてきました。

軽い装着感にイヤーパッドのさらっと素材感がゲームするときに良いんですよねぇ。

自分的には…買うならこっちかな？コスパも良いしね！この記事が参考になれば幸いです。

INZONE（インゾーン）H3
	ソニーゲーミングヘッドセットの有線接続モデル。ソニーが長年培ってきたヘッドホンとマイクの技術がゲーミングヘッドセットとなって登場。ソニーストア価格：12,100 円(税込) 　2022/06/29 現在の価格

INZONE（インゾーン）H3