開梱レビュー! Eマウント超広角ズームレンズ FE 12-24mm F4 G「SEL1224G」

ワイド端が12mmと「超」がつくほどの広角撮影を可能とする、Eマウントレンズ FE 12-24mm F4 G「SEL1224G」が本日発売!当店にも商品が入荷、到着しました!

このレンズが発表された時、フルサイズ対応の超広角ズームレンズのわりには、コンパクトで軽量設計というスペックに私自身かなり驚いたものですが、ついに発売日をむかえ撮影できる日がやってきました!

これは楽しみ!!早速、当店恒例の開梱レビューをお届けします!

 

FE 12-24mm F4 G「SEL1224G」開梱レビュー

やっぱり軽~い!!ソニーストア大阪さんでも、先日触らせていただきましたが、その時はボディ装着した状態。レンズ単体になると余計に軽さを感じます。

あっ!勘違いしないで欲しいのは「軽い!」と言っても質量は、565gとそこそこ。私が言いたいのは、1キロ程度あるC社やN社の近いスペックのレンズと比べて軽い。と、言うことです。

これはフランジバックの短いミラーレスカメラで使うから、軽量かつコンパクトが実現出来たと思うのですが、それでも半分くらいの重量で出来たことはホント衝撃。

このサイズ感、超広角ズームレンズの宿命であった、携帯性の難しさ、敷居がグンと下がった感じがしましたよ。

ちなみに広角ズームレンズ、SEL1635Zとのサイズ比較もしてみました。

左が今回紹介しているSEL1224G。右が広角ズームレンズSEL1635Z。

SEL1635Zはフードを装着していますが、これでフード一体型のSEL1224Gとほぼ同等の長さ。SEL1635Zを持っていて、SEL1224Gにも興味があるって方は、この写真をみて参考にして頂きたいと思いました。

そんなSEL1224Gのレンズフロントキャップには専用のものが用意され、これもまた、なかなか良い設計です。装着しやすく外しやすい。コレはポイント高いですよ!

前玉が大きなレンズって、案外速写性に欠けていることが多いですから。用意するのちょっとメンド臭いな・・・なんて、写欲をそがれることも減りそうです。

そしてα7R 2に装着してみました。

コレ、なかなかデザインが合っていてカッコイイですね~

注目はコンパクトなα7IIシリーズに装着した時のサイズ感。詳しい人ほど、このレンズが35mmフルサイズセンサー対応で、12mmからのズームレンズだなんて思わないのではないでしょうか?

って、私さっきからサイズのことばかり書いてますね。

でも、過去レフ機を所有したことがあるので、それくらい衝撃を受けている。と、いうことなんです。なんどもしつこく書いてスミマセン!!

左側面をみるとGレンズに、フォーカスボタン、それとフォーカス切り替えスイッチが用意。

装備に不足もありません。

リング系は手前側がズーム操作。レンズ前玉方向にあるのがフォーカスリング。どちらも適度な回し具合で快適。ストレスなんて感じることなく撮影に集中することが出来そうです。

 

で、早速撮影してみました。まずはこの画角から。

こちらの場所は当店のイベントスペース。

入り口側から24mm、すなわち「SEL1224G」の望遠端で撮影したもの。いわゆるよくある標準ズームレンズの広角端で写したものようなイメージ。これを良く覚えておいてくださいね。

そしてこちらがワイド側。「SEL1224G」のワイド端12mmで撮影したものです。

いかがでしょうか?見比べてみて、圧倒的に広い画角であることが解って頂けたのではないでしょうか?気をつけないと自分の足やフードの横からちょいと指の影が写ってしまったりします。

ちなみに参考までに・・・

16mmの画角がこちらです。

24mmや16mmで広いな・・・って、思われてる方なら、12mmの画角はまさに異次元・新世界って感じかも。広角側は数値が小さなくなるほど、たった1mmでも写せる範囲が大きく変化。

特に16mmより下の1mmずつの変化は顕著です。

最後に、別のアングルから写してみました。

SEL1224G 24mm(望遠端)

 

SEL1224G 16mm

 

SEL1224G 12mm(広角端)

 

今度は24mm、16mm、12mmの順番で並べてみました。12mmの画角はやっぱり広いですね!

 

SEL1224Gでぷち撮り!

レンズがお店に到着した時間が微妙だったので、今日は外にも行けず・・・お店の前で写してみました。

・α7R II + FE12-24mm F4 G(SEL1224G)  12mm SS:1/2500 F5.6

お店の入り口を入れて、歩道や車道まで入る画角は、いかにも超広角って感じですね。それにしても、このレンズ隅々までシャープに描写してくれますよ。これはウワサどおり、かなり期待できそうです。

 

・α7R II + FE12-24mm F4 G(SEL1224G)  24mm SS:1/8000 F4

今度は望遠端で最短撮影距離、絞り開放で撮影してみました。

すると、ボケ味にクセが少ないことに気づきます。さすがボケにこだわった「G」仕様。それと昔のレンズのようなことはありません、絞り開放からでもバンバン使って行けそうです。

 

・α7R II + FE12-24mm F4 G(SEL1224G) 12mm SS:1/40 F4

お店にあるソファを手前一杯にいれて、いつより超巨大なソファにしてみました。すると奥にある65インチのBRAVIAはとても小さく写ります。

このようなデフォルメ的に写せるのも超広角レンズの楽しいところではないでしょうか?


今回は開梱後、レンズを装着してお店の中や外をウロウロ。超広角レンズならではの画角を楽しんでしまいました。やっぱり外に写しに行きたいよ!!って、そんな訳で今週末はこのレンズ持ち出して、作例を写してくるつもり。

興味のある方は、作例紹介まで、もう少々お待ちくださいませ!

FE12-24mm F4 G(SEL1224G)

非球面レンズ4枚を含む新規光学設計により、超広角ながら絞り開放から高い解像性能を実現

ソニーストア価格:199,630 円+税

 2017/06/23 現在の価格

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き