MDR-1000X を体感してきた!ノイキャン、いい音、ギミック、装着感。最高でした!

2016年10月4日、ソニーより発表されたワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-1000X」を、展示の始まったばかりのソニーストア大阪さんで体感してきました!ハッキリ言って、めちゃめちゃ良かったですよ!!

装着してすぐにわかるノイズキャンセリング効果に、ハイレゾ対応品ならではのワイヤレスでもイイ音や、手をかざすだけで周囲の音が聴こえるギミック、フィットするソフトな心地よい装着感・・・それはもう最高でした!

それでは体感してきたことを一つづつ紹介していきたいと思います。

※商品の撮影はソニーストア大阪さんの許可の元、行っております。

 

MDR-1000X レビュー

試聴体験に入るその前に、まずはエクステリアデザインからチェックしていきましょう。

ここソニーストア大阪さんでは「MDR-1000X」のカラーバリエーション2色、グレーベージュとブラックの両方を展示。今回は今までソニーのヘッドホンにはなかったような色「グレーベージュ」でお話を進めていきます。

ノイキャン付きでワイヤレス機能搭載のヘッドホンと言えば、なんとなく「厚みがあって、どこか野暮ったい」そんなイメージがありますが、「MDR-1000X」は実にスマート。

約275gの質量は手にもっても思いのほか軽い印象で、ギミックのために用意されたスイッチも目立たず、要所となるところにはメタリックの加飾が施され、それがまたお洒落感も演出。

このカラー女性ウケしそうです。

 

ノイズキャンセリング機能を自分用にセットアップ

エクステリアチェックも終わり、それでは試聴に移ります。

「MDR-1000X」を装着し、まずはこのヘッドホンを使用するための準備、『パーソナルノイズキャンセリングオプティマイザー機能』を使って、ワタクシ用にノイズキャンセリング特性を最適化していきます。

『パーソナルノイズキャンセリングオプティマイザー機能』とは、髪型やメガネ装着、装着ズレなどの個人差を検出。ノイズキャンセリング特性を個人用に最適化する機能なのですが、なにげに最先端な技術です。

設定の仕方はとてもカンタン。

NCボタンを長押すると、ヘッドホンから「ピーピーやポーポー」など、聴こえてくる音をただ聴いてるだけでセットアップは終了しました。その終了とともに、ノイズキャンセリング機能が働き・・・そこには、シーンとした静かな空間が広がりました。

 

効果の高いノイズキャンセリング機能

なんだろう・・・めっちゃ静かです。

もちろん、完全に周囲の音が消えたって訳ではありませんが、効果は誰もがわかるレベルで、突然静かな空間に入れられたような感覚と言っていいでしょう。言葉にするとまさに「シーーーーン….」。

これはスゴイです!!

目を閉じれば、この場所がショールームとは思えないほど、雑踏感が薄れます。と、いうかほとんどありません。楽曲をかける前からこの静けさ。ソニーが業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を謳うだけありますよ。

わたしも集中したいとき、ノイズキャンセリング機能を使って作業をすることがありますが、「MDR-1000X」なら、音楽なしでも行けちゃうかも。なんて思ってしまいました。

とにかく、このノイズキャンセリングの効果には感激です。

ちなみに、このノイズキャンセリング機能、キャンセル量をコントロールするフィルター回路をデジタル化してソフトウェアで制御する「AI」を使って行われているんだとか。このため環境が変わって騒音が変化しても自動でモード変更してくれます。もう、関心しきりです。

 

ワイヤレスでも音がイイ 

続いては、Bluetoothで接続されたウォークマンの楽曲を試聴していきます。シーンとした空間から、ワイヤレスとは思えない音質で楽曲が聴こえてくる時は、感動ものでした。

周りがこんなにざわざわしてるのに、自分の耳周りだけは静寂に包まれ、ボーカルや楽曲の位置がこんなにもわかるだなんて・・・考えたらこれでワイヤレスって本当にスゴイですね。搭載されたS-Master HXの効果もかなり高そうです。

今回は試してなかったのですが、ヘッドホンとしてのパフォーマンスも相当高いレベルの機種なので「有線接続」も気になるところ。きっと良い音出すんだろうなぁ。

高音質なワイヤレスリスニングと、より高音質な有線リスニング。シーンや楽曲によって、これは使い分けたくなりますねぇ。

 

外音取り込み機能など・・・ギミックも面白い!

今度は「MDR-1000X」ならではの機能を試してみました。

まずは「クイックアテンションモード」から。

クイックアテンションモードは、右側のハウジングに搭載されたタッチセンサーコントロールパネルの全面を手で触れている間のみ、一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込んで聞きやすくする機能。

さっそくお試ししてみたのですが・・・ほうほう!これもスゴイ!!

操作はカンタン、右手でヘッドホンの上から手を重ねるだけ。それだけで現在聴いている楽曲の音量は絞られ、周囲の音が聴こえてきます。これはスゴイと言うか・・・面白い!

例えば電車に乗っていて、車内アナウンスを聞きたいとか、職場で使っていて他の人と会話したいときとか、ヘッドホンを着けたままでOKだから本当に便利そうです。あと、髪型が気になるって方にも、ことあるごとに外さなくても良いから便利かも知れませんね。

そして、アンビエントサウンドモードと言われる「外音取り込み機能」というのも面白いです。

ヘッドホン側面にある「アンビエント サウンドスイッチ」を押すごとに、英語による音声ガイダンスが聴こえてくるのですが、ヘッドホンを着けながらにして、まるでスピーカーでも音楽を聴いているような感覚になります。

周囲の音などは実際の耳で聞いてる感じではなく、あくまでもマイク経由で聞いている感覚なのですが、これはシーンによっては「アリ」だと思いました。

これらの機能は、ノイズキャンセリング用に用意されたマイクを使って行われる機能なのですが、それらを逆手にとっての機能。目の付けどころがイイですね!

 

優れた装着感

最後になりますが、装着感の感想も書きたいと思います。

装着感は音の聴こえ方と同様、装着感には個人差があるものなので、あくまでも私個人の参考程度にしかなりませんが、MDR-1000Xの装着感は「とても優れている」と、思えました。

具体的には、ソフトなつけ心地ながらもフィットしやすく、ラク~に装着できている感じ。

これは外で家でもシーンを問わず、すこぶる快適にリスニングできそうです。

ぶっちゃけノイキャン機能を聴いた瞬間から「MDR-1000X」を欲しいっ!と、思ってしまったのですが、きっとそれは装着感の良さもあったからだと思います。それほど私の感覚と「MDR-1000X」のフィーリングはフィットしました。

文中にも書きましたが、音のことなので興味のある方は、全国4店舗あるソニーストアにぜひとも足を運んで頂き体験して頂きたいと思いました。あの静寂感からワイヤレスとは思えないイイ音に多数のギミック。きっと感動できることでしょう。


今回はワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-1000X」のことを書かせていただきました。

MDR-1000X

周囲の騒音から解放され、こだわりの高音質に浸る。新次元ワイヤレス

ソニーストア価格:39,880円+税

2016/10/06 現在価格

商品の詳細につきましてはリンク先も参考になさってくださいね。

 

リケーブルしま線か?

リケーブルするだけで、こんなに音が良くなるんだ・・・を実感した店員。

さっそく記事にしてみました。

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き

この投稿へのコメント

  1. たいへー said on 2016年10月7日 at 7:45 AM

    昔のこーゆータイプは、異常に重かった気がする。
    今は軽いんだろうな。