WF-H800 レビュー 軽い装着感が魅力!ハイレゾ級音質の完全ワイヤレス

ソニーの左右独立型ワイヤレスヘッドホン WF-H800 をレビュー!

こんにちわ ソニーショップさとうち ストアD のやす です。

昨日プレスリリースがあったばかりのソニーの新製品、完全ワイヤレスヘッドホンと言われる左右独立型のワイヤレスヘッドホン「WF-H800」を早速試し聴きすることができました!

ノイズキャンセリング機能はないものの、ハイレゾ級の高音質技術搭載ながらも「軽い」が大きな特長。コンパクトなデザインもカワイイし、カラバリ豊富なところも魅力的。

試し聴きでよっぽど気に入ってしまったのか、かなり長文のレビューになってしまいました!!

WF-H800 レビュー 楽しくなるデザイン

今もっともアツイ、オーディオ機器。そう言っても過言ではない左右独立タイプのワイヤレスヘッドホン。近頃、街なかでも使っている人を多くみかけるようになりました。

ソニーからも左右独立タイプのワイヤレスヘッドホンは数種販売されていますが、今回紹介するWF-H800は果たしてどんな感じなのか?わくわくしながら早速手にとってみました。

第一印象はカワイイ!!!

真横から見たときのデザインはまさにカラフルなお豆さん。

このデザインを見て、その昔 ビーンズ ってカセットテープのウォークマンがあったなぁ。なんてことを思い出してしまいました。って、20年以上前だからそこそこな昔話。でも、こんなカタチのカセットウォークマン、過去にあったんです。

そんなカワイイ印象と同時に思ったことは「とっても軽い!」ってことでした。

調べてみると本体の質量は 7.6g。

WF-H800にはノイズキャンセリング機能がありませんが、ハイレゾ級の高音質対応モデルって考えるとかなり軽い部類かも。ノイズキャンセリング機能搭載の上級機、WF-1000XM3が約8.5gなので、おおよそ1gほどの軽さしか違いませんが、なぜか随分軽く感じます。

充電ケースなんかは特に小さく軽くなりました。ジャケットのポッケにスッとしまっておけるサイズ感。

そんなケースは外装・内装共にヘッドホン本体と同じカラー。ソニーのコダワリと遊びゴコロをこんなところにも感じる私なのでした。

WF-H800 聴いてみました!

早速聴いてみることにしました。

音楽プレーヤーは同じ色でコーディネートできる ウォークマン A100シリーズを用意しました。

実機で解説! ウォークマン Aシリーズ(A100シリーズ)レビュー

Android OS 9.0 を搭載しネット配信によるストリーミングも楽しめるようになりました。価格的にも「これからのハイレゾオーディオ」としてもピッタリ。手軽にいい音で音楽を楽しみたい方にオススメしたい、そんな1台となっていました。

まずはペアリング。NFC機能(スマホならお財布ケータイ機能など)が搭載されたものならすごくカンタン。お互いのNFCのマークを重ね合わせるだけでペアリングは完了です。

聴き慣れた楽曲をいくつか再生してみます。

うん、いい音。シンプルにいい音です。

例えばパーカッションの余韻とかギターの弦の弾く音とかの高音域は、いわゆるハイレゾイヤホンのそれって感じで解像感は高い。中・低音域はと言うと、少々控えめそんな印象。いわゆるウォークマン同梱のハイレゾ対応イヤホンで聴いている感覚というところでしょうか?

低音域のパンチ不足は気になる方には気になるかも。でも言い換えると聴き疲れなくずっと聴いてられる方向性。今日は軽いのでエエわってとき、ずっと聴いてられます。

ミュージックプレイヤーのイコライザである程度、調整は可能ですが、最初から中・低音に力強さがほしいのでしたら、ハッキリ言って「WF-1000XM3」のほうがオススメです。

WF-1000XM3 レビュー 実機で解説!

完全ワイヤレスタイプながらもハイレゾ相当といわれる音質は、聴いた直後に高音質を実感!その高音質の効果をさらに高めるノイズキャンセリング機能で音楽がさらに深く楽しめる、そんなヘッドセットとなっていました。

そんな WF-H800にはソニー独自の高音質技術「DSEE HX」が搭載されました。

これにより CD音源をはじめMP3やネット動画などの圧縮音源でも、ハイレゾ相当にアップスケーリング。そう音源の質を問わず、ハイレゾ相当の高音質で楽しめるようになっています。

ストリーミングミュージックやネット動画なども試し聴きしてみましたが、十分すぎる音で楽しめました。もっとも、Youtubeとかでのあまりにもひどい音質は除いて。って、ことにはなりますが、そんな場合でも、そこそこの音で聴けるのは、DSEE HX のおかげかも?と思いました。

WF-H800 エアリーな装着感 女性が喜ぶ軽さ

本体約7.6gの軽さは装着したときにスゴく恩恵を感じる部分です。

先程、上級機 WF-1000XM3とは1gに満たない差と書きましたが、そのわずか1gに満たない軽さが、これほど装着性の良さに直結するとは。

聴き疲れしにくい音質とあいまって、いつまでも聴いていられるこの感覚はまさにエアリーです。

軽くてサイズも小さく、見た目の出っ張りも少なめ。これは女性の方に「嬉しいことづくし」なことかも?デザインもおしゃれでカワイイ、ファッションを楽しむ感覚で装着できるってこともポイントですね。

WF-H800 途切れにくいを実感!

WF-H800は、左右の本体それぞれに同時伝送する方式に加えて、新型のBluetoothチップを搭載。安定した接続性を実現したのだとか。

動画視聴の遅延の低減はもちろん、「途切れにくい」に関しては、私が知る 執筆時点で史上最高クラス。今までどんな機種を用いても途切れていた場所においても、つながったままで音楽を楽しむことができました。

また、音楽プレーヤーをリビングに置いた状態で、扉が2箇所ある先の別室に行っても音途切れがないところは今までのワイヤレスイヤホンではなかったこと。これは快適です。

WF-H800 やっぱり便利な物理ボタン

WF-H800は左右の本体にそれぞれ操作ボタンが用意され、オーディオプレヤーが例えばカバンの中にあったとしても、カンタンな操作ができます。

WF-1000XM3が搭載するようなタッチセンサーはおしゃれなんだけど、実用的で使いやすいのはやっぱり物理ボタン。ちなみにスマートフォンなら、アプリで他の機能に割りあてることも可能です。

WF-H800 スタミナ性能は?

軽くなったことで気になるのがバッテリーの持続時間。本体で8時間、ケースで8時間分。合わせて最高16時間のスタミナ性能です。片道2時間ほど使うなら4日間でスタミナ切れ。これは実際に使用すると想定すると、感覚的にはやや短めの印象です。

しょっちゅう使用する方は、スマホを毎日充電するような感覚で充電をする必要あり。この作業を苦と思うか、思わないかはその人次第といったところでしょう。

ちなみにケースに収納した状態がこちら。物分りが悪い筆者は入れる方向がわかりづらく、最初のうちは収まり辛く少々解りにくいデザインだと思いました。

もちろん、そんなことも最初のうちだけ。慣れると問題ありません。

カラバリ5色 質感の異なるところにも注目!

WF-H800は全5色のカラ-バリエーション。これらのカラーは「ウォークマン A100シリーズ」とコーディネートできる色でかつ、ワイヤレスヘッドホン「WH-H910N」「WH-H810」と同じカラー展開です。

実機で解説!WH-H910N レビュー

WH-H910N はハイレゾ級の高音質と、優れたノイズキャンセリング性能を搭載したオーバーヘッド型ワイヤレスヘッドホン。派手目のカラーが用意された印象とは異なって装着性の良さはシリーズ最高レベル。

実機で解説!WH-H810 レビュー

WH-H810 は、小型軽量ながらもハイレゾ級の高音質が楽しめるソニーのワイヤレスヘッドホン。オンイヤータイプでは初となるハウジング部側面にタッチセンサーを搭載して機器操作もジェスチャーで可能。個性的な5つのツートンカラーバリエーションで用意されました。

色の好みは人それぞれですが、用意されたカラーによってツルツルとした表面、マットな表面、ざらっとした表面など、全てが質感が異なる個性派集団。色選びをするだけで相当悩んでしまいそうです。

WF-H800 付属品も紹介

最後に同梱物を紹介します。本体、ケースに加えてUSB Type C ケーブル、取り扱い等の説明書が同梱してました。イヤーピースはカラバリに合わせたものがSSからLサイズまで用意されています。

工場出荷の段階では標準的なMサイズのイヤーピースが装着済み。しっかりフィットするものをチョイスして快適な完全ワイヤレス生活を楽しみたいですね。


今回は、完全ワイヤレスと言われる、左右独立タイプのワイヤレスヘッドホン「WF-H800」のレビューをお届けしました。この記事が参考になれば幸いです。

個人的には軽さがとっても気に入りました。そう、装着感がとっても心地良いんです。あとはワイヤレスの繋がりの良さと出っ張りのすくない見た目のデザインもお気に入りです。

このWF-H800の登場でソニーの完全ワイヤレスラインアップは執筆時点で5種類となりました。それぞれキャラが被らないところが良いですね。

そんなWF-H800の発売予定日は、2020年2月29日土曜日。

ソニーの直販サイト・ソニーストアでは先行予約販売を開始しています。

紛失あんしんサービス の詳細はこちら|ソニーストア

そのソニーストアでは、片方なくしたときの不安をカバーする「紛失あんしんサービス」を用意しました。

購入を検討されている方は、長期保証の充実と、案外割引も多いソニーストアも候補に入れてみてはいかがでしょうか?

WF-H800

いい音が、毎日を彩る。完全ワイヤレスに、ハイレゾ級高音質

ソニーストア価格:22,000円+税

 2020/02/18 現在の価格

詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

 

スピーカー・ヘッドホン レビュー

当店のホームページではソニーのスピーカーやヘッドホンのレビューを公開中です。

他の機種もたくさん紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

ショップ店員による『スピーカー・ヘッドホン・アンプ』レビュー

目的に合わせて選ぼう!スピーカー・ヘッドホンなど、音源やプレーヤーを活かせるソニー商品を紹介します。

 

ウォークマン A100シリーズ レビュー

同じカラーバリエーションをもつウォークマンのレビュー記事をホームページにて公開中です。

こちらも参考になさってください。

ウォークマン A100シリーズ レビュー

ウォークマン A100シリーズはあらゆる音楽コンテンツを高音質で楽しめるハイレゾオーディオプレーヤー。Android OS搭載でネット配信によるストリーミングも可能。より高音質化するための技術をコンパクトなボディに詰め込みました。

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き