ULT FIELD 7 レビュー 迫力の重低音だけじゃない? ワイヤレススピーカー
音質にこだわるのは大前提。使い方いろいろなワイヤレススピーカー!
こんにちわ ソニーショップさとうち の しげ です。
2024年4月16日(火)本日、ソニーからアリーナの最前列に飛び込んだような体験をいつでも楽しむことができる商品群「ULT POWER SOUND(アルトパワーサウンド)シリーズ」3モデルが発表されました。今回はその中から、パワフルな重低音と豊富な入力に対応する『ULT FIELD 7(SRS-ULT70)』を実機で体験する機会をいただきましたので、商品レビューをお届けしたいと思います。
迫力の重低音サウンドだけが特徴ではない、そんなスピーカーに仕上がっています。ぜひご覧ください!
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- ULT POWER SOUNDシリーズ「ULT FIELD 7」(アルトフィールドセブン)
ULT FIELD 7(SRS-ULT70) レビュー
『ULT FIELD 7(SRS-ULT70)』はパワフルな音圧と深みのある重低音が特徴の中型クラスの円形ワイヤレススピーカー。
スマートフォンなどの Bluetooth対応機器と接続することで、大迫力サウンドを楽しめるだけでなく、豊富な入力端子を搭載することで、通常のスピーカーではできない使い方もできる、ワイヤレススピーカーとなっています。
まずはそのサイズ感。
512 × 224 × 222 mm と、ソニーのワイヤレススピーカーのラインナップではサイズ大きめ。同じ 「ULT POWER SOUND(アルトパワーサウンド)シリーズ」である『ULT FIELD 1(SRS-ULT10)』比較ではその差は歴然。サイズは 約 2.5倍、質量は 約 9.7倍 の圧倒的な違いがあります。
両手で持つとこんな感じ。
いかにも「重そうに持っている」ように見えますが、左右にあるハンドルのお陰か意外と重くないです。図体のわりに軽いなってのが持ってみた感想。
とはいえ重量は 6.3 kg、ワイヤレススピーカーとしては 重めでかつ、まあまあデカいです^^;
では実際に ウォークマンとBlurtooth接続して試聴してみます。
まずは パワー感を強調する「ULT POWER SOUND:ULT2」 (出荷時の状態)で聴いてみます。
・・・。
これはスゴイ!
迫力の重低音というだけでなく、中高音域も含め全体的に音圧がぐっと引きあがった非常にパワフルなサウンド。
さらに驚いたのは、ポルノグラフィティのライブ音源(2019年9月8日 東京ドーム 神VS神)を再生したとき。ライブには欠かせない重厚な低音や大音圧だけでなく、表現豊かなボーカルサウンド、観客の「ウォー」という歓声が包み込むように聞こえる音の広がりなど、そこはまさにライブ会場。
このライブ音源は実際に現地でみたものなので、このスピーカーで聴くことであの時の感動や興奮が鮮明によみがえってきます。音質がいいだけでなくここまでライブ感を再現してくれていることにも驚きました。これは鳥肌ものですね。
「ULT POWER SOUND:OFF」に切り替えてみます。
ドスンとなる低音や大音圧はなく、かといって低音がスカスカという感じもないので、良くいえばバランスのいい音に仕上がっている印象。BGM代わりに音を楽しむ時などに使うといいかもしれませんね。
「ULT POWER SOUND:ULT1」に切り替えてみます。
低音がズズズッと強化され、パワフルなサウンドになりました。「ULT2」ほどの重厚なサウンドというワケではないですが低音も強調されすぎていないので、ロック好きな私が普段聞くならこの設定が1番いいように感じました。
本機に搭載されているスピーカーの構成は、約 114 mm × 114 mm 口径の「X-Balanced Speaker Unit」を搭載した矩形ウーファー、直径 約 46 mm の広帯域トゥイーター それぞれ2基搭載されていて、側面にある デュアルバッシブラジエーターにより低音を増強しています。
低音を売りにしているスピーカーにしては、中高音域の解像感や広がりがよく表現されているように感じたのは、大きくなったトゥイーターのおかげといったところでしょうか。低音一辺倒ではないこの音の仕上がりは好感が持てますね!
ちなみにこのスピーカーは縦置き・横置き両方に対応。
縦置きは少ない設置面積でおけるのがメリット。低音がうまく抜けるようダクト構造が採用されています。
今回は試すことが出来ませんでしたが、専用アプリ「Music Center」にあるイコライザー機能を使うことで音の調整が可能。しかも本機に対応しているイコライザー機能は細かい調整が可能な7バンドに対応してものとなっているので、「もう少し高音を抑えたい」などより好みの音質に近づけることが可能です。音質に物足りなさを感じた方はこちらもぜひお試しください。
背面のフタを開けるとそこには、豊富な入力端子やコントロールキーなどが配置されています。注目は「マイク端子」が搭載されていること事。マイクを接続するだけで「本格的なおうちカラオケを楽しめる」そんな機能が搭載されています。
音程を変えるキーコントロールやエコー設定、対応アプリ「Fiestable」でボーカルキャンセル・・ちょっと本格的すぎませんか^^; ギター端子も搭載されているので、ギターの練習もできます。
音を出すだけのスピーカーではない、様々な用途で使えるワイヤレススピーカーなんですよね、実は。
もちろん 防水・防じん(IP67)+ 防錆(ぼうせい)性能などの高い耐久性も確保。突然の雨や水しぶきなどがかかったとしても、スピーカーをしっかりと守ってくれます。さびにも強いのでビーチなどでもつかえますね。
最大30時間の使用が可能なロングバッテリーに対応しているのも有難い。
満充電しておけば数日の外出なら充電することなくつかえますからね、電池切れの心配をしなくていいのは強いです。仮に電池切れになったとしても、10分の充電で180分使用できる急速充電にも対応、バッテリーという面ではあまり困ることがないスピーカーなのかなと感じました。
今回はソニーから新しく発表された ワイヤレスポータブルスピーカー 『ULT FIELD 7(SRS-ULT70)』のレビューをお届けいたしました。
筐体の大きさを生かした高音質なスピーカーというだけでなく、アウトドアなどで大人数で音楽を楽しめるという側面も併せ持つスピーカーに仕上がっています。
こんな多機能なスピーカーが 66,000円(税込)・・ちょっとお安く感じませんか?
このレビューが参考になれば幸いです。
ULT FIELD 7(SRS-ULT70) | |
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屋内からアウトドアまで、迫力の重低音とパワフルサウンド ソニーストア価格:66,000円 税込 2024年4月16日 現在の価格 |
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