α9 II (ILCE-9M2)発表!プロが扱う道具として正当進化のシリーズ2代目

よりプロ向け仕様になって登場!α9 II 発表です!!

日本時間の昨晩遅くに海外で発表のあった 「α9 II(ILCE-9M2)」ですが、2019年10月4日13時日本国内でも正式に発表されました。発表前、ウワサ系情報サイトではスペックについてあれやこれやと盛り上がっていましたが、発表された α9 II はそのウワサとは大きく異なり、α9を”よりプロ向け”に意識したものへと進化したようです。

α9をよりプロ向け仕様にα9 II発表!

『α9 II』 ILCE-9M2 (Eマウント)

  • 有効約2420万画素 メモリー内蔵35mmフルサイズ積層型CMOSイメージセンサー
  • 最新の画像処理エンジンBIONZ X&フロントエンドLSI
  • AFアルゴリズムを本機のために最適化
  • 電子シャッター 最高秒 20コマ ブラックアウトフリー連続撮影
  • メカシャッター 最高約 10コマ フッカーレス撮影可能
  • α7R IV 筐体でホールド性を向上させたグリップ形状・左肩にモードダイヤル等を設置
  • さらに強化した防塵防滴に配慮した設計
  • 最高5.5段の光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構
  • USB Type-C端子を新規搭載
  • UHS-II対応 デュアルカードスロット
  • 約369万ドット 高精細・高輝度なビューファインダー
  • 最高1Gbpsの高い転送速度を実現する規格1000BASE-Tに対応したLAN端子を内蔵
  • 2.4GHzに加え、5GHz帯域での高速なデータ転送、音声メモなど

赤字がα9からの進化・変更・追加点

α7Rシリーズやα7シリーズが、世代が変わるごとに大きな変化・進化をもたらしたものだから、一見地味な新世代機に思えてしまうα9シリーズの2世代目「α9II」。しかし、プロが信頼して扱う道具として考えると正常進化してきたな!が、私の感想でした。

センサーは据え置きの2420万画素で扱いやすく必要充分。電子シャッター最高20コマ秒にブラックアウトフリー撮影もそのままですが、メカシャッターは秒10コマを実現(α9は秒5コマ)。かつフリッカーレス撮影も可能になりました。

α7R IVの筐体を用いたことによる各操作性の向上に加え、左肩にはモードダイヤルやドライブダイヤルが設置。撮ったら素早くその場で納品できる、通信機能も充実させました。

発表前にウワサされてたものが、ことごとくうち砕かれ、正直なところ昨晩がっくりしたものですが、冷静に分析すると、これでソニーがやっていくことがハッキリ見えてきました。

α9 このシリーズはプロ向きでやっていく!ということを。

価格はプレスリリースによると市場推定価格 550,000円。プロ機って考えたら他社比較この価格でも充分リーズナブル。と、いうか・・・α7R IVの39万円って安すぎません??

この価格でプロ機が実現できたのは、α7R IVからの筐体の使い回し、新センサーの開発費を必要としなかったからかも知れませんが、導入しやすい価格設定は万人にとって嬉しい限りです。

さてさて新しい α9。進化したAFがどれほどなのか?個人的には一番気になるところ。

もちろんショールームでは絶対わからないだろし、フィールドに出て様々なシーンで使わないとわからないことだと思いますが、α9II片手に「さらに出来るようになったな α9っ!!」って、言ってみたいものだと思いました。


今回は2019年10月4日に発表されたデジタル一眼カメラ「α9 II(ILCE-9M2)」について書かせていただきました。

予約開始は10月9日(水)10時より開始。

各ソニーのショールームでの展示開始は10月12日(土)より。ソニーシティ大崎にて10月12日(土)・13日(日)開催されるα Universe 2019 PREMIUM EVENTでも展示されますが、なんだかこれって順番があべこべのような。

デジタル一眼カメラ「α9 II(ILCE-9M2)」

進化した高速通信性能で、スポーツや報道のプロフェッショナルの撮影とワークフローを強力にサポート

2019年10月9日現在  545,000 円+税

詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

 

α7R IV 作例つきレビュー

当店のホームページにて、ソニーのデジタル一眼カメラ「α7R IV(ILCE-7RM4)」のレビューを公開しました。作例つきで紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

α7R IV レビュー 作例付き・わかりやすく実機を使って徹底解説!

まさに新次元のリアリティー!α7R IV が表現してくれる世界は今までのαにはなかったものがありました。驚くほどの高解像をはじめ、動体も難なく写せるAF性能に連写性能、操作性の良さがアップして道具としてのレベルも格段に上がりました。オールマイティーに使える高画素カメラ、ここに登場です!

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き