超絶進化だ! α7 V 発表 新センサー新エンジン搭載 NEW BASIC 誕生

超絶進化だ! α7 V 発表  新センサー新エンジン搭載 NEW BASIC 誕生

このスペックで「BASIC」と呼びますか? α7 V スゴすぎて言葉が出ません(汗)

ソニーショップさとうち 中村泰之 です。

2025年12月2日の本日23時、ソニーはティザーの予告通り、新型デジタルカメラとして「α7 V(ILCE-7M5)」を発表しました!

これがもうトンデモないスペック!!

3300万画素は従来モデルと同じながらも、ブラックアウトフリーで最高秒30コマの連写を可能にする部分積層型センサーを搭載、新しい画像処理エンジン「BIONZ XR2」はAI統合型で、高速AFと様々な被写体認識を実現。

さらにプリ撮影(最長1秒前から記録)まで出来ちゃうと言った、フラッグシップモデル α1 II に迫る勢い。筐体には、4軸マルチアングル仕様の液晶モニターを搭載し、解像度も従来比約2倍。しかもスタミナアップも施されました。

そんな α7 V のキャッチコピーは「塗り替えろ。」キャッチコピーからもわかるとおり、α7 V は単なるバージョンアップモデルではないのがわかりますね!

市場推定価格は420,000円、気になる発売日は…2025年12月19日金曜!なんと年内の発売です!

超絶進化だ! α7 V 発表

おおよそ4年ぶりのモデルチェンジとなった α7 Vは、新しいセンサーに新しいAI統合型 画像処理エンジンを搭載しての登場となりました。

新しいセンサーは従来モデル(α7 IV)と同じ3300万画素ながらも、「部分積層センサー」となったことで、連写撮影などでも、像の消失がない「ブラックアウトフリー」を実現。とくに動体撮影においては無類の便利さを発揮。また最高秒間30コマ連写も可能にしました。

画像処理エンジンは新世代の「BIONZ XR2」を搭載。

この画像処理エンジンはAI処理機能を内蔵し、様々な被写体をAIで認識するだけでなく、部分積層型CMOSイメージセンサーとの組み合わせで、最大約16ストップのダイナミックレンジを実現。従来モデル(α7 IV)の15ストップでしたので、2倍の階調の広さとなりました。

また、光源の色を推定する処理にAIディープラーニング技術を採用し、従来モデル(α7 IV)のオートホワイトバランスでは難しかったシーンでも、正確かつ安定したホワイトバランスを実現するとのこと。

759点の位相差測距点はイメージセンサーの撮像領域のほぼ全域(約94%)をカバー。AIを採用した、すぐれた被写体認識との組み合わせは、逆に撮り逃すことが難しいレベルかも(汗)。

さらに α7 V には、α1 II や α9 III といったプロ仕様のカメラで採用している、シャッターボタンを押す前の瞬間をさかのぼって記録できる「プリ撮影」機能を搭載しました。さかのぼる時間も0.03秒から最大1秒前まで細かく設定可能。鳥などが飛び立つ瞬間に間に合わなくても、シャッターボタンを全押しする前にさかのぼって記録してくれます。

もちろんJPEG・RAW記録どちらにも対応、AF/AE追随最大約30コマ/秒で高画質なまま瞬間を遡れます。

高精度な手ブレ補正ユニットおよびジャイロセンサー、最適化されたアルゴリズムでトータル進化したボディ内手ブレ補正機能は、中央最大7.5段、周辺最大6.5段の手ブレ補正の効果が得られます。

また、手持ち撮影を強力にサポートする高性能手ブレ補正「アクティブモード」が4K 120p 撮影に対応するなど、静止画のみならず、動画でもこの手ぶれ補正機能は強力です。

デザインは従来モデル(α7 IV)に非常に似ているものの、公式サイトによると、より持ちやすくホールド性を改良したグリップデザインとなっているので、このあたりは実機でしっかり確認したいものですね。

α7R Vから登場した 4軸マルチアングル液晶モニターをα7 Vでも採用してきました。また液晶モニターそのものも、従来モデル(α7 IV)と比べてが画素数がおおよそ2倍に強化。アスペクト比も3:2となり、3:2の写真撮影時の無駄な部分も減りました。

α7 V は 2つのUSB Type-C(R)端子を搭載しました。どちらの端子もUSB PD(Power Delivery)に対応。片方に充電器やモバイルバッテリーを接続しながら、片方にスマホを接続するといった、切れないライブストリーミングを実現します。

α7 V はデュアルメモリーカードスロットを採用しました。

SDメモリーカードに加え、カードスロット1(上段)は CFexpress Type Aメモリーカードに対応しました。最大約30コマ/秒で連続撮影した画像を高速に書き込みます。

筐体にはマグネシウム合金を採用しました。従来モデルでは一部樹脂だった部分がマグネシウムを採用することでフルマグネシウム筐体となりました。防塵・防滴にも配慮し、外装の合わせ目全周や電池蓋にシーリング構造を採用しているほか、ボタン、レンズロックボタン、マウント周りなどの随所に、さまざまな工夫を施しました。

屋外の厳しい撮影環境での使用にも耐えられるようになっています。

 

こんな感じで魅力マシマシで、大きな進化を遂げた α7 V は、従来モデル α7 IV と比較するよりも、フラッグシップモデル α1 II と比較しちゃいたくなるレベルのカメラとなっての登場となりましたよ。

 

α7 V の今後、発売までのスケジュールです。

予約が行われるのは12月9日火曜日より、そして発売日はなんと年内!12月19日です。

初期ロット争奪戦は間違いのないところですね…

購入予定の方は、いまから準備をしておきましょう。

詳細はリンク先も参考になさってくださいね!

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き