ソニー発 ゲーミングヘッドセットの最上級モデル INZONE H9 をレビュー
ソニーがはじめて作ったゲーミングヘッドセット、最上級モデルの出来栄えは!?
こんにちわ ソニーショップさとうち の やす です。
2022年6月29日に発表されたソニーのゲーミング商品の新ブランド「INZONE(インゾーン)」。発表されてから10日たった7月8日、ゲーミングモニター1モデル、ゲーミングヘッドセット3モデル、合わせて4モデルの新商品が発売を開始しました。
今回ブログで取り上げるのは「INZONE(インゾーン)H9 (WH-G900N/WZ)」。
ゲーミングヘッドセットの最上級モデルに位置づけられる商品で、ノイズキャンセリング機能を搭載しイヤーパッドには合皮「ソフトフィットレザー」を採用するなど、最上級モデルらしい高付加価値なものとなっていました。
それでは紹介していきましょう!
- ソニーストア (ソニーのweb直販サイト)
- フラッグシップモデル INZONE(インゾーン)H9 詳細・価格・納期の確認はこちら
INZONE(インゾーン)H9 レビュー
まずはデザインから。
ホワイトとブラックのツートンカラーということもありイメージするのはPS5。INZONEというソニーの新ブランドを知らない人がみたら、PS5の周辺機器に見えなくもない雰囲気です。
サイズはけっこう大きくて「モータースポーツとかで見かけるようなヘッドセット」そんな印象。
特にハウジング部分はかなり大きく、例えば小顔女子がセットしたらさらに小顔効果が増して、顔大きめ男子が装着したらより大きな顔にみえてしまいそうなサイズ感です(笑)。
平たく置けるところはゲーミングヘッドセットとして嬉しいところ。オーディオ用のヘッドホンとは違うところをソニーはちゃんと理解して設計されてる感じがしました。
装着感はかなり良し!
見た目が大きいから、いろいろ心配したのですが装着感はかなり良好です。
イヤーパッドやヘッドバンドのクッションはとても肉厚でもちもちタイプ。低反発タイプではなく、耳周りや頭頂部の形に合わせて包み込んでくれるので、長時間の装着でも付け疲れも少なそうです。
また部品のつなぎめとかで発生する関節ノイズもほとんどありません。価格に見合った質の良さを感じました。
適切に配置されたボタンやスイッチ類
ヘッドホン本体には様々なボタンやスイッチが用意されました。
なかでもソニーらしさを感じる機能、左側に用意されたノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能の切り替えスイッチ。押すごとにノイキャン・外音取り込み・なし、と切り替えできるようになっています。
ゲームの音量操作はダイヤル式。
ストッパーがないタイプのダイヤルでMAXまで回すと音でお知らせしてくれる仕組み。
マイク部分の付け根部分にある回転機構はフラップアップミュートの機能が用意され、カチッという物理音を境にマイクのオン・オフが自動的に切り替わってくれるものとなっていました。
右側には電源ボタン、Bluetooth接続用のボタン、ゲームチャットスイッチが用意されました。
できればマウスから手を離したくないのでゲームチャットスイッチは左側に欲しかった気もしますが、プレイ中に触りたい機能のほとんどが左側に集約されています。ちゃんと考えて作られてる、そんな印象も受けましたよ。
ゲーミング用の高い音質設計
音質はこの価格帯の商品ということもあって「良い」と思いました。全体的にフラットなのですが、ゲーミング向けな音作りと感じたのは、迫力のある低音と特定の音域の聞き取りやすさ。
例えば草むらを歩いたときガサガサ・ザクザクと言った音がとても聞き取りやすいです。またカチャ!とかの金属音も聞き取りやすいものとなっていて、相手の位置や相手が近くにいてるかも?と把握しやすい印象です。
もちろんゲーミング以外でも普通に良い音で楽しめます。あとで紹介するアプリには音楽や動画用にチューニングされたイコライザーも用意されていますので、PCで使うヘッドホン・ヘッドセットを1台に集約したい方にもこれは良いかも知れませんね。
ノイキャン機能でさらに集中!
イヤーパッドの出来のよさで基本的に遮音性自体高いのですが、ノイズキャンセリング機能の搭載でより静寂に、ゲームの世界に没入できるものとなっていました。
もうひとつの機能、外音取り込み機能については1つ前の世代な雰囲気。
LinkBuds SやWH-1000XM5などのソニー最新世代の外音取り込み機能とは違って1つ前の世代にあった「マイクを使って集音してます」そんな感じで耳に届きます。
それでも家族が居てる環境であったり、宅配便とかを待ってる状況、それほどゲームに集中しなくても良い時なんかは、外音取り込み機能はとってもに重宝するもの。ノイキャンに外音取り込み、様々シーンに応じて使い分けできる INZONE H9 はやっぱり便利です。
最後に立体音響機能をオンにしてFPSゲームを試してみましたが…
普段からゲームする時はステレオで慣れてるものですから、このサラウンド感?は戸惑ってしまうところもありました。でも慣れれば対戦型ゲームのときはかなり有利になりそうです。
このヘッドセットのウリ部分でもありますので、購入したらぜひ試してほしい機能のひとつです。
これは優秀 INZONE Hub アプリ
USBドングルの中に入ってる「INZONE Hub」アプリはなかなか優秀でした。(ダウンロードも可)
このアプリ、様々な設定の変更はもちろんイコライザーの機能が充実しています。ゲームやアプリごとに設定することができるうえに、自分で作ったイコライザーの設定をおすそ分け(エクスポート)したり、他の方からいただく(インポート)こともできます。
開発者インタビューでも書かれてましたが、プロゲーマーが作ったイコライザーを組み込むことなんてことも!
ヘッドホンもよく出来てますが、このアプリの出来の良さもなかなかのもの。アプリってどうしても最初からついてくる「おまけ」みたい印象ですが、このアプリの価値は充分高いものだと思いましたよ。
INZONE H9 をPS5でも使ってみました
本体色がPS5に近い印象もあって、一緒に並べるとまるでPS5専用の周辺機器みたい(笑)。実際にPS5で使って欲しいと言わんばかりの「Perfect for PlayStation(R)5」という機能をINZONE H9には用意しました。
この「Perfect for PlayStation(R)5」、PS5と接続することで、音量ステータス、バッテリー残量、マイクミュートステータスなどをゲーム画面上で確認する事が出来る他、ゲームチャットスイッチでゲーム、チェット音量バランスの変更も可能。さらに「Tempest 3D AudioTech」による立体音響表現も楽しめます。
立体音響表現はPCゲームとおなじく、効果のほどはソフト次第なところもありますが、こちらもなかなか楽しいもの。たしかに立体感を感じますが先程も述べたように私はステレオ世代(笑)。早く立体音響に慣れるようにします….
それにしてもこのヘッドセット、PS5専用で使うのも全然ありですね。PCでもPS5でもゲーミング!って方ならもう最高ではないでしょうか?
ただ気になったのはPS5で設定したイコライザーは使えないみたい。願わくばアップデートなんかで、このあたりを解決してもらえたら嬉しいなぁ。と思うのでした。
今回はソニーのゲーム向け商品の新ブランド「INZONE(インゾーン)」の中からゲーミングヘッドセットの最上級モデルとして登場した「INZONE(インゾーン)H9 (WH-G900N/WZ)」について書かせていただきました。
INZONE(インゾーン)H9 | |
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ソニー ゲーミングヘッドセットのフラッグシップモデル。ノイズキャンセリング機能で足音などを察知しやすいのが特長です。 ソニーストア価格:36,300 円(税込) 2022/06/29 現在の価格 |
詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。
- ソニーストア (ソニーのweb直販サイト)
- フラッグシップモデル INZONE(インゾーン)H9 詳細・価格・納期の確認はこちら
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