WH-H910N レビュー 見た目は派手でも基本に忠実ノイキャンワイヤレス

ファッショナブルな見た目でも基本に忠実。軽くて装着感もバツグンだ!

ワイヤレスヘッドホン h.ear on 3 Wireless NC WH-H910N のレビューをお届けします。

WH-H910N はウォークマン A100シリーズに合わせた5色展開のワイヤレスヘッドホン。使ってみると、ぱっと見のファッショナブルさからは想像もできないくらい「真面目に作られているヘッドホン」であることを実感しました。

それでは詳しく紹介していきたいと思います。

WH-H910N レビュー

WH-H910N はハイレゾ級の高音質と、優れたノイズキャンセリング性能を搭載した、耳を覆うスタイルのオーバーヘッド型ワイヤレスヘッドホン。「音楽を着こなす」がコンセプトのh.ear シリーズのオーバヘッド型3代目。従来モデルより薄く軽いを実現しました。

心地の良いのイヤーパッドはフィット感も高くて軽いから長時間での使用も快適。装着後の見た目も飛び出した感が少なくてとってもスリム。頭の小さな女性が使用しても違和感なく、まさに「着こなす」と言った言葉がしっくりくる、スタイルの良さを持ちあわせています。

カラーバリエーションはウォークマン A100シリーズに合わせた5色展開。カラーによってはイヤーパッドにもデザインが施され、中には攻めてると感じるものまで用意。トレンドカラーもきっちり用意されているところはさすがで、購入時にはまず色選びから始まりそうです。

聴こえてくる音はハイレゾ級らしく高音質。高音域から低音域までバランス良く、様々なジャンルの楽曲を楽しめて、効果の高いノイズキャンセリング機能と相まって楽曲も集中して楽しめます。

WH-H910N は夏などの汗をかく時期を除いてはシーンを問わず、とっても扱いやすいワイヤレスヘッドホン。h.earシリーズらしく、ファッションと合わせて音楽を楽しみたいところです。

h.ear on 3 Wireless NC WH-H910N

ノイズを気にせず、自分スタイルで楽しむハイレゾ級高音質

ソニーストア価格:30,000円+税

 2019/10/16 現在の価格

 

高音質かつ4つ星のノイキャン性能搭載

このヘッドホン、カラーバリエーションはかなり攻めているのですが音は至って真面目の方向。低音は響くとまでは行かないものの心地良いし、ボーカルの伸びもキレイ。ハイレゾらしさを感じるところは、弦の弾く音やパーカッションなどの繊細な高音域の解像感。あぁ、ハイレゾヘッドホンだなぁ。と思うところです。

一言でまとめるなら「全体のバランス」が良い感じ。

低音を求める方にはやや物足りなさを感じるかも知れませんが、そこはヘッドホンアプリや、オーディオプレーヤーのイコライザーを使えば解決できそう。非常にニュートラルな方向で素直に音を出してくれるので、ジャンルを問わず楽曲を楽しむことが出来そうです。

軽量コンパクトを目指した WH-H910N なだけにドライバーユニットは新規開発された25mmの比較的小さなものが採用されましたが、音を聴く限り、ドライバーユニットの大きさがハンデになることはなさそうです。

またノイズキャンセリング性能は高く、機能をonにするとそこには静寂の空間が生まれる感じ。ソニーノイズキャンセリングヘッドホンの効果のほどは「星の数」で表現されていますが、このヘッドホンは4つ星と上位ランク。

より上位モデル、5つ星「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」搭載のWH-1000XM3にはさすがに及ばないものの効果の高さはすぐに実感できるものがありました。高音質かつ高性能なノイズキャンリング機能により、音楽をより深く没入して楽しめます。

※音の感じ方は個人差があります。筆者が聴いたままの感想を書いています。気になる方はぜひ実機にてご確認ご確認ください。

スマートフォンアプリ Headphones Connect

スマートフォンで利用するなら、ソニーの専用スマートフォンアプリ「Headphones Connect」をインストールすることをおすすめします。

Headphones Connect を使用すればサウンドエフェクトやイコライザー設定をカスタマイズするなど、自分好みのサウンドに変えられるほか、ノイズキャンセリングのON/OFFや、外音の取り込み方のレベルを22段階で調整可能。WH-H910Nの性能を「より」発揮できるようになっています。

WH-H910N購入の際はヘッドホンアプリ「Headphones Connect」もインストールして活用したいところです。

心地よい装着感で軽量小型

従来モデルを知る人がみたら WH-H910Nは驚くほどコンパクト。見た目、装着感、よりフィットするよう従来モデルよりデザインが大きく見直され、薄型化と軽量化が実現しました。

低反撥ウレタンフォームを採用したイヤーパッドの装着感が心地よく、コシはあるけど柔らかで耳の周りを覆うようにピッタリフィットします。モデルチェンジするにあたり接地面積も増えているらしく実に快適、ヘッドバンドにもクッションが用意されていて長時間のリスニングでも付け疲れは少なそうです。

重さは251gと従来モデル WH-H900Nから39gも軽量化。コンパクトに折りたたむことが出来て、付属品のキャリングポーチに入れて持ち運びも気軽にできるようになっていました。

ハウジング部分にタッチセンサーを搭載

ハウジング部の側面にはタッチセンサーを搭載。ウォークマンやスマートフォンと接続すればオーディオの基本操作が可能です。この機能、完全にブラインド操作になるだけに使い始めはちょっとコツがいるけれど、慣れると便利そのもの。ヘッドホンのマットな外装がイヤな音が発しないところにも注目です。

またこのタッチセンサー全面を手で触れている間は、一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込んで聞きやすくする「クイックアテンションモード」が起動します。ヘッドホンを外したくないときに便利なこの機能、突然の声がけや、駅や空港でインフォメーションだけを聴きたいときなど、かなり便利ですよ。

最長45時間のスタミナ性能にも注目

WH-H910Nは最大45時間のロングバッテリーライフ。スタミナ性能が高すぎて逆に気をつけないと充電するタイミングを忘れてしまいそう。でもそんなときでも安心なのが、10分充電で2.5時間の再生が可能なクイック充電にも対応しているところ。

お出かけする前の僅かな時間でも、それなりに充電してくれるのは嬉しい機能です。

充電はUSB-type C。付属ケーブルが用意されています。

ヘッドホンケーブルを付属

有線接続用のヘッドホンケーブルも同梱しました。ヘッドホン端子のあるオーディオ機器であれば、ワイヤレスヘッドホンの弱点。、バッテリーが切れた際でもお使いになれます。

ちなみにこのオーディオコードを使うことにより、ハイレゾ級ではなくハイレゾの音質で楽しむことができます。残念ながら現在のワイヤレス(Bluetooth)技術ではハイレゾ音源を送信することはできません。ハイレゾ級にする高音質技術がこのヘッドホンには用意されていますがあくまでもハイレゾ級。

ハイレゾ音源の本来のもつ高音質を、このヘッドホンでも楽しみたい!そんな場合は、ぜひこの付属コードをお使いください。

好みがきっと見つかるカラーバリエーション

2019年の秋に発表された ウォークマン A100シリーズと同じ全5色展開の WH-H910N はツートーンカラーを採用しました。実に個性的な配色でファッショナブル。それでは各色ご覧ください。

レッド WH-H910N/R

オレンジ WH-H910N/D

ブラック WH-H910N/B

アッシュグリーン WH-H910N/G

ブルー WH-H910N/L

シックなものからトレンドカラー、そして攻めてる配色まで。じっくりお選びください。


以上、h.ear on 3 Mini Wireless「WH-H910N」のレビューをお届けしました。

WH-H910Nはハイレゾ級の高音質と、優れたノイズキャンセリング性能を搭載したオーバーヘッド型ワイヤレスヘッドホン。この記事が参考になれば幸いです。

h.ear on 3 Wireless NC WH-H910N

ノイズを気にせず、自分スタイルで楽しむハイレゾ級高音質

ソニーストア価格:30,000円+税

 2019/10/16 現在の価格

詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

※今回のレビュー記事は店員個人の感想を書いております。音や装着感など感じ方には個人差があります。興味を持たれた方は全国5ヶ所にあるソニーのショールーム等で実際に聴かれることをおすすめします。

ウォークマン A100シリーズ レビュー

WH-H910Nと同じカラーバリエーションをもつウォークマンのレビュー記事をホームページにて公開しています。こちらも参考になさってください。

ウォークマン A100シリーズ レビュー

ウォークマン A100シリーズはあらゆる音楽コンテンツを高音質で楽しめるハイレゾオーディオプレーヤー。Android OS搭載でネット配信によるストリーミングも可能。より高音質化するための技術をコンパクトなボディに詰め込みました。

 

スピーカー・ヘッドホン レビュー

当店のホームページではソニーのスピーカーやヘッドホンのレビューを公開中です。

他の機種もたくさん紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

ショップ店員による『スピーカー・ヘッドホン・アンプ』レビュー

目的に合わせて選ぼう!スピーカー・ヘッドホンなど、音源やプレーヤーを活かせるソニー商品を紹介します。

 

ウォークマン レビュー

当店のホームページでは2019年12月15日までの期間限定販売「のソニーウォークマン 40th記念モデル」のレビューを公開中です。当時を思い出せるコレクターズアイテム、ぜひ参考なさってください。

実機で解説!40周年記念モデル

ウォークマン40周年記念モデルはウォークマン A100シリーズをベースに、1979年に発売した初代ウォークマン「TPS-L2」のデザインが施されたソフトケースをはじめ、ウォークマン40周年を感じられるものをセットにしました。

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き