DSC-RX100M3 レビュー 作例を紹介します。

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先週末、発売されたばかりの「DSC-RX100M3」を片手に撮影をしてきました。

”最強のコンデジ”なんて、以前書きましたが、まさにそのとおり!

DSC-RX100M3はポップアップファインダーなどの機能も優秀だし、チルト液晶はもちろん便利。その上、撮れた写真がお見事だから本当に言うことなしでした。

DSC-RX100M2の時も、大いに感動したのですが、ファインダーが”必要な時”に使える分だけ、やっぱりDSC-RX100M3の方が便利。「カメラを1台だけ選べ。」って言われたら、迷わずDSC-RX100M3を選んでしまいそう。

それほど、RX100M3は強烈で、言わば究極のコンデジというものを、写真でも証明してくれました。

あらゆる被写体が美しく写せる「究極の1台」

まず、訪れたのは、琵琶湖の西側を南北に走る「JR湖西線」。

本当は、先日引退が発表されたトワイライトエクスプレスを撮影したかったのですが、途中の道路渋滞で間に合わず、特急サンダーバードを写すことに。

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周りはすでに初夏の陽気。5月末にして30℃以上もあり、とても暑かった。そのせいもあってか、空は晴れているのですが、うす~く雲がかかった状態で表情なし。

それならば。と、言うことで水を張り終えた田んぼを画面いっぱいに入れて、写したのがこの写真です。

広角側がDSC-RX100M3になって24mmとなったわけですが、こういった広々とした風景を美しく写すのにもってこいなカメラになった。と、いうことは間違いなさそうです。

解像度もた非常に高く、とても緻密な写真が撮れました。

 

場所を変えて、今度は琵琶湖の東側にある近江八幡にやってきました。

この場所、訪れたのは初めてだったのですが、古い町並みとウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏設計の建物がたくさんあって、とても雰囲気のある、そんな場所です。

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今度はローアングル構図でパチリ。この時はファインダーは使用せず、チルト液晶を90度寝かせて撮影をしました。

ファインダーにチルト液晶、このコンビネーションはやはり最強です。

さて、1インチセンサーを搭載したこのカメラ、いわゆる普通のコンパクトデジタルカメラのセンサーサイズなら、手前も奥側もどっちもしっかり記録されると思うのですが、ピントの合ってない方のボケ具合などは、このセンサーサイズならではでしょう。とても立体的に写せます。

 

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏と言えば、ウサギさんとカメさんではないでしょうか?

「けいおん!」ファンならわかるはず。(汗)

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カメさんがいてないので、ここにあったオブジェがヴォーリズ氏に関わりがあるかは不確かですが、広角側でグッと寄って写したのがこの写真。背景のボケ味が良い感じ。

特定の被写体だけを強調したいときも、このカメラなら、このようにカンタンに写せてしまいます。

 

西日が傾きだした八幡堀。今度は逆光撮影をしてみました。

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明暗が厳しい場所での撮影もご覧のとおり。

少し前のカメラだと、影となる部分に粒状のノイズが画面に発生し、ゴーストやフレアの類いが出てしまっても、おかしくないのですが、裏面照射センサーにBION X(映像エンジン)が良い仕事してくれているのが良く解ります。

私はこの画像から伝わってくる空気感みたいなものに、私はまたしても感動を覚えてしまいました。

 

建物内のステンドグラスを強調したくて、今度はマニュアルモードで撮影してみました。

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マニュアルモードでの撮影時、特に有効なのはファインダーの存在です。RX100M3のファインダーなら、自分が思う通りの色味、かつ思い通りの光の量が調整できるので、ほぼイメージどおり写せます。

また、DSC-RX100M3はシャッターがほぼ無音。一眼タイプのカメラだと、パシャ!って音がするので周囲に迷惑をかけてないか、場所によっては気を使うところもあるのですが、そういう意味で、音がしないシャッター音はなにかと安心です。

ちょっとした日頃の撮影から、作品撮りまで。ほんと、このカメラなら、なんでも出来てしまいそうな気がしてきました。

 

1日のグランドフィナーレは、美しい夕焼けでした。

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比良山系に沈む夕陽と琵琶湖。プロペラ風車を入れての構図。ホワイトバランスを日陰モードにしてやると、さらに赤く染まってくれました。

 

最後におまけです。

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翌日の日曜日、京都競馬場では最終競走終了後、芝コースの一般開放がありました。

直線の先に目をやると、光と影がくっきりと境界線をつくっています。空気感までも伝わるこの描写力。逆光の描写がものすごく上手になったように思えます。

デジタルカメラは日進月歩とはいいますが、この描写力に私は思わずゾクゾクしてしまいました。

使う前から薄々思っていたのですが、もうこのカメラがあれば、よほど特別な撮影以外は、これ1台で十分かも。

DSC-RX100M2のレビューの時にも書いたような気がしますが、それでも、欲しかったもの全部を納めたDSC-RX100M3は、やはり究極の1台と言うしかないでしょう。


今回はDSC-RX100M3で撮影してきた作例を、紹介させていただきました。

究極の、最強の、と、いろいろ書いてきましたが、やはり現時点でDSC-RX100M3は最高のコンデジだと私は思います。そして、自分で記事を書いていて、写真を見て、また旅に行きたくなってしまいました。

デジタルスチルカメラ DSC-RX100M3

コンパクトボディはそのままに、新開発24mmの明るい大口径レンズと高精細有機ELファインダーを搭載。大型1.0型センサーのハイエンドコンパクト

ソニーストア価格:88,000円+税

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DSC-RX100M3のレビューを掲載中!

当店では注目のコンパクトデジタルカメラ・DSC-RX100M3の徹底レビューを公開しています。

欲しい機能を全部のせ!DSC-RX100M3徹底レビュー

DSC-RX100シリーズと言えば、高画質コンパクトデジタルカメラのパイオニア的存在。マーク3になってさらに進化しましたよ!

ぜひ参考になさってください。なお、DSC-RX100IIIを、もっと便利に撮影も楽しくなる、そんなアクセサリーをソニーショップ店員がまとめた記事も公開中!

DSC-RX100M3をもっと便利に楽しもう!店員おすすめアクセサリー

便利で実用的。オシャレでカジュアルに。DSC-RX100M3と、一緒に使いたいアクセサリーをソニーショップ店員がまとめてみました。DSC-RX100M3をもっと楽しむためのアクセサリーまとめ記事、こちらも、ぜひ参考にしてください。

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き

この投稿へのコメント

  1. simons said on 2014年6月4日 at 12:25 AM

    コースに入れたんですね~
    感触はいかがでしたか?

  2. たいへー said on 2014年6月4日 at 10:50 AM

    最強・・・ウルトラ怪獣の中で最強はどれか?
    と考えてしまう私。。。

  3. ゆつき said on 2014年6月4日 at 4:41 PM

    何気ない日常の一コマいいですよね。
    ローアングルの町並み好きです(・∀・)

  4. ナーリー said on 2014年6月4日 at 5:05 PM

    ヤバイ!欲しい!!
    芝コースにも入りたい!!!(笑)

  5. あおたけ said on 2014年6月5日 at 9:13 AM

    初夏の爽やかさを感じるシガホーライのカット、
    水田の広がり方に、
    広角特有のクセや極端なパースを感じさせない、
    良いレンズですね〜(^^)
    歴史を感じさせる近江八幡のスナップも、
    いい雰囲気ですね!

  6. sonic said on 2014年6月6日 at 5:35 PM

    ヴォーリズ好きです。
    また近江八幡に行きたいです。
    トワの勇姿も期待してます!!