これは聴きたい!プロ仕様のイヤホン・ステージモニター「IER-M9」「IER-M7」発表!

2018年9月5日に数多く発表されたソニーの新商品。本日紹介するのはステージモニターというジャンルのステレオヘッドホン「IER-M9」と「IER-M7」の2モデルです。

ステージモニターとはミュージシャンがステージ上で演奏時に装着したり、PAエンジニアがステージ音響を確認したりするためのもの。あまり聞き慣れない言葉かも知れませんが、ライブ映像とかでミュージシャンが装着している姿みたことありますよね、そう!あれです!!

プロが使う機材という特別感に加え、遮音性や装着性の高さなどから、リスニング用にと音楽を愛するファンの間でここ最近ブームになっているのだとか。たしかに遮音性という意味では、ノイズキャンセリング機能付きヘッドホンが爆発的な人気を呼んでいます。

そしてそんなブームをソニーが見過ごすわけがありません!!

「IER-M9」と「IER-M7」はアーティストやPAエンジニアが所属しているソニーミュージックの協力のもと、プロのための音質を実現しつつ、普段のリスニングにも向いたヘッドホンに仕上がっているのだとか。

いったいどんな音を聴かせてくれるの?かなり楽しみなヘッドホンの登場です!

 

ステージモニター「IER-M9」と「IER-M7」発表!

ソニー初となるステージモニター「IER-M9」と「IER-M7」はプロ向けジャンルのヘッドホン。

プロ向けジャンルの商品、そのため価格もハイクラスなものとなっています。

ステージモニター「IER-M7」

バランスド・アーマチュア・ドライバーを4基(フルレンジ×2+ウーファー+トゥイーター)搭載したステレオヘッドホン

ソニーストア価格:74,880円+税

 2018/09/07 現在の価格

ステージモニター「IER-M9」

バランスド・アーマチュア・ドライバーを5基(フルレンジ×2+ウーファー+トゥイーター+スーパートゥイーター)搭載したステレオヘッドホン

ソニーストア価格:129,880 円+税

 2018/09/07 現在の価格

販売価格や型名だけを見ていると、「IER-M9」が上位、「IER-M7」が下位って、そんな印象を受けると思いますが、実は内蔵されたドライバーユニットの数に、素材の違いなどもあるので一概には言えません。

そう!キャラクターがかなり異なってそうです。

購入する側も、価格も価格なだけに、実際聴いてからどちらを選ぶか?という判断になりそうな感じ。場合によってはどっちも良いねぇって2つとも所有する・・・なんてことにもなりそうな気がします(汗)。

 

新しいマルチBAシステムを搭載&2機種の違い

「IER-M9」と「IER-M7」は新開発したマルチBAシステムを搭載しました。

マルチBAシステム・・・マルチとは複数、BAとは「バランスド・アーマチュア」と言われるドライバーユニットの略称、システムはこれらまとめのことを指しています。

そのマルチBAシステムに搭載されたドライバーユニットはそれぞれの役割があって、例えば「IER-M7」の場合ならフルレンジ×2+ウーファー+トゥイーターの4つで構成。それぞれが役割を分担をしてお互いが補完する仕組みになっています。

これにより高いレベルの音質を実現しているとのこと。

一方「IER-M9」はドライバーユニットがひとつ多く用意されフルレンジ×2+ウーファー+トゥイーター+スーパートゥイーターの5つで構成されています。

「IER-M7」と比べて、スーパートゥイーターすなわち超高音域用が加わったと言うのですから、どう考えても「IER-M9」のほうが音に分離に解像感まで高そうな印象を受けますね。

また「IER-M9」のハウジング(外側)には、軽量と丈夫さに大きく付与する素材マグネシウムに、非磁性体メッキプラグなども採用されました。

ただ「IER-M9」のほうが高価だから部品もこだわりましたよ。ってことでもなさそうです。

5基搭載されたドライバーユニットのマルチBAシステムを活かす最良を目指し、素材やパーツを厳選したら価格も上がってしまった。と、考えるほうが自然な感じ。

ドライバーユニットの数に素材の違い等がどのように音質に影響するかは、こちらの(特集記事)を読んで頂けるほうがわかりやすいと思うのですが、やっぱり聴き比べてみたいなぁ。って、いうのが正直な感想です。

 

ステージモニター仕様だけに高い遮音性と優れた装着性を実現

スタジオモニター仕様なだけに、高い遮音性と優れた装着性へのこだわりは付属品のイヤーピースの数をみてもわかります。なんとイヤーピースは全部で13種類も用意されました。

柔らかさと高い追従性、高い遮音性と長時間の快適な装着性を実現したトリプルコンフォートイヤーピースが6サイズ。ハイブリッドイヤーピースは7サイズが用意。

これだけの種類があれば、完全のフットしてくれることでしょう。

なおハンガーと言われる部分は「プリフォームド」方式を採用。

いわゆる耳かけ部分のことですが、カーブが最初から決まっているものの、柔らかく耳の形状にあわせてフィットしてくれるものになっているのだとか。

スタジオモニターなだけにフィット感に遮音性がないと意味がない!イヤーピースの数や種類からでも、ソニーからの本気度が伺えます。


ソニー初となるステージモニター「IER-M9」と「IER-M7」を紹介させていただきましたが、詳しいことはやっぱり公式WEBサイトや特集記事を見て欲しいと思いました。

そしてなんと言ってもやっぱり、実際に聴いてみないことにはねっ!!って感じです。

ソニーの直営店ソニーストアでは発表翌日より商品の展示、試聴を開始しています。気になる方は、ぜひお近くのソニーストアまで足を運びましょう。

 

 

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徹底解説!ウォークマン WM1シリーズ レビュー

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MDR-Z1R レビュー「幸せになれる究極のヘッドホン」

このページで紹介する「MDR-Z1R」は、ソニー渾身。と言っても過言ではないくらいの高音質と、心地よい装着感と共に「音楽を聴く幸せ」を感じさせてくれる、そんなヘッドホンとなっていました。

 

 

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き