α6500 と行く 北海道 「旭川発 ぐるっと小回り 鉄道撮影旅」

ソニーストア札幌での取材を終えて、札幌から列車に揺られること1時間30分。旭川に到着しました。時刻は17:30。近代的な旭川駅の駅構内は夕焼けで、赤く染められていました。

α6500 +  E 10-18mm F4 OSS 「SEL1018」 

せっかく北海道に来たのなら、ついでに撮影に行かねばソンソン!と、いうことで、ここからはレンタカーを借りて、滝川-富良野-美瑛-旭川と、三角地帯をぐるり小回り鉄道撮影旅のスタートです!

 

今回の旅の相棒はα6500と、広角から望遠まで3本のズームレンズとテレコンバーター。そして、レンタカーで借りたトヨタ、ヴィッツハイブリッド。

α6500 +  FE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」 

北海道ならでは、ハイペースでの走行が予想される今回の旅。

パワーがソコソコあって、小回りが利くほうが良いと思い新型ヴィッツハイブリッドを借りたのですが、結果はとっても良かった。峠越えも何度かありましたが、とても快適に旅が進められましたよ。

 

α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS 「SEL1670Z」 

ここからは今夜のお宿、滝川にあるホテルを目指しつつ撮影地探し。良さげなところを見つけるも、列車が来るまで40分くらいあるみたいで、待っていると、すっかり陽が沈んでしまいました。

三脚をもっていってなかったので「秘技!車に密着して手ぶれ防止の技!」を実行!

0.8秒の長時間露光ながらも奇跡的、ブレずに写せました!もうすぐお別れとなる冬の星座「オリオン座」と月、右上には「かみのけ座」など、星空を一緒に写すことができて感激です!

 

α6500 +  FE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」 

明けて翌朝。この日のホテルは5:15にチェックアウト。2日続けて5時起きだー

根室本線、滝川駅からの初発列車を撮影して1日が始まりました。朝日に照らされたキハ40の2両編成。JR北海道カラーの気動車をみたらやっぱりテンションあがります。

今日は根室本線沿いに走り、富良野から富良野線沿いに、そして旭川14:00着を目処に活動します。

14時あがり?って思われるかも知れませんが、今日中に大阪に帰ろうと思ったらそれが最終時刻。やっぱり遠い・・・

 

α6500 +  FE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」 1.4Xテレコンバーター  

このあたりは、川があり田んぼがあるせいか、白鳥が多く飛んでいました。

おかげで落ち着かない・・・鉄道用の構図も練らないといけないし、白鳥も撮りたい。彼ら(彼女ら)は鳴きながら飛ぶので思わず空を見上げ探してしまいます。タイミングよく低めを飛んでいた白鳥2羽。ツガイかな?を、青空のもと写し止めることが出来ました。

 

α6500 +  FE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」 

そんな白鳥探しに夢中の中やってきたのは 滝川行きの貴重な普通列車。そうこの路線、本数少ないんです。

ほら、構図が微妙になってしまった。

でも、防風林(風よけ用の林)と列車と、いうのは今回のテーマでもあったので良しとしましょう。

 

α6500 +  FE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」 1.4Xテレコンバーター  

今度は俯瞰からの1枚。

まぁ俯瞰と言っても山登りをしたわけではなく、高台にある道路の歩道からの撮影。この手の望遠風景の構図、三脚なしでは、なかなかの緊張感。テレコン使うほどの望遠距離なのでいくら手振れ補正があっても、ブレやすくなるものです。

それでも、タイミングよく写せてよかった。

 

α6500 +  FE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」 

今回の旅は下調べ一切なしの撮影旅。

結構私一人で行く時、なんとかなる的な感じで活動しています。いつもみたいに、どこか良い撮影場所はないか・・・と、気になるところがあれば突入を繰り替えし行ってきたのですが、線路が見つからない。でも、いい感じの沢があったので、記念に写してみることにしました。

しかし、よーく見ると、右下に大きな足跡があることを発見!たぶん「熊」でしょう。

姿を確認することは出来ませんでしたが、山奥では気をつけて行動したいと改めて思いました。

 

α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS 「SEL1670Z」 

峠を登り、ある程度の高さまで来たところに湖がありました。なんとこの湖、湖面が凍っているではないですか?!鉄道撮影のついでに凍っている湖が見れるとは思ってなかったので、思わず感動してしまいました。

 

α6500 +  FE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」 

峠を超え、もう少しで富良野というころ、良さげに写せそうなところを発見しました。列車もちょうど来るみたいなので、雪山をバッグに撮影。

広い雪原だけではなく、こういったダイナミックな情景もデッカイドー!な感じです。

 

α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS 「SEL1670Z」 

富良野線にやってきました。

北海道のローカル線にありがちな簡素なホームですが、その横には可愛くて素敵な待合所があります。

 

α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS 「SEL1670Z」 

中に入るとアロマの香り。そして観光ガイドのようなものがあり、また来たくなってしまう情報も。クッションの色味もこの地方らしく、ラベンダーカラーとなっていました。

 

α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS 「SEL1670Z」 

そんな待合所の窓ガラスをフレームにみたててパチリ。構図に悩みましたが、なんとか車両を写せましたよ。

 

α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS 「SEL1670Z」 

そして列車は富良野へ向け、広大な風景の中をトコトコと、遠ざかっていきました。

 

α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS

富良野線沿いに旭川方面へと走り、撮影地探しをしていると、なかなか魅力的な景色にたくさん巡り会います。

列車の本数が少ないだけに、風景写真撮っている場合じゃない・・・と思いつつ、気なる景色を発見しては撮影を繰り返してしまいました。ただ、春近しの風景が写せたのは、とっても良かったです。

 

α6500 +  FE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」 

アップダウンが激しく、まっすぐに伸びる道の先には雪山の姿。これも北海道らしい風景でしょう。真冬にこの道走るのはすごく怖そう・・・と、思うのは、私が普段雪のない大阪人だからかも。

 

α6500 +  FE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」 

なんだかかんだで、撮影できそうな場所を探していると「美馬牛(美馬牛)」駅に到着しました。オレンジに屋根がなんとも印象的。思わず夢中で撮影してしまいました。

 

α6500 +  FE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」 

タイミング良く、この駅で上下線の交換があることがわかり、少し先の踏切付近からパチリ。

峠にある駅らしく、望遠レンズで撮影すると傾斜がよくわかります。遠くの丘、その先には雪山と、これもまたこの地方ぽくて、このカットは今回の撮影旅の中でも、お気に入りの1枚となっています。

 

α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS 「SEL1670Z」 

このあたりの景色は、たくさん写しても本当に飽きません。今度は初夏にでも、訪れたいものです。

α6500 +  FE 70-200mm F2.8 GM OSS「SEL70200GM」 

そして昨日夕方から始まった鉄道撮影の旅も、このカットがラストカットとなりました。

 

α6500 + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS 「SEL1670Z」 

旭川駅前でレンタカーを返し、あとは大阪まで帰るだけ。

特急の乗車時間までの15分間。旭川駅ホームで駅撮りを楽しみました。


今回はα6500を手に北海道で鉄道撮影を楽しんできました。いや結局は鉄道写真を中心に撮影を楽しんできました。というのが正解かも知れませんね。とにかく、こちらにはない世界。写真家の方たちが通ってしまうほど魅力ある場所というのが、短い時間でもすぐにわかりました。

最初はフルサイズで行こうか、迷いに迷ったのですが、フルサイズ機を持っていこうものなら、レンズはサイズアップ必然。今回の目的は、鉄道撮影だけではなかったので、機動力を重視した結果となりました。

それでも、最新デジタル一眼らしく、α6500はAPS-Cセンサーカメラとは思えないノイズが少なさと高精細な表現が出来る持ち主。飛行機とか荷物制限のある場所での撮影は、当面このカメラで良いのではと思ってしまいました。

予期してなかった白鳥の飛来に、俯瞰や雪山バックでの1枚。実は焦点距離が1.5倍になるからこそ写せた構図もありましたよ。

なお今回紹介した写真は、お店の4K BRAVIAでスライド再生中!興味にある方は、ご来店くださいね。

 

α6500 レビュー

α6500ばボディ内手ぶれ補正に加え、425点AF、秒11コマの高速連写が可能なソニーEマウントのAPS-Cフラッグシップモデル。当店のホームページにて今回使用したα6500のレビューを公開しています。

α6500 レビュー APS-Cフラッグシップを徹底解説!

α6500を実際に使用しての感想や作例を紹介しています。検討中の方はぜひ参考になさってください。。

興味のある方はぜひ参考になさってください。

また同時に使用したレンズのレビューも公開しています。

作例付き 実機を使ったレンズレビュー「SEL1670Z」

非球面ガラス4枚とEDガラス1枚の使用により高い描写性能を発揮。扱い勝手の良い標準域のEマウント高画質ズームレンズの決定版!Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS「SEL1670Z」の実写レビューをお届けします

作例付き 実機を使ったレンズレビュー「SEL70200GM」

高解像度時代に求められる描写力を追求した望遠ズームレンズ。卓越した解像感にぼけ表現はまさに期待通り。AFの合焦も速いため動く被写体相手に対しても、高画質に捉えてくれることでしょう。

作例付き 実機を使ったレンズレビュー「SEL1018」

超ワイドな画角で撮影出来るあると便利なズームレンズ。大きな建物の全景を写してみたり、室内などでの狭い場所での撮影にも便利。また近寄っても撮影出来るので、背景をたくさん入れた近接撮影も可能です。

 

 

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ソニーショップさとうち 代表 鉄道写真が趣味 ソニーストア大阪にて鉄道をテーマにした写真展も行う。自店イベントにおいては主にカメラセミナー講師、さとうちチャンネル(You tube)にてライブ配信も。フォトマスター準1級&レトロゲーム好き

この投稿へのコメント

  1. taku said on 2017年4月5日 at 7:38 AM

    おはようございます!
    良いなぁ~北海道の鉄旅も満喫ですね!
    雪山をバックにほんといい感じでさすがです!
    僕も撮ってみたかったなぁ~(笑)

  2. yas said on 2017年4月5日 at 12:05 PM

    takuさん どうも!
    全く知らない場所と帰りの飛行機の時間があったので、
    時間を図りながら慎重な撮影旅でしたが、とっても楽しかったですよ。
    もう1泊されたら良かったのにぃ~
    でも、その次の日撮影会あったんですね!
    今度は姫路紹介してください!

  3. あおたけ said on 2017年4月5日 at 1:35 PM

    出張ついで(?)に北海道で撮り鉄、
    限られた時間のなかでも効率よく巡られて、
    ステキなお写真をいっぱい残されているのは
    さすがですね(^^)
    秘技!車に密着して手ぶれ防止の技!」で撮られた、
    マジックアワーの空の色がキレイだなぁ。。。
    雪山を背景にしたキハ40も、
    北海道らしい雄大さが感じられて素晴らしいですね!
    とくに鉄橋を渡っているシーンを撮られた場所は、
    私も俯瞰撮影好きとして訪れてみたいです!
    お写真を通して、北海道の鉄道の魅力が、
    存分に伝わってきました。
    BRAVIAでスライド・・・お店に見に行きたいなぁ(笑)

  4. yas said on 2017年4月6日 at 11:56 AM

    あおたけさん こんにちわ♪
    出張というよりは・・・遊びですよ~完全に^^;
    そして写真への評価ありがとうございます。
    沿線は結構、ごちゃごちゃとしていて、どこででも撮影出来るって感じではなかったのですが、上手にポイントが見つけられて良かったです。
    それにしても北海道は、景色が雄大なだけに、かなり魅了されてしまいました。もう、次行きたくなっています(^^;
    そうそう!これらの写真はBRAVIAで絶賛公開中です。
    出張などでお時間の都合が付けばぜひ、遊びにきてくださいね!