2016店員の夏休み Part.4 青春18切符3・4回目 みすゞ潮彩号に乗車!下関へ
夏休みの2日目午前中は、仙崎で金子みすゞ記念館と美味しい食事をいただきました。
午後からは山陰観光列車と言われる「みすゞ潮彩号」に仙崎駅から乗車し下関駅を目指します。
仙崎駅に停車中の「みすゞ潮彩号」。
雲一つない空の下、アールデコ調のラッピングがひときわ映えていました。それでは乗車します!
2016 店員の夏休み Part.4
新下関と仙崎を結ぶ「みすゞ潮彩号」は、ほとんどの座席が海側に向いた観光タイプの指定席車両と、誰でも乗車券だけで利用できる、BOX+ロングの一般的な座席配置の自由席車両の2両編成。
自由席車両は、生活の足としても使われているので、観光列車というより、”半”観光列車のようなポジション。
観光列車を名乗るには中途半端な感じもしますが、自由席が混んでいたら普段使いの方でも、指定席料金さえ払ってしまえば快適に座れるので合理的。とても良いアイデアだと思います。
今回は当然、思いっきり観光気分を味わいたいので、指定席券を購入しました。
一ヶ月前の10時打ちで12番A・D座席を確保。この列車でもっとも見晴らしが良いと思われた座席で、予想どおり「最高の見晴らし席」でした!!(左から3番目の一番大きな窓のある座席です。)
ちなみに海側ではない、座席はこんな感じ。
海側の座席同様ゆったり座れるソファータイプ。車窓が見やすいように少し高いところ配置され、テーブルが付いていました。続いては車内装飾をみていきましょう。
床や壁面には独特の装飾が施され、窓の一部は三角形や八角形などの変わったものもありました。海側の座席でも、三角形をした窓がありましたが、そこは正直言ってハズレ席かも・・・視界がかなり悪そうです。
指定席券購入の際には気をつけたところですね。
また車内には、金子みすゞさんの詩が書かれたポスターが数カ所に貼られていました。
ドア近くには、ビューポイントと観光地情報の路線案内図が用意。
車内にはこの案内図より詳細なことが書かれたリーフレットも用意されていますので、車窓を楽しむならそっちの方が便利。ビューポイントがわかるので、カメラの事前準備もできて便利でしたよ。
他には乗車記念スタンプなども用意されていました。
こんな感じで、この車両は乗車券と座席指定席料金だけで、これだけの観光気分が味わえます。素敵すぎです!
また、この車両内には売店まで用意されています。
ただし、この日は平日ということもあり営業は行われてませんでした。
お盆前のいわゆる夏休み期間だから、もしかして・・・と、淡い期待を抱いたのですが予定通りで残念(><)
車窓見ながらのビールを飲んで。って、考えは見事に的を外れてしまいました。
そんな、みすゞ潮彩号 は12:46 定刻どおり仙崎駅を出発しました。しばらくは町の中を走り、次の長門市駅を出ると、最初のビューポイントが出現しました!!
「海だーっ!!!」
「オーシャン、、、ビュぅぅ!!」
って、心のなかで叫んだだけですが、思わず叫びたくなるほど、キレイな海が目の前に広がっています!
空の青さと相まって、なんて青さだ・・・まさにコバルトブルー!!めちゃめちゃキレイっす!
この景色が窓いっぱいに広がっています。あぁ最高に贅沢な時間!!
その後、車窓は山へ、田んぼへ、また海へ。と、目まぐるしく変化。また、石州瓦の屋根の民家が、いかにも西日本って感じで、旅情を誘ってくれました。
そんな車窓を楽しむこと20分程度過ぎたあたりでしょうか?なんと「紙芝居」がスタートしました。
最初、なんのヒモと枠かな?って思っていたのですが、紙芝居用だったのですねぇ。
いつもなら平日は行ってないはずの紙芝居ですが、夏休み用でしょうか?これはうれしいサプライズです!
新下関発、仙崎行きは「金子みすゞ」の紙芝居。
仙崎発の新下関行きは「巌流島の戦い」の紙芝居。
今回は、新下関行きなので「仙巌流島の戦い」の紙芝居が、下関の語り部の方によって始まりました。
紙芝居が始まった頃は、聞き手側に照れもあって、あまりノリが良くなかった雰囲気も、終わる頃には拍手に包まれてました。おみやげに記念乗車証とポストカード、クリアファイルまで頂きました。
楽しかったです、ありがとうございました!
そんなイベントを終えた列車は、その後も軽快に走り「小串駅」に到着しました。
この駅では列車交換のため11分間の停車。撮影タイムとばかりに、私も降りて記念撮影を行いました。
その後も、オーシャンビューの絶景の中を走った列車は・・・
2時間30分の乗車時間を感じさせない速さで下関駅に到着しました。
みすゞ潮彩号は、このあと快速 みすゞ潮彩号となって、新下関駅まで走りますが、私はここで下車。楽しかった思い出と共にお見送りします。ありがとーって、心のなかで。
そして気動車らしい煙が、まるで余韻のように下関駅構内に広がり、姿が見えなくなると同時に・・・んー?!
ブルトレ世代にはたまらない下関所属の「関」表入り EF65 電気機関車が単機で登場しました!!
余韻から現実へ!!瞬時の切り替えで、数分間の停車時間で走り去った、往年の機関車の撮影を楽しむのでした。
この後は、帰りの新幹線まで時間がまだあるので、「海響館」と言われる水族館に向かいました。
海響館前で時間は16:00を迎えようとしていますが、外はまだまだ暑い・・・と、いうか西日が肌にささって超痛いっ。水族館は観光兼ねて涼をとるナイスな作戦と思いつき入館しました。
そして、いよいよ次回、最終回を迎えます。と、言うわけで・・・まだ続きます!
※ 撮影は全て、サイバーショット DSC-RX1RM2で行いました。
究極のコンデジ現る!DSC-RX1RM2 レビュー
今回の旅で使用したカメラ DSC-RX1RM2レビューをホームページにて公開中。
コンデジ界のハイエンド機らしい洗練されたクオリティの高さを作例と共に詳しく紹介しています。
興味のある方はこちらもご確認くださいね。
サイバーショット DSC-RX1RM2 レビュー | |
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この投稿へのコメント
こんなスペシャルな列車に乗られたのですね。
羨ましい!
しかも、今となっては貴重(と思われる)原色のEF65も見られたなんて。
海の色も南の島のようでとてもきれいです。
良い旅をされましたね!
schnitzerさん こんにちわ♪
そうなんです!本州からみて九州の手前にこんなステキな列車がありました!
ぜひSchnitzerさんも乗車してみてはいかがでしょうか?
なんなら下関から仙崎、そして仙崎から下関と往復パターンでも良いかも知れません。
EF65は嬉しいサプライズでしたよ。この日も鉄運結構ありました!
観光列車のみすゞ潮彩号、
落ち着いた雰囲気の車内に並ぶソファーが豪華ですね〜(^^)
これが指定券をプラスするだけで乗れるなんて、
おトクですよね♪
車窓に広がる青い海、
スッキリとした晴天で本当にステキな風景・・・ですが、
これだけの好条件だと心のどこかに
乗り鉄よりも沿線で撮り鉄をしたかったーって、
気持ちになりませんか?(笑)
国鉄色のEF65PFもラッキーな鉄運でしたね!(^^)