2024年に発売された α・Eマウントレンズ 作例と共にまとめてみました
2024年に発売された α・Eマウントレンズ 作例と共にまとめてみました
ソニーショップさとうち の 中村泰之 です。
新年あけましておめでとうございます、本年もどうぞよろしくお願い致します。2025年、最初のブログ記事は「2024年に発売された α・Eマウントレンズのまとめ」をお届けします。
2024年に発売された α・Eマウントレンズは全部で9つ。
数としては、多くもなく少なくもない、ほどほどな印象なのですが、ラインナップとしてはかなりのインパクト!グローバルシャッター搭載の α9 III にサンニッパこと300mmF2.8GM、携行性に優れたF2.8通しのズームレンズに、第2世代に突入した α1 II、85mmF1.4GM2。最後に最後にはF2通しのズームレンズなんてものまでも登場するなど、強烈な印象を受けました。
それでは2024年を振り返ってみましょう(^^)
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- デジタル一眼カメラ α(アルファ)
2024年に発売された α・Eマウントレンズ
2024年に発売された α・Eマウントレンズは全部で9つ。
カメラは3台、レンズは6本ありました。
カメラはは報道系のカメラマンが扱う1シリーズと9シリーズ、それとブイログカム 10シリーズがそれぞれ最新世代モデルとなって登場。レンズは待望のサンニッパに加え、これまた待望だった85mmF1.4レンズの第2世代、また小型軽量で携行性抜群の標準&広角ズームに、年末にはソニー初となるF2通しのズームレンズが登場するなど、2024年に登場したαとレンズ郡は、かなりインパクトを与えるものとなっています。
α9 III
α9 III は世界初となるグローバルシャッター方式フルサイズイメージセンサーを搭載したカメラ。革新的なセンサーを搭載したことから「カメラグランプリ2024 大賞」と「カメラグランプリ2024 あなたが選ぶベストカメラ賞」の2冠を達成しました。
全画素を同時に露光し、読み出しを行うことができるグローバルシャッター方式センサーにより、高速で動く被写体であっても像が歪むことがなく120コマ秒の連写も可能、また当時では初となった、シャッターを切る前の瞬間をさかのぼれるプリ撮影機能なども搭載されました。
α9 III + SEL135F18GM 1/4000 F2.5 ISO-3200
まさにこの瞬間を写したい!そんなリクエストに応えてくれるカメラです。120コマ秒で調子よく撮影するとあとで大変なことになりますが(笑)。また作例のとおり、中~高感度撮影時においても、ノイズ少なくとてもクリアに記録してくれました。
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FE 300mm F2.8 GM OSS
2022年に開発していることを公式サイトで公開したサンニッパこと FE 300mm F2.8 GM OSS。ついに2023年の11月に発表され、その翌日、α9 III と共に体験会を国内で実施。手に持った人すべてが驚く「軽さ」で、大きな衝撃を与えてくれました。
おおよそ1.5kg、ソニーが作ったEマウント用サンニッパは一世代前の70-200mmF2.8GMと同程度。逆に体積がある分 70-200mm F2.8GMよりも軽く感じこともありました。
この軽さは個人的にも非常に魅力的。そんなわけもあって、予約開始後、即注文をさせていただきました。
α9 III + SEL300F28GM + 2.0TC 1/125 F8 ISO-100
作例は2024年F1日本グランプリでの1枚から。カメラマンエリアチケットを運良くゲットできた私は、金曜日のフリー走行から決勝まで撮影に明け暮れていました(笑)。毎朝6時にサーキットに到着して暗くなるまで手持ちで機材を携行する3日間は肉体的にハードでしたが、疲れダメージもそれほどなく毎日撮影に集中出来たのは、軽いサンニッパのおかげだったかも知れません。
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FE 24-50mm F2.8 G
FE 24-50mm F2.8 G は標準域のズームレンズ。ズーム全域 F2.8の明るさでありながら小型軽量化を実現。そんなことから α7C シリーズにぴったりなサイズ感。50mmまでしかない望遠域で使い始めるまでは、どうかな?って感じでしたが、いざ使ってみると、そんなことを忘れさせてくれる軽さで撮影を楽しむことが出来ました。
α7CR + SEL2450G 1/5 F4 ISO-800
このときは大阪市内をかなり歩いたのですが、やっぱり軽いって撮影のモチベーションが持続できるからイイですよね。描写力もGレンズならではで申し分ありません。常にカメラ着けておきたくなる、そんな存在のレンズだと思いました。
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FE 16-25mm F2.8 G
FE 16-25mm F2.8 G は4月に発売された FE 24-50mm F2.8 Gとセットで使いたくなる広角域のズームレンズ。デザイン的にFE 24-50mm F2.8 G に似たものがありますが、軽さはこちらが上。 400g ちょっと(409g)しかありません。
ソニー Eマウントレンズの広角ズームレンズが基本的に軽いものが多いのですが、当レンズはその中でも抜群の軽さ。それでいてズーム全域F2.8の明るさは持ってるだけでワクワクします。
α1 + SEL1625G 1/100 F2.8 ISO-100
作例は奥の木にピントをおいて、ストーリー仕立てな構図にしてみたのですが、前後のぼけ味に、解像性能の高さも開放からビシッと来ていて優れた広角ズームレンズであることがわります。広角ズームレンズの購入で悩んでいる方がおられたら、間違いなくおすすめしたくなるレンズの1本と言えるでしょう。
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VLOGCAM ZV-E10 II
VLOGCAM ZV-E10 II は 初代 VLOGCAM ZV-E10の第2世代モデル。
動画・写真を手軽に記録できるレンズ交換式のカメラに、映画のワンシーンのような表現で撮影できる「シネマティックVlog設定」や、好みの画作りが簡単にできる「クリエイティブルック」などを搭載しました。
センサーはα6700に搭載された、APS-Cサイズ 有効約2600万画素の裏面照射型CMOSセンサーExmor R(エクスモアアール)。画像処理エンジンも最新の画像処理エンジンBIONZ XR(ビオンズエックスアール)が搭載され、従来モデルと比べてより高画質化も図られました。
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E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II (SELP16502) は 以前より発売されていたコンパクトかつ軽量なパワーズームの第2世代にあたるモデル。初代と比べるとおおよそ10%の軽量化、ブリージング補正にも対応しました。
ブイログカム ZV-E10 II と同時に発表された同レンズは、パワーズームレンズキット同梱品でもあり、レンズ単体で購入するよりも、かなりオトクに手に入れることが出来ます。
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FE 85mm F1.4 GM II
FE 85mm F1.4 GM II は同社製レンズ 85mm F1.4 GM の第2世代にあたるレンズ。従来モデル比 約20%の軽量化は手にした瞬間から「嬉しくなる軽さ」。AF速度、約30%の高速化は、動く被写体を存分に撮影できる喜びが生まれました。
α7C II + SEL85F14GM2 F1.8 1/3200 ISO-100
描写性能も向上して、特に色収差が低減している印象。従来モデルでは使うシーンを限定するところもありましたが、同レンズはシーンを選ばないオールラウンダー。このレンズ1本だけもって、ぷらっとスナップ撮影に出かけるのも十分アリです。
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α1 II
α1 II は2021年にα初となるフラッグシップモデルとして登場した α1 の第2世代モデル。α1の優れた特長 5000万画素 ブラックアウトフリー 30コマ秒連写性能などはそのままに、新たにAI技術を採用。被写体認識の幅が増えただけでなく、AF性能の向上、中感度ノイズの低減、手ブレ補正機能もα史上最高の中央8.5段、周辺7.0段をボディ単体で実現するなど、新世代を名乗るにふさわしい進化を遂げました。
α1 II + SEL300F2.8GM F2.8 1/20 ISO-8000
実際に使ってみて感じたことは、AFの初速・食いつきは従来モデルと比べてかなり向上した印象。従来モデルでも十分すぎるトラッキング性能だと思っていたのですが、一度 α1 IIを使ってしまうと…もう、ちょっと従来モデルに戻ることは難しそうです。
FE 28-70mm F2 GM
FE 28-70mm F2 GM はαレンズ初となるのズーム全域開放F値2を実現した標準ズームレンズ。F2という単焦点レンズに迫る、明るさながらも長さ139.8mm、質量約918gの小型軽量設計。前後の重量バランスも非常によく考えられており、カメラに装着したときのバランスは秀逸です。
画質も素晴らしく複数の単焦点レンズを「ひとまとめ」にしたい方には特におすすめで、大きなぼけ味を得ることが出来ることはもちろん、風景写真などでは絞って写せばカリカリの高解像。最新モーター採用で無音(自分では聞こえないレベル)でAFも高速。価格が高いところ以外は、文句のつけようのないレンズに仕上がっていました。
※近々レビュー記事を公開させていただきます。
今回は「2024年に発売された α・Eマウントレンズのまとめ」をお届けさせていただきました。こうやって改めて発売された α・レンズを見直してみると2024年”も”すごいカメラ・レンズが発売されていたんだなぁ。と思いました。
さて2025年はどんなα・Eマウントレンズが発表・発売されていくのでしょうか?楽しみですね!(^^)
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